Trump氏に関する記事の英単語-📰-#つぶやき英単語 1990

(2023.5.10)

トランプ前大統領に関するThe New York Times の記事から、気になる英単語を調べてみました。

Jury Finds Trump Liable for Sexual Abuse and Defamation
「陪審団、トランプ氏の性的虐待と名誉棄損の責任を認める」

 jury『陪審員(団)』
 liable for『に対して(法律上の)責任がある』
 defamation 『中傷、名誉棄損』

A jury of six men and three women awarded the writer E. Jean Carroll $5 million in damages. Donald J. Trump called the verdict a “disgrace.”
「男性6人と女性3人からなる陪審団は、作家のE Jean Carrollに対する損害賠償 500万ドルを認定した。Donald J. Trumpはこの評決を恥ずべきものと呼んだ。」

 この場合の award は『(賠償金などを)認める』
 verdict 『評決』 
 disgrace 『恥辱』

More than a dozen women have accused Mr. Trump of sexual misconduct over the years, but this is the only allegation to be affirmed by a jury.
「長年にわたり十数人の女性がトランプ氏の性的不正行為を告発してきたが、陪審員によって認定されたのはこの申し立てのみである。」

 misconduct 『違法行為、職権乱用、不行跡,非行』
 allegation 『(まだ証拠の無い)申し立て、主張』

記事の最初の部分で、もうおなかいっぱいな感じです。
年貢の納め時という言葉が思い浮かびました。




移植用の「臓器摘出」の英語は❓-🍇-#つぶやき英単語 1940 

(2023.3.25)

移植用の『臓器の摘出』はorgan harvesting と言うそうです。
『臓器を摘出する』は harvest organs のようになります。
harvest は普通は農業関係の『収穫する、刈り入れる』ですが、
organ 『臓器』との組み合わせでは『摘出する』の意味になるのですね。
(なるほど)

この organ harvesting にはダークサイドが有って、
『臓器狩り、臓器収奪』と言った方がふさわしいケースも起きているようです。

例えば、こんな事件も。
A wealthy Nigerian politician has been found guilty of an organ-harvesting plot involving a UK hospital in a legal first of its kind
「ナイジェリアの裕福な政治家が、英国の病院を巻き込んだ臓器収奪の計画に関し、この種の法的判断としては初めて有罪となった。」

自分の病気の娘のための臓器を不法に得ようとしたということらしいです。

実はこういうことが裏では頻繁に行われている可能性があります。

そう考えると、harvest という言葉がちょっと怖く見えてきませんか。
何か、臓器が農作物と同じように収穫されて取引されているような・・・。

「逮捕状」の英語は❓-🚓-#つぶやき英単語 1934

(2023.3.19)

『逮捕状』は英語では arrest warrant です。
warrant of arrest とも言われます。
この場合、arrest が『逮捕』で、warrant が『令状』の意味です。

そして、「逮捕状を出す」は issue an arrest warrant になります。

最近のニュースでも、arrest warrant が出ていました。

An arrest warrant has been issued for the Russian president, by the International Criminal Court
But what does this actually mean for Vladimir Putin?
「国際刑事裁判所(ICC)からロシア大統領への逮捕状が出された。
しかし、これは実際、ウラジミール・プーチンにとって何を意味するのだろう?」

ロシアが侵攻して、ウクライナの占領地から子供らを違法に連れ去ったことに関与した疑いがあるとのことです。

プーチン大統領がすぐに逮捕されることは無いでしょうけれど、
ロシアもだんだん追い詰められていくのではないでしょうか。
今からでもウクライナから完全撤退した方がいいのでは。
 

snow job は❓-⛄-#つぶやき英単語 1898

(2023.2.11)

snow job は、スキー場で働く仕事とかではなく
『(うまいことを言って)人を説得すること、巧みなうそ』なんだそうです。

Wiktionary の説明でも snow job は
An attempt to persuade a person using flattery or deception.
「お世辞や ごまかしで人を説得しようとすること」
となっています。

雪で覆われると地面がどんなか分からなくなりますね。
なので、巧みな言葉で覆って人をだますようなことが snow job なんですね。

例文
They did snow jobs on the elderly people.
「彼らは言葉巧みに老人たちをだました」

久々に雪降りました。
きれいだけど、僕は雪は好きではありません。
寒いし。

cook the books は❓-👨🏻‍🍳-#つぶやき英単語 1829

(2022.12.9)

cook the books はどんな意味でしょうか?

さすがに「本を料理する」ではありません。(食べたくないし)

cook the books は『帳簿をごまかす、粉飾する』という意味なんだそうです。

この場合のbooks が『帳簿』の意味ですね。
動詞のcook には『料理する』以外に、
口語で『(勘定・事実などを)ごまかす、に手を加える』の意味も有るのだそうです。

このイディオムは、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。

使ってみましょう。
It was only after a whistleblower that we found out that that company had been cooking the books.
「その会社が帳簿をごまかしていたのが分かったのは、内部告発者がいたからだった。」

こういうのは正直が一番ですから。

「誹謗中傷」の英語は❓-🤬-#つぶやき英単語 1819

(2022.11.30)

『誹謗中傷』は 英語では slanderdefamationlibel 等と言います。
Weblio(Wiktionary )での各単語の英文の説明はこんな感じです。

slander
A false or unsupported, malicious statement (spoken, not written), especially one which is injurious to a person’s reputation; the making of such a statement.
「(文書でなく口頭の)虚偽か根拠がない、悪意ある発言で、特に人の評判を傷つけるようなもの。そのような発言をすること。」

defamation
The act of injuring another person’s reputation by any slanderous communication, written or oral; the wrong of maliciously injuring the good name of another.
「文書や口頭での中傷によって、他人の名誉を傷つける行為。悪意で他人の名誉を棄損する行為」

libel
A written or pictorial false statement which unjustly seeks to damage someone’s reputation.
「誰かの評判を不当に傷つけるような文書や画像による虚偽の報告の事」

slander は『中傷、悪口、口頭での誹謗中傷』
defamationは『中傷、名誉棄損』
libel は『文書・画像による侮辱、中傷』
というように、少しづつニュアンスが違うようです。
いずれにしても度合いによっては犯罪になりうるものだと思います。

誹謗中傷というのは、虚偽や根拠のないことで誰かの名誉を傷つけるということです。
例えば、サッカーワールドカップでコスタリカに負けた後、日本代表の控室がひどく汚された状態だったという写真が出回ったようです。
これは以前の別のチームの控室の写真とすぐに分かってよかったのですが、誹謗中傷 libelに当たると思います。
いたずらなのかも知れませんが、悪意があるのは確かですね。

例文です。
I feel that there is too much libel and unfairly strong accusations and criticism on social networking sites.
「SNSには、誹謗中傷や、不当に強い非難・批判が多すぎるような気がします。」
In some cases, the victim should sue for defamation.
「場合により、被害者は名誉棄損で訴えを起こすべきでしょう」

「打ち首にする」の英単語?-😱-#つぶやき英単語 1779

(2022.10.22)

『打ち首にする、(刑罰のために)首を切る』の意味の英語の動詞見つけました。
behead というのです。

behead の be-がoff や away の『離れて』意味で、head は『頭』なので、
これは「頭が離れていく」という感じなのですね。なるほど。

the Oxford Advanced Learner’s Dictionaryで調べると
behead somebody
to cut off somebody’s head, especially as a punishment
「特に刑罰として、誰かの頭を切り落とすこと」

この他動詞の目的語は人なんですね。使ってみましょう。

Behead that sinner. 
  「その罪人を打ち首にせよ」
The guillotine is an efficient device for beheading.
  「ギロチンは斬首のための効率的な装置です」

首を切る刑は洋の東西を問わずに有ったようですから、まあ死刑の方法としては確実なんでしょうね。

ついでの情報:
時代劇でお奉行様が言い渡す「打ち首獄門」という刑は、
打ち首してから首を晒すものです。

sticky fingers は?-👈―#つぶやき英単語 1775

(2022.10.18)

sticky fingersは『盗癖』という意味なんですね。
have sticky fingers で『盗癖がある』です。

sticky は『ねばねばする、粘着する』の意味があるので、
sticky fingers は文字通りだと「くっつきやすい手」というようなことです。

GRAMMARISTというサイトの説明には
The expression sticky fingers came into use in the mid-1800s and calls to mind an image of paper money sticking to someone’s fingers, as if the criminal weren’t really planning to steal.
sticky fingersという表現は1800年代半ばに使われるようになり、紙幣が指にくっつき、まるで犯人が本当に盗むつもりがなかったかのようなイメージを思い起こさせる。」と書いてありました。

確かにそういう人が捕まったら
「あっしは盗るつもりは無いんですよ。
でも、なぜかお金の方から手にくっついてきちゃうんで・・・」
とか言いそうなイメージが有ります。

盗みって言っても、ルパン的な大泥棒というよりは
スリとか置き引きのイメージですね。

使ってみましょう。
There are not a few people in this area who have sticky fingers.
「この辺じゃ盗み癖のある人間は少なからずいます」

日本だと、平気で荷物置いて席取りしてたりしますけど、
まあ、ちょっとは用心したほうがいいかもしれませんね。

rob と steal の違い―😎-#つぶやき英単語 1754

(2022.9.29)

rob steal は、奪うとか盗むという似たような意味の動詞ですが、
使い方が違うんですね。そこのとこ押さえておきましょう。

rob では、
Lupin robbed the queen of the jewel. 
「ルパンは女王から宝石を奪った」のように、
rob +(被害者)+ of +(盗まれた物)の形になります。
   
一方、 stealは、
Lupin stole the jewel from the queen. 
「ルパンは女王から宝石を盗んだ」のように、
steel + (盗まれた物)+ from + (被害者)の形で使います。

受け身では、それぞれ
The queen was robbed of the jewel by Lupin.
The jewel was stolen from the queen by Lupin.
のようになります。

また、意味の上でも
rob が『奪う、略奪する、強奪する』なのに対し、
steal は『盗む、こっそり取る、うまく手に入れる』なので
少し違いは有ります。
rob :強盗、 steal:コソ泥ぐらいのイメージで覚えておけばいいかもしれません。



imposter scam は?-😎-#つぶやき英単語 1693

(2022.7.29)

今日の気になる英語:imposter scam 

imposterが『(他人になりすます) 詐欺師、偽物』で、scamが『(信用)詐欺、悪徳商法』です。

なので、imposter scam は『なりすまし詐欺』のことだそうです。

オレオレ詐欺やネット上のなりすましによる詐欺などが、これに当たると思います。

imposter scam で検索すると、そういう詐欺や悪徳商法に関する注意の記事もいろいろ出ています。それだけ、こういう犯罪が多いのでしょう。

以下は、Twitter に出ていた一例です。
Government imposter scams cost consumers $445 million last year
「政府を騙るなりすまし詐欺の昨年の消費者被害額が4億4500万ドル」

世の中、良い人の方が多いとは思いたいですが、悪い人も多いから気を付けないといけませんね。