mace は❓―♞―#つぶやき英単語 2303

(2024.6.16)

mace は殴打用の武器で、
中世ヨーロッパでは分厚い鎧を着た重装の兵を攻撃するときに使われていたそうです。
日本語では『槌矛(つちほこ)、戦棍(せんこん)』との呼び名が有りますが、
そのまま『メイス』と呼ばれる方が一般的です。

Oxford Dictionary で 武器のmace は、
a large heavy stick that has a head with metal points on it, used in the past as a weapon
「先端に金属の先がついた大きな重い棒で、昔は武器として使われていた」
と説明されています。

なお、mace には、武器ではなく
a large decorated stick, carried as a sign of authority by an official such as a mayor
「市長など役人が権威を示すために持つ、大きな装飾が施された棒」
の場合も有ります。

X(このころはTwitter?)ではこんなのが出てました。
Shirogane Noel shows off her mace… ??
「白銀ノエルが彼女のメイスを見せびらかす… ??」

あの殴られたら痛そうな棒がmace なんですね。

war chest は❓―⚔―#つぶやき英単語 2271

(2024.5.16)

war chest って何?
「戦争の胸」とか?

このwar chest は『軍資金、運動資金』の意味だそうです。

chest には『胸』の他に『箱、たんす』の意味も有ります。
そもそも、この単語の語源は「箱」の意味のギリシャ語だそうです。
そこから、お金を入れる箱=『金庫』の意味にもなり、さらに金庫の中の『資金』を表す場合も有るということですね。

例えば、こんな風に使われています。
SoftBank has benefited from Arm’s surging valuation while building a war chest for its push into artificial intelligence
「ソフトバンクは、アーム社の評価額上昇の恩恵を受けながら、人工知能への参入に向けた軍資金を蓄えている」

war という言葉がついていますが、war chest は軍事関係の資金だけでなく、
選挙の資金やスポーツチームの資金でも使われているようです。

dissident は❓―✊―#つぶやき英単語 2530

(2024.4.5)

dissident は『意見を異にする、反体制の』や『意見を異にする人、反体制派』の意味の単語です。
語源は、「離れて座る」の意味のラテン語だそうです。

Xの投稿でこの単語使われていました。
Hanna Malewska, author, Polish Home Army member, #WarsawUprising soldier, editor-in-chief of the “Znak” publishing house and anti-communist dissident, died #OTD in 1983.
She wrote many historical novels reflecting on philosophical issues, such as freedom or human dignity.
ハンナ・マレフスカ、作家、ポーランド国内軍メンバー、#ワルシャワ蜂起 の兵士、出版社「Znak」の編集長、反共・反体制派、1983年死去。
自由や人間の尊厳といった哲学的問題を反映した歴史小説を多数執筆。

理知的な感じの人ですね。

2月の祝日の英語名―📅―#つぶやき英単語 2487

(2024.2.23)

2月の国民の祝日として
2月11日の『建国記念日』と2月23日の『天皇誕生日』があります。
英語では、建国記念日がNational Foundation Day 、
天皇誕生日は Emperor’s Birthday ですね。

今日は、その天皇誕生日ですね。
その関係の記事もいろいろ出ています。

General audience celebrates the 64th birthday of His Majesty the Emperor
「天皇陛下の64歳の誕生日を祝う一般参賀」

他の記事では
Emperor Naruhito, on the occasion of his 64th birthday on Friday, mourned the lives lost in a powerful earthquake that struck central Japan on New Year’s Day and extended his sympathy to the people displaced.
「金曜日、64歳の誕生日を迎えた徳仁天皇陛下は、元旦に中日本を襲った強い地震で失われた人命を悼み、避難生活を余儀なくされている人々にお見舞いを述べられた。」
のように、陛下が地震被害地に対するお言葉を述べられたことを伝えていました。

このイベントの後は、ご家族で誕生日を祝われたんでしょうかね。

僕ヤバの「死ぬほど可愛い」の英語は❓―😻―#つぶやき英単語 2485

(2024.2.22)

アニメ「僕の心のヤバイやつ」第19回の
市川のセリフ「死ぬほど可愛い」は、
英語字幕では
”So cute I could die! ”
だったみたいです。

こんなの、見てるこっちが死ぬよ。
海外の反応動画の中で、
誰かが Sugar overdose 「糖分取り過ぎ」と言ってましたけど、
まさにそれ。

僕ヤバの反応動画で見た foreshadowing は❓―♡―#つぶやき英単語  2484

(2024.2.21)

foreshadowing は、『(物語などの)伏線、展開を暗示する部分』です。
動詞の foreshadow が『前兆となる、予示する』の意味になります。

アニメ『僕の心のヤバイやつ』第19話で、
市川が「伏線回収というやつだ」と言うのですが、
これが英語版では
”Call it foreshadowing.” と訳されているようです。
「伏線というやつだ」のような感じがしますが、これで十分なんでしょう。

まあ、この後いいシーン過ぎるんで・・・。

英語の字幕は、海外の反応のYoutube動画でちらっと見ました。

追記
他の反応動画見たら、同じセリフに別の英訳がついてました。
”I guess they call that foreshadowing.”
ですと。
(なんか配信元によって、字幕違うんですかね?)

Wild Knights と Sungoliathみたいな「長年のライバル」の英語は❓―🏉―#つぶやき英単語 2480 

 

(2024.2.17)

『長年のライバル』は英語では longtime rival です。そのままな感じで割と簡単ですね。
『永遠のライバル』なら eternal rival や perennial rival になります。

rival は名詞としては『競争相手、ライバル、匹敵する人、好敵手』の意味ですが、
動詞になることも有り、『競争する、張り合う、匹敵する』の意味で使われます。

今日、ラグビーリーグワンの第7節で、ワイルドナイツとサンゴリアスのライバルチーム対決が有りました。

The Wild Knights and Sungoliath are longtime rivals.
In fact, the two teams have been rivaling each other since the league was called the Top League.
The Wild Knights won today’s game, but it was a close and exciting match.
I would like to applaud the both teams.
「ワイルドナイツとサンゴリアスは、長年のライバルチームです。
実際にこの二つのチームは、リーグがトップリーグと呼ばれていたころから競い合ってきました。
今日の試合はワイルドナイツが勝ちましたが、接戦のエキサイティングな試合でした。
両チームに拍手を送りたいと思います。」

ワイルドナイツが勝ち切った感じですが、どちらに転ぶか分からない接戦でした。
面白かった!

恋したら coy ですか❓―🙈―#つぶやき英単語 2470

(2024.2.7)

たった3文字の単語ですが、今まで知りませんでした。

coyは『恥ずかしがりな、純情ぶった、いやに無口な』というような意味だそうです。
英辞郎には『ぶりっ子の』という訳も出てました。

Collins Dictionary の説明によると、
A coy person is shy, or pretends to be shy, about love and sex.
「恋愛やセックスについてシャイであるか、シャイと装っているのが、coy な人。」なんですと。

まあ、確かにぶりっ子という感じです。
(今はあまり使わない言葉かもしれませんけど)

coy の発音は kɔi です。
語源は、「静かな」の意味のラテン語だそうです。

使ってみましょう。
She is a coy girl when it comes to love.
「恋愛のことになると、彼女は恥ずかしがり屋だ」

恋には coy になるということで・・・。



oust は❓―🙅―#つぶやき英単語 2464

(2024.2.1)

oust って、out に s が割り込んで入ったみたいな綴りですが、
これ 『追い出す』という意味の動詞なんですね。

oust の語源は、「じゃまをする」の意味のラテン語だそうです。
発音は áust です。

この単語をXで葉検索すると、けっこう簡単に使っている文が見つかります。
例えば
Arab voters in the battleground state of Michigan are threatening to oust President Biden in the 2024 election over his support for Israel in the Gaza war.
「激戦州であるミシガンのアラブ系有権者は、ガザ戦争におけるバイデン大統領のイスラエル支持をめぐり、2024年の選挙でバイデン大統領を追放すると脅している。」

いろいろな国についての最近のニュースでoust が結構な頻度で使われているみたいなんですけど・・・。
政治の世界では、人を追い出すような権力闘争が国を問わず日常茶飯事なのかもしれません。

英語で「誘導尋問」は❓-👮―#つぶやき英単語 2238

(2024.1.6)

『誘導尋問』は英語では leading question だそうです。
leading が『導くこと、誘導』の意味ですね。

Wiktionaryの説明によると、 leading question は
A question that suggests the answer or that contains the information for which the examiner is looking.
「答えを示唆する質問、または試験官が求めている情報を含む質問」
だそうです。

法廷物のドラマでも
「異議あり! 明らかな誘導尋問です。」のようなセリフが出てきたりしますね。

裁判の主尋問では誘導尋問が禁止されているそうです。
これは、質問者が言ってほしい答えを示して誘導することで、
証人の記憶をゆがめて、事実認定を誤る危険性があるためだとか。

(日常生活でも、
 誘導尋問には気を付けた方がいいかも・・・)