Good luck comes by cuffing. ―😔―#つぶやき英単語 2234

(2024.1.2)

英語の諺にこんなのが有ります。 
Good luck comes by cuffing.

cuff は『平手打ちする』の意味の動詞ですので、
これは「幸運は平手打ちをして通り過ぎる」のようなことでしょうか。
日本語の諺の「好事魔多し」に近い意味だそうです。
幸運の次には悪いことが起きたり、上手くいっている時に邪魔が入ったりするのは
洋の東西を問わずに有る事なのでしょう。


正月のめでたい気分も吹き飛ばすように
自然災害や事故のニュースが続いて・・・。

自分たちレベルで防げる不幸は寄せ付けないようにしたいものです。
餅をのどに詰まらせたりしないようにしないと。


「三人寄れば文殊の知恵」に似た英語表現―👪―#つぶやき英単語 2201

(2023.12.1)

「三人寄れば文殊の知恵」とは「凡人でも三人集まって相談すれば、思いがけないよい知恵が浮かんでくる」という意味の諺ですね。
ここで、文殊は知恵をつかさどる菩薩のことです。

オンライン英会話のレッスンで
先生に日本語の「三人寄れば文殊の知恵」の意味を説明したら、
英語では Two heads are better than one. が同じような意味と
言われました。
「二つの頭は一つよりも良い」ということでしょうか。

英語では文殊とかが出てくるわけではないのですが、
確かに、複数人で協力すれば、いい知恵が出るという趣旨は同じですね。

まあ、どこの国でも人間は同じようなものなので、他の国で似たような諺があっても不思議ではないと思います。

「木を見て森を見ず」の英語は❓―🌳―#つぶやき英単語 2186

(2023.11.18)

「木を見て森を見ず」に当たる英語表現は、
can’t see the forest for trees だそうです。
(オンライン英会話 Bizmates のDiscover Lesson で出てきました)

THE FREE DICTIONARYの説明によると、can’t see the forest for treesは
Cannot see, understand, or focus on a situation in its entirety due to being preoccupied with minor details.
「些細なことに気を取られて、状況全体を見たり、理解したり、集中したりすることができない」ということです。

使ってみましょう。
He is so invested in this project that he cannot see the forest for the trees.
「彼はこのプロジェクトに入れ込み過ぎ、木を見て森を見ずになっている」

こういうことありますよね。
成功するには、同時に細部と全体を見る目が必要だと思います。
(It’s easier said than done. 言うは易く行うは難しですが。)

Birds of a feather は❓-🐥―#つぶやき英単語 2121

(2023.9.13)

Birds of a feather は「類は友を呼ぶ」という意味で使われます。
一部、ネット上ではBOFと略されるそうです。

もともと、 Birds of a feather flock together. という諺で
直訳なら「同じ羽毛の鳥は相寄る」のようになりますが、
これが「類は友を呼ぶ」という日本語の諺と同様の意味ということです。
(ちなみに日本語の「類は友を呼ぶ」は中国の書物に由来するそうです。)

feather は『羽、羽毛』ですね。
flockは、この場合は『群がる、集まる』の意味の動詞です。

These days, I see starlings congregating on the power lines at dusk.
Indeed, they seem to like to flock together.
このごろ、夕方に電線の上にムクドリが集まっているのを見かけます。
確かに、彼らは群れをつくるのが好きなようです。

「賽(さい)は投げられた」の英語-🎲-#つぶやき英単語 2053

(2023.7.9)

『賽(さい)は投げられた』は、
「既に決断して行動を始めた以上、最後までやりぬくしかない。」という意味で、
元はラテン語の Alea jacta est. です。
これは、シーザーがルビコン川を渡って進軍した時の言葉とされています。

これを英語にしたのが、the die is cast です。
この場合、die は『サイコロ』の意味の名詞の単数形です。
(複数形になるとdice になります。)
cast は、『投げる』の意味の動詞cast の過去分詞形です。

もう覚悟を決めて進むしかないという状況は確かにありますが、
そこに至るまでに突き詰めて考えることが大切だと思います。
(逃げ道を作っておくのも必要なことかな。)

Misfortunes never come singly. (by Angels) ❓-❤️‍🩹-#つぶやき英単語 2049

(2023.7.5)

Misfortunes never come singly.
「悪いことは続くものだ」
misfortune が『不幸、不運、不幸な出来事』の意味ですね。

MLBのAngelsの今日の状態は、まさにこんな感じです。

午前11:45 エンゼルスはマイク・トラウト選手が左手の有鉤骨(ゆうこうこつ)を骨折したと発表
午後4:40 アンソニー・レンドン選手が自打球を足に当て試合から離脱
午後5:30 大谷翔平選手がトレイナーとともにマウンドを降りる

[Alden Gonzalez] 11:45 am: Angels announce Mike Trout fractured the hamate bone in his left hand. | 4:40 pm: Anthony Rendon fouls a ball off his leg and leaves the game. | 5:30 pm: Shohei Ohtani exits the mound with a trainer. | Oh my.
by u/NotGonnaGetCaught in baseball

Angels、ちょっと前は1試合に20点以上取ったりしてましたけど、
アレがいけなかったか・・・。

まあ、ここで諦めたらシーズン終わっちゃいますから
頑張って。

「溺れる者は藁(わら)をもつかむ」の英語は?-✊-#つぶやき英単語 1776

(2022.10.19)

「溺れる者は藁(わら)をもつかむ」という諺がありますが、
この英語バージョンは
a drowning man will grasp at straws
a drowning man will clutch (catch) at a straw
とかだそうです。

Cambridge の辞書での説明
a drowning man will clutch at a straw
said about someone who is in a very difficult situation, and who will take any available opportunity to improve it
溺れる者は藁をもつかむ 
「非常に困難な状況にある人が、それを改善するために可能な限りの機会を手に入れること」となっていました。

drowning manは「溺れてる人」、straw は『藁、わら』で
grasp at 、 clutch atあるいは catch atは『(…を)つかもうとする』の意味になります。

日本語と英語で似たような諺でも、出てくる物だったり何かしら違うのが多いのですが
上の例ではほとんど直訳のような内容ですね。

それも当然で、この日本語の「溺れる者は藁をもつかむ」は、英語のことわざを翻訳したものなんだそうです。
わらしべ長者みたいな純日本的イメージを抱いていたのですが
僕の認識不足でした。

 

It takes two to tango. は?-💃-#つぶやき英単語 1716

(2022.8.22)

今日の気になる英語:It takes two to tango.

これは、直訳すれば「タンゴを踊るには二人が必要」ということですが、
「(争いごとなどで)責任が双方に有る」ことを意味する表現なのですね。
「お互い様」みたいなことかもしれません。

この It takes two to tango. は
文中にtが多くて、特にトゥートゥーの繰り返しが音として面白いんですけれど、
最初に音で聞くと何と言っているのか理解しにくいかも知れません。
読めば、なるほどという感じですが。

こういう諺表現は、やはり知っていないと意味が取れないところが有りますので、
出会ったときに確認して覚えておきたいものです。
(会話の中で出てきたら、聞き返して確かめるのが一番と思います。)

「人間は考える葦である」の英語は?―👣―#つぶやき英単語 1675

(2022.7.11)

今日の気になる英語:「人間は考える葦である」を英語で言うと?

最初に言っておくと、この名言のオリジナルは英語ではありません。
この文を書いた哲学者・数学者のブレーズ・パスカル Blaise Pascal さんはフランス人ですから、フランス語で L’homme n’est qu’un roseau というらしいです。

まあ、有名な言葉ですから、英訳も辞書の例文に出ています。
  人間は考える葦である= Man is a thinking reed.
だそうです。

reed が植物の『葦』です。
なぜ、人間を葦に例えたのかは、本人に聞かないと分かりませんが、
目立たず、強い風に翻弄されるような存在、というところかもしれません。

アオアシというアニメ見始めたのですが、主人公の青井葦人の名前は、
この名言の影響ですよね。

関係ないけど、行田市の田んぼアートで、このアオアシのキャラクターが描かれているらしいです。
稲の葉の色で絵が出来ているらしいので、この葦人君は考える稲かも。

「来た、見た、勝った」にあと一歩・・・Rugby test match:Japan vs France―🏉―#つぶやき英単語 1673

(2022.7.9)

「来た、見た、勝った」(veni, vidi, vici:英訳 I came, I saw, I conquered.) はジュリアス シーザーが戦争の勝利をローマに知らせたときの言葉だそうです。

2022.7.9 国立競技場で行われたラグビー日本代表とフランスとのテストマッチ、
もうちょっとで、僕を含めた50000人以上の観客が
「来た、見た、勝った」We came, We saw, We conquered. と言えたかもしれません。
本当に惜しかった。フランス20-15日本のスコアでしたけど
あれがトライになってたら・・・。

なので、実際は
「来た、見た、勝てたかも」 We came, We saw, We could have won.
という体験でした。

ここで、久々の英語俳句を一句。
Leaving a bitterness
On the summer lawn
No side !
「夏芝に くやしさ残す ノーサイド」

僕の「見た光景」を貼っときます。