白銀ノエルさん用語 4:親指の付け根は英語で何?―👍

(2024.6.25) #つぶやき英単語 2313

ホロライブの白銀ノエル団長の配信をちょくちょく見てますが、
最近、団長はエルデンリンの激闘のせいか、親指の付け根が痛いと言ってました。

てなわけで、今日は『親指の付け根』は英語で何と言うか、を学びました。

『指の付け根』は、base of the finger と言います。
親指は thumb ですから、base of the thumb で『親指の付け根』になりますね。

また、ball of the thumb という言い方も有ります。
親指の付け根のふくらんだ部分を『母指球』と言いますが、ball of the thumb はこれに当ります。

例えば、
「彼女はゲームをしていて親指の付け根を痛めたようだ」は
She apparently hurt the base of her thumb in playing the game.
のように言うことができます。

(あんまり無理しないでくださいね、団長。)

白銀ノエルさん用語 3:ASMRとバイノーラル―🎧―#つぶやき英単語 2311

(2024.6.24)

ぼくが白銀ノエル団長の推しになったのは、ASMRがきっかけです。
耳鳴りがして眠れないことがあり、ホワイトノイズ、自然音などを使った安眠動画界隈をさまよった末、最近、白銀ノエルさんのASMRで寝落ちして・・・という流れです。
(1か月前はホロライブが何かも知らなかったのですが、そんなこんなで、団長を中心にホロライブの方たちのゲームや歌、雑談の配信まで、けっこう見るようになりました。)

これは、前にも書いたことがあるのですが、
ASMRは、Autonomous Sensory Meridian Responseの略です。
この場合に各単語の意味は
autonomous 『自律的な』(他には『自治の、自主的な』の意味あり。)
sensory 『感覚の』
meridian 『絶頂』 (他に『子午線、経線、極点、全盛期』の意味あり。)   
response『反応』
なので、ASMRを日本語に直訳するなら「自律感覚絶頂反応」となります。
これは「外部からの刺激によってゾワゾワする感覚」のことで、
多くの場合には、聴覚を通してゾワゾワすることや、そのためのリアルで立体的な音声を指します。

このようなASMRの配信や録音は、バイノーラル方式 (binaural) によって行われています。
bin-が biと同様に「二つの」の意味の接頭辞で、aural が『耳の、聴覚の』なので、
binaural は『両耳(用)の』の意味になります。

具体的には、人が両耳で実際に聞いているのを再現したリアルで立体的な音がバイノーラル音声と呼ばれます。このために特別なバイノーラルマイクが用いられることが多く、その代表的なものが ダミーヘッドマイク dummy head microphone と呼ばれるものです。
例えば、NEUMANNのKU100がこれにあたります。
これかなり高価な機材になりますが、ノエル団長の愛用機のようです。

このバイノーラル方式によるASMRは、イヤフォンやヘッドフォンで聞く方が効果的というか、ぞくぞくする感覚が得られると思います。
ぼくも寝る時に使いやすいイヤフォンでいいのが有れば、新しく飼ってもいいかと思っています。

白銀ノエルさん用語 2:ゲシュタルト崩壊―😵‍💫―#つぶやき英単語 2309

(2024.6.22)

白銀ノエル団長がYoutube配信でELDENRINGの同じ場面を繰り返して長時間プレイしてて、訳が分からなくなっている状況を「ゲシュタルト崩壊」と言ってました。

和英辞典で『ゲシュタルト崩壊』を調べると Gestaltzerfall と出てきます。
元はドイツ語ですけどね。
ドイツ語・英語共通してfall には、『落下、転倒』に加えて『崩壊』の意味も有るようです。
ドイツ語のgestalt が shape 形態 の意味なので、Gestaltzerfallは日本語に直訳すれば「形態の崩壊」ということらしいです。

ゲシュタルト崩壊とは何かということですが、「全体性が失われ各部分に切り離された状態で認識されるようになる現象」だそうです。本来まとまっているものがバラバラに感じられるような感覚というのでしょうか。

例えば、同じ漢字をたくさんならべてしばらく見ていると、ゲシュタルト崩壊により漢字の形がよく分からなくなる場合が有るようです。

粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉
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粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉

どう?

ゲームを長時間やって認識がおかしくなるのがゲシュタルト崩壊かは分かりませんが、
少なくともちょっと休息が必要なサインかと思います。

団長もお疲れさまでした。
目とのどを十分に休めてください。

白銀ノエルさん用語 1:まず名前の白銀から―🥈―#つぶやき英単語 2308

(2024.6.21)

今月から、ホロライブの白銀聖騎士団の団長、白銀ノエルさんを推すことになりまして・・・。
なので、ノエル団長に関わる言葉(日本語、英語)について、何回かにわたって書きたいと思います。

まず、白銀ノエルさんの名字「白銀(しろがね)」ですが、
これはもちろん『銀』のことで、英語では silver になります。
銀は原子番号47の元素で、白っぽい光沢を持つ貴金属の一種ですね。
ちなみに銀の元素記号は英語の綴りと関係ないAgですが、これはラテン語の argentum から来ています。

なぜ銀のことを、白銀という呼ぶのでしょうか?
中国からの影響も有り、江戸時代あるいはそれ以前から、金・銀・銅・鉄・錫の有用な五つの金属が五金とされており、それぞれ色と結びついた呼び名が有りました。
それが、金=黄金(くがね、こがね)、銀=白金(しろかね、しろがね)、銅=赤金(あかがね)、鉄=黒金(くろがね)、錫=青金(あおがね)です。

白銀は、「白金(しろがね)」の別表記ということになります。
(なお、白金を「はっきん」と読むと、別の金属 プラチナ platinum のことです。)

白銀(あるいは白金)という地名が全国に有りますが、これらは銀の産出や加工に関係した場所であることに由来していると考えられます。例えば、群馬県高崎市にある白銀町という地名は、ここに銀を主に扱う金属細工職人「白銀師」(英語で言えば silver smith)が住んでいたことが由来だそうです。同じような町名は複数あり、他に旧町名が白銀町(例えば大分県大分市)という所もあります。

白銀という名字は、主に地名から由来していると考えられますが、銀細工職人などの職業から来ている可能性も有ります。
白銀姓の方は全国で1400人ぐらいいらっしゃるそうです。

白銀という名字はフィクションの登場人物で使われるケースも有りますが、これは金属の銀の持つイメージの良さからかもしれません。
銀には裕福さや高貴さを象徴している場合が有ります。
英語で
born with a silver spoon in one’s mouth と言うと、
直訳なら「銀のスポーンを咥えて生まれた」 ですが、
『裕福な(高貴な)家に生まれた』という意味になります。
(食いしん坊だから「スポーンを咥えてくる」のではないのですね)

ついでですが、
白銀ノエルさんの名前ノエル Noelは、男性名にも女性名にもなるようです。
一般的な名詞としては、noel は『クリスマス、ノエル』のことです。
ブッシュドノエルのノエルですね。

「薬屋のひとりごと」の薬屋の英語は❓―#つぶやき英単語 2489

(2024.2.25)

アニメや漫画で人気の「薬屋のひとりごと」の英語タイトルは
The Apothecary Diaries だそうです。

apothecaryが『薬屋』の意味なんですね。
この単語は、薬屋の人と店の両方を表すようです。

(他の単語では、薬屋の人の方はpharmacist や druggist とかで、
 店は pharmacy や drugstore になりますね。)

apothecary は英語としては古語になります。
「薬屋のひとりごと」の物語が昔の中国のような時代・場所が舞台なので、
この古い言葉がしっくりくるということでしょう。

ついでに言うと、
ひとりごとの部分は 英語の題では diaries 『日記』のように訳されています。

今、アニメでは数々の出来事が実は関連性のある事件であったことが分かり、
人間関係も含めて盛り上がってきています。

これから、薬屋の物語はどうなるんでしょう?

Siri は何の略❓-📱―#つぶやき英単語 2481

(2024.2.18)

SiriはiOSに搭載されている音声アシスタント機能ですね。
これはSpeech Interpretation and Recognition Interfaceの略だそうです。
日本語にすれば「発話解析及び認識インターフェース」のようになります。

なんか、Siriが日本語由来だというコメントが出てたのを見たのですが、
ガセネタですよね。
いいかげんなこと書くのやめてほしいのだけれど。
さすがに、しりからSiriは無いでしょ。

Siriはむしろノルウェー語の女性の名前にかかっていて、
それだと「勝利へと導く美しい女」という意味になるそうです。

勝利などどぜいたくは言いませんが、とりあえず知りたいことまで導いてください、Siri。

なにか世の中がきな臭い・・・「爆破予告メール」の英語は❓―💣―#つぶやき英単語 2479

(2024.2.16)

『爆破予告メール』は、bomb threat email でいいらしいです。
bomb が『爆弾』で、threatが『脅迫』ですね。

最近のニュースに関するXで、この言葉が使われていました。
CICC says 28 Philippine agencies received a bomb threat email from Japan.
No explosives found, investigation ongoing.
「CICCによると、フィリピンの28機関が日本からの爆破予告メールを受信。
爆発物は発見されず、調査継続中。」

CICCは、Cybercrime Investigation and Coordinating Center の略で
フィリピン政府のサイバー犯罪捜査協力センターのことです。

爆破予告のメールが日本から発信されているんですね。
日本も協力して早く犯人見つけないといけないと思います。
宛先がフィリピンなので犯人の国籍は分かりませんが、日本の中にそういう変な人間がいることは確かです。日本の信用にも関わりますし。

これ他人事じゃなくて、日本の中でも爆破予告のようなことが結構あるようです。
多くの場合は偽の情報なのですが、いたずらとするには影響が大きすぎます。
本当に爆発が起きれば大変な被害が予想されるために、軽く扱うことはできません。

実は、僕の住んでいる近くでもメールで爆破予告が有って、爆発するのが今日(2/16)という情報が有ります。まじ、他人事ではありません。
こういうのは許せませんね。
だれが何のためにやっているのか分かりませんが、絶対犯人つかまえて重罪にしてほしいです。

  

レゴリスは regolith―🌕―#つぶやき英単語 2461

(2024.1.29)

月面に着陸した探査機SLIMの話題で、『レゴリス』と言う言葉が使われているのを見かけました。
英語の綴りは regolith です。(そう書くのか・・・)
日本語では『表土』とも言われ、地表面をおおう軟らかい堆積層のことを指すとのこと。
月は、ほぼ全面が細粒のレゴリスに覆われているのだそうです。

Photos from SLIM and one of the LEVs, showcasing the SLIM lander nose down in the regolith!
「SLIMとLEVからの写真で、SLIM着陸機が頭を下にしてレゴリスに突っ込んでいるのがはっきり見える」

なお、LEVはSLIMから放出された小型プローブで、 Lunar Excursion Vehicleの略。
SONYやおもちゃ会社のタカラトミーの協力でできた変形するタイプのLEV-2が撮った月面の写真がこれです。

LEV-2は、細かいレゴリスの上でも動けるように設計されているようです。
変形するおもちゃで培った技術が宇宙でも役に立っていて、すごいですね。

SLIMの電源が復帰したというニュースが今日ありました。
これからの調査どんなデータが得られるのか楽しみです。

月に着陸したSLIMは何の略❓―🌕―#つぶやき英単語 2453

(2024.1.21)

JAXAの小型月着陸実証機 SLIMが、日本として初めての月面着陸に成功したそうですね。

この SLIM は Smart Lander for Investigating Moon の略で、
「月の探査のための高性能な着陸機」ということだそうです。

Xで見かけた記事では、このように説明されていました。
Japan’s SLIM spacecraft has the potential to transform space exploration.
「日本のSLIM宇宙船は、宇宙探査を一変させる可能性を秘めている。

Whereas conventional landers touch down on the Moon within a range of tens of kilometres, it has shown it is able to land within 100 metres of a target.
「従来の着陸機が数十キロの範囲内で月面に着陸するのに対し、この着陸機は目標から100メートル以内に着陸できることを示している。」

着陸は成功したものの太陽電池がうまく機能していないとのことで、
完璧な成功ではないのかもしれませんが、着実に一歩前進した感が有ります。
どれぐらいピンポイントだったか、続報が気になるところです。

何にでも効く「万能薬」の英語は❓―💊―#つぶやき英単語 2241

(2024.1.9)

何にでも効く『万能薬』のことを英語では panacea と言うそうです。
発音記号では pæ̀nəsíːə です。
このpanacea は『(あらゆる問題の)解決策』という意味でも使われます。

この他に、cure-all という単語も『万能薬』の意味になります。

使ってみましょう。

In reality, there is no such thing as a panacea for every disease.
「実際には、どんな病気にも効く万能薬など存在しない」

Raising product prices is not a panacea for improving this company’s performance.
「製品価格の引き上げは、この会社の業績を改善する万能薬ではない」

まあ、基本的に何にでも効く薬なんて無いのですから、
そんなものを前提とした話は疑ってかからないといけませんね。