cheap じゃないcheepの意味は❓―🐣―#気になる英語調べ隊 2331

(2024.7.11)

cheap は『安い、安価な、とるにたらない』などの意味の形容詞ですね。

これを cheep と書き間違えても、ちゃんと辞書に載っている英単語なんですけど
ご存知ですか?

cheepは『(ひな鳥などの)ピヨピヨ鳴く声、(ネズミなどの)チューチュー鳴く声』の意味を持ちます。
これには動詞も有って、
『(ひな鳥が)ピヨピヨと鳴く(ネズミなどが)チューチューと鳴く』や
『(~を)ぴーぴー声で言う』の意味で使えます。

発音は両方ともほとんど同じで、発音記号 tʃíːp です。
(英辞郎では cheap の米国風の発音はtʃipになってましたけど)

使ってみましょう。
A chick in a cheap cage was cheeping.
「安っぽいカゴの中でひよこがピヨピヨ鳴いていた」

cheap のa を e にすると、ピヨピヨかチューチューになるわけですね。

サイリューム(サイリウム)の英語―🌟―#つぶやき英単語 2318

(2024.6.30)

アイドルのコンサートなどで観客の持つ光るスティックはサイリュームやサイリウムと呼ばれていますね。

Weblio で『サイリューム、サイリウム』を調べると
これが CYALUME という登録商標から来ていることが分かりました。
一般名としては、光るスティックの意味で glow stick 、light stickや、化学反応で光るので chemical light のようになります。

ただ、紛らわしいのは
『サイリウム』で調べると psyllium という別の単語もあるようです。
これは『オオバコ』あるいはその一種の事や、そこから作られる生薬のことを意味するようです。
サイリウムで検索すると、確かに健康食品的なものがたくさん出てきます。

なので、サイリウムを買ってきてと言われたら
CYALUME (光るスティック)なのか、 psyllium (健康食品)なのかは確認した方がいいかもしれません。
(そんなことは、あまり無いと思うけど)

英語で「アザミ」は❓―📷―#つぶやき英単語 2304

(2024.6.17)

今日、道端にアザミが咲いていたので写真を撮りました。

『アザミ』は英語では thistle だそうです。

Collins の辞書サイトでの説明では
A thistle is a wild plant which has leaves with sharp points and purple flowers.
「アザミ(thistle)は、鋭いとげのある葉と紫の花を持つ野草です」
となっていました。

このアザミ= thistle はスコットランドの国花なんですね。
なので、スコットランドのナショナルチームのラグビージャージには、
thistle のマークが入っています。

スコットランドのラグビー選手にとって、このthistle のマークを胸にプレーすることは最上の名誉のようです。

「狼の群れ」の英語は❓―🐺―#つぶやき英単語 2302

(2024.6.15)

 5/26日、ジャパンラグビーリーグワンの2023-2024シーズンの決勝で東芝ブレイブルーパス東京が埼玉パナソニックワイルドナイツに勝利し、王座につきました。

 ブレイブルーパスは、 Lupus が狼座という星座の名前でもあり、チームのマークやマスコットは赤い狼で統一されています。今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだったと思います。

 英語では動物ごとに群れの言い方が違っていて、狼の『群れ』については pack という単語が使われます。
 なので、
 「今年のブレイブルーパスは、勇猛な狼の群れのようなチームだった」は
 This year’s Brave Lupus was a team like a pack of valiant wolves.
のように言えます。

ここのファンの応援も面白くて、ときどき狼の遠吠えみたいな声を出します。
チームとファンも一体になって、一つの狼の群れなのかもしれません。

「ずる賢い人を出し抜く」の英語は?―🦊―#つぶやき英単語 2293

(2024.6.6)

「ずる賢い人を出し抜く」の意味で、outfox the fox という表現が有るようです。
英辞郎に出てました。

outfox という動詞は『出し抜く、裏をかく』の意味です。
out+ foxで「foxの上を行く」的なことですね。

例えば、outfoxは
They were trying to outfox others. 
「彼らは他人を出し抜こうとしていた」
のように使えます。

fox は『キツネ』ですが、outfox the fox の場合には比喩的に『こうかつな人,ずるい人』の意味で使われています。

使ってみましょう。
He is good at outfoxing the fox.
「彼はずるい奴を出し抜くのが得意だ」

まあ、人を出し抜くつもりで、出し抜かれていたりすることも有りますから
お気をつけて。

hiveは❓―🐝―#つぶやき英単語 2289

(2024.6.2)

hive は『ミツバチの巣(箱)、巣箱のミツバチの群れ』や
『(ミツバチのように)集まっている群衆、活動が活発な場所』の意味だそうです。

Xで見かけた例です。
Hey bee enthusiasts! 🌼🐝
Here’s a quick tip: Always inspect your hive every 7-10 days during the active season. Look for healthy brood patterns, sufficient honey stores 🍯 , and signs of queen activity. 👑
A strong queen means a strong hive! Happy beekeeping!
ミツバチマニアの皆さん!
これは簡単なアドバイスです:活動期には必ず7~10日おきに巣箱を点検しましょう。健康な蜂の子のパターン、十分なハチミツ貯蔵量 🍯、女王蜂の活動の兆候を探しましょう。強い女王蜂は強い巣を意味します!良い養蜂を!

もしかして、あちらにはアマチュアの養蜂家もけっこういるのでしょうか。
僕は無理です。

「人食いバクテリア」の英語は❓―🏥―#つぶやき英単語 2278

(2024.5.23)

『人食いバクテリア』の患者数が増えているとニュースに出ています。
これは、英語では flesh-eating bacteria と言うそうです。
flesh は『肉』なので、英語では「肉食いバクテリア」と呼んでるわけですね。

このバクテリアによる「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(streptococcal toxic shock syndrome=STSS)」は、手足の壊死(えし)を引き起こして死に至ることも有る病気です。怖いですね。

Xには、こんなことも出ていました。
AUSTRALIA: Mosquitoes spread flesh-eating bacteria that causes Buruli ulcer from possums to humans, scientists say
オーストラリア:ブルーリ潰瘍の原因となる人食いバクテリアは、蚊がオポッサムからヒトに感染させる、と科学者が発表した。

蚊が媒介する可能性もあるんですかね。
この辺にオポッサムはいないと思うけど・・・やだなあ。

漁師王と呼ばれる鳥―🐥―#つぶやき英単語 2266

(2024.5.11)

Kingfisher は king 『王』+fisher 『漁師』ですから、
直訳なら「漁師王」のようなことですが、
これが鳥の『カワセミ』の英語名です。

今日、Xで見かけました。
Kingfisher wanting his friends lunch
カワセミが仲間のランチを欲しがっている

きれいな鳥ですね。

musty は❓―📖―#つぶやき英単語 2563

(2024.5.8)

辞書サイトのWeblio にその日の単語検索ランキングが出ているのですが、
昨日5/7のランキング4位に musty という単語が新しく入っていました。

musty は『かび臭い、かびの生えた』を意味する単語で、
比喩的に『古臭い、陳腐な、時代遅れの』の意味でも用いられます。

musty は「ねばならない」などの意味のmust とは関係ないのですが、
実は、『かび臭いこと』という意味の別のmust というと名詞があって、
そこから形容詞のmusty ができたらしいです。

例えば、
The inside of the storage room smelled a little musty.
「倉庫の中は少しかび臭かった」
のように使われます。

しかし、なぜ昨日この単語を調べる人は多かったのかは、よく分かりません。

ちなみに、この日の検索ランキングのトップはunmet という単語でした。
この単語についてはちょっと前に書いていますので、こちらをどうぞ。



「バナナの皮をむく」の英語は❓―🍌―#つぶやき英単語 2561

(2024.5.6)

「バナナの皮をむく」を英語でどう言えばいいでしょうか?

peel a banana で「バナナの皮をむく」の意味になるんですね。

このpeel は『(表面の皮、膜を)むく、剥がす』の意味の動詞です。
(peel はorange peel のように『(果物・野菜の)皮』の意味の名詞としても使われます。)

動詞のpeel はバナナのように手でむく場合だけでなく、
りんごやジャガイモのようにナイフ・包丁を使う場合でも、
peel an apple や peel a potatoのように使えます。
ジャガイモなどの皮をむく道具を peeler と言いますもんね。

例文です。
While I was driving, the driver of the car in front of mine peeled and ate a banana and then suddenly threw the peel out the window.
「私が運転していたら、前の車のドライバーがバナナをむいて食べた後、とつぜん窓から皮を投げ捨てた」

まあ、そんなことも有るかもしれません・・・気をつけましょう。