bedrockは❓―🛏―#つぶやき英単語 2195

(2023.11.26)

bedrock は、ベッド+岩なので寝心地良くなさそうに聞こえるかもしれませんが、
これで『(最下層の)岩盤、床岩、根底、根本、底、最低の状態』などの意味になるそうです。

bed には寝るための『ベッド』の他に、
riverbed 『川底』、seed-bed『苗床』、bed of concrete 『コンクリートの土台』などのように使われることから分かるように、『底、床、土台』などの意味があります。
これらのbedの意味から、bedrock は「底の岩=岩盤」というのが根本イメージと思われ、他の意味もそこからのつながりで理解できると思います。

使ってみましょう。
They have a plan to dig down to bedrock for a geological survey of the site.
「彼らはその場所の地質調査のために岩盤まで掘り下げる計画を持っている」

Respect for others is the bedrock of our group operations.
「他者の尊重が私たちのグループ運営の根幹です」

ちなみに、bedrock は、bedrock price 『底値』のようにも使えます。
何か買う時は一番安い底値に買いたいものですが、なかなかタイミングが難しくて・・・。Black Fridayも過ぎちゃいましたし。

 

英語で「橋げた」は❓-🌉-#つぶやき英単語 2051

(2023.7.7)

『橋げた』は英語ではbridge girder と言うそうです。

girter が『けた、大はり』の意味で、
a horizontal main structural member (as in a building or bridge) that supports vertical loads and that consists of a single piece or of more than one piece bound together  (→Merriam Webster)
「垂直荷重を支える(建物や橋の中の)水平な主要構造部材で、単一または複数の部材が結合して構成されるもの」のことになります。

ニュース記事にbridge girderという言葉が出ていました。
2 workers killed as bridge girder falls from freeway under construction in Japan
「日本で建設中の高速道路から橋げたが落ち、作業員二人が死亡」

大変な事故で、何か作業にミスがあったのかもしれません。
原因を究明して、二度と起きないようにすることが大切ですね。

英語で「鉄筋コンクリート」は❓-🏢-#つぶやき英単語 2050

(2023.7.6)

『鉄筋コンクリート』は、英語では reinforced concrete と言うそうです。
reinforce は『補強する』なので、reinforced は『補強された』ですね。
なので、reinforced concrete は「(鉄筋で)補強されたコンクリート」ということになります。

また、ferro-concrete でも『鉄筋コンクリート』の意味になります。
ferro-は『鉄を含む、鉄の』の意味の接頭辞です。
ferro-concrete は「(補強のための)鉄を含むコンクリート」と理解されます。

ここで、建築で用いられるコンクリート=concrete は
a hard strong building material made by mixing a cementing material (such as Portland cement) and a mineral aggregate (such as sand and gravel) with sufficient water to cause the cement to set and bind the entire mass
→Merriam Webster )
「セメント材料(ポートランドセメントなど)と鉱物骨材(砂や砂利など)を十分水を加えて混合し、セメントを固化させて全体を結合させた硬くて強い建築材料」だそうです。

なお、concrete は『具体的な、具象の、現実の』などの意味の形容詞としても用いられる単語ですね。

鉄筋コンクリート reinforced concrete に鉄筋が入っていなかったら、
補強されてないただのコンクリートです。
そんな手抜き工事は絶対ダメですね。

「手抜き」の英語は❓-🔨-#つぶやき英単語 1902

(2023.2.15)

『手抜き』を和英辞典で引くと、 corner-cutting という単語が出てきます。

この関連表現で『手抜きをする』はcut corners ということになります。

「手抜きの建築工事をする」は cut corners in construction などと言えます。

最近のトルコの地震のニュースの中で、corner-cutting が使われていました。

’corruption led to corner-cutting’
「汚職が手抜き工事を招いた」と。

目先の利益のために人の命が軽んじられることがあってはいけません。
政治がそういうことに免罪符を与えてはいけません。

建築現場の「足場」は英語で何?―🗼―#つぶやき英単語 1434

(2021.10.8)

ビル工事などで使う『足場』はscaffoldというんですね。

scaffold は動詞でも使えて『(建物に)足場を設ける』の意味にもなります。
scaffolder なら『足場職人』です。

🏙

で、足場なんですけれど、特に高いところに設置されたのを見ると、
それだけで高所恐怖症がうずくというか、何か足元がすーすーするような気がします。

It’s impossible for me to work on a scaffold set up on top of a skyscraper.
I’m not a scaffolder,
「高層ビルの上の足場で仕事をするのは僕には無理。足場職人じゃないし。」
ホントです。

mortar は?―🏰―#つぶやき英単語 1405

(2021.8.19)

化学や薬学の実験で使う『乳鉢』は、英語では mortar と言います。
同様に『すり鉢、小臼』も mortar と呼ばれます。
(ついでに言うと、
この mortar と組み合わせて使われる『乳棒、すりこ木、杵]は pestleです。)

🏛

mortar は建物の壁に塗ったりする『モルタル、漆喰』の意味でも使われます。
これらの原料の石灰などを砕いたり練ったりするのに臼のような道具 mortar を用いたことから、こう呼ばれると考えられています。

また、mortar には『迫撃砲、臼砲』の意味も有ります。
臼砲という古いタイプの砲は、言葉の通り臼 mortar にそっくりの形であったため、この名前が出来たとらしいです。現在の迫撃砲となると、もっと筒のような形に進歩していますが、名前だけは臼砲の時から引き継いでいるわけです。

まあ、同じ単語でもいろいろな意味になるということです。
私としては、武器の意味のmortarをニュース記事で見かけるようなことが
無くなるといいなと思います。
(この頃のAfghanistan 情勢などを見ると、まだまだ安定した世界とは平和な世界とは程遠い感じがします。)

舗装道路の丸いやつ ⚪ #つぶやき英単語 1205

(2020.7.5)

歩いてると、舗装道路のそこここに丸い切れ込みみたいなのがあるのに気が付きます。(下向かない人は見たことないかもしれないけど。)

直径10cmくらいかな。これは何?

🐥

これは舗装のコア抜き検査の痕ですと。コア抜きは、英語では coring です。舗装は pavement なので、pavement coring とも言うようです。

要するに、あの丸いのは、舗装の厚さや密度などね品質を調べるために、円柱状のサンプルを取った痕なんです。

coring するのは 外周に刃があって中空の工具を使う pavement core drilling machine 舗装コアドリルマシンを使うとのことです。

サンプル抜いた後の舗装は、アスファルトなどで穴を埋めるんですが、どうしても痕は残るんですね。

🐥

考えてみるて、あの丸い痕の分だけ、舗装のテストしているわけですね。キチンと作られた道路だという印と言ってもいいかもしれません。

1044)瓦屋根は?

つぶやき英単語1044   (2019.6.26)

『瓦屋根』は英語で❓

tiled roof です。

『瓦葺き』tiling とかtile roofing だそうです。

🏯

『瓦』tile なんですが、日本語でタイルと言ったら瓦は思い浮かべないんじゃないでしょうか。

その辺のすれ違いが面白いところです。

roof tile と言えば明確かもしれません。

👊🏼

瓦と言えば、今は観光客用に瓦の試割りをさせてくれるところがあるんですね。(ちょっと空手家気分が味わえそうです。)

Kawara Smash で検索すると出てきます。

ああいう瓦は、屋根で使うものとは何か変えてるんでしょうか? 動画では普通の人(?)が、みごとに割ってんだけど。

timber beam は?―⚡-#つぶやき英単語 452

(2015.11.23)

timber beam ⚡❗️

何か、光線が出る必殺技の名前のようでもありますが、

timber beamは、『木材梁、 木製の梁』です。

🌳

この beam は『梁』です。

timber 『木材』で、場合によっては、timber だけでも梁の意味になるらしいです。

🏠

建物で『梁が露出した』は、open-timbered と言うんですね。

今、そんなopen-timberedな内装の喫茶店でコーヒー飲んでます。

連休の終りの、のんびりです。

civil engineering は?-🚧―#つぶやき英単語 21

(2014.6.13)

civil engineering 
直訳したら「市民の工学」みたいな並びですが、
これで『土木工学』です。

 なぜ、civil なのかですが、military 軍事 に対する民間みたいな意味で使われているらしいです。最も古い民間向けの工学技術と言うのが土木なんですね。

また、「土木」は中国に由来する古い言葉で、これが civil engineering の訳語として定まったのは明治時代とのことです。
少し注意しなければいけない点は、日本では土木は建築とは別の分野と扱われていますが、civil engineering は建築も含む可能性が有ることです。

ついでに言うと、
土木学会の英語名は、JAPAN SOCIETY OF CIVIL ENGINEERS (略してJSCE)だそうです。