(2023.9.22)
beef up って、「牛肉+上へ」みたいに見えますけれど、
これで『(組織・設備・法律などを)強化する、増強する』の意味なんですって。
動詞ですね。
beef up 使ってみましょう。
We should beef up our sales people.
「販売員を増強すべきだ」

この表現は、学生が使ったスラングの beef = muscle-power (筋力)という所から来ているそうです。
知ってしまえば、感じは分かる気がします。
(2023.9.22)
beef up って、「牛肉+上へ」みたいに見えますけれど、
これで『(組織・設備・法律などを)強化する、増強する』の意味なんですって。
動詞ですね。
beef up 使ってみましょう。
We should beef up our sales people.
「販売員を増強すべきだ」
この表現は、学生が使ったスラングの beef = muscle-power (筋力)という所から来ているそうです。
知ってしまえば、感じは分かる気がします。
(2023.9.20)
mull という単語を辞書で引くと
『じっくり考える、思案する』と
『(ワインなどに)砂糖や香料を加えて温める』という意味が出てきます。
このmull の二つの意味の脈絡の無さ、なかなか面白いと思います。
使ってみましょう。
He is mulling over starting a new business.
「彼は新しい事業を始めることについて熟考している」
I want to know your recipe of this mulled wine.
「このマルドワインのレシピが知りたいです」
マルドワインって、砂糖やフルーツの甘さやスパイスを加えて、ワインを加熱するんですよね。
探せばいろいろレシピが出てくるので、冬になったら、試してみてもいいかもしれません。
(2023.9.15)
clap は『拍手(する)』とかの意味ですが、
一字違いの crap の意味は全く違います。(当たり前か)
crap は『くそ、排便、たわごと、がらくた、くだらないこと、うそ』や
『排便する、ふんをする』などの意味なんですね。
例えば、以下のように使えます。
動詞:
That bird crapped on the windshield of my car.
「あの鳥は俺の車のフロントガラスにふんをしやがった」
不可算名詞:
This article is crap.
「この記事はたわごとだ」
そうかもしれないけど・・・。
(2023.9.14)
アニメ「僕の心のヤバイやつ」に対する英語のリアクション動画の中で、
主人公の市川のことを
”This man is denser than Mercury” と言っていました。
dense という形容詞には、
『密度が高い』と『鈍感な』の両方の意味が有ります。
なので、denser than Mercury だけを素直に読むと
「水銀(Mercury)より密度が高い (dense)」になります。
ちなみに、水銀は室温で密度13.6 g/cm3 で、鉄や銅や鉛よりも密度が高い金属です。
結局、上の文は
「とてもdense(高密度)な水銀より、この男の方がdense(鈍感)だ」
つまり
「この男はとてつもなく鈍感だ」という意味の
ひねった言い方になっているわけです。
これがEnglish Joke というやつでしょうか?
勉強させていただきました。
(2023.9.13)
Birds of a feather は「類は友を呼ぶ」という意味で使われます。
一部、ネット上ではBOFと略されるそうです。
もともと、 Birds of a feather flock together. という諺で
直訳なら「同じ羽毛の鳥は相寄る」のようになりますが、
これが「類は友を呼ぶ」という日本語の諺と同様の意味ということです。
(ちなみに日本語の「類は友を呼ぶ」は中国の書物に由来するそうです。)
feather は『羽、羽毛』ですね。
flockは、この場合は『群がる、集まる』の意味の動詞です。
These days, I see starlings congregating on the power lines at dusk.
Indeed, they seem to like to flock together.
このごろ、夕方に電線の上にムクドリが集まっているのを見かけます。
確かに、彼らは群れをつくるのが好きなようです。
(2023.9.9)
clamp, cramp, clump そして crump、どれも辞書に載っている英単語です。
似てますよね。
clamp (発音記号 klǽmp)
名詞『クランプ、かすがい、締め金、(複数形で)やっとこ、鉗子』
動詞『(クランプ、かすがいで)締める、固定する』など
cramp (発音記号 krǽmp)
名詞『さしこみ、激しい腹痛、けいれん、こむらがえり』『かすがい』
動詞『けいれんをおこす』『かすがいで留める、束縛する』
clump (発音記号 klʌ́mp)
名詞『 茂み、木立、集団、群れ、かたまり』『重い足音』
動詞『群れ[集団・塊]になる(する)、凝集する(させる)』『重々しく歩く』
crump (発音記号 krʌ́mp)
名詞『バリバリいう音、爆発音、爆弾・砲弾』
動詞『バリバリという音を立てる、爆発する(させる)』
なんか、紛らわしくないですか?
特に、clamp と cramp に『かすがい』という共通したような意味があるところなんか。
laのclamp は、主に工具・道具関係の『クランプ、かすがい』の意味。
raのcramp は、主に『けいれん、こむらがえり』ですが、『かすがい』の意味も有る。
と覚えておこうかなと思います。
(2023.9.7)
本日、H-ⅡAロケット47号機の打上げが成功したということで、
ほっと一安心ですね。
このロケットで、小型月面探査機「SLIM」が打ち上げられました。
このSLIMは、Smart Lander for Investigating Moon のことで、
直訳なら「月の調査のためのスマートな(頭の良い)着陸機」という感じです。
land が『着陸する』なので、lander が『着陸船、着陸機』の意味になります。t
この探査機は、ピンポイントで月面の降りたいところに着陸する技術の立証を目的としているため、この名称になったのですね。
何にしても、月にうまく着陸して月面の絵を見せてほしいと思います。
[Press Release]
— JAXA(Japan Aerospace Exploration Agency) (@JAXA_en) September 7, 2023
Successful Launch of the X-ray Imaging and Spectroscopy Mission (XRISM) and the Smart Lander for Investigating Moon (SLIM)https://t.co/gPzq3n3m1d
同ロケットでは X線分光撮像衛星「XRISM」も打ち上げられましたが、これはX-Ray Imaging and Spectroscopy Missionから来ています。
X線撮像器とX線分光器を用いて宇宙観測をする目的の衛星らしいです。
宇宙の成り立ちに迫る発見を期待したいと思います。
(2023.9.6)
接頭辞のinter-は『中・間・相互』という基本的な意味を持っています。
international なら「国と国の間の」ということで『国際間の、国際的な』の意味になるわけです。
ところが、接頭辞ではない inter という単語も有って、
『(死体を)埋める、埋葬する』の意味なんだそうです。
この動詞は、以下のように使えます。
Soldiers who died in the war were interred at this site.
「戦争で死んだ兵士たちはこの場所に埋葬された」
なお、接頭辞のinter-は、amongや betweenの意味のラテン語 inter に由来するそうです。
一方、動詞のinter は、in + ラテン語 terra (=”earth” )から来ているとのことです。
同じ字面で意味のつながりが感じられないのは、そもそも語源が違うからなんですね。
(2023.9.5)
I’m done eating dinner. は
「もう夕食を食べ終わった」の意味になります。
このように be done ~ing で
「〜するのを終える(終えた)」ということになるのですね。
完了形ではないけれど、似ている感じですね。
アメリカ英語では口語として結構使われるみたいです。
実は、オンライン英会話の教材で、この表現が出てきて
覚えました。
まだまだ伸びしろはたくさん有りそうです。
(2023.9.2)
descent を decent と書き間違えた話を二日前に書きました。
スペルを間違えると意味変わっちゃいますね。
で、それなら他にも似たような
dissent という単語もあるじゃないか、と気が付きました。
dissent は
名詞では『意見の相違、異議、反対意見』で
動詞では『異議を唱える、異なる意見を述べる、反対する』の意味になります。
発音記号はdisént です。
ちなみに
decent は『きちんとした、まともな、かなりの』などの意味の形容詞で
発音記号はdíːsənt です。
descent は『下降、下り坂、堕落』などの意味の名詞で
発音記号はdisént です。
descent と dissent は綴りは異なりますが発音が同じで、
こういうのを『異形同音異義語』homophone と言います。
リスニングでは紛らわしいかもしれませんし、特に名詞として使われていると文脈で判断することになりますね。
まあ、紛らわしいと思った時こそ、きちんと覚えるチャンスなので
まとめて覚えてしまいましょう。