「接ぎ木」の英語は❓―ソメイヨシノはそうなんだって―🌸―#つぶやき英単語 2535

 (2024.4.10)

接ぎ木とは「枝などを切り取って、同種または近縁の他の植物の幹に接ぐこと」で 、
これにより枝の部分の特徴通りの木を作る事ができるわけですね。
繰り返していくと、同じDNAを持った木をどんどん増やせることになります。

この『接ぎ木』という手法は、英語では grafting と言います。
『接ぎ木する』は graft や engraft という動詞で表されます。

使ってみましょう。
Grafting is one of the techniques to create clonal trees with the basically same DNA.
接ぎ木は基本的に同じDNAを持つクうくローンの木を作る技術の一つです。

Somei-Yoshino cherry trees have been repeatedly grafted from a single original tree discovered at the end of the Edo period and increased until today.
桜のソメイヨシノは江戸時代の終わりごろに発見された一本の原木から接ぎ木を繰り返して、今日まで数が増やされてきました。

The beauty of these cherry trees is due to the efforts of many people who have continued to protect them.
この桜の美しさは、守り続けてきた多くの人々の努力が有ってのものなのですね。

大谷翔平選手と日食―🌞―#つぶやき英単語 2534

(2024.4.9)

大谷翔平選手が第3号ホームランを打ちました。調子が上がって来ましたね。

Redditスレッド ”Ohtani hits his 3rd homer of the season, an opposite field shot! ” 
(大谷選手が今シーズン3号のホームランを逆方向に)の中で、こんなやり取りが有りました。

HOTTER THAN THE SUN!!! WOOOO 
「(大谷選手は)太陽より熱い!!! すごいよ」
というコメントに対し
CAN’T BE ECLIPSED
「日食にもならないしね」 

今日、アメリカでは皆既日食が見られるということで、そのネタが入った返しです。
これじゃ、大谷選手が太陽神みたいですが、もうそれに近いかもしれません。

eclipse は名詞では『(太陽や月の)食』です。total solar eclipse が『皆既日食』です。

動詞では『(天体が他の天体を)食する、覆い隠す』の意味になり、主に受け身の形で使われます。
また、比喩的に『を色あせさせる、影を落とす、光を奪う』のような意味にもなります。
例えば、
His effort has been eclipsed by his brothers talent.
「彼の努力は、彼の兄弟の才能の前に色あせた」
のように使えます。

大谷選手に関連する投稿

upshot は❓―🏹―#つぶやき英単語 2533

(2024.4.8)

upshot って「上に向かって打つ」みたいなスポーツ用語のように見えますが、
これで『結果、結末、結論』の意味だそうです。

in the upshot という表現では、『とどのつまり、結局』の意味になるそうです。

upshot 使ってみましょう。
What was the upshot of the discussion?
「話し合いの結果は?」

In the upshot, both sides must compromise.
「結局のところ、双方の妥協が必要だ。」

このupshotがスポーツ用語みたいだと言いましたが、
これはあながち的外れでもありません。
upshot の語源は、
「最後の一矢」を意味するアーチェリー用語らしいので。

大谷選手の打球音は英語でどう言われてるか❓―⚾―#つぶやき英単語 2532

(2024.4.7)

大谷翔平選手、ホームラン打ち始めました!

それにしても、
大谷選手のホームランの打球音は他と違うと感じている人が多いですね。
そういう英語コメントを集めて訳してみました。

例えば、Xに大谷選手の今シーズン第一号ホームランについて、こんなコメントが出ていました。

The sound off Shohei Ohtani’s bat is just insane
大谷の打球音は本当に狂ってる

他に、大谷選手の第一号ホームラン後のReddit のスレッドでも
バットの音についてのコメントが多くありました。

that sound is addictive, maybe the best bat crack I’ve heard in my life
あの音は中毒性がある。私の人生で聞いた最高の打球音かもしれない。

*crack には『裂け目、割れ目』のような意味も有りますが、(鞭で)パシッと打つ音や、(銃の)パンという発射音の意味にも有ります。大谷選手のホームランの打撃音は、銃の発射音に近いかもしれませんね。ここでは野球なので『打撃音』と訳すことにします。

for real, he didn’t hit this one especially hard but for some reason he always produces the loudest bat cracks
本当に彼は今回特に強く打ったわけではないのに、なぜか彼はいつも最も大きな打球音を出す。

Absolutely thunderous bat crack
全く雷のような打球音

There was an article about it posted in this sub. It’s his bat. Forgot what kind of wood it is.
これに関する記事がこのサブの中に有った。バット(の違い)なんだよ。何という種類の木か忘れたけど。

The bat sounds more “woody“. I know it’s kinda like saying “this wine tastes like grapes” but sometimes it’s applicable…
このバットの音は、より木っぽいね。 「このワインはぶどうの味がする」と言うようなものだが、時にはそれが相応しいことも・・・

bro it’s like a gunshot. i hopped up off my ass
おい、こりゃ銃撃みたいだ。俺、ケツから飛び上がっちまった。

Saw him a few years ago hit 2 HRs at Yankee Stadium and it was easily the loudest ball on bat sound I had ever heard.
数年前に彼がヤンキースタジアムで2本ホームランを打ったのを見たけど、俺が聞いてきたボールとバットが当たる音の中では余裕で一番大きな音だった。

I heard him hit a triple in Colorado and it was nuts loud
彼がコロラドで三塁打を打ったのを聞いたが、くそでかい音だったわ。

That crack was exceptional.
あの打撃音は並外れている

That wasn’t the bat. It was Ohtani exhaling.
あれはバットじゃない。大谷が(あの音を)出しているんだ」

that’s a beautiful sound. i was just listening to it over and over
あれは美しい音だ。何回も繰り返して聞いてた。

As someone who never played baseball I’ve always wondered what makes that sound so different on different hits? Is it the hitters power? Contact with the ball? Timing?
野球をやったことのない私は、いつも不思議に思っていた。打者のパワーなのか? ボールとのコンタクト? タイミングか?

Hitting the sweet spot on the bat makes a different sound
バットのスウィートスポットに当たると違う音が出るんだ。

Always sound that good.
いつもいい音。

was there in person. it sounded like it did on tv. insane crack
現地にいたんだけど、テレビで聞いた通りの音がした。異常な打撃音だ。

Yeah everyone stood up the instant they heard the crack.
イヤー、全員があの打撃音聞いたとたん立ち上がった。

His homers always sound so satisfying off the bat.
彼のホームランはいつも満足感を与えるような打撃音だ。

What the fuck was that sound?
いったい、なんていう音だ。

That sound is truly different lol
あの音は、本当に違う (笑)

That fucking crack 🥲
すげー打撃音。

The sound of that hit startled me a little haha
あの音にちょっと驚いちゃった、ハハ。

That sound off the bat is absolutly scary
あのバットの音、こわっ。

Damn, that sounded beautiful!
くそ、あれは美しい音だ!

Dude his bat cracks are just pure eargasms
彼の打球音はただ純粋に耳の快感だ。

The sound of the bat and the crowd going crazy like it was a playoff game.
How can you not love baseball
あのバットの音と熱狂する観客たち、まるでプレイオフの試合のようだ。
野球を好きにならないはずがない。

THE SOUND IS BACK
あの音が帰ってきた。

Baseball is Back!
いや、野球が帰ってきたんだ!

大谷選手のホームランの打撃音の良さは、言語の壁と関係なく伝わると思います。
(当然、通訳も必要ありません。)

大谷選手に関連する投稿

花の名:golden bell は❓―📷―#つぶやき英単語 2531

(2024.4.6)

golden bell という英語名の花は何でしょうか?

春に咲く黄色い花、『レンギョウ』のことです。
英語では他にも golden bell flower やforsythia の名でも呼ばれるようです。

今日、公園で見かけて写真撮りました。
この季節、桜に目が行きますがレンギョウの黄色もきれいですね。

レンギョウは漢字で書くと連翹。俳句では春の季語として扱われるそうです。

dissident は❓―✊―#つぶやき英単語 2530

(2024.4.5)

dissident は『意見を異にする、反体制の』や『意見を異にする人、反体制派』の意味の単語です。
語源は、「離れて座る」の意味のラテン語だそうです。

Xの投稿でこの単語使われていました。
Hanna Malewska, author, Polish Home Army member, #WarsawUprising soldier, editor-in-chief of the “Znak” publishing house and anti-communist dissident, died #OTD in 1983.
She wrote many historical novels reflecting on philosophical issues, such as freedom or human dignity.
ハンナ・マレフスカ、作家、ポーランド国内軍メンバー、#ワルシャワ蜂起 の兵士、出版社「Znak」の編集長、反共・反体制派、1983年死去。
自由や人間の尊厳といった哲学的問題を反映した歴史小説を多数執筆。

理知的な感じの人ですね。

動詞のchampion は❓―🏆―#つぶやき英単語 2529

(2024.4.4)

champion と言えば、
『優勝者、チャンピオン』という意味が思い浮かびますが、
動詞で使う場合にはどんな意味になるでしょうか?

champion は動詞として『(人・主義などを)擁護する、支持する』の意味で使われます。
名詞でも『擁護者、推進派』の意味が有るそうです。

このchampion の語源は、「競技者,戦士」の意味の中世ラテン語だそうです。
『優勝者』という意味が競技者という所から来ているのでしょうし、
戦士が何かを守るために戦うのが『擁護する』ということかもしれません。

使ってみましょう。
He championed humanitarianism even in wartime.
「彼は戦時下でも人道主義を支持した」

同じ単語はが名詞になったり動詞になったりするのは
英語の面白いところですね。

help wanted は❓-🧑‍🍳-#つぶやき英単語 2528

(2024.4.3)

help wanted は、『求人』の意味になるそうです。
「助けが求められている」的な言葉の並びなので、分かりやすいと思います。

これは掲示や広告で
Help wanted. Experience not required.
「求人。未経験者歓迎。」
のように使われるようです。

また、
help-wanted advertisement だと『求人広告』の意味になります。

元気に働けるのは幸せなことなのだと思います。
そういう職場は大切にした方がいいですよ。

expatって何❓―🛫―#つぶやき英単語 2527

(2024.4.2)

expat という単語、これで『国外居住者、海外駐在者』の意味になるそうです。

これは、expatriate という単語の短縮形なんですね。
辞書には、このexpatriate の語源は「祖国を去る」の意味のラテン語の過去分詞と説明が出ていました。なので、祖国を去った人のことになると思われます。

expatriate は名詞で『国籍放棄者』の意味にもなり、
また動詞として『国外に追放する、国籍を捨てさせる』や『国外居住する、祖国を捨てる』の意味でも使われます。

使ってみましょう。
He is currently an expat so please leave him off the list of invitees for this year.
「彼は今海外駐在なので、今年の招待リストからは外してください」

この単語、オンライン英会話で読んだ英文の中で使われてました。
まだまだ、覚えることが多いです。(伸びしろがあるということ?)

「投げ売りする」の英語は❓―🥎―#つぶやき英単語 2526

(2024.4.1)

『投げ売りする』は、損を承知で安値で売ることを指しますが、
これは英語で何と言うでしょうか?

英辞郎で『投げ売りする』を調べたら dump と出ていました。
dumping で『投げ売り』の意味にもなります。

dump という動詞は『投げ捨てる、投棄する、放り出す』等の意味が有り、
この延長で、捨てるような値段で売ることも表すのだと思われます。

使ってみましょう。
Because of the company’s scandals, I was forced to dump my shares in that company to avoid further losses.
「その会社のスキャンダルのせいで、私はさらなる損失を避けるためにその株を投げ売りせざるを得なかった。」

ちなみに、荷台を傾けて積み荷を降ろせるダンプカーのダンプも、このdumpですね。
ただし、ダンプカーは和製英語で、正しい英語ではdump truck や dumper truck と言うそうです。