liftじゃなくrift は❓-#つぶやき英単語 2138

(2023.9.30)

lift は『持ち上げる(こと)』などの意味ですが、一字違いのrift はどんな意味になるでしょうか?

rift
名詞としては『切れ目、裂け目、断絶、仲たがい』、
動詞として『割る、裂く』の意味だそうです。

使ってみましょう。
The girl is trying to lift a ring that fell into a rift in the floor.
「その女の子は床の裂け目に落ちた指輪を持ち上げようとしている」
(無理やり両方使うことは無いんですけど・・・)

liftの方がよく使われると思うのですが、
それだけにrift って言われたら、僕の聞き取り力だと lift と間違えるかもしれません。
まあ、rift という言葉があることを知っておいて損は無いと思います。

ラグビーの「バンカー」の英語-🏉-#つぶやき英単語 2137

(2023.9.29)

今やっているラグビーワールドカップで、バンカー= bunker というシステムが取り入れられています。

INDEPENDENT の記事によると
ラグビーワールドカップフランス大会でのbunker は
Put simply, the bunker is an area away from crowds and other interference, which will be occupied by dedicated foul play review officials. During the World Cup, it will be at the International Broadcast Centre in Paris.
「簡単に言えば、バンカーは反則審査専門の職員が配置される、群衆や他の妨害から離れたエリアのことである。ワールドカップ期間中は、パリの国際放送センターに設置される。」
だそうです。

レッドカードの可能性のある反則が有った時、審判はとりあえずイエローカードを出してその選手を10分間の退場とし、離れたところにある専門の場所(bunker)で、レッドカードとしてずっと退場させるか、イエローのままで10分後に試合に戻すか判断するわけです。
このシステムにより、レフェリーがその場でレッドの判断のために試合を止めることが避けられるメリットが有ります。

bunker には軍事用語として『掩蔽壕(えんぺいごう:鉄筋や強化コンクリートの分厚い装甲をもった、あるいは地下や山を掘りぬいて作られた軍事建造物)』や『(地下の堅牢な)観測室』の意味が有ります。これが、ラグビーのbunker も、この軍事用語のイメージから名づけられたと思われます。

ちなみにbunkerには他にも、『(燃料の)大きな箱、貯蔵庫』やゴルフの『バンカー』の意味が有ります。

今日、ラグビーの日本対サモア戦で、堀江選手がボールを持った相手の選手と頭同士ぶつかってイエローカードもらいましたが、bunker でレッドカード判断にならなくてよかったです。
日本、試合に勝ちましたけど、あれレッドだったらどうなってたか・・・。

train of thought って❓-🚃-#つぶやき英単語 2136

(2023.9.28)

train of thought は電車とか列車とは関係なく、『一連の考え、思考回路』という意味なのだそうです。
train には『列車』の他にも『連続』という意味が有るんですね。

使ってみましょう。
I realized that my train of thought began with a false perception.
「私の一連の思考が間違った認識から始まったことに気が付いた」

このイディオムは、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。

「日向ぼっこする」の英語は❓-🌞-#つぶやき英単語 2135

(2023.9.27)

英語で『日向ぼっこする』は、bask in the sun と言うそうです。

bask は『(日光などで)温まる、日向ぼっこする』の意味の自動詞で、
前置詞のinや beforre を伴うようです。

ちなみに、baskは『(恩恵などに)浸る 』の意味にもなるそうです。

さっそく、使ってみましょう。
On a bright autumn day like today, I would love to bask in the sun somewhere.
「今日のような秋晴れの日は、どこかで日向ぼっこしたいものだ」

まだ、暑い日も有りますけど
秋晴れに日にのんびり日向ぼっこして過ごすのもいいかもしれません。

 

一字違いの fragranceとflagrance は❓-😎-#つぶやき英単語 2134

(2023.9.26)

フレグランス という言葉は香りを売り物にする製品の宣伝など、日本語でもよく使われています。
英語では fragrance は『かぐわしいこと、芳香、香気』を意味する単語です。

これが、一字違いで r が l になった flagrance だと『悪名(の高いこと)、凶悪』という意味になるんです。flagrancy でも同じ意味になるそうです。

fragrance と flagranceのようなr と l の一字違いは日本人にとって紛らわしいので、間違える人もいると思うのですよ。

現に、
辞書サイトWeblio の flagrance =『極悪』と意味が書いてあるページに
以下のような例文-日本語訳付きが出ています。
TEA RICH IN FLAGRANCE OF FLOWER
花の香りが豊かな微生物発酵茶の製造方法 – 特許庁」
これは・・・?
これは悪名たっぷりという意味になるのでは?

他にも、このページには特許関係の例文が4つ出てて、すべてflagrance を『香り、芳香』の意味で使っているんですけど・・・。
flagrance にも香りの意味が有るの?(そうなら、誰か教えてください)

ちなみに fragrance のページでも特許系の例文が出ています。
「FRAGRANCE COMPOSITION COMPRISING NITRILE MIXTURE
ニトリルの混合物を含む芳香組成物 - 特許庁」とか。
こっちが正解と思うんですけど。

これ、僕が誤解しているだけならいいんですが、
みんなで盛大に間違えているなら、ちょっと恥ずかしい感じです。
特許庁の名前も出てますからね。
Weblioさんの見解はどうなのでしょう?


三苫選手のbrace-👏-#つぶやき英単語 2133

(2023.9.25)

brace という単語には『つがい、一対』という意味が有ります。
そこから、サッカーの試合で一人の選手が2得点することを brace と言うのだそうです。

ブライトンの三笘選手が このbrace を達成して、話題になっていました。
Kaoru Mitoma (26) with a brace for Brighton off the bench!
He now has 3 goals + 3 assists in 6 PL games.
「三苫薫(26)がブライトンのために途中出場でブレイスを決めた!
これでプレミアリーグ6試合で3ゴール+3アシスト。」

なお、brace には他にもいろいろな意味が有って、
名詞だけでも『支柱、締め具、支持具、筋交い、中括弧{}』などが挙げられます。

ラグビーWC: 南アフリカ vs アイルランドの試合結果の英語ちょい読み-🏉-#つぶやき英単語 2132

(2023.9.24)

フランスで行われているラグビーワールドカップで、
アイルランドと南アフリカの試合、なんかすごかったです。

[Sky Sports News]
BREAKING: Ireland have beaten South Africa 13-8
in Pool B of the Rugby World Cup
速報:ラグビーワールドカップのプールBでアイルランドが南アフリカを13-8で下した。」

[The Japan News]
Ireland Edges South Africa in Rugby World Cup Clash of Titans.
「ラグビーワールドカップの強豪同士の激突で、アイルランドが南アフリカに辛勝

[Jaun News English]
Ireland defeat South Africa 13-8 in epic Rugby World Cup clash as Mack Hansen scores for the victors
「ワールドカップでの壮絶な激突、マック・ハンセンが得点し勝利の立役者となり、アイルランドが13-8で南アフリカを下す」

[SA Rugby magazine]
The Springboks missed 11 potential points through kicks at goal as Ireland held out to claim a crucial World Cup pool victory in Paris on Saturday night.
「土曜の夜パリで、スプリングボクスは可能性のあった11点分のゴールキックを外し、アイルランドがワールドカップ・プール戦での重要な勝利を収めた。」

Breaking (News) 『速報』
edge 『(相手に)僅差で勝つ、辛勝する』
epic 『叙事詩的な、壮大な』の意味の形容詞。『最高の』ぐらいの意味でも使われる。
Springboks 『スプリングボクス』はラグビー南アフリカ代表チームの愛称。Boksと略される場合も有る。元のspringbok はシカやガゼルのような動物の名前。
claim a crucial victory 『重要な勝利を収める』

決勝戦でもおかしくないカードで、いいゲームでした。
南アフリカはプレースキックがね・・・・。



国の「チリ」とスパイスの「チリ」の英語は❓-🌶-#つぶやき英単語 2131

(2023.9.23)

紛らわしい案件の「国名のチリと香辛料のチリ」の英語について書きたいと思います。

国名の『チリ』は Chile で、英語での正式名は Republic of Chile です。

これに対して
唐辛子の『チリ』は 通常、chili と綴られます。

最後の文字が e と i で違いが有りますね。
そもそも、国名の方は大文字で始まるので、それほど紛らわしくはないと思うかもしれません。

しかし、
発音記号で見ると、国の Chile が tʃíli で、スパイスのchili が tʃíli
・・・同じです。
ついでに言うと、chilly 『冷え冷えする』も発音は tʃíli で同じなんです。
(こういう発音は同じで綴りや意味が違う単語は、異形異形同音異義語 homophone と呼ばれます。)

また、スパイスの chili は、実は chile という表記をされることも有るのだそうです。
なかなかの紛らわしい案件じゃないでしょうか。

なお、chili は メキシコ原産の唐辛子で、国のChileとは特に関係が無いようです。


今年のラグビーワールドカップ にチリが出場していて、
次はラグビーの母国のイングランドと対戦します。
初出場ということもあり、チリはちょっと応援したくなるチームです。


beef up は牛肉値上げではない・・―🐄-#つぶやき英単語 2130

(2023.9.22)

beef up って、「牛肉+上へ」みたいに見えますけれど、
これで『(組織・設備・法律などを)強化する、増強する』の意味なんですって。
動詞ですね。

beef up 使ってみましょう。
We should beef up our sales people.
「販売員を増強すべきだ」

この表現は、学生が使ったスラングの beef = muscle-power (筋力)という所から来ているそうです。

知ってしまえば、感じは分かる気がします。

What an influencer! 大谷翔平-⚾-#つぶやき英単語 2129

(2023.9.21)

だいぶ前に「Angels の関係でちょいちょい出てくるHalosって何?」というのを書いたんですが、昨日(9/20)になって、これ見る人が急増しました。

「何これ?」と思ったんですが、「これか!」と納得しました。
大谷翔平選手が手術を受けてから出したコメントに書いてあったんですね。

It even affects my blog,
What an influencer, Shohei Otani!
僕のブログにまで影響するんだから、
なんてインフルエンサーなんだ、大谷翔平!

ちなみにinfluencer は『大きな影響を与える人、影響力を持つ人』のことです。
(世の中にいる自称インフルエンサーは、influencer ではないのでは?)

Halos は 大谷選手の所属する Angels の別名と言うか、
チームのニックネームみたいなものです。
大谷選手が Go Halos って言うのも、なんか面白い感じ。
(試合出ている時は、言われる側だったですから)