Starlings は?―🐧―#気になる英語調べ隊 2558

(2025.7.29)

starling は ムクドリ。

日本のムクドリは、white cheek starling と呼ばれるそうです。
確かに頬が白いですね。

全体に灰色がかっていることから、grey starling とも呼ばれるようです。

大きな群れをつくっていることが多いですね。
Starlings 圧倒的複数形 という感じで、少し怖いぐらいです。

ヒッチコックの映画を思い出します。

I saw a heron today-📷-#気になる英語調べ隊 2665

(2025.3.21)

heron は鳥の『サギ』で、その中の grey heron が『アオサギ』だそうです。

I saw a bird near the river this morning.
It was a kind of heron, probably a grey heron.
今朝、川の近くで鳥を見ました。
それはサギの一種で、たぶんアオサギだと思います。

この写真では首が短いように見えますが、折りたたんでいるのではないでしょうか。

ちなみに、宮崎駿監督のアニメ「君たちはどう生きるか」の英語タイトルが THE BOY AND THE HERON になってましたね。
(関連投稿→祝受賞:Best Animated Feature の feature は❓

ノエル団長のお言葉から:ホーミングは?-🚀―#気になる英語調べ隊 2630

(2025.1.25)

ホロライブのノエル団長がドンキーコングのゲーム配信で、空中で追いかけてくるような動きの敵を「ホーミング」と言っていました。

ホーミングは英語で homing で、この場合は『自動追尾(の)』の意味だと思われます。主に、ミサイルについて使われる言葉ですね。

その他に、homing には『帰巣性(の)』の意味も有ります。
ハトなどが巣に戻る性質のことですね。
同様に、形容詞として『家に帰る』の意味にもなります。

home を動詞で使った場合には、
ミサイルなどが『(目標に)向かう』や、『巣に帰る、家に帰る』の意味になるそうです。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

crow って鳴き声由来だよね―🐦‍⬛―#気になる英語調べ隊 2613

(2025.1.7)

『カラス』は英語でcrow ですけれど、
crow ってなんかカラスの声真似になっているような気がしませんか。
発音記号で króu で、カタカナで書けばクロゥのような音です。
これ、 r を意識して舌を奥に引いてゆっくり言うと、カラスの鳴き声に似てきますよね。

諸説あるのかもしれませんが、
crow は 実際にこの鳥の鳴き声に由来する名前とも言われています。

また、crowには『おんどりの鳴き声、(赤ん坊の)喜びの声』という意味も有り、
成り立ちとして少なくとも擬音語から来ていると考えるのが自然でしょう。

実は日本語の『カラス』も、鳴き声の「カラ」と鳥を意味する「ス」が合わさってできたと言われており、鳴き声に関係した名称であることでは共通しています。

カラスは身近な鳥で、その声の特徴を多くの人が知っているので、
鳴き声に関係した名前が付けられるのは当然な流れかもしれません。

漁師王と呼ばれる鳥―🐥―#つぶやき英単語 2368

(2024.5.11)

Kingfisher は king 『王』+fisher 『漁師』ですから、
直訳なら「漁師王」のようなことですが、
これが鳥の『カワセミ』の英語名です。

今日、Xで見かけました。
Kingfisher wanting his friends lunch
カワセミが仲間のランチを欲しがっている

きれいな鳥ですね。

あまり入りたくない coop は❓-🐣―#つぶやき英単語 2227

(2023.12.26)

co-op なら consumers’ cooperative =生活者協同組合、つまり生協でお馴染みですが、
それとは違うcoop という単語はどういう意味でしょうか?

coop は『鶏小屋、狭苦しい所』です。
そういうことなので、俗語で『刑務所』の意味にもあるそうです。
語源は「かご」の意味の中期英語です。

coop は『閉じ込める、おりにいれる』や『閉じこもる』の動詞にもなるそうです。

使ってみましょう。
I would rather be in a coop than in this room.
「この部屋にいるぐらいなら鶏小屋の方がましだ」

実は、この英文を自動翻訳したら
「こんな部屋にいるくらいなら、生協にいるほうがましだ。」
という訳文が最初に出てきました。
(他の訳語の候補を見たら鶏舎というのも入ってましたけど)

まあ鶏小屋よりは生協の方が居心地いいのは間違いないと思います。

(前にも同じようなこと書いてました→これ

Birds of a feather は❓-🐥―#つぶやき英単語 2121

(2023.9.13)

Birds of a feather は「類は友を呼ぶ」という意味で使われます。
一部、ネット上ではBOFと略されるそうです。

もともと、 Birds of a feather flock together. という諺で
直訳なら「同じ羽毛の鳥は相寄る」のようになりますが、
これが「類は友を呼ぶ」という日本語の諺と同様の意味ということです。
(ちなみに日本語の「類は友を呼ぶ」は中国の書物に由来するそうです。)

feather は『羽、羽毛』ですね。
flockは、この場合は『群がる、集まる』の意味の動詞です。

These days, I see starlings congregating on the power lines at dusk.
Indeed, they seem to like to flock together.
このごろ、夕方に電線の上にムクドリが集まっているのを見かけます。
確かに、彼らは群れをつくるのが好きなようです。

カージナルス の cardinalは❓-🐦-#つぶやき英単語 1983

(2023.5.5)

カージナルス (St. Louis Cardinals)は、MLBナショナルリーグ中地区のチームです。
WBCで侍ジャパンで活躍したラーズ・ヌートバー (Lars Nootbaar)選手の所属チームですね。

19世紀から存続する古豪チームで、球団名の Cardinals は1900年から使用されています。当時の選手たとのユニフォームが赤い色であったため、
同じような色の鳥 Cardinal (Northern Cardinal=ショウジョウコウカンチョウ)と地元メディアが呼んだことが由来するとのことです。
この鳥は、セントルイスのあるミズーリ州の州鳥で、カージナルスのユニフォームにもしっかり描かれています。


そもそも、cardinal はカトリック教会の高位聖職者『枢機卿』という意味があり、その枢機卿の衣のような『深紅、緋色』という意味にもなり、その色の鳥の名前にもなったわけです。

ちなみに、cardinal には『きわめて重要な、主要な』の意味もあり、
語源は「ちょうつがいの、主要な」の意味のラテン語だそうです。
枢機卿=cardinal というのは、こちらの方の意味から来ているのだと思われます。

「猛禽類、トビ」の英語は❓-🦅-#つぶやき英単語 1920

(2023.3.5)

3/4の土曜日、ワイルドナイツvs スピアーズの試合を見に熊谷ラグビー場に行きました。この試合、上空から鳥も観戦していたようです。

トビ kite (?)

前にカラスはいたのですが、今回のは形から言って猛禽類で、たぶんトビじゃないかと思います。

英語で『猛禽類』は raptor で、『トビ』は kite と言います。
kite には『凧』の意味もありますが、この写真で見ると鳥の形をした凧のようにも見えます。

(ワイルドナイツの飯島GMは、野鳥観察がお好きとのことですから、
熊谷ラグビー場の周囲で見られる鳥なども把握しておられるかもしれませんね。
もし、ご覧になってたら、これトビなのか教えていただければありがたいです。)

山沢選手

この日の試合では、ワイルドナイツが30-15で勝利しました。
地元出身の山沢選手が大活躍で、トビ(?)もそれを見に来ていたのかもしれません。

「上下関係」の英語が・・・-🐣-#つぶやき英単語 1651

(2022.6.17)

Weblioで『上下関係』を調べたら、一番前に pecking order というのが出ていました。
ちょっと気になる表現ですね。

peck は『(くちばしで)つつく』で、order は『順序』などの意味ですね。

実は、 pecking order は本来『(ニワトリなど鳥の社会で)つつきの順位』のことなんだそうです。順位の高い方が低い方をつついて、逆は無いんだとか。

なので、この言葉 pecking order が人間社会の『序列、上下関係』を表すのに使われるのは、一種の比喩表現ということでしょう。
鳥の社会も人間の社会も、なかなか厳しいことは確かですね。

会社などでも上下関係は重要ですが、
上司が部下を一方的につついていいわけではありません。
もし、上の人に不当につつかれたら、まあ直接つつき返すというよりは、
パワハラ対策部署に連絡でいいんじゃないでしょうか。