レスリングの選手が着てるアレ―🏅―#気になる英語調べ隊 2560

(2024.8.8)

オリンピックのレスリングの試合の中継を見ていたら、
アナウンサーが「赤いシングレットの選手」とか言ってました。

レスリング選手が試合で着ているウェアは 『シングレット』singletと言うのですね。

goo の国語辞典では、シングレットは
「レスリングの選手などが着用する、体にぴったりした上下一体型のユニホーム。」
と説明しています。

ただし
Collins Dictionary の説明では
A singlet is a sleeveless sports shirt worn by athletes and boxers.
となっており、これを訳せば
「シングレットとは、スポーツ選手やボクサーが着用するノースリーブのスポーツシャツのことです。」
となります。

なので、シングレットは、レスリングのような「袖なしで上下一体のウェア」を指す場合と、単に「袖なしのシャツ=ランニングシャツ」を示す場合が有るようです。

mace は❓―♞―#つぶやき英単語 2303

(2024.6.16)

mace は殴打用の武器で、
中世ヨーロッパでは分厚い鎧を着た重装の兵を攻撃するときに使われていたそうです。
日本語では『槌矛(つちほこ)、戦棍(せんこん)』との呼び名が有りますが、
そのまま『メイス』と呼ばれる方が一般的です。

Oxford Dictionary で 武器のmace は、
a large heavy stick that has a head with metal points on it, used in the past as a weapon
「先端に金属の先がついた大きな重い棒で、昔は武器として使われていた」
と説明されています。

なお、mace には、武器ではなく
a large decorated stick, carried as a sign of authority by an official such as a mayor
「市長など役人が権威を示すために持つ、大きな装飾が施された棒」
の場合も有ります。

X(このころはTwitter?)ではこんなのが出てました。
Shirogane Noel shows off her mace… ??
「白銀ノエルが彼女のメイスを見せびらかす… ??」

あの殴られたら痛そうな棒がmace なんですね。

(白銀ノエルさん関連投稿→ここ)

war chest は❓―⚔―#つぶやき英単語 2271

(2024.5.16)

war chest って何?
「戦争の胸」とか?

このwar chest は『軍資金、運動資金』の意味だそうです。

chest には『胸』の他に『箱、たんす』の意味も有ります。
そもそも、この単語の語源は「箱」の意味のギリシャ語だそうです。
そこから、お金を入れる箱=『金庫』の意味にもなり、さらに金庫の中の『資金』を表す場合も有るということですね。

例えば、こんな風に使われています。
SoftBank has benefited from Arm’s surging valuation while building a war chest for its push into artificial intelligence
「ソフトバンクは、アーム社の評価額上昇の恩恵を受けながら、人工知能への参入に向けた軍資金を蓄えている」

war という言葉がついていますが、war chest は軍事関係の資金だけでなく、
選挙の資金やスポーツチームの資金でも使われているようです。

dissident は❓―✊―#つぶやき英単語 2530

(2024.4.5)

dissident は『意見を異にする、反体制の』や『意見を異にする人、反体制派』の意味の単語です。
語源は、「離れて座る」の意味のラテン語だそうです。

Xの投稿でこの単語使われていました。
Hanna Malewska, author, Polish Home Army member, #WarsawUprising soldier, editor-in-chief of the “Znak” publishing house and anti-communist dissident, died #OTD in 1983.
She wrote many historical novels reflecting on philosophical issues, such as freedom or human dignity.
ハンナ・マレフスカ、作家、ポーランド国内軍メンバー、#ワルシャワ蜂起 の兵士、出版社「Znak」の編集長、反共・反体制派、1983年死去。
自由や人間の尊厳といった哲学的問題を反映した歴史小説を多数執筆。

理知的な感じの人ですね。

Wild Knights と Sungoliathみたいな「長年のライバル」の英語は❓―🏉―#つぶやき英単語 2480 

 

(2024.2.17)

『長年のライバル』は英語では longtime rival です。そのままな感じで割と簡単ですね。
『永遠のライバル』なら eternal rival や perennial rival になります。

rival は名詞としては『競争相手、ライバル、匹敵する人、好敵手』の意味ですが、
動詞になることも有り、『競争する、張り合う、匹敵する』の意味で使われます。

今日、ラグビーリーグワンの第7節で、ワイルドナイツとサンゴリアスのライバルチーム対決が有りました。

The Wild Knights and Sungoliath are longtime rivals.
In fact, the two teams have been rivaling each other since the league was called the Top League.
The Wild Knights won today’s game, but it was a close and exciting match.
I would like to applaud the both teams.
「ワイルドナイツとサンゴリアスは、長年のライバルチームです。
実際にこの二つのチームは、リーグがトップリーグと呼ばれていたころから競い合ってきました。
今日の試合はワイルドナイツが勝ちましたが、接戦のエキサイティングな試合でした。
両チームに拍手を送りたいと思います。」

ワイルドナイツが勝ち切った感じですが、どちらに転ぶか分からない接戦でした。
面白かった!

oust は❓―🙅―#つぶやき英単語 2464

(2024.2.1)

oust って、out に s が割り込んで入ったみたいな綴りですが、
これ 『追い出す』という意味の動詞なんですね。

oust の語源は、「じゃまをする」の意味のラテン語だそうです。
発音は áust です。

この単語をXで葉検索すると、けっこう簡単に使っている文が見つかります。
例えば
Arab voters in the battleground state of Michigan are threatening to oust President Biden in the 2024 election over his support for Israel in the Gaza war.
「激戦州であるミシガンのアラブ系有権者は、ガザ戦争におけるバイデン大統領のイスラエル支持をめぐり、2024年の選挙でバイデン大統領を追放すると脅している。」

いろいろな国についての最近のニュースでoust が結構な頻度で使われているみたいなんですけど・・・。
政治の世界では、人を追い出すような権力闘争が国を問わず日常茶飯事なのかもしれません。

英語で「じゅうたん爆撃」は❓-🙈―#つぶやき英単語 2170

(2023.11.2)

『じゅうたん爆撃』のことを英語では carpet bombing というそうです。

なんか、そのままな感じですね。

言葉を変えても、破壊的で非人道的なことは変わりません。

truce は❓ -📰-#つぶやき英単語 2167

(2023.10.30)

truce は『停戦(協定)』や『(困難・苦痛などの)休止、中断』の意味の単語です。

直近のNHK WorldーJapanのニュースタイトルに出ていました。

Japan FM explains abstention on UN Middle East truce vote
「日本の外務大臣、中東での停戦に関する国連決議投票の棄権を説明」

中東でのhumanitarian truce(人道主義による停戦)を求める国連決議の投票で日本は棄権したのですね。
abstentionが『(投票の)棄権』の意味です。

これは、内容というよりも他の色の顔色を見て棄権したように見えるけど・・・。

「強硬路線」は hardline -😡-#つぶやき英単語 2162

(2023.10.25)

『強硬路線』は、英語で hardline だそうです。主に政治的な意味で使われます。
シンプルなだけに、知っていないと出て来ない感じの表現ですね。

この流れで『強硬派』はhardliner と言うそうです。

使ってみましょう。
A hardline policy will only lead to more casualties.
「強硬路線の政策は犠牲を増やすだけです」

The success of peace will depend on whether the hardliners on both sides can be persuaded.
「和平の成功は、双方の強硬派を説得できるかにかかっています」

いろいろ難しいとは思いますが・・・。

ATLAのrailgun !-🎥-#つぶやき英単語 2160

(2023.10.23)

railgun (レールガン)は、物体を電磁気力で加速して撃ち出す装置のこと。

この言葉からアニメタイトルを思い出す方もいると思いますが、
実際の防衛兵器としての開発が進められているようです。

ATLA has accomplished ship-board firing test of railgun first time in the world with the cooperation of the JMSDF. To protect vessels against air-threats and surface-threats by high-speed bullets, ATLA strongly promotes early deployment of railgun technology.

「ATLA(防衛装備庁)は、海上自衛隊の協力のもと世界で初めてレールガンの艦上射撃試験を実施しました。高速弾丸による空からや地表からの脅威から艦船を守るため、ATLAはレールガン技術の早期導入を強力に推進します。」

 *ATLA(Acquisition Technology & Logistics Agency=防衛装備庁)
  JMSDF(Japan Maritime Self Defence Force=海上自衛隊)

どれくらいすごいのか分かんないですけど、
攻撃されたときにミサイルとか撃ち落せるならいいですね。