cheap じゃないcheepの意味は❓―🐣―#気になる英語調べ隊 2331

(2024.7.11)

cheap は『安い、安価な、とるにたらない』などの意味の形容詞ですね。

これを cheep と書き間違えても、ちゃんと辞書に載っている英単語なんですけど
ご存知ですか?

cheepは『(ひな鳥などの)ピヨピヨ鳴く声、(ネズミなどの)チューチュー鳴く声』の意味を持ちます。
これには動詞も有って、
『(ひな鳥が)ピヨピヨと鳴く(ネズミなどが)チューチューと鳴く』や
『(~を)ぴーぴー声で言う』の意味で使えます。

発音は両方ともほとんど同じで、発音記号 tʃíːp です。
(英辞郎では cheap の米国風の発音はtʃipになってましたけど)

使ってみましょう。
A chick in a cheap cage was cheeping.
「安っぽいカゴの中でひよこがピヨピヨ鳴いていた」

cheap のa を e にすると、ピヨピヨかチューチューになるわけですね。

Mercury reaches 40 degrees ―🥵―#気になる英語調べ隊 2328

(2024.7.8)

NHK WORLDの7/7ニュースでのニュースタイトルの中で mercury という単語が使われてました。
Mercury reaches 40 degrees Celsius in Shizuoka

mercury は、常温で液体の金属で元素記号Hgの『水銀』のことですが、
この場合は『(温度計の)水銀柱』の意味で使われています。
(若い人は、水銀が使われている温度計とか見たことないかも・・・。)

つまり、ニュースタイトルは
「静岡で気温が40℃に到達」ということですね。

それにしても、今からこんなに暑くて、夏本番になったらどうなるんでしょうか?

ちなみに、大文字で始まるMercury には『水星』の意味も有りますね。

talisman は?―🧿―#つぶやき英単語 2321

(2024.7.3)

talisman は『護符、お守り、不思議な力のあるもの』の意味です。

Xにこんな風に出ていました。
Do you carry a talisman for good luck?  Read the full definition here:
あなたは幸運のお守りを持ち歩いてますか? ここできちんとした定義を呼んでください。

ここで出ているtalisman の定義を和訳すると
anything whose presence exercises a remarkable or powerful influence on human feelings or actions.
「その存在が人間の感情や行動に顕著な、あるいは強力な影響を及ぼすもの。」

実は、このDictonary.comのtalismanの項目には、上の他に
a stone, ring, or other object, engraved with figures or characters supposed to possess occult powers and worn as an amulet or charm.
「オカルト的な力を持つとされる図形や文字が刻まれた石、指輪、その他の物体で、お守りやお守りとして身につけるもの。」
any amulet or charm.
「アミュレットやチャーム」
との説明も出ています。
amulet も『お守り、魔除け』で、
charm もこの場合は『護符、魔よけ、お守り』の意味になります。)

(ELDENRINGのゲーム配信で、白銀ノエル団長がタリスマンのことを言ってました。
いろいろ選択肢が有って、楽しそうで何よりです。)

(白銀ノエルさん関連→ここ)

鹿だって browse するって!―🦌―#つぶやき英単語 2320

(2024.7.2)

インターネットで検索・閲覧するソフトをブラウザ browser と言いますから、
ブラウズ browse は『ネットで情報を閲覧する』の意味で使われる場合が多いですね。
これはbrowse の『拾い読みする』という意味のバリエーションと考えられます。

でも、browse は場合によっては動物がする場合も有ります。
動物が『若葉(若芽)を食う』という意味でもbrowse という動詞が使われますから。

例えば、他動詞として
Many of the young shoots of the trees in that forest had been browsed by deers.
「その森の木々の若芽の多くが鹿に食われていた」
のように使われます。

また、自動詞でbrowse on の形で
The deers are browsing on young shoots of the trees.
「鹿が木々の若芽を食べている」
のようにも使われます。

このbrowse のように、英単語にはいろいろな意味を持つ場合が有って、
それで意味を取り違えることも有るかもしれません。
こういうのは、出会った時が覚えるチャンスですね。

白銀ノエルさん用語 3:ASMRとバイノーラル―🎧―#つぶやき英単語 2311

(2024.6.24)

ぼくが白銀ノエル団長の推しになったのは、ASMRがきっかけです。
耳鳴りがして眠れないことがあり、ホワイトノイズ、自然音などを使った安眠動画界隈をさまよった末、最近、白銀ノエルさんのASMRで寝落ちして・・・という流れです。
(1か月前はホロライブが何かも知らなかったのですが、そんなこんなで、団長を中心にホロライブの方たちのゲームや歌、雑談の配信まで、けっこう見るようになりました。)

これは、前にも書いたことがあるのですが、
ASMRは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略です。
この場合に各単語の意味は
autonomous 『自律的な』(他には『自治の、自主的な』の意味あり。)
sensory 『感覚の』
meridian 『絶頂』 (他に『子午線、経線、極点、全盛期』の意味あり。)   
response『反応』
なので、ASMRを日本語に直訳するなら「自律感覚絶頂反応」となります。
これは「外部からの刺激によってゾワゾワする感覚」のことで、
多くの場合には、聴覚を通してゾワゾワすることや、そのためのリアルで立体的な音声を指します。

このようなASMRの配信や録音は、バイノーラル方式 (binaural) によって行われています。
bin-が biと同様に「二つの」の意味の接頭辞で、aural が『耳の、聴覚の』なので、
binaural は『両耳(用)の』の意味になります。

具体的には、人が両耳で実際に聞いているのを再現したリアルで立体的な音がバイノーラル音声と呼ばれます。このために特別なバイノーラルマイクが用いられることが多く、その代表的なものが ダミーヘッドマイク dummy head microphone と呼ばれるものです。
例えば、NEUMANNのKU100がこれにあたります。
これかなり高価な機材になりますが、ノエル団長の愛用機のようです。

このバイノーラル方式によるASMRは、イヤフォンやヘッドフォンで聞く方が効果的というか、ぞくぞくする感覚が得られると思います。
ぼくも寝る時に使いやすいイヤフォンでいいのが有れば、新しく飼ってもいいかと思っています。

(白銀ノエルさん関連→ここ

debunk は❓―😒―#つぶやき英単語 2307

(2024.6.20)

debunk は『正体を暴露する、すっぱ抜く』という意味だそうです。
bunk 『たわごと、ナンセンス』に『取り除く』の意味の接頭辞 de- がついているので、ナンセンスを取り除く的なことなんですね。

使ってみましょう。
His research has debunked the widespread rumors.
「彼の研究がその広まっている噂のウソを暴いた」

世の中、debunk が必要なことがたくさんあるような・・・。

この単語、オンライン英会話 Bizmatesのレッスンで読んだ英文に出てきました。

ドジャース勝ったって⁉ What a come back!! ―⚾―#つぶやき英単語 2306

(2024.6.19)

今日のMLB ドジャース vs ロッキーズの試合で、大谷翔平選手が6回に特大の20号ホームランを打ちました。

試合としては、ドジャースが終始劣勢で、
8回の終わり時点ではロッキーズ 9-5 ドジャースでした。
ところが、9回にドジャースが7点取って逆転して、そのまま勝利したんです。
あまり見ないような逆転勝利でした。

Redditの試合後のスレッド(Postgame Thread ⚾ Dodgers 11 @ Rockies 9)でも
What a come back!! と言ってる人がいました。

この場合の come back は、
負けそうだった状況から追いついてひっくり返す『逆転』、
あるいは comeback victory 『逆転勝ち』の事と思われます。
なので、「何という逆転劇」や「なんてすごい逆転勝ちだ」と言ってるわけですね。

Comment
byu/DodgerBot from discussion
inDodgers

山本選手やベッツ選手の離脱も有りますが、
ドジャースはチームとしてよく戦っている感じですね。
大谷選手も調子が上がってきたようですから、ホームランや盗塁も数を伸ばしてくれると思います。。

mace は❓―♞―#つぶやき英単語 2303

(2024.6.16)

mace は殴打用の武器で、
中世ヨーロッパでは分厚い鎧を着た重装の兵を攻撃するときに使われていたそうです。
日本語では『槌矛(つちほこ)、戦棍(せんこん)』との呼び名が有りますが、
そのまま『メイス』と呼ばれる方が一般的です。

Oxford Dictionary で 武器のmace は、
a large heavy stick that has a head with metal points on it, used in the past as a weapon
「先端に金属の先がついた大きな重い棒で、昔は武器として使われていた」
と説明されています。

なお、mace には、武器ではなく
a large decorated stick, carried as a sign of authority by an official such as a mayor
「市長など役人が権威を示すために持つ、大きな装飾が施された棒」
の場合も有ります。

X(このころはTwitter?)ではこんなのが出てました。
Shirogane Noel shows off her mace… ??
「白銀ノエルが彼女のメイスを見せびらかす… ??」

あの殴られたら痛そうな棒がmace なんですね。

(白銀ノエルさん関連投稿→ここ)

白銀ノエルさんの英語版プロフィールでstronk を覚えました―⚔―#つぶやき英単語 2301

(2024.6.14)

ホロライブのVTuber 白銀ノエルさんの英語版プロフィールstronk という単語が使われてました。こんな感じで
’Hungering for power, she came to train to the VTuber world where all the stronk people are.’

ぼくは最初、strong の打ち間違えなんじゃないかと思ったんです。
これ教えてあげた方がいいかとも思ったぐらいですが、ぼくが無知なだけでした。

stronk という単語もあるんですね。
どんな辞書でも載っているといった単語では無いのですが、Wiktionary に 出てました。

Intentional misspelling of strong for humorous or sarcastic effect. In some cases, it is meant to evoke a non-native pronunciation of strong.
「ユーモアや皮肉を込めて意図的にstrongをスペルミスしたもの。
strongのネイティブでない発音を連想させる場合もある。」

このプロフィールも、わざとstrong じゃなくて stronk を使っているのか!

当り前ですがノエル団長のプロフィールには日本語版も有ります。
上の英文に対応する部分は
「強さに憧れるあまり、つよつよな人達が集まるVTuber界に武者修行にきた。」となっています。

つまり日本語で「つよつよな」とちょっと面白い言い方をしているので、
英語でもユーモラスな感じを入れて stronk にしているわけですね。


ということで、stronk = つよつよな と思っておけばいいでしょう。
白銀ノエル団長から 英単語をひとつ教わった感じです。

これは、白銀正騎士団に入団して恩返しせねば。

(白銀ノエルさん関連→ここ

unpretentious は❓―😉―#つぶやき英単語 2296

(2024.6.9)

unpretentious は『見えを張らない、控えめな』の意味だそうです。

pretentious が『もったいぶった、うぬぼれた』で、その反対ですね。

今日、4択の単語クイズで間違えました。

使ってみましょう。

He has lived an unpretentious life.
「彼は気取らない生活を送ってきた」

そういう生き方でいいんだと思いますけど。