bright と blight は全然違う!―💡―#つぶやき英単語 2177

(2023.11.9)

bright と blight はrと l の一字違いですけど、全然違うんです。(当たり前だけど)

r の bright は、『明るい、輝く、晴れやかな、あざやかな、朗らかな、快活な』などの意味でお馴染みの形容詞ですね。文字通り、明るいイメージの単語です。

一方、l のblight は、名詞では『(植物の)胴枯れ病、虫害、(都市環境の)荒廃、(士気・希望などを)くじくもの、障害、暗い影』などの意味だそうです。
他に、動詞では『枯らす(枯れる)、だめにする、くじく』の意味になります。
なんか、全体にネガティブなイメージのような・・・。

でね、このblight って単語はいけないと思うのですよ。
中にlight[『光、輝き、明るい所』というのが入ってるので、
明るい方のbright のスペリングを間違ってblight と書く人が居るかもしれません。
まあ、紛らわしいのは確かですね。

使ってみましょう。
We continued to search for a solution to the city’s blight, and finally we found a bright hope.
「私たちは街の荒廃の解決策を探し続け、ついに明るい希望を見出した。」

RとLの区別って、ネイティブの人なら簡単なんでしょうけど、
日本人にとっては難題だもの。
こういう紛らわしい単語はやめてほしいところですが、
まあそうもいかないので、いっそペアで覚えてしまえばいいと割り切りましょうかね。

「麻婆豆腐にとろみをつけるには?」の英語―🥄―#つぶやき英単語 2172

(2023.11.4)

英語で「麻婆豆腐にとろみをつけるにはどうしたらいい?」は
 How can I thicken Mapo Tofu?
あるいは
 How can I add thickness to Mapo Tofu ?
のように言えます。

これの答えまで書くとすれば
「とろみを出すには、片栗粉かコーンスターチが使えます」
 You can use potato-starch or corn-starch as a thickner.
という感じでしょうか。 

『麻婆豆腐』は英語では Mapo Tofu や mapo tofuが一般的な表記のようです。

また、『とろみをつける』は thicken という他動詞で表すことができますし、
『とろみ』thickness という言葉を使い add thickness も有りかと想います。

これ書いているだけで、お腹がすいてきました。

ちなみに形容詞のthick には
『(液体などが)濃厚な、どろどろした』の意味の他に、『厚い』の意味があり、こちらの方で多く使われます。
なので、対象が液体などなら『濃厚な』で、固体の板とかなら『厚い』ということになります。
同様に、thicken は『濃くする』と『厚くする』、thickness も『濃厚、濃さ』と『厚さ』の場合が有り、液体か固体かで訳し方が変わってきます。

down to earth は❓-🌏-#つぶやき英単語 2168

(2023.10.31)

down to earth または down-to-earth は、
日本語の『地に足のついた』という表現に近く、
『現実的な、実際的な』の意味になります。

類義語としては
practical 『実際的な、実践的な』や realistic 『現実的な』などになります。

使ってみましょう。

To solve these social problems, we need to have a down-to-earth discussion.
「これらの問題を解決するには、地に足の着いた議論が必要だ。」

I can relate to his down to earth approach.
「彼の現実的な取り組みには共感できる。」

今、地球のいろいろな所で問題が起こっていますが、
解決のための現実的な議論や地道な取り組みが大切だと思いますよ。

fish out of water は❓-🎣-#つぶやき英単語 2165

(2023.10.26)

fish out of water は直訳なら『水から出た魚』ということですが、
Wiktionary の説明では、イディオムとして
A person in unfamiliar and often uncomfortable surroundings
「不慣れで、そして多くの場合、心地よくない環境にいる人」
のことを表すそうです。

つまり、
fish out of water は『場違いの人間』の意味になります。
日本語の『陸に上がった河童』と同じような表現ですね。
『水から出た魚』でも、そういう流れで使えば通じると思います。

使ってみましょう。
I did not fit in at school and felt like a fish out of water.
「学校で馴染めず、自分が場違いな人間のように感じた」

この表現は、オンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lesson に出てきました。

home away from home は❓-🏠-#つぶやき英単語 2163

(2023.10.26)

home away from home は 直訳なら「家から離れた家」のようなことですが、
これで『第二の故郷』の意味になるそうです。

Wiktionaryでのhome away from homeの説明は
(idiomatic) A place in which one is as comfortable as one’s actual home.
「(イディオム)その人の実際の故郷と同じように快適な場所」
となっていました。

使ってみましょう。
He said Japan was his home away from home.
「彼は日本を第二の故郷と言っていました。」

Wherever I can be with you is my home away from home.
「あなたと一緒に居られるところならどこでも私にとっては第二の故郷です。」
ホントホント。

この表現は、オンライン英会話bizmates のレッスンで覚えました。

男性下着の「ボクサーとトランクス」の英語は?-🩲-#つぶやき英単語 2152

(2023.10.14)

「海外の反応」をまとめたサイトの記事を見てて、初めて理解しました。
(元ネタはX)

男性下着の
『ボクサー(パンツ)』は英語で trunks 、『トランク』が boxers らしいです。

考えてみれば、ボクサーが試合ではいてるパンツの形はトランクスに近いから、
あれが boxers なのですね。

確かに向こうのネットショップの表記は本当にそうなってます。
誰が日本語の方を逆にして定着させたんでしょうか? 
(ややこしいじゃないか!)

ちなみに ブリーフは briefs で、これはそのままです。

使ってみましょう。
I bought a pair of trunks, two pairs of boxers from an online underwear store.
I didn’t buy briefs as I don’t wear them.
「オンラインの下着ショップで、トランクス ボクサーパンツ 1枚とボクサー トランクスを2枚買った。ブリーフは履かないので買わなかった。」
(書いてて、ボクサーとトランクス、間違えました・・・)

pants 関係の単語は、複数形になっているので、扱いに注意が必要ですね。

economical with truth は❓-🛸-#つぶやき英単語 2151

(2023.10.13)

economical with truth って、どういう意味か分かりますか?

Wiktionary での economical with truthの説明は
(idiomatic, euphemistic) Not telling the whole truth, especially in order to present a false image of a situation; untruthful; lying. Often used with sarcasm or satire.
「(イディオム、婉曲表現)ある状況について誤ったイメージを示すために、特に真実をすべて話さないこと。偽りを言っている。うそをついている。
しばしば、皮肉や風刺とともに使われる表現。」

つまり婉曲的に「うそつき」と言いたい時に使う表現なんですね。

例えば
He is economical with truth about his private life. は
「彼は私生活について真実を話してはいない」
という意味になります。

economical with は『~を節約して』という意味が有るので、
economical with truth は、真実を節約して、というようなことなんですね。
(何となく分かるような、分かんないような・・・。)

とにかく表現としては面白いですね。
これ、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。

English words Reddit people really like=Reddit 民が愛する英単語 (その3)-💻-#つぶやき英単語 2149

(2023.10.11)

Redditの人たちが挙げた好きな英単語のリスト、その3です。

21)Peachy keen 『とても良い、全く正しい』

22)Bees knees 『最高のもの、打ってつけのもの』

23)intergalactic 『銀河系間の』

24)nifty 『すてきな、すばらしい、しゃれた』

25)Shambles 『畜殺場、流血の場面、大混乱』

26)Tomfoolery 『ばかなまね、道化、くだらない冗談、つまらないもの』

27)Mellifluous 『なめらかな、流暢な、甘美な』

28)Ephemeral 『つかの間の、はかない、一日限りの、短命な』

29)Audacity 『豪胆、ずぶとさ、厚かましさ、大胆さ』

30)Hippopotamus 『カバ』

31)Callipygian 『美しく発達した尻を持つ、またはそれに関する』

32)Juxtaposition 『並列、並置』

33)Defenestration 『窓から誰かまたは何かを投げる行為』

34)Penultimate 『語尾から第 2 番目の音節の』

35)Myriad 『無数』

36)Effervescent 『発泡性の、興奮した、はしゃいでいる、生き生きとした』

37)Petrichor 『ペトリコール(雨が降った時に地面から上がってくる匂い)』

38)Syzygy 『惑星直列、相同染色体対合、連接、連合』

39)Autumnal 『秋の(ような)、 秋らしい、 初老期の、 秋咲きの、秋に実る』

40)Suture 『縫合線、縫合糸、縫合(する)』

41)Equilibrium 『平衡、均衡』

42)Bamboozled 『当惑した、だまされた、酔っ払った』

43)Cacophony 『不協和音』

44)Soliloquy 『ひとり言(を言うこと)』

45)Livid 『鉛色の、土色の、 青黒い、 ひどく怒った』

46)Scribble 『ぞんざいに書く、走り書きする』

47)Whilst 『する一方で』

48)Betwixt 『その合間に』

49)Balderdash 『たわごと』

50)Codswallop 『たわごと』

51)Poppycock 『たわごと』

52)Libation 『献酒』

53)Murmuration 『低く続く不明瞭な音』

54)Susurration 『声帯の振動なしで穏やかに話すこと、ささやいている人々の不明瞭な音』

55)Shuttlecock 『(バトミントンの)羽根、シャトル』

56)Gumption 『積極性、進取の気象、世才、常識』

57)Eschew 『意図的に避ける、慎む』

58)Recalcitrant 『頑強に反対する、強情な』

59)Tadpole 『おたまじゃくし』

60)Ticketyboo 『順調な、快調な』

61)Svelte 『すらりとした』

62)Crass 『愚鈍な、ひどい』

63)Gravitas 『態度と外観が形式ばった』

64)Nefarious 『極悪な、非道な』

65)Sanguine 『陽気な、楽天的な、血色の良い』

66)Moist 『湿った、適度の水気のある、しっとりした』

67)However 『しかしながら』

68)Serenity 『晴朗、うららかさ、平静、殿下』

69)Anathema 『のろい、破門、のろわれたもの』

70)Harbinger 『先駆者、前兆』

71)Avarice 『(金銭に)強欲、貪欲』

72)Clandestine 『(悪だくみなど)内々の、秘密の』

73)Loquacious 『多弁な、おしゃべりな、騒々しい』

74)Ignominious 『不名誉な、恥ずべき』

75)Verisimilitude 『ありそうなこと、迫真性』

76)Machiavellianism 『マキャベリズム(政治目的のためには手段を選ばない現実主義的な考え方)』

77)Antidisestablishmentarianism 『国教制廃止主義反対』 長いな

78)Sonder 『ゾンダー』

79)Plethora 『過多、赤血球過多症』

80)Supercalifragilisticexpialidocious 『すばらしい、すてきな』 長いな

81)Haberdashery 『紳士用装身具類、紳士用装身具店、小間物類、小間物店』

82)Exquisite 『非常に美しい、絶妙な、精巧な、優雅な』

83)Sartorial 『仕立て屋の、衣服に関する』

84)Pusillanimous 『気の弱い、臆病な、無気力な』

85)Taciturn 『無口な、口数の少ない』

86)Plinth 『(円柱の下の四角い)柱脚、台座、(銅像の台の)角石』

87)Penetrate 『突き刺さる、貫く、浸透する』

88)Bamboozle 『言葉巧みに欺く、 だます』

89)Quintessential 『典型的な』

90) Certainly 『確かに』

91)Hamburglar マクドナルドのマスコットキャラクター

92)Prime Meridian 『本初子午線』

93)Flatulence 『(胃腸に)ガスがたまること、鼓腸、虚勢、空虚』

94)Lampoon 『風刺文』

95)Hippopotomonstrosesquipedaliophobia 『長い単語への恐怖症』 長いな

96)Thingamabob 『名前が忘れられているか、知られていない、明らかでない何か』

97)Please 『喜ばせる, 楽しませる、どうぞ』

98)Eternity 『永遠、永久』

99)Immaculate 『よごれていない、しみひとつない、欠点のない、完全な』

100)Onomatopoeia 『擬音, 擬声, 擬音語』

とりあえず100まで。


English words Reddit people really like=Reddit 民が愛する英単語 (その2)-💻-#つぶやき英単 2148

Reddit民の好きな英単語のご紹介 - 訳語と自作例文を添えて
Reddit の”What is an English word you really like?”というスレッドから)

11)Discombobulated 『まごつかせる、困惑させる』
 例文)The new rules discombobulated the employees and reduced their efficiency.
  「新しいルールが従業員を困惑させ、彼らの効率を低下させた」

12)Lollygag 『時間を浪費する、のんびり過ごす』
 例文)Stop lollygaging, and focus on your writing work.
「ごろごろしていないで、執筆作業に集中しなさい」

13)Shrubbery 『低木(の林、植え込み)』
 例文)We use an electric trimmer to keep the shrubbery neat.
  「低木の茂みをすっきり保つために私たちは電動のトリマーを使う」

14)Succulent 『汁の多い、水気の多い』
 例文)In the fall, that tree will bear succulent fruits.
  「その木は秋にジューシーな実をつける」

15)Gruntled 『満足している』
   disgrantled (不満な)という単語が先に有って、
   逆成(back-formation)でできた単語だそうです。
 例文)While traveling in France, we all were gruntled.
  「フランス旅行の間、私たちはみんな満足していた」 

16)Pan 『鍋、平鍋』『カメラを左右に回転して写す、パン』
 (投稿者の理由:pan, because it means bread in my language
  「pan、私の母国語では パン bread の意味だから」日本人か?)
 例文)This dish is easy to prepare with just one frying pan.
  「この料理は、フライパン一つで簡単に作れる」   

17)Dipshit 『愚か者』『愚かな』
 例文)You are the most dipshit person who listens to dipshits arguing with dipshits.
 「アホとアホの議論を聞いているお前が一番のアホだ」

18)Superfluous 『余分の、よけいな、不必要な』
 例文)I want to get rid of superfluous flesh around my waist.
  「腰回りの余分な肉をなくしたい」

19)Shenanigans 『いたずら、悪ふざけ、ごまかし、偽り、不正行為』
 例文)He was suspended for shenanigans he did in an attempt to show off.
  「彼は目立とうとしてやった悪ふざけで謹慎処分になった」  

 

20)Antics 『おどけたしぐさ、悪ふざけ』
 例文)His antics sometimes make me annoyed.
  「彼のふざけた態度に、ときどきイラっとする」

まだ、続きます。

harry は❓-🧙‍♂️-#つぶやき英単語 2143

(2023.10.5)

harry は
『うるさく悩ます、うるさく求める』や
『執拗に攻撃する、侵略する、蹂躙する』の意味の動詞です。
この発音は hǽri です。

ハリー・ポッター のHarry は固有名詞なので頭が大文字な所が違いますが、
それを除けば綴りは harry と同じで、発音も同じです。

これと一字違いのhurry は
『大急ぎ』や『急ぐ、急がせる』の意味でお馴染みですね。
この発音は hə́ːri なので、harry とは違います。

せっかくなので、みんなまとめて使ってみましょう。
As the opposing players harried Harry, he did hurry to where the golden snitch shone.
「相手の選手たちがハリーを執拗に攻撃する中、彼は金色のスニッチが光った場所に急いだ」

なんか、こんなシーンあったような気がします。