「やり投げ」の英語は?―🥇―#気になる英語調べ隊 2563

(2024.8.11)

『やり投げ』は英語では javelin throwやjavelin throwing です。
場合によりjavelin や jav とも言うようです。
(→ 関連投稿 「・・投げ」クイズ

パリ五輪、陸上競技のやり投げで、北口榛花選手が優勝! 
トラック・フィールド種目で日本女子初の金メダル獲得だそうです。👏

The first Japanese woman to win a field event at the Olympics 👏
🇯🇵’s Haruka Kitaguchi rules the javelin throw final with 65.80m.
日本女子初の五輪フィールド種目優勝👏
日本の北口榛花がやり投げ決勝を65.80mで制す。

実力通りの勝利という感じでした。

「南海トラフ地震」とか「巨大地震」の英語―🗾―#気になる英語調べ隊 2561

(2024.8.9)

NHK WORLD の記事の抜粋
The Japanese Meteorological Agency has issued a megaquake advisory after Thursday’s quake, as part of the Nankai Trough Earthquake Extra Information protocol. It has also lifted all tsunami advisories.
「気象庁は木曜日の地震後、南海トラフ地震の臨時情報プロトコルの一環として、巨大地震注意報を発表した。また、すべての津波注意報を解除した。」

megaquake 『巨大地震』
advisory 『注意報』
Nankai Trough Earthquake 『南海トラフ地震』
  trough は『谷』

巨大地震が起きる可能性が有るって・・・。
まあ心配し過ぎてもしょうがないですが、
日頃の準備は必要でしょうね。

presenteeism は?―😷―#気になる英語調べ隊 2555

(2024.8.3)

presenteeism はWeblioによると
『疾病就業(病気でも出勤することで遂行能力が低下している状態)』だそうです。
この言葉、オンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lesson で出てきて覚えました。

少し頭が痛かったり気分が悪いぐらいだと、出勤する人も多いかもしれません。
しかし、とりあえず出社しても、能率が上がらない、ミスをする、あげくは病気が悪化するということでは意味が有りませんね。
自分は休みたいのに、体調の悪い時にもいろんな形のプレッシャーで休めないのは、職場として最悪な気がします。実際に事故、生産性の低下や感染症の蔓延などがこれで引き起こされる可能性がありますので、会社の運営管理の問題でもあります。

これ、海外の英英辞典で見ると、少し違った意味の説明がされていました。
Collins Dictionaryの説明では、
Presenteeism is the practice of working longer hours than you are paid for or not taking holiday that is due to you, in order to progress in your career or because you fear losing your job.
「プレゼンティーイズムとは、キャリアアップのため、あるいは職を失うことを恐れて、賃金を超えて長時間働いたり、本来取るべき休暇を取らなかったりすることである。」
となっています。

presenteeismは、日本での「サービス残業」や「有給取得率の低さ」なども含んだ言葉として使われる場合があるようですね。

まあどちらにしても、メリハリをつけて、休むときは休んだ方が仕事の能率も上がるというものじゃないでしょうか。

大谷選手は Texas-sized か!―⚾―#気になる英語調べ隊 2349

(2024.7.28)

MLBのドジャースvsアストロズ戦で、大谷翔平選手が32号ホームランを打ちました。🎉

このホームランについてMLBがXにこんなふうにポストしてました。

”A Texas-sized home run for Shohei Ohtani!”
「大谷翔平選手の特大のホームラン!」

Texas-sized が「非常に大きい」の意味です。
Wiktionary では
”(informal, hyperbolic) Very large for its type”
「(口語、誇張)その種の中で非常に大きい」

テキサスはアメリカで2番目に大きい州です。(一番大きいのはアラスカ)
テキサスではみんなデカいものが大好きで、何でも大きいというのが定説(?)ですね。
なので Texas-sized 「テキサスサイズの」と言ったら、とにかくデカいという意味です。

また、今日の大谷選手のホームランは、アストロズのホームグラウンド、テキサス州ヒューストンのミニッツメイド・パークで打ったものなので、このTexas-sized という形容詞を選んで使ったんだと思います。

大谷選手のホームランはMLBの公式ポストで Texas-sized 認定なわけですけれど、
体やパワーの方もTexas-sizedだと思うのですよ。

日本ではデカいものの事を
「岩手サイズ」Iwate-sized と言うことにしたらどうでしょう?
岩手県は都道府県の大きさでは北海道に次ぐ2番目なんで、日本のテキサスと言えなくもないのでは。
なにより、大谷選手の出身地ですしね。

大谷選手に関連する投稿


pass the torch to a new generation.―🇺🇸―#気になる英語調べ隊 2346

(2024.7.25)

バイデン大統領が、大統領選から撤退するということでスピーチしたようです。

その中で
pass the torch to a new generation.
は「新しい世代にトーチを渡す」と言ってました。
オリンピックの聖火リレーのイメージかな。

News Analysis: In a speech from the Oval Office, President Biden said it was time to “pass the torch to a new generation.” But he said nothing about his own age or capacity that led so many Democrats to desert him.
ニュース分析 大統領執務室からの演説で、バイデン大統領は新しい世代にトーチを渡す時だと述べた。しかし、多くの民主党議員から見放された自身の年齢や能力については何も語らなかった。

まあ、若返りも必要ですね。

All stars =Ohtani、Imanaga and Blooper ―⚾―#気になる英語調べ隊 2339

(2024.7.18)

昨日のMLB オールスターゲームで、
大谷選手はDHで出場して3ランホームランを打ちましたし、
今永投手はヒットも打たれず3者凡退のピッチングで、日本人選手の活躍が目立ちました。

両選手と、もう一人の日本に縁のある人が試合前に話しているシーンがXに投稿されていました。

Atlanta BravesのマスコットのBlooperです。
このBlooper の中の人は、2018年に広島カープのマスコットを務めていた人で、最近はMLBに行った日本選手と試合前によく交流しているんですね。

このBlooper の名称が、そもそもどんな意味なのか気になりますね。

blooper を英和辞典で引くと、
『大失敗、どじ、ポテンヒット』などの意味らしいです。
コミカルな名前なんですね。
ドジ君とかポテンヒット君という感じでしょうか。

なお、関連するbloop という動詞は
『(~を)駄目にする、失敗する、(野球で)当たり損ねる、ポテンヒットにする』
などの意味だそうです。

Xの投稿でBlooper は「翔平と翔太に会えてよかったです!」と書いています。
かなり日本語もできるみたいですね。
楽しそうでなによりです。

今日のWeblio検索ランキング: trump と bullseye ―🐂―#気になる英語調べ隊 2337

(2024.7.16)

Weblioには、その日に検索された言葉のランキングが出ているのですが、
今日の1位は trump で、2位が bullseye でした。

trump はもちろんトランプ氏の暗殺未遂事件が有ったので、それに関係して調べられていると思います。
なお、一般名詞としてのtrump は、
『切り札、奥の手、最後の手段、すばらしい人』などの意味になります。

2番目に多く調べられた bullseye には『(標的の)中心部、標的』の意味が有ります。
なんで、多くの人がこれを調べたのかなんですが、バイデン大統領がこの言葉を使ったかららしいです。

Xにも、こんな風に出ています。
President Joe Biden has appeared to defend his comments about putting Donald Trump in a “bullseye” made less than a week before the former president was shot at a Pennsylvania rally.
これを訳すと
「ジョー・バイデン大統領は、前大統領がペンシルベニア州の集会で銃撃される1週間足らず前に発した、ドナルド・トランプを「bullseye(標的)」に置くという自分のコメントを弁明しているようだ。」

発言と事件が結び付けられるようなタイミングで言ってるので、
これは現大統領側のダメージも大きいかもしれません。

トランプ氏のstunning photo !-🇺🇸-#気になる英語調べ隊 2336

(2024.7.15)

大統領候補のトランプ氏の暗殺未遂事件、間一髪でしたね。びっくりです。
この事件自体もそうですが、事件直後に、血を流しながら拳を挙げるトランプ氏と取り囲むSP、青い空に掲げられた星条旗というニュース写真にも驚きました。
ある意味で、 stunning photo 「見事な写真」という感じです。
stunning は『気絶させるような、見事な』の意味の形容詞ですね。

右派のコラムニストの方が、Xにこんな投稿をしてました。

Woke up thinking about this and I’m still stunned. I’ve been as big a Trump critic as anyone else on the right over the past couple of years, but what happened last night, Trump’s brave, defiant reaction, and especially the stunning photos that captured it, stirred something in me that I never knew was there. Somehow, I want to run through a wall for someone I worked against the entire primary cycle. If this didn’t change the world, it certainly changed me.
訳すとこんな感じです。
「これを考えながら目が覚めて私は唖然とした。過去数年間、私は右派の側の誰よりもトランプ氏を批判してきた人間だ。しかし昨夜起こったこと、トランプの勇敢に戦おうとする反応と、特にそれを捉えた見事な写真が、私な中に有ると思っていなかった何かをかき立てた。なぜか、私は予備選の全期間を通じて敵対していた人物のために壁を突き破りたくなった。これが世界を変えなかったとしても、私を変えたことは確かだ。」

これは、アメリカの人が好きそうな写真で、
なにかAIが作り込んだのかと思うほどです。
大統領選挙にもこれが少なからぬ影響を与える気がします。

「数の暴力」の英語は?―💯―#気になる英語調べ隊 2330

(2024.7.10)

『数の暴力』は英語では tyranny of the majority と言うそうです。

tyranny は『専制政治、暴政、暴虐、圧政』で、
majority は『大多数、大部分、多数派』等の意味ですね。

In a democracy, decision-making by majority rule is fundamental, but it should not be like tyranny of majority. Respect for minority opinions is also important.
「民主主義では多数決による意思決定が基本であるが、数の暴力のようになってはいけない。少数意見の尊重も重要である。」

まあ、特に政治の世界は数で決まるのですが、
ちゃんと議論してより良い政策を形成していくプロセスが必要ですよね。

「新紙幣」の英語は?―💴―#気になる英語調べ隊 2329

(2024.7.9)

先週、新紙幣が発行されましたね。

英語のニュースでは『新紙幣』のことを、 new banknotes と言っているようです。

例えば、こんな感じで。
The BOJ began issuing new banknotes. The hometowns of the new faces on banknotes — Eiichi Shibusawa, Umeko Tsuda and Shibasaburo Kitasato — celebrated the issuance of the bills, showing local pride.
「日銀が新紙幣の発行を開始した。渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎ら新紙幣の顔の出身地では、地元の誇りを示すものとして新紙幣の発行を祝った。」

他には bank bill が使われているのも見ました。
banknotebankbillも『紙幣』ですが、
banknoteは主に英国、bank bill は主に米国で使用されるそうです。