一字違いのbleach とbreachは?―🫧-#気になる英語調べ隊 2279

(2024.9.5)

bleach と breach は一字違いで、当り前ですけど全く違う意味です。

2文字目が l の bleach は
『漂白(剤)』、『漂白する、色あせさせる』や『白くなる』の意味です。

rのbreach は
『違反、不履行、侵害、絶交、不和、裂け目』や『(法律・約束などに)違反する、破る』などの意味になります。

まあ、意味が違い過ぎるので文脈の中で混同はしにくいとは思います。
ただ、音としてぼくの耳では、ちょっと聞き間違えるかもしれませんし、
書くときにもlかr か迷うかもしれません。

なので、r の breach は break に似てるので、『破る』と覚えておいたらどうでしょう。 
『漂白』の bleach は BLということで。

lash, lush, rash, rush ―📚―#気になる英語調べ隊 2350

(2024.7.29)

lash, lush, rash, rush は全部辞書に載っている単語ですけど
並べると紛らわしいですね。

lash は『むち、むち打ち』や『むち打つ』などの意味で、
発音記号は lǽʃ になります。

lush は『(植物が)繁茂した、青々とした』『実り豊かな』などの意味で、
発音記号は lʌ́ʃ です。

rash は『軽率な』や『発疹』などの意味です。
この発音記号は rǽʃ です。

rush は『急ぐ、急いでする、突撃する』『急ぐこと、突進』などの意味で、
発音は rʌ́ʃ です。

例文です。
He was given 10 lashes.
「彼は10回むちで打たれた。」

There are lush mountains with trees nearby.
「近くには木が生い茂る山々がある」

That is clearly a rash plan.
「それは明らかに無謀な計画だ」

You have plenty of time, so don’t rush.
「時間はたっぷりあるから、急がないで」

全部覚えちゃえば問題ないですね。


cheap じゃないcheepの意味は❓―🐣―#気になる英語調べ隊 2331

(2024.7.11)

cheap は『安い、安価な、とるにたらない』などの意味の形容詞ですね。

これを cheep と書き間違えても、ちゃんと辞書に載っている英単語なんですけど
ご存知ですか?

cheepは『(ひな鳥などの)ピヨピヨ鳴く声、(ネズミなどの)チューチュー鳴く声』の意味を持ちます。
これには動詞も有って、
『(ひな鳥が)ピヨピヨと鳴く(ネズミなどが)チューチューと鳴く』や
『(~を)ぴーぴー声で言う』の意味で使えます。

発音は両方ともほとんど同じで、発音記号 tʃíːp です。
(英辞郎では cheap の米国風の発音はtʃipになってましたけど)

使ってみましょう。
A chick in a cheap cage was cheeping.
「安っぽいカゴの中でひよこがピヨピヨ鳴いていた」

cheap のa を e にすると、ピヨピヨかチューチューになるわけですね。

testy は test と関係あるの? ―💯―#つぶやき英単語 2286

(2024.5.30)

testy という単語があるのですが、
これ test に関係あると思った方いらっしゃいますか?

関係無いようです。

testy は『短気な、怒りっぽい』の意味の形容詞です。
なので、『試験』の意味の test とは、語源なども含めて繋がりが有りません。

まあ、他人の空似という感じでしょうか。

使ってみましょう。
He always gets testy before a test.
「彼はテスト前はいつも怒りっぽい」
(この人の場合は、test が testy につなげっているかも)

statue にrを足したstature は❓―🧍―#つぶやき英単語 2545

(2024.4.20)

statue は『像、彫像、塑像』のことですが、これに r が入った stature は
『身長、背丈、(進歩・発達の)度合い、(到達した)地位、偉大さ』などの意味になるそうです。

statue と stature、 パッと見似てますよね。

実は、この二つに共通している sta という語根 が、 stand 「立つ」を意味するそうです。
なので、二つの単語とも「立つ」に関係していて
statue は立っている物=像 で、
stature は立った状態の大きさ=背丈 ということですね。

この二つの単語の発音は、
statue が 発音記号で stǽtʃuː (スタチュー)で、stature が stǽtʃər(スタチャ)です。

blamestormingって何❓―🗣️―#つぶやき英単語 2523

(2024.3.29)

最近、blamestorming という単語を見かけました。
これは何?

これが、brainstorming(ブレインストーミング )なら、
自由な発想から集団でアイデアを出し合う創造的な話し合いのことですね。
社員研修とかでやった気がします。

当然ながら、blamestormingは全く違う意味で、
『(失敗や間違いの)責任を擦り付ける話し合い、失敗の原因や責任の所在を話し合うこと』だそうです。(なにこれ、こわい)

この二つ似てて紛らわしいなと思ったら、それもそのはずで
ブレームストーミングはブレインストーミングをもじってできた言葉らしいです。

同じ話し合いでも、ずいぶん違うものですね。
失敗の原因をはっきりさせることは必要でしょうけど、
どうせならポジティブな方向で議論したいところです。

ちょっと紛らわしい cone とcorn ―🌽―#つぶやき英単語 2509

(2024.3.15)

ちょっと紛らわしいcone とcorn 。

cone は『円錐体、まつかさ』等の意味で
corn は『穀物、トウモロコシ』等の意味になります。

この二つは発音記号では
cone が kóun で、corn が kɔ́rn です。
多少、違うんですね。

せっかくだから使ってみましょう。
The cone shaped snacks are made from corn.
「その円錐形のスナック菓子はトウモロコシから作られます」
(とんがりコーンのことかな)

cone とcorn、綴りも違うし発音も違うのですけど
ちょっと紛らわしいのは確かじゃないでしょうか。

toe と tow は❓―👣―#つぶやき英単語 2508

(2024.3.14)

toe は『足指、つま先』などで、
tow は『(ロープ・鎖でいじ)引く、牽引する』などの意味です。

上の意味では、toe は名詞、towは動詞の意味を示していますが、
これはあくまで代表的な使い方での事です。
toe にも『つま先で蹴る』など動詞での用法も有りますし、
tow も『綱で引くこと』の意味の名詞にもなります。

使ってみましょう。
I couldn’t walk because of the pain from bumping my toe on something.
「私はつま先を何かにぶつけた痛みで歩けなかった」

Can you tow my broken down car to the repair shop?
「故障した車を修理屋まで牽引してもらえませんか?」

toe と tow の二つの単語の発音は同じ。発音記号で tou か təu です。
綴りは一文字違うので、異綴同音異義語 homophone ということになります。

一字違いの banish と vanish ―👻―#つぶやき英単語 2507

(2024.3.13)

一字違いの banish と vanish は、ちょっと紛らわしいですね。

banish は『追放する、追い払う』で、vanish は『消える、消滅する』です。
意味はもちろん違うんですけど、なんか方向性が似てる気がします。
「追放されて消える」みたいな感じで。

使ってみましょう。
He banished his son from his house.
「彼は息子を家から追い出した」
Banish fear from your mind.
「心から怖れを振り払いなさい」

The woman vanished from the stage.
「その女の人はステージから消えました」
The magician’s fingers made the cards vanish.
「その手品師の指がカードを消した」

banish は他動詞で、vanishは自動詞ですから
使い方もそのように。

shareと shear は紛らわしい❓―✂―#つぶやき英単語 2491

(2024.2.27)

share は『分かち合い、共有、割り当て』や『共有する、分ける、分担する』等の意味を持つ単語ですね。
発音記号では ʃerかʃɛəです。

shear は、意味は『大ばさみ、刈込ばさみ、せん断』や『刈る、切る、はぎとる』などになります。
この発音記号は、ʃíərです。

別に関係のない単語ですけれど
終わりの3文字の順番を入れ替えた感じになっているので
紛らわしいかもしれません。

特に、マーケットシェアのようにshare =シェアがカタカナ語になっているので、
これを間違えてshear と書いてしまうことは有るかもしれませんね。

両方とも使ってみましょう。
The wool was sheared by the two of us, so let’s share it fairly.
「羊の毛は私たち二人で刈ったのだから、公平に分けましょう」
(こんな状況があるかは分かりませんけど。)