「木を見て森を見ず」の英語は❓―🌳―#つぶやき英単語 2186

(2023.11.18)

「木を見て森を見ず」に当たる英語表現は、
can’t see the forest for trees だそうです。
(オンライン英会話 Bizmates のDiscover Lesson で出てきました)

THE FREE DICTIONARYの説明によると、can’t see the forest for treesは
Cannot see, understand, or focus on a situation in its entirety due to being preoccupied with minor details.
「些細なことに気を取られて、状況全体を見たり、理解したり、集中したりすることができない」ということです。

使ってみましょう。
He is so invested in this project that he cannot see the forest for the trees.
「彼はこのプロジェクトに入れ込み過ぎ、木を見て森を見ずになっている」

こういうことありますよね。
成功するには、同時に細部と全体を見る目が必要だと思います。
(It’s easier said than done. 言うは易く行うは難しですが。)

あの dust 、この dust ―🧹―#つぶやき英単語 2179

(2023.11.11)

dust は名詞では『粉末、ちり、ほこり、ごみ、粉塵』などの意味ですね。

これが動詞だと『(粉末を)ふりかける、まぶす』と『ほこりを払う』の意味が有ります。

この二つは、粉っぽいものを取り除くのと、振りかけるので、全く違うことをしている感じです。

例えば
I dusted the cake with sugar. あるいは I dusted sugar over the cake.
  「私はケーキに砂糖をふりかけた」
He is now dusting the table.
  「彼は今、テーブルの粉を払っている」
のように使えます。
(私が砂糖をふりかけたときにテーブルにこぼれて、彼がそれをきれいにしてくれているのかもしれません。この両方が同じ動詞dustで言えるんですね。)

dust については、オンライン英会話のレッスンで
contronym (またはcontranym)
=A word that has two opposing meanings「相反する二つの意味を持つ単語」の例として出てきました。

一字違いのballet, billetそしてbullet―💃―#つぶやき英単語 2178

(2023.11.10)

一字違いは大違いなんて言いますが、本当にそうですね。

ballet は『バレエ、舞踊劇』のことです。

billet にはいろんな意味があるのですが、
名詞では『兵士用宿舎(提供命令書)、勤め口、短い書簡、メモ、鋼片、ビレット』
動詞では『(兵士用の)宿を提供する、宿を提供させる、泊める、宿を取る』
等の意味になります。

bullet は、『銃弾、弾丸、小球、(釣糸の)おもり』などの意味になります。

当り前ですが、全然関係ない単語です。
まあ、形が似ているので、まとめて覚えておけばいいかなと。

ちなみに、bellet と bollet は僕の調べた範囲で辞書に出ていませんでした。
こういう英単語は無いという理解でいいのではないでしょうか、

bright と blight は全然違う!―💡―#つぶやき英単語 2177

(2023.11.9)

bright と blight はrと l の一字違いですけど、全然違うんです。(当たり前だけど)

r の bright は、『明るい、輝く、晴れやかな、あざやかな、朗らかな、快活な』などの意味でお馴染みの形容詞ですね。文字通り、明るいイメージの単語です。

一方、l のblight は、名詞では『(植物の)胴枯れ病、虫害、(都市環境の)荒廃、(士気・希望などを)くじくもの、障害、暗い影』などの意味だそうです。
他に、動詞では『枯らす(枯れる)、だめにする、くじく』の意味になります。
なんか、全体にネガティブなイメージのような・・・。

でね、このblight って単語はいけないと思うのですよ。
中にlight[『光、輝き、明るい所』というのが入ってるので、
明るい方のbright のスペリングを間違ってblight と書く人が居るかもしれません。
まあ、紛らわしいのは確かですね。

使ってみましょう。
We continued to search for a solution to the city’s blight, and finally we found a bright hope.
「私たちは街の荒廃の解決策を探し続け、ついに明るい希望を見出した。」

RとLの区別って、ネイティブの人なら簡単なんでしょうけど、
日本人にとっては難題だもの。
こういう紛らわしい単語はやめてほしいところですが、
まあそうもいかないので、いっそペアで覚えてしまえばいいと割り切りましょうかね。

「麻婆豆腐にとろみをつけるには?」の英語―🥄―#つぶやき英単語 2172

(2023.11.4)

英語で「麻婆豆腐にとろみをつけるにはどうしたらいい?」は
 How can I thicken Mapo Tofu?
あるいは
 How can I add thickness to Mapo Tofu ?
のように言えます。

これの答えまで書くとすれば
「とろみを出すには、片栗粉かコーンスターチが使えます」
 You can use potato-starch or corn-starch as a thickner.
という感じでしょうか。 

『麻婆豆腐』は英語では Mapo Tofu や mapo tofuが一般的な表記のようです。

また、『とろみをつける』は thicken という他動詞で表すことができますし、
『とろみ』thickness という言葉を使い add thickness も有りかと想います。

これ書いているだけで、お腹がすいてきました。

ちなみに形容詞のthick には
『(液体などが)濃厚な、どろどろした』の意味の他に、『厚い』の意味があり、こちらの方で多く使われます。
なので、対象が液体などなら『濃厚な』で、固体の板とかなら『厚い』ということになります。
同様に、thicken は『濃くする』と『厚くする』、thickness も『濃厚、濃さ』と『厚さ』の場合が有り、液体か固体かで訳し方が変わってきます。

down to earth は❓-🌏-#つぶやき英単語 2168

(2023.10.31)

down to earth または down-to-earth は、
日本語の『地に足のついた』という表現に近く、
『現実的な、実際的な』の意味になります。

類義語としては
practical 『実際的な、実践的な』や realistic 『現実的な』などになります。

使ってみましょう。

To solve these social problems, we need to have a down-to-earth discussion.
「これらの問題を解決するには、地に足の着いた議論が必要だ。」

I can relate to his down to earth approach.
「彼の現実的な取り組みには共感できる。」

今、地球のいろいろな所で問題が起こっていますが、
解決のための現実的な議論や地道な取り組みが大切だと思いますよ。

fish out of water は❓-🎣-#つぶやき英単語 2165

(2023.10.26)

fish out of water は直訳なら『水から出た魚』ということですが、
Wiktionary の説明では、イディオムとして
A person in unfamiliar and often uncomfortable surroundings
「不慣れで、そして多くの場合、心地よくない環境にいる人」
のことを表すそうです。

つまり、
fish out of water は『場違いの人間』の意味になります。
日本語の『陸に上がった河童』と同じような表現ですね。
『水から出た魚』でも、そういう流れで使えば通じると思います。

使ってみましょう。
I did not fit in at school and felt like a fish out of water.
「学校で馴染めず、自分が場違いな人間のように感じた」

この表現は、オンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lesson に出てきました。

home away from home は❓-🏠-#つぶやき英単語 2163

(2023.10.26)

home away from home は 直訳なら「家から離れた家」のようなことですが、
これで『第二の故郷』の意味になるそうです。

Wiktionaryでのhome away from homeの説明は
(idiomatic) A place in which one is as comfortable as one’s actual home.
「(イディオム)その人の実際の故郷と同じように快適な場所」
となっていました。

使ってみましょう。
He said Japan was his home away from home.
「彼は日本を第二の故郷と言っていました。」

Wherever I can be with you is my home away from home.
「あなたと一緒に居られるところならどこでも私にとっては第二の故郷です。」
ホントホント。

この表現は、オンライン英会話bizmates のレッスンで覚えました。

男性下着の「ボクサーとトランクス」の英語は?-🩲-#つぶやき英単語 2152

(2023.10.14)

「海外の反応」をまとめたサイトの記事を見てて、初めて理解しました。
(元ネタはX)

男性下着の
『ボクサー(パンツ)』は英語で trunks 、『トランク』が boxers らしいです。

考えてみれば、ボクサーが試合ではいてるパンツの形はトランクスに近いから、
あれが boxers なのですね。

確かに向こうのネットショップの表記は本当にそうなってます。
誰が日本語の方を逆にして定着させたんでしょうか? 
(ややこしいじゃないか!)

ちなみに ブリーフは briefs で、これはそのままです。

使ってみましょう。
I bought a pair of trunks, two pairs of boxers from an online underwear store.
I didn’t buy briefs as I don’t wear them.
「オンラインの下着ショップで、トランクス ボクサーパンツ 1枚とボクサー トランクスを2枚買った。ブリーフは履かないので買わなかった。」
(書いてて、ボクサーとトランクス、間違えました・・・)

pants 関係の単語は、複数形になっているので、扱いに注意が必要ですね。

economical with truth は❓-🛸-#つぶやき英単語 2151

(2023.10.13)

economical with truth って、どういう意味か分かりますか?

Wiktionary での economical with truthの説明は
(idiomatic, euphemistic) Not telling the whole truth, especially in order to present a false image of a situation; untruthful; lying. Often used with sarcasm or satire.
「(イディオム、婉曲表現)ある状況について誤ったイメージを示すために、特に真実をすべて話さないこと。偽りを言っている。うそをついている。
しばしば、皮肉や風刺とともに使われる表現。」

つまり婉曲的に「うそつき」と言いたい時に使う表現なんですね。

例えば
He is economical with truth about his private life. は
「彼は私生活について真実を話してはいない」
という意味になります。

economical with は『~を節約して』という意味が有るので、
economical with truth は、真実を節約して、というようなことなんですね。
(何となく分かるような、分かんないような・・・。)

とにかく表現としては面白いですね。
これ、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。