大谷選手への愛と憎しみ:「表裏一体」の英語は❓―💔―#つぶやき英単語 2553

(2024.4.28)

大谷翔平選手が、トロントブルージェイズのファンからのブーイングを受けながら第7号ホームランを打ちましたね。
トロントのファンには悪いけど、面白い光景でした。

トロントのファンは、大谷選手がブルージェイに入るという偽情報で一喜一憂した経緯があるので、大谷選手のことは好きだけど嫌いというような感じなのでしょうか。

このような愛と憎しみが『表裏一体』という感覚を、英語ではどう表現すればいいでしょうか。

『表裏一体』に当たる英語表現として two sides of the same coin が挙げられます。
文字通りなら「同じコインの表と裏」という意味になりますね。
これを使うと
「愛と憎しみは表裏一体のものだ」を
Love and hate are two sides of the same coin.
のように表現できます。

大谷選手には、相手チームのファンから少し憎まれてもホームランを打ち続けて、
ブーイングを歓声に変えてほしいと思います。

英語で「我を忘れる」は❓―🤬―#つぶやき英単語 2447

(2024.1.15)

『我を忘れる』を英語で言うには、forget oneself でいいみたいです。
(そのままじゃん)

Weblioでforget oneself を調べると
ちゃんと『我を忘れる、夢中になる、血迷う』などと出ています。

使ってみましょう。
I was forgetting myself in anger.
「怒りのあまり我を忘れていた」

とりあえず、そういう時は深呼吸して。

tearjerker は❓―😭―#つぶやき英単語 2202

(2023.12.2)

tearjerkerは『お涙頂戴もの、涙を誘う映画(演劇、番組、話)』という意味だそうです。

jerkが『ぐいと引く』なので、jerker は『ぐいと引っ張るもの、人』の意味になります。
tearjerker は「涙を引き出すもの」ということですね。

最近のXでもこの単語見かけました。

And another surprise tearjerker episode.
Frieren Anime’s storytelling is just so powerful.
「そしてまた予想外の泣けるエピソード。
アニメ 葬送のフリーレンのストーリーテリングはとにかくすごい。」
ですと。

僕も異論はありません。

 

英語で「口をとがらす」は❓―😗―#つぶやき英単語 2187

(2023.11.19)

何か不満がある顔つきをすることを『口をとがらす』と言いますが、
英語では pout という動詞がこの意味になります。
この pout は『ふくれっつらをする』や『すねる』のようにも訳されます。
(名詞として『口をとがらすこと、ふくれっつら』の意味にもなります。)

CollinsのThesaurusでのpout の定義
to thrust out (the lips) sullenly or provocatively
「不機嫌に、あるいは挑発的に(唇を)突き出す」
のようになっていました。

使ってみましょう。
She pouted like a child as she couldn’t convince her brother well.
「彼女は兄をうまく説得できず、子供のように口をとがらせた」

口をとがらすのが不満を表す表情になるのは、
日本でも英語の国でも同じなんですね。
これは、どこでも共通したものなんでしょうか?

(as) black as thunder は❓-🤬-#つぶやき英単語 2070

(2023.7.26)

(as) black as thunder は、『(顔つきなど)激怒して』の意味だそうです。

The Free Dictionary での(as) black as thunderの説明は、
Full of rage or hostility, likened to the black clouds that accompany thunderstorms.
となっていました。
「怒りや敵意に満ちていることを、雷雨に伴う黒い雲に例えたもの」
ということですね。

使ってみましょう。
His face turned black as thunder when he found the truth.
「真実を知った時、彼の顔は怒りの表情になった」

普段は穏やかに過ごすのがいいのでしょうが、
怒るべき時には怒った方がいいとも思います。
怒ってばかりはよくないですけど。

down in the dumps は❓-👇―#つぶやき英単語 1958

(2023.4.11)

down in the dumps は『落ち込んで、意気消沈して、憂鬱になって』の意味だそうです。このイディオムでは、dumpsが『意気消沈、憂鬱』の意味になります。
(オンライン英会話のレッスンで読んだ文章に出ていました。)

使ってみましょう。
He seems down in the dumps today.
「今日、彼は落ち込んでいるようだ」

これは depressed =意気消沈した』に近い意味と覚えていいと思います。
似たようなイディオムとして
down in the mouth 『しょげて、がっくりして』というのも辞書に出ています。

調子のよくない日はありますけど、
そのうちに上向きになる日も来ますから、
まあ、ぼちぼちやっていきましょう。

wail は❓-😭-#つぶやき英単語 1908

(2023.2.21)

wail は『泣き叫ぶ、声をあげて泣く、嘆き悲しむ』という意味の単語だそうです。

wail のCambridge Dictionary での説明では
to make a long, high cry, usually because of pain or sadness
「通常、痛みや悲しみのために、長く高い声で泣くこと」
となっています。

例文です
He wailed with pain. 「彼は痛みのために泣き叫んだ」

wail は 『不平を言う』という意味でも使われます。
泣き言を言うという感じでしょうか。

The shopkeepers wailed that their business was damaged by the accident.
「その店主たちは、事故で商売が損害を受けたと不平を言った」

wail は今日のオンライン英会話のレッスンで出てきて、
初対面の単語でした。
覚えますのでよろしく。

pet peeve は❓-🐈-#つぶやき英単語 1835

(2022.12.14)

pet peeve は『不平の種、人をむかつかせるもの』だそうです。
それも、「周りの人はそれほど感じていないが、自分にとっては腹立たしいと感じること」なんですと。

Wiktionary の説明では、
pet peeve
Something that is personally annoying; a personal dislike. :
「何か個人的にいらだたせるもの、個人的に嫌なこと」
の意味の口語表現ということです。

peeve だけでも『いらいらするもの』の意味で、これはpeevish 『いらいらした』という形容詞が先に有ってできた言葉だそうです。
(名詞に -ish がついて形容詞ができるのが普通のパターンです。ただ、ish 語尾の形容詞が先に有ると、その元になる名詞があるという誤解が生じて、後からその名詞ができることがあります。このような言葉の成り立ちを、逆成 Back-formation というそうです。)
pet は犬とか猫とかのペットではなく、個人的な小さなことというような意味らしいです。

pet peeve 使ってみましょう。
One of my pet peeves is the unorganized bookshelf.
「私がイライラするものの一つは、整理されていない本棚だ」

「感情のもつれ」の英語は?-😠-#つぶやき英単語 1803

(2022.11.15)

『感情のもつれ』は、英語では 何と言うでしょうか。

emotional entanglement でいいんです。

emotionalが『感情の』ですね。
entanglement は、『もつれ、もつれさせること』の意味で
文字通り「糸のもつれ」という場合にも使えます。
Can you do something about that entanglement of threads?
「糸のもつれをどうにかしてもらえませんか」

でも、entanglement は「感情や人間関係のもつれ」という場合にも使えるのですね。
They broke up the band because of an emotional entanglement between two of the members.
「メンバー二人の間の感情のもつれから、バンドは解散した」
みたいに。

面白いのは、英語でも日本語でも、
感情や人間関係のぐじゃぐじゃした状態を、
糸の「もつれ entanglement 」と同じ言葉で表すところです。

やっぱり、
ごちゃごちゃした感情が糸のもつれに似ていると感じるあたり、
人間の感覚は日本でも英語の国でも似てるんですよね。


catharsis はどんな意味?-💥-#つぶやき英単語 1747

(2022.9.22)

今日の気になる英単語:catharsis は?

これは日本語にもなっていて、映画などを夢中で見てスッキリとするようなことを「カタルシス」と言ったりしますね。

英英辞典での定義では
catharsis  (noun)
the process of releasing strong feelings, for example through plays or other artistic activities, as a way of providing relief from anger, mental pain, etc.
      (from the Oxford Advanced Learner’s Dictionary
「演劇やその他の芸術活動などを怒りや精神的苦痛などからの解放手段とし、それを通じて強い感情を解放すること」
となっています。

英辞郎でcatharsis を見ると、『カタルシス、(精神の)浄化』と出ています。そもそもcatharsisの語源は「浄化」の意味のギリシャ語なんだそうです。


意外に思う人もいるかもしれませんが、
catharsis には『(下剤による)便通』の意味も有るそうです。
これは「浄化」ということで繋がっているのだと思います。
すごい映画やドラマを見て心をすっきりするのと、便秘薬でおなかをすっきりするのは、
「たまっている悪いものを出してきれいになる」という点が似ているのではないでしょうか。

最後に一つ。
発音については要注意です。
catharsisの発音は kəθɑ́ːsis (カスィス)でサーの所はthの音ですから、カタカナ語の「カタルシス」とはだいぶ違います。