英語の「黄砂」とか「黄砂アレルギー」は❓―🟨―#つぶやき英単語 2551

(2024.4.26)

『黄砂』は、中国大陸奥地の砂漠の砂が風に舞い上げられ、上空の偏西風にのり、日本にまで飛んでくる現象です。
英語で『黄砂』は、yellow sandyellow dustyellow windなどと言うそうです。
(そのままな感じで覚えやすい)

Xでこんな投稿を見かけました。
Hate sneezing all day? Check out our latest blog post covering the growing issue of “yellow sand allergies” and how to combat them. If you’re tired of being bested by microscopic particles, read more here:
訳すと
一日中くしゃみが出るのは嫌ですか?「黄砂アレルギー」とその対策について取り上げた最新のブログ記事をご覧ください。微細な粒子にうんざりしている方は、こちらをご覧ください:

黄砂は、風で海を越えて飛んでくるので防ぎようがないですね。

『黄砂アレルギー 』yellow sand allergy といって、黄砂が原因で花粉症みたいな症状や皮膚の問題が起きることもあるそうです。
(気をつけないとね。)

「重箱の隅をほじくる」の英語は❓―🧐―#つぶやき英単語 2547

(2024.4.22)

『重箱の隅をほじくる』は、つまらぬあら探しをすることですが、
nitpick という動詞がこれに近い意味になります。

Wiktionarynitpickの説明を見ると
(figurative) To correct insignificant mistakes or find fault in unimportant details.
『 (比喩)取るに足らない間違いを正したり、重要でない細かな間違いを見つけたりすること。となっています。
他に『細かいことにうるさく言う、いちいちけちをつける』等の意味にもなります。

例えば、
He is always nitpicking others.
「彼はいつでも他人のあら探しをしている」
のように使えます。
このような重箱の隅をつついて来る人の事を
nitpicker と言うそうです。

nit には『毛ジラミの卵』の意味が有り、
nitpickはそもそも誰かの髪の毛から小さなシラミの卵を探して取ることだったとか。
これが、つまらぬあら探しをすることの比喩として用いられているわけですね。


ソメイヨシノの「自家不和合性」の英語―🍒―#つぶやき英単語 2537

(2024.4.12)

『自家不和合性』とは、雌雄同株の植物で、自家受粉では受精しない性質のこと。
英語では self-incompatibility と言うそうです。
『自家不和合性の』はself-incompatible です。

All Someiyoshino are clones with the same genes and are self-incompatible, which means that they cannot produce seeds by self-pollination.
Therefore, it cannot be propagated by seed, but only by grafting or cuttings.
ソメイヨシノはすべて同じ遺伝子を持つクローンで自家不和合性です。そのため、種子による繁殖はできず、接ぎ木か挿し木により繁殖させるしかありません。

難しい講釈はともかく今年もサクラはきれいでした。

「接ぎ木」の英語は❓―ソメイヨシノはそうなんだって―🌸―#つぶやき英単語 2535

 (2024.4.10)

接ぎ木とは「枝などを切り取って、同種または近縁の他の植物の幹に接ぐこと」で 、
これにより枝の部分の特徴通りの木を作る事ができるわけですね。
繰り返していくと、同じDNAを持った木をどんどん増やせることになります。

この『接ぎ木』という手法は、英語では grafting と言います。
『接ぎ木する』は graft や engraft という動詞で表されます。

使ってみましょう。
Grafting is one of the techniques to create clonal trees with the basically same DNA.
接ぎ木は基本的に同じDNAを持つクうくローンの木を作る技術の一つです。

Somei-Yoshino cherry trees have been repeatedly grafted from a single original tree discovered at the end of the Edo period and increased until today.
桜のソメイヨシノは江戸時代の終わりごろに発見された一本の原木から接ぎ木を繰り返して、今日まで数が増やされてきました。

The beauty of these cherry trees is due to the efforts of many people who have continued to protect them.
この桜の美しさは、守り続けてきた多くの人々の努力が有ってのものなのですね。

大谷翔平選手と日食―🌞―#つぶやき英単語 2534

(2024.4.9)

大谷翔平選手が第3号ホームランを打ちました。調子が上がって来ましたね。

Redditスレッド ”Ohtani hits his 3rd homer of the season, an opposite field shot! ” 
(大谷選手が今シーズン3号のホームランを逆方向に)の中で、こんなやり取りが有りました。

HOTTER THAN THE SUN!!! WOOOO 
「(大谷選手は)太陽より熱い!!! すごいよ」
というコメントに対し
CAN’T BE ECLIPSED
「日食にもならないしね」 

今日、アメリカでは皆既日食が見られるということで、そのネタが入った返しです。
これじゃ、大谷選手が太陽神みたいですが、もうそれに近いかもしれません。

eclipse は名詞では『(太陽や月の)食』です。total solar eclipse が『皆既日食』です。

動詞では『(天体が他の天体を)食する、覆い隠す』の意味になり、主に受け身の形で使われます。
また、比喩的に『を色あせさせる、影を落とす、光を奪う』のような意味にもなります。
例えば、
His effort has been eclipsed by his brothers talent.
「彼の努力は、彼の兄弟の才能の前に色あせた」
のように使えます。

花の名:golden bell は❓―📷―#つぶやき英単語 2531

(2024.4.6)

golden bell という英語名の花は何でしょうか?

春に咲く黄色い花、『レンギョウ』のことです。
英語では他にも golden bell flower やforsythia の名でも呼ばれるようです。

今日、公園で見かけて写真撮りました。
この季節、桜に目が行きますがレンギョウの黄色もきれいですね。

レンギョウは漢字で書くと連翹。俳句では春の季語として扱われるそうです。

英語で桜の「早咲き・遅咲き」は❓―🌸―#つぶやき英単語 2517

(2024.3.24)

桜と一口に言ってもいろいろな種類があり、
花が咲く時期が早いものと遅いものがあるようです。

そういう『早咲き・遅咲き』というのを、英語では何と言うでしょうか?

桜について『早咲きの』という場合、early blooming が使われます。
これに対する『遅咲きの』は late blooming になります。
(場合により、early や late だけでも『早咲きの』『遅咲きの』の意味になるようです。)

『早咲きの花(木)』や『遅咲きの花(木)』という意味では
early bloomer 、late bloomer という言葉が使われます。

(例文)I took a picture of the cherry blossoms a few days ago, and I think it is fair to say that the cherry tree is an early bloomer.
数日前に桜の花の写真を撮ったのですが、この桜の木は早咲きと言っていいと思います。

Early blooming cherry blossoms 早咲きの桜 (2024.3.21)

日本語でも人の才能の早咲き・遅咲きというような比喩的な表現を使いますが、英語でも同じような表現が可能です。

(例文)
While there are precocious artistic geniuses, there are also great late blooming artists.
「早熟な芸術的天才もいる一方、遅咲きの偉大な芸術家もいる」

ここで、『早熟の』という意味で precocious という単語を使いましたが、
この単語は植物について『早咲きの、早なりの』という場合でも使えるそうです。

「もやし」の英語は❓―🍜―#つぶやき英単語 2498

(2024.3.4)

『もやし』は、bean sprouts です。
bean sprouts は「豆の芽」ということで、豆類の発芽したもの全般を指すそうです。

ただ、日本のもやしは緑豆(モヤシインゲン)の発芽したものなので、これを明確に示すためには mung bean sprouts と言う場合も有るそうです。
mung bean が『緑豆』ですね。

例えば
I made and ate stir-fried pork and bean sprouts for lunch today.
「今日の昼食には肉豚肉ともやしの炒め物を作って食べた」

もやしは安くてお財布に優しいと事もすばらしいです。

閏年は leap year -🌛-#つぶやき英単語 2493

(2024.2.29)

『閏(うるう)年』は英語で leap year です。

今年は閏年で、今日2/29は閏日(leap day)いうことになります。

辞書 Collins の説明では
A leap year is a year which has 366 days. The extra day is the 29th February. There is a leap year every four years.
「閏年は、366日ある年のことです。1 日増えるのは 2 月 29 日です。閏年は4年に1度あります。」となっていました。

何で閏年が必要なのでしょうか?
実は地球が太陽を一周するのには、365.2422日かかるのだそうです。
なので、現在の太陽暦では普通の年を365日とし、4年ごとに366日の閏年を設けることで、暦が季節とずれていかないように設定しているのですね。

関連投稿:「4年ごとの」の英語→ここ

山本由伸投手がもうブルペンで投球!からの「何でブルペンと言うの?」―⚾―#つぶやき英単語 2475

(2024.2.12)

山本由伸投手がドジャース入りして初めてのブルペン投球をした、とのニュースが有りました。
かなり注目されていますね。

Yoshinobu Yamamoto throwing his first bullpen with the Dodgers
「山本由伸投手がドジャースでの初ブルペン投球」

このことについてのRedditでのコメントを見てたら、bullpenという言葉についてのやり取りが有りました。
引用して訳してみましょう。

TyrionJoestar
 Why do they call it a bullpen
 「何でブルペン(牛の囲い場)と呼ぶの?」

KebabTaco
Over 100 years ago it was called that cause fans would actually stand in foul territory. It was cheap and a lot of fans would be in there, therefore it got the name bullpen (they were packed in tight like cattle). Later they cleared it and it became a place where pitchers would warm up にand chill. They kept the name.
「100年以上前は、ファンが実際にファウル・テリトリーに立っていたため、そう呼ばれていた。安かったので多くのファンがそこにいたことから、ブルペンと呼ばれるようになった(牛のようにぎゅうぎゅうに詰め込まれたから)。
その後、そこを更地にして、投手たちがウォームアップしたり、クールダウンする場所になった。でも、前の名前が残ってるんだ。」

へえ、そうなんですね。山本選手の記事で一つ賢くなった感じです。

補足すると、
bull は『(去勢されていない)雄牛』で、penには『(家畜の)おり、囲い』の意味が有ります。
なので、bullpen の文字通りの意味は、『牛の囲い場』です。

山本投手の実力は確かだと思うので、
大谷選手ともども今シーズンのドジャースは楽しみですね。
(一平さんもいるしね。)