英語で「イオン化傾向」は❓-🧪-#つぶやき英単語 2048

(2023.7.4)

化学の授業で習う『イオン化傾向』は、英語で ionization tendency と言います。
ionizationが『イオン化』で tendencyが『傾向』なので、そのままな感じですね。

イオン化傾向は、金属が溶液(主に水溶液)中で、陽イオンになろうとする性質のことです。
このイオン化傾向が大きい順に金属元素を並べたものは、イオン化列=ionization series と呼ばれます。

主な金属のイオン化列はつぎの通りになります。
元素記号 [英語名、日本語名]で表記しています。

Li [ lithium、リチウム ] > K [ potassium、カリウム]> Ba [ barium、バリウム]> Ca [ calcium、カルシウム ]> Na [ sodium、ナトリウム ]> Mg [ magnesium、マグネシウム ]> Al [ aluminum、アルミニウム ] > Zn [ zinc、亜鉛 ] > Fe [ iron、鉄 ] > Cd [ cadmium、カドミウム] > Co [ cobalt、コバルト ]> Ni [ nickel、ニッケル ]> Sn [ tin、スズ] > Pb [ lead、鉛 ] > (H [ hydrogen、水素 ] ) > Cu [ copper、 ] > Ag [ silver、銀 ] > Hg [ mercury、水銀 ] > Au [ gold、金 ]

(元素記号と異なる文字で始まる英語名を斜体字にしておきました。)

この中ではリチウムは最も陽イオンになりやすく、金は最も陽イオンになりにくいことになります。

化学の勉強されている方は、せっかくですから元素の英語名も覚えてしまえばいいかと思います。

大谷選手の6月のWARは❓-⚾-#つぶやき英単語 2046

(2023.7.2)

野球用語のWARは、Wins Above Replacement の略で、
「同じポジションの控えレベルの代替可能選手(Replacement)と比較して、どれだけ勝利数を上積みしたか」を統計的手法で示す指標だそうです。
MLB選手のWARとして、計算している団体が異なるfWARやbWARというのが 公表されています。両方とも打撃、守備、走塁、投球の貢献度が総合的に評価されていますが、考え方、計算の仕方で値は違ってきます。

大谷翔平選手の6月終わりまでのfWARは、
バッティングの4.1とピッチングの1.9を合わせて6.1でMLBで1位だそうです。
(2位はRonald Acuña Jr.選手の4.6です。)

また、大谷選手のfWARは6月だけで3.4だそうです。
これは1974年以降の単月で最も高い数字らしいです。

Even though I am not sure how great the figures are,
I am sure that Ohtani’s greatness is evident in his stats.
どれだけすごい数字かはよく分かりませんが、
大谷選手がすごいことは統計の数字にも表れているのは間違いないと思います。

大谷選手はmeatballが好きかもしれない―⚾-#つぶやき英単語 2045

(2023.7.1)

大谷選手が現地6/30の試合(Angels vs Diamondbacks)で30号のホームランを打ちました。6月だけで15本のホームランです!

これに対する英語のコメントをRedditで読んで、気になるところをいくつか拾ってみました。
→引用元 Reddit)

*フィートで言われると距離がいまいちわからない!
 493 feet oh my god
「493フィートだって~」
493×0.3048=150.2664m です。
大谷選手の30号ホームランは150mの特大だったんですね。

*ホームランの時に出てくるmeatball は?
Feed Shohei a meatball down the middle, and it’s gone.
「翔平に真ん中の打ちごろの球を投げれば、そりゃ行っちゃうわ」

Wictionaryによると野球のスラングの meatball
An easy pitch to hit, especially thrown right down the middle of the plate.
「打ちやすい投球、特にプレートのど真ん中に投げられたもの」だそうです。
(野球以外であれば、meatballは『ミートボール、肉団子』の意味で用いられ、
スラングとして『まぬけ、無能な人』の意味にもなります。)

大谷選手もmeatball は好きなんじゃないかな。

ボールに同情するジョーク
The poor poor baseball
beat that thing like it owed him money

「なんてかわいそうなボールだ」
  「まるでそいつが彼に借金があるようにぶちのめすなんて」

That baseball has a family you know 😭🥲
「あのボールにも家族がいたんだよね 😭🥲」 
That baseball’s mother still keeps a part-time job because she doesn’t feel comfortable asking for money from her major league baseball son.

「あのボールの母親は、メジャーリーグのボールである息子に金銭的に頼るのが心苦しくて、まだパートの仕事を続けている」
The baseball has a family は、豪快なホームランの時に見かけるジョークです。
最後の部分は、ちょうどSNSで話題になっていた大谷選手のお母さんがパートの仕事を続けているという話がジョークに取り入れられています。

MLBのTweetでも、
「大谷翔平選手が6月が終わる前に30ホームラン、信じられない」
ですと。

大谷選手、日本人選手や球団の月間ホームラン数の記録も塗り替えました。
この人はどこまで行くのか、期待して見ているしかありません。


voraciousを Idol と Byron に教わった! -♬-#つぶやき英単語 2044

(2023.7.1)

Youtubeの「MrFuji from Japan《目指せトリリンガル》」というチャンネルが結構好きで、よく見てます。→https://www.youtube.com/@mrfujifromjapan

Mr.Fuji と Byron がいろんな曲を聴いてリアクションするのですが、
基本的にMr.Fujiが日本語で、Byronが英語でしゃべってます。
ちょっと分析をしてみたり、細部に引っかかったり、妙なたとえ話で説明しようとしたりして、会話が面白い。

YOASOBI のIdol (アニメ推しの子のOp)の英語バージョンの回(→これ)では、
オーストリア出身のYanaちゃんもゲストで加わって、かなり盛り上がってました。

その中で、歌詞に使われていた単語に関するやり取りが有りました。
Yana: What does voracious mean?
voracious ってどんな意味?」
Byron: Ah・・, voracious means like ・・It means like a very greedy person.
「ああ、おvoracious は・・すごく欲深い人っていう感じ」

Webrioで見てみると、voracious
『むさぼり食う、がつがつしている』や
『貪欲な、あくことを知らない』の意味の形容詞です。

voracious 覚えました。
Byron 先生ありがとう。
Yanaちゃんも、質問してくれてありがとう。
あやふやなまま流さないで、その場で質問するのが大切ですね。
Mr.Fujiもいつもありがとう。

僕も「推しの子」は周回遅れで見始めました。
2期も有りますもんね。

toy with は❓-🤖-#つぶやき英単語 2043

(2023.6.30)

toy with はどんな意味になるでしょうか?

キクタンで見たんですけど
toy with で『~を漠然と(ぼんやりと、面白半分に)考える』の意味になるそうです。

この他に、『~をいじくる』の意味も有るそうで、こちらの方はtoy という言葉から想像しやすいかもしれません。

toy は名詞なら『おもちゃ』ですが、『もてあそぶ、いいかげんに扱う』の意味の動詞にもなるということですね。

使ってみましょう。
He could not stop toying with the idea of being an actor.
「彼は役者になるという漠然とした考えを止められなかった」

She is toying with a knife.
「彼女はナイフをもてあそんでいる」
(あぶないよ)

weather life’s challenges は❓-☔-#つぶやき英単語 2042

(2023.6.29)

weather といったら『天気、天候』の意味の名詞でお馴染みですけれど、
もっと違った意味・使い方になる場合もあります。

例えば weather は動詞として
『(あらし・困難などを)切り抜ける、しのぐ』の意味を表す場合が有ります。

なので
We should weather life’s challenges. は
「私たちは人生の試練を切り抜けなければならない」
ということになります。
(この weather life’s challenge はオンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lessonで出てきました。)

またwether a storm なら「嵐を乗り切る、難局を切り抜ける」の意味です。

他にもweatherは『風化する(させる)』や『(外気などに)さらす、さらされる』の意味の動詞にもなります。

sunk cost fallacyは❓-💸-#つぶやき英単語 2039

(2023.6.26)

sunk cost fallacy という言葉を、Weblioで調べたら
『コンコルド効果』という訳語が出ていました。

sunk cost は『埋没費用』、fallacy は『誤った考え、誤謬、論理上の誤り』の意味です。
なので、sunk cost fallacy は『埋没費用効果』とも言われるようです。

これは、
「ある対象への金銭的・精神的・時間的投資を続けると損失につながるとわかっていても、それまでの投資を惜しんで投資がやめられない状態」のこと。

これを『コンコルド効果』と呼ぶのは、超音速旅客機コンコルドの商業的失敗がこのような「誤り」の典型例だからなんですな。

お金や時間をつぎ込んできたことをスパっと切り捨てるのはなかなか難しいですが、
その方がいい場合も確かにありますね。

feel in one’s bonesは❓-🚢-#つぶやき英単語 2036

(2023.6.23)

1912年に沈没した英豪華客船タイタニック号の残骸を探索するツアー中に行方不明になっていた潜水艇タイタンの件について、
映画「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督のコメントがBBCの英語記事になっていました。

その記事中のキャメロン氏の発言で
“I felt in my bones what had happened. For the sub’s electronics to fail and its communication system to fail, and its tracking transponder to fail simultaneously – sub’s gone.”
というのが有りました。

ここで、feel (it) in one’s bones
『~と(直感的に)確信する、直観(予感)する』の意味のイディオムになります。

なので上のキャメロン氏のコメントは、
「私は何が起こったのか直感した。
潜水艇の電子機器、通信システムと追跡用トランスポンダが同時に機能しなくなった。
ということは、潜水艦は消滅したのだ。」
というものです。

この他にも
潜水艇のテクノロジーに問題があり、その製造者がそのことを知っていて、技術承認を得ようとしなかったと述べています。

本家のタイタニック号が沈んだのは、この船の技術を過信していたことが原因の一つと考えられます。
今回の、タイタニックの残骸を見に行った潜水艇タイタンの場合も、全く同じような過信があって事故につながった可能性が有ります。

原因の究明が待たれます。

大谷選手のOPS は❓-⚾-#つぶやき英単語 2032

(2023.6.19)

大谷選手が絶好調で、いろいろな記録や数字が大谷選手の記事に出てきます。

このうち、
OPSは、On-base percentage plus slugging average の略で
『出塁率と長打率の和』のことになります。
これが高い方が、チームの得点やチャンスメークに貢献していることになるわけで、打者の指標として重要なものです。
大谷選手。この指標でMLB 1位になったんですね!

BAAは、Batting average against,の略で、日本語では『被打率』のこと。
投手が、どれだけヒットを打たれているか(打たれていないか)の指標です。

RBIは、Runs batted in で『打点』です。

大谷選手、打者指標のホームラン HR 、OPSやRBIと、投手としてのBAAでMLBで1位ってことで、スゴイスゴイと思ってましたけど、ほんとにスゴイです。

今日もノームラン打って、24本になっているしね。

「僕ヤバ」は KINO !-☺-#つぶやき英単語 2030

(2023.6.17)

アニメ「僕の心のヤバイやつ」第12話の放送が間近です。
最終回ですね。とりあえず、今シーズンは。

このごろ僕は、
僕ヤバの漫画やアニメについて海外ファンの反応のまとめサイトを見てます。
  これ→「蠱惑の壺DX
このサイトは、ちゃんと元の英語のコメントも載せてくれてて、勉強になります。
ありがとうございます。

せっかくなので、僕ヤバに対する海外ファンのコメントから、気になった英単語・表現を拾ってみましょう。

kino 『超最高傑作』

romcom 『ラブコメ』
  romcom protagonist 『ラブコメの主人公』

manlet 『チビ男』

based 『最高、男の中の男』

chad 『イケメン、漢(おとこ)』 (悪い意味だとヤリチン男らしいけど)

Karte 『カルテ』  ドイツ語由来ですね。

Get a room 『人前でいちゃいちゃするな』 部屋を取ってやれってことですね。

predator 『捕食者』  ぐいぐい来る山田のこと。

persona 『ペルソナ、外的人格』 

orbiter 『取り巻き』

horny 『発情した』

lewd 『みだらな』

middle school 中学校のことをこう言ってます。

pristine 『素朴な』

smug face 『ドヤ顔』

retarded 『知能の発育が遅い』

hilarious 『とても楽しい、大笑いを誘う』

等々 

興味のあることから、英語覚えるのは二度おいしいよね。