(2020.5.19)
「元の木阿弥」って、「いったん良くなったものが、また元の状態に戻ってしまうこと」を言うんですね。
この言葉の由来にはこんな説もあります。
戦国時代、筒井順昭という武将が死んだ後、その息子が成人するまで死を隠したんだそうです。どうやったかというと、声の似た木阿弥という男を寝所に寝かせて、外来者を欺いたんですと。で、息子の順慶が成人し順昭の喪を公表したので、木阿弥は元の身分に戻ったということから「元の木阿弥」という言葉が出来たとか。
(元に戻れてストレス無くなった気もするんだけど)
![](https://i0.wp.com/s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/emoji-img/v6_72/1f92b.png?w=660&ssl=1)
辞典で元の木阿弥に当たる英語を調べたら、いろいろ出てきて。
例えば
The wheel comes full circle
直訳したら「車輪が一周してくる」みたいな感じです。
他には
be right back where one started とか。
「振出しに戻る」っぽい表現ですね。
![](https://i0.wp.com/s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/emoji-img/v6_72/1f611.png?w=660&ssl=1)
コロナの事態も少し落ち着く感じになってきましたが、ちょっとしたことで元の木阿弥になりかねません。
So that you don’t be right back where you started, don’t let your guard down just yet.
「元の木阿弥にならないよう、まだ油断してはいけません。」