pass the torch to a new generation.―🇺🇸―#気になる英語調べ隊 2346

(2024.7.25)

バイデン大統領が、大統領選から撤退するということでスピーチしたようです。

その中で
pass the torch to a new generation.
は「新しい世代にトーチを渡す」と言ってました。
オリンピックの聖火リレーのイメージかな。

News Analysis: In a speech from the Oval Office, President Biden said it was time to “pass the torch to a new generation.” But he said nothing about his own age or capacity that led so many Democrats to desert him.
ニュース分析 大統領執務室からの演説で、バイデン大統領は新しい世代にトーチを渡す時だと述べた。しかし、多くの民主党議員から見放された自身の年齢や能力については何も語らなかった。

まあ、若返りも必要ですね。

All stars =Ohtani、Imanaga and Blooper ―⚾―#気になる英語調べ隊 2339

(2024.7.18)

昨日のMLB オールスターゲームで、
大谷選手はDHで出場して3ランホームランを打ちましたし、
今永投手はヒットも打たれず3者凡退のピッチングで、日本人選手の活躍が目立ちました。

両選手と、もう一人の日本に縁のある人が試合前に話しているシーンがXに投稿されていました。

Atlanta BravesのマスコットのBlooperです。
このBlooper の中の人は、2018年に広島カープのマスコットを務めていた人で、最近はMLBに行った日本選手と試合前によく交流しているんですね。

このBlooper の名称が、そもそもどんな意味なのか気になりますね。

blooper を英和辞典で引くと、
『大失敗、どじ、ポテンヒット』などの意味らしいです。
コミカルな名前なんですね。
ドジ君とかポテンヒット君という感じでしょうか。

なお、関連するbloop という動詞は
『(~を)駄目にする、失敗する、(野球で)当たり損ねる、ポテンヒットにする』
などの意味だそうです。

Xの投稿でBlooper は「翔平と翔太に会えてよかったです!」と書いています。
かなり日本語もできるみたいですね。
楽しそうでなによりです。

今日のWeblio検索ランキング: trump と bullseye ―🐂―#気になる英語調べ隊 2337

(2024.7.16)

Weblioには、その日に検索された言葉のランキングが出ているのですが、
今日の1位は trump で、2位が bullseye でした。

trump はもちろんトランプ氏の暗殺未遂事件が有ったので、それに関係して調べられていると思います。
なお、一般名詞としてのtrump は、
『切り札、奥の手、最後の手段、すばらしい人』などの意味になります。

2番目に多く調べられた bullseye には『(標的の)中心部、標的』の意味が有ります。
なんで、多くの人がこれを調べたのかなんですが、バイデン大統領がこの言葉を使ったかららしいです。

Xにも、こんな風に出ています。
President Joe Biden has appeared to defend his comments about putting Donald Trump in a “bullseye” made less than a week before the former president was shot at a Pennsylvania rally.
これを訳すと
「ジョー・バイデン大統領は、前大統領がペンシルベニア州の集会で銃撃される1週間足らず前に発した、ドナルド・トランプを「bullseye(標的)」に置くという自分のコメントを弁明しているようだ。」

発言と事件が結び付けられるようなタイミングで言ってるので、
これは現大統領側のダメージも大きいかもしれません。

トランプ氏のstunning photo !-🇺🇸-#気になる英語調べ隊 2336

(2024.7.15)

大統領候補のトランプ氏の暗殺未遂事件、間一髪でしたね。びっくりです。
この事件自体もそうですが、事件直後に、血を流しながら拳を挙げるトランプ氏と取り囲むSP、青い空に掲げられた星条旗というニュース写真にも驚きました。
ある意味で、 stunning photo 「見事な写真」という感じです。
stunning は『気絶させるような、見事な』の意味の形容詞ですね。

右派のコラムニストの方が、Xにこんな投稿をしてました。

Woke up thinking about this and I’m still stunned. I’ve been as big a Trump critic as anyone else on the right over the past couple of years, but what happened last night, Trump’s brave, defiant reaction, and especially the stunning photos that captured it, stirred something in me that I never knew was there. Somehow, I want to run through a wall for someone I worked against the entire primary cycle. If this didn’t change the world, it certainly changed me.
訳すとこんな感じです。
「これを考えながら目が覚めて私は唖然とした。過去数年間、私は右派の側の誰よりもトランプ氏を批判してきた人間だ。しかし昨夜起こったこと、トランプの勇敢に戦おうとする反応と、特にそれを捉えた見事な写真が、私な中に有ると思っていなかった何かをかき立てた。なぜか、私は予備選の全期間を通じて敵対していた人物のために壁を突き破りたくなった。これが世界を変えなかったとしても、私を変えたことは確かだ。」

これは、アメリカの人が好きそうな写真で、
なにかAIが作り込んだのかと思うほどです。
大統領選挙にもこれが少なからぬ影響を与える気がします。

cheap じゃないcheepの意味は❓―🐣―#気になる英語調べ隊 2331

(2024.7.11)

cheap は『安い、安価な、とるにたらない』などの意味の形容詞ですね。

これを cheep と書き間違えても、ちゃんと辞書に載っている英単語なんですけど
ご存知ですか?

cheepは『(ひな鳥などの)ピヨピヨ鳴く声、(ネズミなどの)チューチュー鳴く声』の意味を持ちます。
これには動詞も有って、
『(ひな鳥が)ピヨピヨと鳴く(ネズミなどが)チューチューと鳴く』や
『(~を)ぴーぴー声で言う』の意味で使えます。

発音は両方ともほとんど同じで、発音記号 tʃíːp です。
(英辞郎では cheap の米国風の発音はtʃipになってましたけど)

使ってみましょう。
A chick in a cheap cage was cheeping.
「安っぽいカゴの中でひよこがピヨピヨ鳴いていた」

cheap のa を e にすると、ピヨピヨかチューチューになるわけですね。

Mercury reaches 40 degrees ―🥵―#気になる英語調べ隊 2328

(2024.7.8)

NHK WORLDの7/7ニュースでのニュースタイトルの中で mercury という単語が使われてました。
Mercury reaches 40 degrees Celsius in Shizuoka

mercury は、常温で液体の金属で元素記号Hgの『水銀』のことですが、
この場合は『(温度計の)水銀柱』の意味で使われています。
(若い人は、水銀が使われている温度計とか見たことないかも・・・。)

つまり、ニュースタイトルは
「静岡で気温が40℃に到達」ということですね。

それにしても、今からこんなに暑くて、夏本番になったらどうなるんでしょうか?

ちなみに、大文字で始まるMercury には『水星』の意味も有りますね。

talisman は?―🧿―#つぶやき英単語 2321

(2024.7.3)

talisman は『護符、お守り、不思議な力のあるもの』の意味です。

Xにこんな風に出ていました。
Do you carry a talisman for good luck?  Read the full definition here:
あなたは幸運のお守りを持ち歩いてますか? ここできちんとした定義を呼んでください。

ここで出ているtalisman の定義を和訳すると
anything whose presence exercises a remarkable or powerful influence on human feelings or actions.
「その存在が人間の感情や行動に顕著な、あるいは強力な影響を及ぼすもの。」

実は、このDictonary.comのtalismanの項目には、上の他に
a stone, ring, or other object, engraved with figures or characters supposed to possess occult powers and worn as an amulet or charm.
「オカルト的な力を持つとされる図形や文字が刻まれた石、指輪、その他の物体で、お守りやお守りとして身につけるもの。」
any amulet or charm.
「アミュレットやチャーム」
との説明も出ています。
amulet も『お守り、魔除け』で、
charm もこの場合は『護符、魔よけ、お守り』の意味になります。)

(ELDENRINGのゲーム配信で、白銀ノエル団長がタリスマンのことを言ってました。
いろいろ選択肢が有って、楽しそうで何よりです。)

鹿だって browse するって!―🦌―#つぶやき英単語 2320

(2024.7.2)

インターネットで検索・閲覧するソフトをブラウザ browser と言いますから、
ブラウズ browse は『ネットで情報を閲覧する』の意味で使われる場合が多いですね。
これはbrowse の『拾い読みする』という意味のバリエーションと考えられます。

でも、browse は場合によっては動物がする場合も有ります。
動物が『若葉(若芽)を食う』という意味でもbrowse という動詞が使われますから。

例えば、他動詞として
Many of the young shoots of the trees in that forest had been browsed by deers.
「その森の木々の若芽の多くが鹿に食われていた」
のように使われます。

また、自動詞でbrowse on の形で
The deers are browsing on young shoots of the trees.
「鹿が木々の若芽を食べている」
のようにも使われます。

このbrowse のように、英単語にはいろいろな意味を持つ場合が有って、
それで意味を取り違えることも有るかもしれません。
こういうのは、出会った時が覚えるチャンスですね。

白銀ノエルさん用語 3:ASMRとバイノーラル―🎧―#つぶやき英単語 2311

(2024.6.24)

ぼくが白銀ノエル団長の推しになったのは、ASMRがきっかけです。
耳鳴りがして眠れないことがあり、ホワイトノイズ、自然音などを使った安眠動画界隈をさまよった末、最近、白銀ノエルさんのASMRで寝落ちして・・・という流れです。
(1か月前はホロライブが何かも知らなかったのですが、そんなこんなで、団長を中心にホロライブの方たちのゲームや歌、雑談の配信まで、けっこう見るようになりました。)

これは、前にも書いたことがあるのですが、
ASMRは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略です。
この場合に各単語の意味は
autonomous 『自律的な』(他には『自治の、自主的な』の意味あり。)
sensory 『感覚の』
meridian 『絶頂』 (他に『子午線、経線、極点、全盛期』の意味あり。)   
response『反応』
なので、ASMRを日本語に直訳するなら「自律感覚絶頂反応」となります。
これは「外部からの刺激によってゾワゾワする感覚」のことで、
多くの場合には、聴覚を通してゾワゾワすることや、そのためのリアルで立体的な音声を指します。

このようなASMRの配信や録音は、バイノーラル方式 (binaural) によって行われています。
bin-が biと同様に「二つの」の意味の接頭辞で、aural が『耳の、聴覚の』なので、
binaural は『両耳(用)の』の意味になります。

具体的には、人が両耳で実際に聞いているのを再現したリアルで立体的な音がバイノーラル音声と呼ばれます。このために特別なバイノーラルマイクが用いられることが多く、その代表的なものが ダミーヘッドマイク dummy head microphone と呼ばれるものです。
例えば、NEUMANNのKU100がこれにあたります。
これかなり高価な機材になりますが、ノエル団長の愛用機のようです。

このバイノーラル方式によるASMRは、イヤフォンやヘッドフォンで聞く方が効果的というか、ぞくぞくする感覚が得られると思います。
ぼくも寝る時に使いやすいイヤフォンでいいのが有れば、新しく飼ってもいいかと思っています。

debunk は❓―😒―#つぶやき英単語 2307

(2024.6.20)

debunk は『正体を暴露する、すっぱ抜く』という意味だそうです。
bunk 『たわごと、ナンセンス』に『取り除く』の意味の接頭辞 de- がついているので、ナンセンスを取り除く的なことなんですね。

使ってみましょう。
His research has debunked the widespread rumors.
「彼の研究がその広まっている噂のウソを暴いた」

世の中、debunk が必要なことがたくさんあるような・・・。

この単語、オンライン英会話 Bizmatesのレッスンで読んだ英文に出てきました。