Maddux は?-⚾-#つぶやき英単語 1714

(2022.8.20)

MLBのAngelsの珍しく良いニュース!
Patrick Sandval投手がTigers相手に好投し1-0の勝利に貢献しました。
球数97での完封、マダックス(Maddux)というやつですね。

MLB.comでのMadduxという用語の説明はこんな感じです。

A Maddux describes a start in which a pitcher tosses a complete-game shutout on fewer than 100 pitches. Named after Hall of Famer Greg Maddux, the term was coined by baseball writer Jason Lukehart.
「マダックスとは、先発投手が100球未満で完封する登板のことを指す。殿堂入りしたグレッグ・マダックスにちなんで名付けられたこの言葉は、野球ライターのジェイソン・ルークハート氏による造語である。」

上のTweetによるとPatrick Sandval投手の好投は、
first Maddux (SHO on fewer than 99 pitches) by an Angels pitcher since Ricky Nolasco on Aug 31, 2016
「2016年8月31日のRicky Nolasco以来のエンゼルス投手によるマダックス(99球未満で完封)」だそうです。

なお、SHOとは、Shutout『完封』のことです。
この頃は、SHOの代わりにCGSO (= Complete Game Shutout)という用語もよく使われているようです。
昔より先発ピッチャーのComplete Game 『完投』が少なくなって、「5回をシャットアウト」とか「ピッチャーリレーでシャットアウトした」というような表現もされます。
なので、先発投手が完投して完封したことがはっきり伝わるCGSOという略語がよく使われるようになったのではないでしょうか。

MLB.comでのMadduxの説明の続きですが
Since 1988, the first year accurate pitch-count data is available, Maddux ranks first in the Majors with 13 such starts during the regular season. Nobody else has thrown more than seven.
「正確な投球数データが入手可能になった1988年以降で、マダックスはレギュラーシーズン中に13回の「マダックス」を達成し、メジャーで1位になっている。7回以上やった人は他にいない。」

少ない投球数で完封することに関しては、Maddux選手が頭抜けていたのですね。名前が使われているのも当然な感じですね。

the epitome of Angels’ game -⚾-#つぶやき英単語 1712

(2022.8.18)

今日の気になる英単語:epitome
この単語の意味は『(…の) 典型、縮図』や『概略、あらまし』だそうです。

使ってみましょう。
Today’s game was the epitome of Angels’.
「今日の試合は典型的なエンゼルスの試合でした」

MLBのエンゼルスの話ですけれど、今日の試合、大谷選手がホームラン1本、3塁打1本を含む5打数4安打で4打点の活躍にも関わらず、マリナーズに11-7で負けてて、こんなのばっかりですね。普通にSweepされてますもん。
(見ててツライ感じです)

トラウト選手が近々帰ってくるみたいなので、これを機会に、皆が「エンゼルスどうしちゃった?」と思うぐらい、連勝してみたらどうでしょうか。

shut-in は?-🙈-#つぶやき英単語 1711

(2022.8.17)

今日の気になる英単語:shut-in

shut-in には、形容詞や名詞として『寝たきりの(人)、病弱などで外出できない(人)』の意味があり、『引っ込み思案の、内気な、非社交的な』の意味にもなります。

ネットで見ると、この shut-in が日本語の『引きこもり(の)』に対する英訳語としても使われているようです。

適切な例かは分かりませんが、
あるライトノベルについてのTweetでshut-inが使われていました。タイトルからしてそうなんですが。
(他にもいろいろ例の選びようは有ったんですけど、プライベートな内容とかだと気軽に引用できないので・・・。)

NEW NOVEL ANNOUNCEMENT: The Vexations of a Shut-In Vampire Princess
「新作のお知らせ: ひきこまり吸血姫の悶々」

Shut-in vampire Komari awakens from her slumber to find she’s been promoted to a commander of the army!・・・
「引きこもりの吸血鬼・コマリが眠りから覚めると、軍司令官に昇格していた!・・・」

(「ひきこまり」は間違えじゃなく、主人公の名前とかかってるんですね。
vexationは『苛立たしさ、心痛、ままならないこと』の意味です。)

まあ、インドア派の人もいるので、それは人の好き好きでいいと思いますけど。
本当に深刻な引きこもりのケースでは、専門的な助けが必要かもしれません。

landfall は?-🌧-#つぶやき英単語 1707

(2022.8.13)

名詞のlandfall には、『(台風の)上陸』の意味が有るんですね。
台風が『上陸する』は、make landfall で表せるようです。

Typhoon Meari Makes Landfall in Central Japan
「台風 Meariが日本の中部地方に上陸」

台風、静かに通り過ぎてほしいですね。

ちなみにlandfall には、航海での『陸地の初認』や、航空機などの『着陸』等の意味もあるそうです。

August じゃない augustは?―👑-#つぶやき英単語 1706

(2022.8.12)

英語の月の名前は大文字から始まるのは常識ですね。
8月は August で、これを august と書いたら単純な間違えですね。

ただ、実は小文字始まりのaugust もちゃんと辞書に載っている単語で、
『(畏敬の念を起こさせるほど) 威厳のある、堂々たる』という意味の形容詞だそうです。

augustness はその名詞で、『威厳があること、堂々たること』を意味します。
これらの語源は「立派な」の意味のラテン語だとか。

使ってみましょう。
The people lost their words at the sight of the prince’s august appearance.
「人びとは王子の威厳のある姿を見て言葉を失った」

His augustness attested to his royal lineage.
「彼の威容は王家の血筋を証明するものであった」

まあ、「威厳」ならdignity 、「威厳がある」ならdignified や majestic などの方が一般的な気がしますけど。

yamの日のすすめ?-🗻-#つぶやき英単語 1705

(2022.8.11)

『ヤマノイモ』は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草です。
ヤマイモ(山芋)やジネンジョ(自然薯)とも呼ばれ、とろろとして食用されるのでおなじみですね。

この『ヤマノイモ』の英語名は、 Japanese yam あるいは glutinous yamだそうです。
(glutinous は『粘着質の、ねばる』という意味です。)
単にyam とも言いますが、ヤマノイモ以外にサツマイモもyamと呼ばれる場合があるそうで、注意が必要かもしれません。

yam の発音は jǽm (ヤム)で、なんかヤマノイモのヤマに似ていますね。
ただ、語源的な結びつきがあるという説明は見当たらないので、音が似ているのは偶然ということでしょうか。

今日は祝日「山の日」ですが、とろろとか食した方に限っては「yam の日」と呼んでも間違いではありませんね。
古より滋養強壮がつく食べ物とされていますので、
夏バテ解消に山芋料理を食べる「yamの日」を JAさんあたりで真面目に推奨してみたらどうでしょう。

heebie-jeebiesは?-💢-#つぶやき英単語 1704

(2022.8.10)

今日の気になる英語:heebie-jeebiesって何?

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文にこの単語が出てました。

Cambridge Dictionary でのthe heebie-jeebiesの定義
strong feelings of fear or worry:
『恐怖や心配の強い感情』ですと。
発音は hiː.bɪˈjiː.biz で、the を付けて使われるのが普通みたいです。

英辞郎によると、 heebie-jeebiesは
『(恐怖・緊張などによる〕非常にナーバスな気持ち、神経過敏、ビクビクした状態』で
アメリカの漫画家Billy DeBeckの連載漫画「Barney Google and Snuffy Smith」から来ている言葉なんだそうです。
ちょっと面白い語感は、漫画が元だからかもしれません。

使ってみましょう。
The darkness gave me the heebie-jeebies .
「暗闇が私をびくつかせた」

きもだめしの季節なので、
たまには、そういうイベントで肝を冷やすのもいいかもしれません。
(僕は遠慮しときます)

bigger fish to fry は?-🐡-#つぶやき英単語 1702

(2022.8.8)

bigger fish to fry というイディオムは、
文字通りなら「フライにするためのより大きな魚」なんでしょうが、
これで『(取り組むべき)もっと重要な用事』という表現になるそうです。

これは、have bigger fish to fry の形で「もっと重要な用事がある」の意味になります。

実は、have other fish to fry でも「他にもっと重要な用事がある」の意味で、biggerの方はそれを強調したバリエーションらしいです。

ちょっと小噺 pun を一つ。

A wife talks to her husband who is doing something on the computer.
Wife  ”I need you to do something for me this evening・・”
Husband “Well, today, I have got bigger fish to fry, ・・”
Wife “Oh, I like fish. You’ve already thought of the menu for dinner even before I asked for it, thanks.”

パソコンで何かをしている夫に、妻が話しかける。
妻「今晩、お願いがあるのだけど・・・」
夫 「えーと、今日はやらなきゃいけない大切なこと(bigger fish to fry)があるんだけど・・」
妻「あら、私、お魚好きよ。 
私が頼む前から夕飯のメニューを考えてくれてたのね、ありがとう。」

えーっ、面白くない?
やっぱりフライは上がるもので、落ちには不向きか。

House Speaker は?-📢-#つぶやき英単語 1697

(2022.8.3)

House Speaker は、米国の『下院議長』のことなんですね。
Speaker of the House とも言います。

最近のニュースにも使われていました。

BREAKING: House Speaker Nancy Pelosi lands in Taiwan on a visit that could significantly escalate tensions between the U.S. and China.
「速報:ナンシー・ペロシ下院議長が台湾に到着、米中間の緊張を著しく高める可能性がある」
(ピシッと態度を示すことが必要ですし、刺激しすぎてもいけないし、国際政治の天秤は扱いが難しそうです)

ちなみに、
米国の『下院』は House of Representativesで、下院議員は Representative です。

これに対して、米国の『上院』はSenateで、『上院議員』がSenetor、
そして『上院議長』は President of the Senate だそうです。

coffee of a kind は?-☕-#つぶやき英単語 1695

(2022.8.1)


coffee of a kind という表現を辞書サイトWeblioで見かけました。
これで「まずい(いいかげんな)コーヒー」だそうです。
(何で?)

この of a kind には『(あれでも)一種の、名ばかりの、怪しげな、まずい』という軽蔑的な意味があるのですね。

例えば
He is a teacher of a kind. なら
「彼は名ばかりの教師だ」です。
(親切な教師ではないので、誤解しないように)

これとは別に、one of a kind という表現があり、これは『個性派、オリジナル』の意味なんだとか。
(ちょっと紛らわしいかも)