いろんな 意味のflex ―超flex って❓―💪―#つぶやき英単語 2542

(2024.4.17)

アニメ「マッシュル」の主題歌 Bling-Bang-Bang-Born の歌詞に「超flex」という言葉が出てきますが、これはどういう意味でしょうか?

そもそも、flex という単語は、
他動詞では『 (手足、関節などを)曲げる、(筋肉を)動かす、ほぐす』で
自動詞では『(筋肉が)収縮する、ぴくぴく動く』という意味になります。
例えば
He powerfully flexed his arms.
「彼は力強く腕を曲げた」のように使えます。

また、flex は『融通の利く、適応性のある』の意味で形容詞としても使われます。
これは、flex time 『フレックスタイム(従業員が始業と終業の時間を自由に選べるシステム)』でお馴染みかもしれません。
この形容詞のflex は、 flexible『曲げやすい、柔軟性のある、融通の利く』の短縮形です。

他にも、flexはスラングとして『自慢でする、見せびらかす』の意味が有るそうです。
Cambridge Dictionaryでは、この意味のflex を
to show that you are very proud or happy about something you have done or something you own, usually in a way that annoys people:
「自分がやった事や持っている物について非常に誇りをもっていて満足していることを、しばしば人をうんざりさせるようなやり方で示すこと。」
のように説明しています。

Weblio辞書でも、以下のような説明が有ります。
「ヒップホップの歌詞などでは、よくスラングとして「flex」が用いられる。
その際の意味は、見せびらかす、自慢する、である。」
(これは想像ですが、「自分の筋肉をぴくぴくさせて見せびらかすこと」から
この自慢するの意味のスラングはできたのかもしれません。)

なので Bling-Bang-Bang-Born の歌詞の「超flex」という言葉が出てきますが、
これは自分の事について「超ご自慢」と言っているのだと思われます。
あのマッシュルの内容だと、本当に筋肉ぴくぴく動かして自慢しているのかもしれませんが。

shake it off は❓―👍―#つぶやき英単語 2500

(2024.3.6)

Shake it off はテイラースウィフトさんの曲のタイトルですけれど、
そもそも shake it off は『を忘れる、気にしない、水に流す』のような意味だそうです。

shake off で『振り払う』なので、
shake it offは、嫌なこととかを振り払ってしまうようなイメージですね。
場合によっては、振り払うと訳しても意味が通じます。

使ってみましょう。
You can’t change the past even if you regret it, so you have to shake it off.
「後悔しても過去のことは変えられないから、振り払うしかない」

まあ、嫌なことほどなかなか振り払えなかったりしますけどね。

「鼻歌」の英語―♬―#つぶやき英単語 2176

(2023.11.8)

『鼻歌』は英語では hum や humming ですね。
『鼻歌を歌う』の意味で、hum は動詞にもなります。

例えば、
Her humming let me know she was in the room.
「彼女の鼻歌で、彼女が部屋にいることが分かった」

He hummed while taking a bath.
「彼は風呂に入りながら鼻歌を歌った」
のように使えます。

ただ、hum という単語は
『(ハチなどが)ブンブンいう、(機械などが)ブーンという』や
そのような『ブーン(という音)』の意味にもなります。

There was a humming sound coming from the machine.
「機械からブーンという音がした」

鼻歌は自然に出てしまうことが有りますから、
場合によっては機械の雑音みたいなものかもしれません。


英語で「昴(すばる)」は❓-🌟-#つぶやき英単語 2154

(2023.10.16)

『昴(すばる)』は英語では Pleiades です。

『すばる』は、おうし座の散開星団であるプレアデス星団(Pleiades)の和名で、枕草子の時代から使われている言葉らしいです。
なお、昴が同星団を意味する漢字で、その読みに和名のすばるが当てられているわけです。

Wiktionary によると Pleiadesは、
An open cluster of hot blue stars in the constellation Taurus, and the most easily visible such cluster from Earth.
「おうし座にある高温の青い星からなる散開星団で、地球から最もよく見える星団である。」だそうです。

歌手の谷村新司さんが亡くなったんですね。
谷村さんの『昴 -すばる-』は名曲なので、これからも歌い継がれるのではないでしょうか。(ちょっとカラオケで歌いたくなりました。)

ご冥福をお祈りいたします。

voraciousを Idol と Byron に教わった! -♬-#つぶやき英単語 2044

(2023.7.1)

Youtubeの「MrFuji from Japan《目指せトリリンガル》」というチャンネルが結構好きで、よく見てます。→https://www.youtube.com/@mrfujifromjapan

Mr.Fuji と Byron がいろんな曲を聴いてリアクションするのですが、
基本的にMr.Fujiが日本語で、Byronが英語でしゃべってます。
ちょっと分析をしてみたり、細部に引っかかったり、妙なたとえ話で説明しようとしたりして、会話が面白い。

YOASOBI のIdol (アニメ推しの子のOp)の英語バージョンの回(→これ)では、
オーストリア出身のYanaちゃんもゲストで加わって、かなり盛り上がってました。

その中で、歌詞に使われていた単語に関するやり取りが有りました。
Yana: What does voracious mean?
voracious ってどんな意味?」
Byron: Ah・・, voracious means like ・・It means like a very greedy person.
「ああ、おvoracious は・・すごく欲深い人っていう感じ」

Webrioで見てみると、voracious
『むさぼり食う、がつがつしている』や
『貪欲な、あくことを知らない』の意味の形容詞です。

voracious 覚えました。
Byron 先生ありがとう。
Yanaちゃんも、質問してくれてありがとう。
あやふやなまま流さないで、その場で質問するのが大切ですね。
Mr.Fujiもいつもありがとう。

僕も「推しの子」は周回遅れで見始めました。
2期も有りますもんね。

eponymous は❓-♬-#つぶやき英単語 1859

(2022.1.5)

eponymous という単語は、英辞郎によると
『(映画・演劇・小説などが)主人公の名前をタイトルにした』
『(本・音楽CDなどが)作者の名前をタイトルにした』
『(会社などが)創始者の名前を社名にした』
の意味の形容詞だそうです。

例えば、昨日(1月4日)に見たツイートで、eponymousがこんな風に使われていました。
On this day in 1967, The Doors break on through with their eponymous debut album.
「1967年のこの日、ドアーズはバンド名をタイトルにしたデビュー・アルバムを発表し、ブレイクした。」

バンド名を付けたアルバム(eponymous album)を出すのは、かなり多いケースのようです。
Black Sabbath というバンドなんか、デビューアルバムのタイトルがBlack sabbath で、その最初の曲がBlack sabbath です。
これは、eponymous が2倍になった感じですね。
(ちなみに Sabbath は『安息日』という意味らしいです。)

Weblio で aorta とpodium と・・・―🎄-#つぶやき英単語 1845

(2022.12.23)

辞書サイトのWeblioの「みんなの検索ランキング」を見たら
2022年 12月23日 21:22現在で
1位が aorta で、2位がpodium となってました。
何これ?

aorta が『大動脈』
podium は『演壇、(オーケストラの)指揮台』
だそうです。

なんで、みんながこれ調べたのかが謎です。

それに比べて、3位はよく分かります。

「よいクリスマスを」が3位です。
これをWeblioで調べて、出てくる訳でご挨拶させていただきます。

Have a Merry Christmas!

music to someone’s ears は?-📯-#つぶやき英単語 1752

(2022.9.27)

music to someone’s earsは『(言葉・話などが)(その人の)耳に心地よい』という意味のイディオムです。
その言葉や情報が、音楽に聞こえるほど心地よい、うれしいものということですね。

Wictionaryの説明では
music to someone’s ears
(idiomatic) Some good news; a spoken expression or a sound which is pleasing;
a welcome remark or information.
「(慣用句) 良い知らせ、話す言葉や音で心地いいもの、うれしい発言や情報」
のようになっていました。

この表現使ってみましょう。
What he said was music to my ears.
「彼の言葉は、耳に心地いいものだった」

音楽でもいろいろありますから
デスメタルみたいな発言とかいう場合もあるかもしれませんけど。

face the music は?-🎸-#つぶやき英単語 1748

(2022.9.23)

face the music は、「音楽に向き合う」みたいに見えますが、
これで『(自分の行為の結果に対して)進んで責任を取る、いさぎよく批判を受ける』の意味だそうです。
(政治家の方々に覚えていただきたいイディオムですね。)

Cambridge Dictionary の定義で face the music は
to accept criticism or punishment for something you have done
「自分がしたことについて批判や罰を受け入れること」
となっていました。

使ってみましょう。
If you have made a mistake, you have to face the music.
「もし過ちを犯したのなら、責任を取らねばなりません」

この表現が何に由来するかは明確ではありませんが、
一つの説では、軍隊で兵士が不名誉除隊させられるときに、ドラムなどの演奏とともに罷免される慣習があったためとか。
(見せしめってやつですかね。)




clean as a whistle は?-🎷-#つぶやき英単語 1740

(2022.9.15)

(as) clean as a whistle は、『とても清潔で、清廉潔白で』の意味を表すイディオムです。

オンライン英会話 Bizmates では短いエッセイを読んで内容について話すレッスンが選べるのですが、それに出てきて覚えた表現です。

例えば
I had faith that the politician was clean as a whistle.
「私はその政治家が清廉潔白だと信じていたのです」
He polished his motorcycle as clean as a whistle.
「彼は彼のオートバイをきれいに磨き上げた」
のように使えます。

このイディオムで、なんでwhistle がきれいな物の基準なのか、いろいろ説はあるみたいなのですが、いまいちよく分かりません。
その中には、
「笛はデリケートで少し汚れがついただけでも音が悪くなるので、いつでも清潔に磨いておかなければいけないものだから」という説明も有りました。
そんなものなのかもしれません。