no mitigation ふたたび・・・―🏉-つぶやき英単語 2082

(2023.8.6)

mitigation には一般に『軽減』の意味が持つ単語です。

このmitigationはラグビーの用語としても『軽減要因』という意味で使われます。

ラグビーで、例えばタックルがボールを持つ選手の首より上にヒットするような危険なプレイ(ハイタックル)は反則になり、レッドカードが出されて、その危険なプレーをした選手が退場になります。
ただ、危険なプレーでも罰則を軽減する理由=軽減要因 mitigation が有る場合には、レッドより一段軽いイエローカード=10分間の退場の処置になる場合が有ります。
例えば、ボールを持っていた選手が急に姿勢を変えたこともハイタックルになった要因と考えられれば、これが軽減要因 mitigationになります。
(→以前の関連投稿:ラグビーの審判が言ってたmitigation投稿は?

8/5のラグビー日本代表とフィジーの試合で、前半の早いうちに日本代表がハイタックルの反則でレッドカードを受けました。
ビデオでも「軽減要因が無い=No mitigation」と確認されており、判定としては正当と思いますが、その結果、日本チームは一人少ない14人で戦わざるを得なくなり、かなり差をつけられた配線に終わりました。

日本チームには、ちょっと前のサモア戦でも同じことがありましたので、
チームとしてその辺をどうケアしてきたのかが問われるところです。

レッドカードを出された選手には、その後の数試合の出場停止も加わることになります。
もうすぐ、9月から本番のラグビーワールドカップが始まるため、日本代表チームメンバーの最終決定にも影響するようなレッドカードになったような気がします。

ここは反省点として、反則を犯さないための『規律=discipline』をもう一度確認して、激しくかつクリーンな日本ラグビーをワールドカップで見せてほしいと思います。

英語で「サモア人、トンガ人、フィジー人」は❓-🌏―#つぶやき英単語 2079

(2023.8.4)

『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『トンガ』は Tongaで、『トンガ人』は Tongan

『フィジー』は Fiji で、『フィジー人』は Fijian

『イタリア』は Italyで、『イタリア人』は Italian

『チリ』は Chileで、『チリ人』は Chilean

『イングランド』は Englandで、『イングランド人』はEnglander、English man

もう一度
『サモア』は Samoaで、『サモア人』は Samoan

『アルゼンチン』は Argentina で、『アルゼンチン人』は Argentine、Argentinean

ラグビー日本代表の試合
7/22 Japan 22 – 24 Samoa
7/29 Japan 21 – 16 Tonga
8/5 Japan vs Fiji
8/26 Italy vs Japan
Rugby World Cup ↓
9/10 Japan vs Chile
9/18 England vs Japan
9/29 Japan vs Samoa
10/8 Japan vs Argentina

Go Japan!

JRFUのニュースに出てたMoU は❓-🏉-#つぶやき英単語 2078

(2023.8.3)

MoUは、Memorandum of Understanding 『合意覚書』の事だそうです。

日本ラグビーフットボール協会(JRFU)のサイトの記事に以下のようなタイトルのものが有りました。

MoU Signed Between Japan Rugby and Rugby Australia
「オーストラリアラグビー協会との合意覚書締結」

The Japan Rugby Football Union (JRFU) is delighted to announce that it has signed a Memorandum of Understanding (MoU) with Rugby Australia (RA). The agreement will see the JRFU and RA deepen their cooperation around growing rugby in both countries, along with the wider Asia Pacific region, and will place an emphasis on the mutual development of high-performance programmes.
「日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は、ラグビーオーストラリア(RA)と合意覚書を締結しました。この協定により、JRFUとRAは、両国およびアジア太平洋地域におけるラグビーの発展に向けた協力関係を深め、ハイパフォーマンスプログラムの相互発展に重点を置くことになります。」以下略

これニュージーランドとのMoUの話も、少し前に有りました。

日本のラグビーを盛り上げるにも、ラグビーの強い国との協力は必要ですから、いいことなんじゃないでしょうか。

少なくとも、日本代表と強いチームとの国際試合が増えるのは大歓迎です。

おめでとう 1st Cap ! -🎉-#つぶやき英単語 2067

(2023.7.23)

ラグビーで、cap という言葉は以下のように使われます。

Cap – anytime a player plays in a match he/she is technically awarded a cap but the term is mostly used to note the number of official games a player has appeared for his/her national team against another national team. A cap is an honour, there is typically no physical item awarded.  (Rugby Dictionary
「キャップ=理屈としてはどんな時でも、ある選手が一つの試合でプレーすれば1キャップを与えられることになるが、多くの場合この言葉は国の代表チームが他国の代表チームと戦う公式戦の出場回数を示すために用いられる。
キャップは名誉であり、普通は具体的な物をともなって表彰されることはない。」

昨日、日本とサモアのラグビーテストマッチで、パナソニックワイルドナイツ所属の福井翔太選手、長田智希選手が日本代表としての初キャップを獲得しました。
おめでとうございます。
Yesterday, Shota Fukui and Tomoki Osada belonging to Panasonic Wild Knights won the first cap in the rugby test match between Japan and Samoa.
Congratulations !

福井選手、長田選手、
ぜひラグビーワールドカップでも大活躍してください。

test match って❓-🏉-#つぶやき英単語 2066

(2023.7.22)

test match (テストマッチ)という字面からは
テストの試合=練習試合的な印象を受けますが、
ラグビーではこれが国の代表チーム同士の公式試合の事です。

Cambridge Dictionary での 説明では、
a game of cricket or rugby played by the national teams of two countries
「クリケットまたはラグビーで、2カ国の代表チームによって行われる試合」
となっています。
(クリケットとラグビーが同じ言葉遣いなのですね)

本日、Japan vs Samoa のラグビーのテストマッチ が札幌ドームで有りました。
結果は2点差で日本の惜敗というか、勝ち切れなかったという感じでした。
(レッドカードで人が少なくなったのも痛かったと思います)

来週(7/29)はTonga、再来週(8/5)はFiji とのテストマッチが有りますから、
日本代表も9月からのワールドカップに向けて、調子を上げていってほしいと思います。

「選考基準」の英語は❓-🏉-#つぶやき英単語 2004

(2023.5.24)

『選考基準』は英語で
criterion (criteria) for selection や selection criteriaのように言います。

『基準、標準』の意味の名詞の単数形がcriterionで、その複数形がcriteria です。

例えば、このように使えます。
Many people say they can’t understand the selection criteria of the members for Japanese national rugby team.
「ラグビー日本代表の選手選考基準がよく分からないという声が多い」
これホントに。

長田選手や木田選手を選んだのはいいと思いますけど。

リーグワンのトライ王の尾崎選手、MVPの立川選手も入ってないので、
リーグワンでの実績を最重視しているようには見えません。

根塚選手や、山沢選手、野口選手も入っててもおかしくないんじゃないでしょうか。

ワイルドナイツのツイートのRoll up, roll up!って何❓-🏉-#つぶやき英単語 2001

(2023.5.21)

埼玉ワイルドナイツの英文でのツイートが
Roll up, roll up! という文で始まっていました。
これは「いらっしゃい、いらっしゃい!」といような呼び込みの言葉だそうです。

この命令法で使われているroll up は、
『(サーカスなどの呼び込みでの言葉)いらっしゃい』の意味になるのですね。

ワイルドナイツのツイートの全体はこんな感じです。
Roll up, roll up!
「いらっしゃい、いらっしゃい!」
The Wild Knights Fan Club special meet-up event is taking place in Kumagaya Stadium as we speak 🏟️
「今、熊谷スタジアムでは、ワイルドナイツファンクラブの特別交流イベントが開催中です」
If you’re a member of our fan club or supporters club, join in for our players meet and greet and photo session 📸
「ファンクラブや後援会の会員の方は、選手との交流会や写真撮影会にご参加ください。」

もちろん、僕は参加しました。
ワイルドナイツは昨日(5/20)の決勝戦で敗れて準優勝に終わったわけですが、
今日も明日も、このチームは前を向いて進んでいくのだと信じています。

final の意味−❗️–#つぶやき英単語 2000

(2023.5.20)

final という単語の意味:
形容詞 『最後の、決定的な』
名詞 『最後のもの、最終試験、決勝戦

本日5/20 、ジャパンラグビーリーグワンの決勝= final です。

ここで闘うワイルドナイツとスピアーズの両チームにとって、
この final がどういう意味を持つでしょうか?

見届けるために新国立競技場へ向かいます。(10:12)

(試合後追記)

ワイルドナイツは連覇を逃しました。
スピアーズがワイルドナイツに勝利して、ラグビーリーグワンの頂点に!
ちょっと、歴史を目撃した感覚です。

スピアーズとファンのオレンジアーミーの方々には、おめでとうと言いたいです。

ワイルドナイツにとって、この決勝の結果は、新たな挑戦の始まりの合図になったはずです。
For the Wild Knights, the result of this final should signal the beginning of a new challenge.

Go Wild Knights!

普通名詞のKubota❓-#つぶやき英単語 1997

(2023.5.17)

英語で『固有名詞』は proper noun で、『普通名詞』がcommon noun です。

日本語でも英語でも固有名詞(人名、会社名、商品名など)が、普通名詞として使われるようになることが有ります。
この『(固有名詞を)普通名詞化する』という意味では、commonize という動詞が使われます。
また、『普通名詞化』はcommonizationです。

ある国で会社名の「クボタ」が、普通名詞のように使われているのをご存知ですか?

In the Philippines, any tractor is called “Kubota”.
This is an example of the commonization of proper nouns.
「フィリピンでは、どんなトラクターもKubota と呼ばれます。
これは固有名詞の普通名詞化の一例です。」

オンライン英会話の先生から聞いたので、確かだと思います。

例えば
We need two Kubotas for today’s work.
「今日の作業にはトラクターが2台必要だ。」
とか言うのですね。
(メーカーはKubotaじゃなくてもいいのです。)

🏉

ラグビーの話で「クボタ」と言えば、クボタスピアーズ (Spears)。
オレンジのユニフォームでパワフルなプレーをするリーグワンの有力チームです。

今週末、5月20日のワイルドナイツとの決勝戦も、激しい試合になることでしょう。
新国立競技場が揺れるかもしれません。

ラグビーの審判が言ってた mitigation は❓-🏉-#つぶやき英単語 1995

(2023.5.15)

mitigation は『緩和、沈静』や『(刑罰などの)軽減』の意味の英単語です。

このmitigation がラグビー用語としも使われ、日本語訳では『軽減要因』となっています。

ラグビーリーグワンの準決勝が5/13,5/14に行われて、その中でレッドカード、イェローカードが何回か出てました。
そのレッドカードの処置を下す時に、審判が選手に No mitigation. と言っていました。
これは罰則を軽くするような理由『軽減要因』が無いと説明していたわけですね。

レッドカードは主に、相手の頭に体を当てるような危険なプレーについて出されます。
ただ、ボールを持っている選手の頭にタックルした体が当たっても、その相手選手が「急に大きく体を低くしたり動かしたりしてこと(Sudden and significant drop or movement)」が原因の一部である場合もあります。
そのような時は、それが 軽減要因 mitigationとして考慮され、完全に退場となるレッドカードではなく、イェローカード=10分間の退場(Sin-bin)になります。

それにしても、この重要な準決勝の試合の片方では、
主審を現役大学生でA級審判の古瀬 健樹さんが務めていて、レッドカードのシーンでも外国人選手に英語でどうどうと説明していました。
すごいですよね。まだ若いのに。

なお、準決勝の試合はどちらもいい試合でした。