ビジネスで使われるstreamline は❓-🚄-#つぶやき英単語 1988

(2023.5.8)

streamline は名詞なら『流線(形)』の意味です。
これは、形容詞『流線形の』や『流線形にする』の意味の動詞としても使われます。

しかし、ビジネスの話の中では、このstreamline が違った意味になり、
『(仕事・生産などを)合理化する、能率化する』を表す動詞としても使われるのだそうです。

使ってみましょう。
We will further streamline our production processes in order to compete in the steel sector.
「鉄鋼分野での競争に勝つため、我が社はさらに生産プロセスを合理化します」

企業も本当の意味での合理化・能率化を進めてほしいものです。
その場限りで人を減らすのが、合理化ということではないと思いますので。

WBC決勝:Storybook ending-⚾-#つぶやき英単語 1937

(2023.3.22)

WBC決勝戦すごかったですね。
特に大谷 vsトラウトのエンディングは、アニメかなんかですか?

この試合を英語記事の見出しで何と表現しているか、拾ってみました。

Fox News
STORYBOOK ENDING: Japan won its third World Baseball Classic, taking down the United States, 3-2.
「物語のような結末:日本が3-2でアメリカを下して、3度目のワールドベースボールクラッシック優勝」

YAHOO!SPORTS
Baseball Gods Delivered Dream Ohtani-Trout Matchup in WBC Final
「野球の神様が WBC決勝で夢の大谷-トラウト戦を実現した」

REUTERS
WBC win the best moment of my life, says Japan’s Ohtani
「WBC優勝は人生最高の瞬間と語る日本代表の大谷選手」

USA TODAY
‘He won Round 1:’ Shohei Ohtani vs. Mike Trout gave World Baseball Classic the storybook ending it deserved
「1ラウンド目は彼の勝ち:大谷翔平 と マイクトラウトの対決が、ワールドベースボールクラシックにふさわしい物語のような結末をもたらした」
   「1ラウンド目は彼の勝ち」はトラウトのせりふらしいです。

こういうのを storybook ending と言うのですね。
覚えました。



梅の「種」は英語で何? -🍑―#つぶやき英単語 1780  

(2022.10.23)

seed は植物の『種(たね)、種子』のことですね。でも、梅干しの中の「種」は、英語では違う呼び方になるようです。
何と言うでしょうか?

🍙🍙🍙

答えは stone です。(石のstone と同じです。)
stone は『ウメ・モモなどの果実の中の核(堅い内果皮に包まれた部分)』のことです。
日本語ではこの核のことを普通「種」と呼んでいます。
ですが、植物学的な意味での本当の「種子」は、核の殻の中にあるのだそうです。英語では、この辺を分けた呼び方になっているということですね。

ちなみに、このような核が中にあるタイプの果実を『核果』と呼ぶそうで、
これは英語で stone fruits となります。

英作文に使ってみましょう。
Umeboshi are made by pickling whole ume-plums containing those stones inside.
「梅干しは、種が入った丸ごとの梅の実を漬けて作られます。」

sticky fingers は?-👈―#つぶやき英単語 1775

(2022.10.18)

sticky fingersは『盗癖』という意味なんですね。
have sticky fingers で『盗癖がある』です。

sticky は『ねばねばする、粘着する』の意味があるので、
sticky fingers は文字通りだと「くっつきやすい手」というようなことです。

GRAMMARISTというサイトの説明には
The expression sticky fingers came into use in the mid-1800s and calls to mind an image of paper money sticking to someone’s fingers, as if the criminal weren’t really planning to steal.
sticky fingersという表現は1800年代半ばに使われるようになり、紙幣が指にくっつき、まるで犯人が本当に盗むつもりがなかったかのようなイメージを思い起こさせる。」と書いてありました。

確かにそういう人が捕まったら
「あっしは盗るつもりは無いんですよ。
でも、なぜかお金の方から手にくっついてきちゃうんで・・・」
とか言いそうなイメージが有ります。

盗みって言っても、ルパン的な大泥棒というよりは
スリとか置き引きのイメージですね。

使ってみましょう。
There are not a few people in this area who have sticky fingers.
「この辺じゃ盗み癖のある人間は少なからずいます」

日本だと、平気で荷物置いて席取りしてたりしますけど、
まあ、ちょっとは用心したほうがいいかもしれませんね。

「ものもらいができた」の英語-👁-#つぶやき英単語 1768

(2022.10.11)

I got a sty in my left eye.
「左目にものもらいができた」

sty が『ものもらい、麦粒腫』です。
(sty には他に『豚小屋、汚い家』の意味も有ります。なんかひどい。)

他にhordeolum でも『麦粒腫、ものもらい』の意味になります。

「ものもらい」はまぶたにある脂腺や汗腺に細菌感染して起こる病気で、麦のような大きさの膨れができるため「麦粒腫」とも呼ばれるそうです。

本当にできました。
とりあえず、左目がかゆいです。

rob と steal の違い―😎-#つぶやき英単語 1754

(2022.9.29)

rob steal は、奪うとか盗むという似たような意味の動詞ですが、
使い方が違うんですね。そこのとこ押さえておきましょう。

rob では、
Lupin robbed the queen of the jewel. 
「ルパンは女王から宝石を奪った」のように、
rob +(被害者)+ of +(盗まれた物)の形になります。
   
一方、 stealは、
Lupin stole the jewel from the queen. 
「ルパンは女王から宝石を盗んだ」のように、
steel + (盗まれた物)+ from + (被害者)の形で使います。

受け身では、それぞれ
The queen was robbed of the jewel by Lupin.
The jewel was stolen from the queen by Lupin.
のようになります。

また、意味の上でも
rob が『奪う、略奪する、強奪する』なのに対し、
steal は『盗む、こっそり取る、うまく手に入れる』なので
少し違いは有ります。
rob :強盗、 steal:コソ泥ぐらいのイメージで覚えておけばいいかもしれません。



英語で「チョウザメ」は?-📰-#つぶやき英単語 1612

(2022.5.10)

『チョウザメ』は英語では sturgeon だそうです。

Weblioの中に出ている日本語WordNet(英和)によるsturgeonの説明は
肉と卵が価値のある大型原始魚 (large primitive fishes valued for their flesh and roe)
となっています。

roe は『魚の体内にある卵』のことで、チョウザメ sturgeonroe がキャビアcaviar になります。

食品としてのcaviar は「チョウザメの塩漬魚卵 salted roe of sturgeon 」です。

チョウザメのイラスト

最近、琵琶湖で本来生息していないはずのチョウザメが定置網にかかったとのニュースが有りました。誰かが無断で放流したのかもしれません。

実は、チョウザメは日本でも養殖されていて、国産のキャビアも売っているようです。
(たまごかけご飯に合わせるとおいしいとか。)

standings は?-🥇-#つぶやき英単語 1596

(2022.4.24)

スポーツや競技の『順位表』の事をstandings というのですね。

表彰台のイラスト

下に示したのが、今週末の試合が終わった時点での、ジャパンラグビーリーグワンのディビジョン1の順位表なんですが、確かにSTANDINGSと書いてあります。

名詞のstanding には、
Position, status, or reputation『地位、身分、名声』の意味があります。
これは社会的な「立ち位置」のように解釈できます。

競技で言えば、各競技者やチームの「立ち位置」というのが順位ですから、
それをまとめて表した『順位表』が standings になるわけですね。
(複数の順位をまとめているから複数形なんだと思います)

Wild Knights vs Steelers!(steelerって何?)-🗡-#つぶやき英単語 1589

(2022.4.17)

Steelersと言えば、アメフトのNFLならPittsburgh Steelers なんですが、
日本のラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ Kobelco Kobe Steelers』も忘れてはいけません。ちょっと、このチーム名について書きたいと思います。

そもそものところから言うと、
steelは『鋼、鋼鉄』のことです。
この steel という単語は、硬いものの意味の古語英語に由来するようです。

Oxfordの辞書のサイトでの説明では、
steel  (NOUN)
A hard, strong, gray or bluish-gray alloy of iron with carbon and usually other elements, used extensively as a structural and fabricating material.
  (名詞)
構造材や加工材として広く使用される硬くて強い灰色または青みがかった灰色の鉄合金で、炭素を含み通常は他の元素も含有する」
ということになります。
(細かな話ですが、鋼 steel は鉄 ironとは区別して覚えておいてください。)

では、steeler は何なのかというと、
merriam-webster.comの説明では以下の通りです。
steeler (NOUN)
one that steels especially : a smith who steels edged tools
「鋼鉄に関する作業・仕事をする人、特に刃物に鋼の刃をつける鍛冶職人」

ついでに、steelという動詞
to overlay, point, or edge with steel 「鋼鉄で覆ったり、尖った先端や刃をつける」と説明されています。
またこの動詞には
to fill with resolution or determination 「決意を固める」のような意味も有ります。

鉄兜と鎧を着た兵士のイラスト

Pittsburgh Steelers は米国で鉄鋼産業で有名な地域を地元にしていますし、
Kobelco Kobe Steelers は鉄鋼会社である神戸製鋼のチームです。
いずれも、鋼鉄に関係する地域性や会社と言うことから Steelers というチーム名なわけですが、鋼のような体を持つ男たちの集団と見ても間違いではありませんね。

🏉

さて、4/16(土)に熊谷で行われたジャパンラグビーリーグワン第13節、
埼玉パナソニックワイルドナイツ vs コベルコ神戸スティーラーズ 見てきました。
37対31でワイルドナイツの勝利でした。不敗継続です。
鋼のチームらしくスティーラーズがモールで押し込む場面も有り、なかなかのぶつかり合いでした。
ワイルドナイツも良く勝ち切りました。


英語で「麻痺せよ」は?-⚠-#つぶやき英単語 1567

(2022.3.26)

ハリー・ポッター HARRY POTTER の話には、いろんな種類の呪文が出てきます。
もちろん、魔法の呪文なので英語ではないわけですが、中には英語のままというのも有るんです。

僕は気が付いたのは、「 麻痺せよ」という呪文です。
麻痺せよの元の呪文は Stupefy で、日本語版の本でも「ステューピファイ!麻痺せよ!」と書かれているところも有ります。

stupefy という単語は実際に辞書に載っていて、
『(人を)麻痺させる、無感覚にさせる、ぼうっとさせる』の意味を持つ他動詞です。
他にも『びっくりさせる、仰天させる』の意味にもなります。

使い方はこんな感じです。
He was stupefied with the drug.
「彼は薬で朦朧としていた」

We were stupefied by the news.
「私たちはそのニュースに唖然とした」

ハロウィンのイラスト「黒猫の魔法使い」

呪文のStupefy は、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の闘いのシーンなどにも出てきます。機会が有れば、チェックしてみてください。