(2021.2.27)
大喜利風に言うと
corruption case と掛けまして、meal voucher と解きます。
その心は
どちらも「おしょくじけん」です。
(汚職事件とお食事券ですけど)
最近のニュースで
総理の息子がいる会社からご馳走になったお役人がいるって言ってましたけど、
お食事と汚職事件は本当に紙一重かもしれません。
(2021.2.27)
大喜利風に言うと
corruption case と掛けまして、meal voucher と解きます。
その心は
どちらも「おしょくじけん」です。
(汚職事件とお食事券ですけど)
最近のニュースで
総理の息子がいる会社からご馳走になったお役人がいるって言ってましたけど、
お食事と汚職事件は本当に紙一重かもしれません。
(2021.2.24)
栃木県の足利の山火事のニュースが流れてますね。
早く鎮火できるといいですが。
この関係のニュースで、日本語では『山火事』と言ってますが、
英語では wildfire や forest fire が使われているようです。
英字ニュースのタイトルは、以下のような感じです。
72 households told to evacuate as east Japan wildfire burns over 10 hectares
February 24, 2021 (Mainichi Japan)
東日本の山火事で10ヘクタール以上を焼失し、72世帯に避難勧告
Forest fire continues to spread in Tochigi Pref. city
February 24, 2021 (The Yomiuri Shimbun)
栃木で山火事の延焼続く
forest fire は文字通りなら『森林火災』ですね。
wildfire は『野火』なんて訳語もあります。
wild は、自然のままの人が住まない場所ということでしょうから、
日本だとそれが山やそこの森ということになり、代表して山火事という言葉になるんだと思います。
(自然のスケールの違う外国のwildfireでは、山の火事だけでなく、草原で燃えてたりする可能性もあるわけですね。)
(2021.2.23)
オンライン英会話で、教材のエッセイの中に、akaというのが出てきました。
aka は、also known as の略語で、『~としても知られる、別名~』の意味です。
使い方はこんな感じ:
Yumi Matsutoya, aka Yumin, is an influential Japanese singer-songwriter.
「松任谷由実(通称ユーミン)は、影響力のある日本のシンガーソングライターです。」
こういうacronym (頭文字をつなげた略語=頭字語 ) はネットでもよく使われていてますが、知らないと暗号みたいで「?」になっちゃいますね。
ASAP=As Soon As Possible 「少しでも早く」は、もうお馴染みですが、
仕事のメールとかに書かれてたら、ちょっとプレッシャーです。
LOL=Laugh Out Loud 「笑」はよく見かけますし、
ROFL =Rolling On the Floor Laughing「大爆笑」というバージョンも有ります。
AFK =Away From Keyboard 「離席中」
BRB = Be Right Back 「すぐ戻る」とか、
chat をやる人にはこういう略語が便利なんでしょうか。
あと、acronym には、ジョークというか大喜利みたいなのもあるんですね。
BLOG = Boring Lump Of Garbage 「退屈ながらくたのカタマリ」
・・・・とか。
(2021.2.21)
shed an old skin や shed its skin の意味は『脱皮する』なんですね。
shed には『流す、こぼす、(自然に)落とす、脱ぎかえる、脱ぎ捨てる』などの意味があります。でもこの他動詞の場合、目的語で日本語訳が変わるイメージです。
shed tears なら「涙を流す」
shed leaves は「(木が)葉を落とす」
shed cloths は「衣服を脱ぎ捨てる」
なので、目的語がits skin となれば「脱皮する」となるわけですね。
この週末、2/20と2/21にRugby Top league の第一節の試合が開催されました。
コロナの関係で予定より1か月以上遅れたスタートですが、ラグビーがある週末が戻ってきました。(待ってたよ)
トップリーグは今年が最後で、来年から新しいリーグが立ち上がるそうです。
私たちはこれから、日本のラグビーが脱皮してさらに飛躍するのを目撃することになるのかもしれません。(わくわく)
This is the last year for the Top League, and a new league will be launched next year.
We may be about to witness Japanese rugby shedding its skin and taking a greater leap forward.
(shed its skin 使ってみました。)
(2014.2.20)
delta cone は何でしょうか?
delta は、大文字がΔ、小文字がδのギリシア文字で、アルファベットのDに相当するものです。記号として科学・数学で、よく使われますね。
このギリシャ文字から発して、このdelta には『Δ形のもの、三角形のもの』という意味も有ります。
(地理や地学で出てくる『(河口の)三角州』も delta と言います。)
また、cone の方は、『円すい』の意味で使われることが多いのですが、
場合により底面が円じゃない『すい形』に対しても使われます。
なので、delta cone は『三角すい』のことです。
ちなみに、三角すいには、three-sided pyramid や trigonal pyramid という言い方も有ります。
『四角すい』なら four-sided pyramid 、tetragonal pyramid 、quadrangular pyramid や square pyramid と言うそうです。
『五角すい』は、five-sided pyramid や pentagonal pyramid とかになります。
(「N角すい」は、とりあえずN-sided pyramid と言っとけばいいんだな。)
(2021.2.15)
英文を読んでそれについていろいろ話すオンライン英会話のレッスンがあって、
その中に出てきた単語なんですけど、
electroencephalography ・・・ 22文字、長い。
この単語の意味は、『脳波検査法』だそうです。
EEGと略されるとのことですよ。
(世の中に略語というものが有って良かった。)
医学関係などの専門用語では長いものが結構あるんですね。
一般的な英語の辞書に出ている最も長い単語も医学用語で
Pneumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis
『塵肺症』だそうです。
英語だと45文字ですね。長すぎて切れ目がよくわかんなくなっちゃいます。
でも、Weblioにもちゃんと出てました。
これは、非常に微細な火山塵を吸い込んで起きる病気らしいです。
まあ、僕なんかは使いそうにない単語ですけれど
面白いから覚えられたら覚えときましょうか。
(2021.2.13)
slip of the tongue は『失言』です。
直訳なら舌がすべることなので、口がすべるという日本語と同じ発想ですね。
(英語の人の滑るのは舌で、日本語の人が滑るのは口なんだな。)
make a slip of the tongue で『口を滑らす』になります。
口や舌は、滑りやすいものなんでしょうが、
国や組織の偉い人の失言は、悪影響が大きいので
気を付けていただきたいところです。
(頭の中で考えていることにも問題はあるのですが、言動がだめなら即アウトですから。)
例文です。
The president of the organizing committee for the Olympic Games has come under heavy criticism for a slip of the tongue regarding women.
「オリンピックの大会組織委員会の会長が女性に関する失言をして大きな批判を浴びています。」
舌や口の滑り止めが有ればよかったのかも。
(2021.2.11)
bambooは『竹』ですよね。
じゃ、これにzleがついた形の bamboozle って単語あるの、知ってます?
bamboozle は、『言葉巧みに欺く、だます、だまして奪う』という意味の動詞なんです。
「竹から、どうつながるの」と思ったあなた。字面にだまされてますよ。
これは、竹のbamboo とは関係ないらしいので。
Weblioに出てる語源の説明では、bamboozle は、
17世紀の口語的な言葉 bam (だますことの意味)から派生したと書いてあるんで、
竹のbamboo とは直接の関係は無いんですね。
(でも、bambooという言葉の語呂に寄せちゃったんじゃないのかな。こんだけ似てるんだから。)
使い方はこんな感じです。
He was trying to bamboozle me. 「彼は私をだまそうとしていた。」
She bamboozled me out of 1 million yen. 「彼女は私から100万円だましとった。」
世の中、悪い人もいるから、気を付けないとね。
(2021.2.7)
at bay を英辞郎で調べると、『追い詰められて』の意味が出ているのですが、
その下に Inflation remains at bay. 「インフレを食い止めている」という例文がついてるんですけど・・・?
(これは、日銀か何かがインフレを追い詰めて睨み合っているイメージでしょうか?)
別の項目として、animal at bay というのが出ていて、
これは「追い詰められた動物」というそのままの意味なので分かります。
ただ、他にも、have 〜at bay で『寄せ付けない』というのも出てます。
動詞が keep とか hold でも同様の意味になるようです。
たとえば 、keep deflation at bay 「デフレを食い止める」とか。
でも、bay 『湾』が、どうしてそんな使われ方するの? と思った方、
いい疑問です。
これはね、「湾じゃないbay 」なのですよ。僕もつい最近、オンライン英会話のトレーナーに教わったのですけど。
bay には『(猟犬の)吠え声』の意味が有り、
そこから『(猟犬に追い詰められたような)窮地、苦しい立場』にもなるんです。
猟犬を想定するとよくわかります。
at bay は、捕まりそうな動物からしてみれば窮地なわけですね。
逆に狩りをしている立場なら、動物の動きを抑えて追い込んでいて、良くやっている状態です。
この動物を不景気とか病気とかに置き換えて考えれば、
猟犬ならぬ金利政策や薬で問題を抑え込んでいるイメージになるのか。なるほど。
例文です。
Can our government keep the pandemic at bay?
「政府はパンデミックを抑えられるのだろうか?」
(こういうところで疑問形にしたくはないんですが)
ちなみに、bayには『吠える、吠え続ける』の意味も有って
The dog bays at the full moon. 「その犬は満月に向かって吠える。」
のようにも使えるんです。
(うちの近くの犬は、救急車がサイレン鳴らして通ると必ず吠えるけどね。)
(2021.2.5)
amusia を英和辞書で引くと『失音楽(症)、音痴』などの訳語が出てます。
使い方にもよるのでしょうが、ただの音痴というよりは病理的な意味合いを
持った言葉のようです。
Wiktionary の説明は
amusia = The inability to comprehend or respond to music.
「 音楽を理解したり反応したりすることができないこと」
となっています。
amusia の語源は、ギリシャ語やラテン語の「歌(ハーモニー)が無い」というような意味の言葉らしいですよ。
『音痴』のことをtone deaf とも言いますが、必ずしも耳の問題ということでは無いらしいです。音楽はちゃんと聴けていても、音程やリズムを再現できないということはあるわけですね。
僕の私見ですが、「自分は音痴」と思っている人のうちの一部は、ただ歌い慣れていないだけで、ちょっと練習したらうまくなるんじゃないでしょうか。
実際にamusiaというようなレベルでしたら、専門家のアドバイスや治療が必要かもしれません。