「薬屋のひとりごと」の薬屋の英語は❓―#つぶやき英単語 2489

(2024.2.25)

アニメや漫画で人気の「薬屋のひとりごと」の英語タイトルは
The Apothecary Diaries だそうです。

apothecaryが『薬屋』の意味なんですね。
この単語は、薬屋の人と店の両方を表すようです。

(他の単語では、薬屋の人の方はpharmacist や druggist とかで、
 店は pharmacy や drugstore になりますね。)

apothecary は英語としては古語になります。
「薬屋のひとりごと」の物語が昔の中国のような時代・場所が舞台なので、
この古い言葉がしっくりくるということでしょう。

ついでに言うと、
ひとりごとの部分は 英語の題では diaries 『日記』のように訳されています。

今、アニメでは数々の出来事が実は関連性のある事件であったことが分かり、
人間関係も含めて盛り上がってきています。

これから、薬屋の物語はどうなるんでしょう?

Siri は何の略❓-📱―#つぶやき英単語 2481

(2024.2.18)

SiriはiOSに搭載されている音声アシスタント機能ですね。
これはSpeech Interpretation and Recognition Interfaceの略だそうです。
日本語にすれば「発話解析及び認識インターフェース」のようになります。

なんか、Siriが日本語由来だというコメントが出てたのを見たのですが、
ガセネタですよね。
いいかげんなこと書くのやめてほしいのだけれど。
さすがに、しりからSiriは無いでしょ。

Siriはむしろノルウェー語の女性の名前にかかっていて、
それだと「勝利へと導く美しい女」という意味になるそうです。

勝利などどぜいたくは言いませんが、とりあえず知りたいことまで導いてください、Siri。

なにか世の中がきな臭い・・・「爆破予告メール」の英語は❓―💣―#つぶやき英単語 2479

(2024.2.16)

『爆破予告メール』は、bomb threat email でいいらしいです。
bomb が『爆弾』で、threatが『脅迫』ですね。

最近のニュースに関するXで、この言葉が使われていました。
CICC says 28 Philippine agencies received a bomb threat email from Japan.
No explosives found, investigation ongoing.
「CICCによると、フィリピンの28機関が日本からの爆破予告メールを受信。
爆発物は発見されず、調査継続中。」

CICCは、Cybercrime Investigation and Coordinating Center の略で
フィリピン政府のサイバー犯罪捜査協力センターのことです。

爆破予告のメールが日本から発信されているんですね。
日本も協力して早く犯人見つけないといけないと思います。
宛先がフィリピンなので犯人の国籍は分かりませんが、日本の中にそういう変な人間がいることは確かです。日本の信用にも関わりますし。

これ他人事じゃなくて、日本の中でも爆破予告のようなことが結構あるようです。
多くの場合は偽の情報なのですが、いたずらとするには影響が大きすぎます。
本当に爆発が起きれば大変な被害が予想されるために、軽く扱うことはできません。

実は、僕の住んでいる近くでもメールで爆破予告が有って、爆発するのが今日(2/16)という情報が有ります。まじ、他人事ではありません。
こういうのは許せませんね。
だれが何のためにやっているのか分かりませんが、絶対犯人つかまえて重罪にしてほしいです。

  

レゴリスは regolith―🌕―#つぶやき英単語 2461

(2024.1.29)

月面に着陸した探査機SLIMの話題で、『レゴリス』と言う言葉が使われているのを見かけました。
英語の綴りは regolith です。(そう書くのか・・・)
日本語では『表土』とも言われ、地表面をおおう軟らかい堆積層のことを指すとのこと。
月は、ほぼ全面が細粒のレゴリスに覆われているのだそうです。

Photos from SLIM and one of the LEVs, showcasing the SLIM lander nose down in the regolith!
「SLIMとLEVからの写真で、SLIM着陸機が頭を下にしてレゴリスに突っ込んでいるのがはっきり見える」

なお、LEVはSLIMから放出された小型プローブで、 Lunar Excursion Vehicleの略。
SONYやおもちゃ会社のタカラトミーの協力でできた変形するタイプのLEV-2が撮った月面の写真がこれです。

LEV-2は、細かいレゴリスの上でも動けるように設計されているようです。
変形するおもちゃで培った技術が宇宙でも役に立っていて、すごいですね。

SLIMの電源が復帰したというニュースが今日ありました。
これからの調査どんなデータが得られるのか楽しみです。

月に着陸したSLIMは何の略❓―🌕―#つぶやき英単語 2453

(2024.1.21)

JAXAの小型月着陸実証機 SLIMが、日本として初めての月面着陸に成功したそうですね。

この SLIM は Smart Lander for Investigating Moon の略で、
「月の探査のための高性能な着陸機」ということだそうです。

Xで見かけた記事では、このように説明されていました。
Japan’s SLIM spacecraft has the potential to transform space exploration.
「日本のSLIM宇宙船は、宇宙探査を一変させる可能性を秘めている。

Whereas conventional landers touch down on the Moon within a range of tens of kilometres, it has shown it is able to land within 100 metres of a target.
「従来の着陸機が数十キロの範囲内で月面に着陸するのに対し、この着陸機は目標から100メートル以内に着陸できることを示している。」

着陸は成功したものの太陽電池がうまく機能していないとのことで、
完璧な成功ではないのかもしれませんが、着実に一歩前進した感が有ります。
どれぐらいピンポイントだったか、続報が気になるところです。

何にでも効く「万能薬」の英語は❓―💊―#つぶやき英単語 2241

(2024.1.9)

何にでも効く『万能薬』のことを英語では panacea と言うそうです。
発音記号では pæ̀nəsíːə です。
このpanacea は『(あらゆる問題の)解決策』という意味でも使われます。

この他に、cure-all という単語も『万能薬』の意味になります。

使ってみましょう。

In reality, there is no such thing as a panacea for every disease.
「実際には、どんな病気にも効く万能薬など存在しない」

Raising product prices is not a panacea for improving this company’s performance.
「製品価格の引き上げは、この会社の業績を改善する万能薬ではない」

まあ、基本的に何にでも効く薬なんて無いのですから、
そんなものを前提とした話は疑ってかからないといけませんね。

英語で「同位元素」は❓―📚―#つぶやき英単語 2215

(2023.12.14)

原子番号が同じで質量数が違う原子のことを『同位体』や『同位元素』と言いますが、これを英語では isotope と言います。

The Free Dictionary でのisotope の説明は、
one of two or more atoms with the same atomic number that contain different numbers of neutrons
「原子番号が同じで、中性子の数が異なる2つ以上の原子のうちの1つ」
となっていました。

また、『放射性同位元素』は radioactive isotope になります。

使ってみましょう。
Objects containing organic material can be dated by radiocarbon dating using the properties of 14C, a radioactive isotope of carbon.
「有機物を含む物体の年代は、炭素の放射性同位体である14Cの特性を利用した放射性炭素年代測定によって知ることができます。」

科学って教わるから分かりますけど、原子とか中性子とか同位元素とか、
自分の目と頭でこういうことを考えつくというのは大変なことですね。
科学を切り開いた先人たちの功績には敬意を払うべきでしょう。

bedrockは❓―🛏―#つぶやき英単語 2195

(2023.11.26)

bedrock は、ベッド+岩なので寝心地良くなさそうに聞こえるかもしれませんが、
これで『(最下層の)岩盤、床岩、根底、根本、底、最低の状態』などの意味になるそうです。

bed には寝るための『ベッド』の他に、
riverbed 『川底』、seed-bed『苗床』、bed of concrete 『コンクリートの土台』などのように使われることから分かるように、『底、床、土台』などの意味があります。
これらのbedの意味から、bedrock は「底の岩=岩盤」というのが根本イメージと思われ、他の意味もそこからのつながりで理解できると思います。

使ってみましょう。
They have a plan to dig down to bedrock for a geological survey of the site.
「彼らはその場所の地質調査のために岩盤まで掘り下げる計画を持っている」

Respect for others is the bedrock of our group operations.
「他者の尊重が私たちのグループ運営の根幹です」

ちなみに、bedrock は、bedrock price 『底値』のようにも使えます。
何か買う時は一番安い底値に買いたいものですが、なかなかタイミングが難しくて・・・。Black Fridayも過ぎちゃいましたし。

 

ATLAのrailgun !-🎥-#つぶやき英単語 2160

(2023.10.23)

railgun (レールガン)は、物体を電磁気力で加速して撃ち出す装置のこと。

この言葉からアニメタイトルを思い出す方もいると思いますが、
実際の防衛兵器としての開発が進められているようです。

ATLA has accomplished ship-board firing test of railgun first time in the world with the cooperation of the JMSDF. To protect vessels against air-threats and surface-threats by high-speed bullets, ATLA strongly promotes early deployment of railgun technology.

「ATLA(防衛装備庁)は、海上自衛隊の協力のもと世界で初めてレールガンの艦上射撃試験を実施しました。高速弾丸による空からや地表からの脅威から艦船を守るため、ATLAはレールガン技術の早期導入を強力に推進します。」

 *ATLA(Acquisition Technology & Logistics Agency=防衛装備庁)
  JMSDF(Japan Maritime Self Defence Force=海上自衛隊)

どれくらいすごいのか分かんないですけど、
攻撃されたときにミサイルとか撃ち落せるならいいですね。

宇宙に行ったSLIMは❓-🚀-#つぶやき英単語 2115

(2023.9.7)

本日、H-ⅡAロケット47号機の打上げが成功したということで、
ほっと一安心ですね。

このロケットで、小型月面探査機「SLIM」が打ち上げられました。

このSLIMは、Smart Lander for Investigating Moon のことで、
直訳なら「月の調査のためのスマートな(頭の良い)着陸機」という感じです。
land が『着陸する』なので、lander が『着陸船、着陸機』の意味になります。t
この探査機は、ピンポイントで月面の降りたいところに着陸する技術の立証を目的としているため、この名称になったのですね。

何にしても、月にうまく着陸して月面の絵を見せてほしいと思います。

同ロケットでは X線分光撮像衛星「XRISM」も打ち上げられましたが、これはX-Ray Imaging and Spectroscopy Missionから来ています。
X線撮像器とX線分光器を用いて宇宙観測をする目的の衛星らしいです。

宇宙の成り立ちに迫る発見を期待したいと思います。