plug away は?―🔌―#気になる英語調べ隊 2685

(2025.5.10)

plug away は『こつこつ励む』という意味だそうです。

英辞郎によると、この表現は
「plug (木くぎ)をこつこつたたいて働く様子」に由来するとか。

でも何で away がつくんでしょうか?
away って『離れて』のような意味なんじゃ・・・?

実は、away は『絶えず、せっせと』のように行動が連続することを表す場合があるんですね。
例えば、work away でも『せっせと働き続ける』の意味になります。

plug away 使ってみましょう。

He pluged away at his homework.
「彼は宿題にこつこつ取り組んだ」

この表現は主に、難しかったり退屈なことにこつこつ取り組むような場合に用いられるようです。
こういう「こつこつ」が大事ですよね。

英語で「自転と公転」は?-🌏―#気になる英語調べ隊 2684

(2025.5.6)

地球の『自転、公転』は英語で何と言うでしょうか?

『自転』は rotation で、
『公転』は revolution だそうです。

NASAのサイトでの説明では、以下のようになっていました。
Rotation” refers to an object’s spinning motion about its own axis.
Revolution” refers the object’s orbital motion around another object.
「自転とは物体がそれ自身の軸を中心に回転する運動を指す。
 公転とは物体が他の物体の周りを回る運動のことである。」

For example, Earth rotates on its own axis, producing the 24-hour day.
Earth revolves about the Sun, producing the 365-day year.
A satellite revolves around a planet.
「例えば、地球が地軸を中心に自転することで、1日が24hになっている。
地球が太陽の周りを公転して、365日の1年になっている。
衛星は惑星の周りを公転する。」

上の例でも分かるように、天文分野では
動詞の rotate が『自転する』は 、revolve が『公転する』の意味になります。
(そもそも、rotate も revolve も『回転する』の意味になりますが、天文用語では区別して使われているのですね。)

ノエル団長の言葉から:「加水分解」の英語―🪛―#気になる英語調べ隊 2683

(2025.5.4)

『加水分解』は hydrolysis

辞書サイトのTHE FREE DICTIONARY BY FARLEX での説明では
hydrolysis
The reaction of water with another chemical compound to form two or more products, involving ionization of the water molecule and usually splitting the other compound.
「加水分解
水と他の化合物が反応して2つ以上の生成物を形成することで、
水分子のイオン化を伴い、通常は他の化合物を分解する。」

The surface of old plastic products may become sticky due to hydrolysis.
「古いプラスティック製品の表面が加水分解によりべたべたになることがある」

ホロライブの白銀ノエルさんが配信で
「姫森ルーナさんの持っているスターウォーズ関係のお宝、”ジャー・ジャー・ビンクスのドリンクカップ・ホルダー”のプラスチックが加水分解でべたついていた」と言ってました。
これ、1990年代にKFCでもらえたものらしいので、まあ加水分解しても不思議ではありません。

樹脂製品の加水分解によるべたべたは、無水アルコールで拭くとか、重曹水で拭くとかするととれる場合が有るようです。

僕も最近、工具の樹脂部分で加水分解 hydrolysis が起きて、握る部分がべたべたになることを経験しました。これホントに手触りが気持ちが悪いです。
樹脂用の保護艶出し剤で拭いたら、ちょっとましになりましたけど。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係


ノエル団長の言葉から:5月4日はスター・ウォーズの日―🎦―#気になる英語調べ隊 2682

(2025.5.4)

5月4日は「スター・ウォーズの日 (Star Wars Day)」だそうです。

これは、映画スター・ウォーズシリーズの有名なセリフの
May the Force be with you 「フォースと共にあらんことを」の
Force 『力、フォース』を Fourth 『4番目、4日』に変えた駄じゃれ、
May the Fourth be with you から来ています。
May fourth が 5月4日ですから。

ホロライブの白銀ノエルさんがスターウォーズ好きということで、配信でも話題にしていました。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

本をたたかない hit the books は?―📚― #気になる英語調べ隊 2681

(2025.4.29)

hit the books というのは本をたたいたり殴ったりすることではなく、
『猛勉強をする』の意味なんだそうです。

このイディオムの語源ははっきりしないのですが、
『(カウボーイが)旅に出る』という意味の hit the trail という表現から来たとの説も有るようです。
(この場合のhit は「始める」というニュアンスで、他にも hit the road 『出発する、立ち去る』のような表現も有ります。)

でも僕的には hit the books は
「本にぶつかっていく=猛勉強する」と理解しとけばいいのかと思いました。

例えば
She is hitting the books for the qualifying exam.
「彼女は資格試験のために猛勉強中だ」
のように使えます。

このイディオムは、娘から教わりました・・・。

northernmost は?―🧭―#気になる英語調べ隊 2679

(2025.4.23)

north が『北』、northern は『北の』ですね。
それではnorthernmost は?

northernmost は『最北の』だそうです。
northern + most だから。

ちなみに、southernmost は『最南の』です。

Xの投稿にこんなのがありました。
Brazil’s northernmost point is closer to Canada than to its own southernmost point
「ブラジルの最北端は、同国の最南端よりカナダに近い」

へえ、そんなんですね。

大谷選手、paternity leave だって―👶―#気になる英語調べ隊 2678

(2025.4.19)

paternity leave は『父親産休、父親の育児休業』のことです。
(paternity は『父たること、父性』での意味で、この場合のleave は名詞で『休暇』です。)

Shohei Ohtani has gone on paternity leave as his wife, Mamiko, is expecting their first child in the next coming days, Dave Roberts announced.
「大谷翔平選手は、妻の真美子さんが数日後に第一子を出産するため、父親産休に入ったとデーブ・ロバーツ監督が発表した。」

大谷選手もお父さんになるんですね。

このごろは、日本でも 男の人が産休や育休をとるのが珍しくなくなってきました。
まあ、大谷選手でも他の人でもおめでたいことですし、
こういう制度は社会全体で支えるのが当たり前なんじゃないでしょうか。
実際に親になるのは何かと大変ですからね。

heartburn は? ― ❤️‍🔥―#気になる英語調べ隊 2676

(2025.4.13)

heartburn という単語ご存知ですか?

「ハートが燃える」みたいに見えますが、
これで『胸焼け』だそうです。

THE FREE DICTIONARY BY FARLEX の説明では
heartburn
A burning sensation, usually centered in the middle of the chest near the sternum, caused by the reflux of acidic stomach fluids that enter the lower end of the esophagus. Also called acid reflux, cardialgia, pyrosis.
「胸焼け
 酸性の胃液が食道の下端に逆流することによって起こる、胸骨に近い胸の中央部を中心とした焼けるような感覚。acid reflux、 cardialgia、 pyrosis とも呼ばれる。」
となっていました。

なお、ここで挙がっている類義語を英辞郎で調べると
acid reflux 『胃酸の逆流』、
cardialgia 『心臓痛、胸焼け』
pyrosis 『胸焼け』
のように出ていました。

例えば
「最近、脂っこいものを食べると胸焼けがする」なら
These days, I feel heartburn when I eat fatty foods.
のように言えます。
(実話です。年のせいかもしれません。)

動詞のrail は?―🚂―#気になる英語調べ隊 2675

(2025.4.12)

rail と言うと鉄道の『レール 、軌条』のことを思い浮かべるかと思います。
名詞としては『手すり、(カーテンの)レール』や『(柵などの)横木』『柵』の意味にもなります。
これらは棒状の物やそれを使った物なので共通性は感じられますね。
このrail の語源は「まっすぐな棒」の意味のラテン語だそうです。

それでは、rail が動詞になるとどうなるでしょうか?
これには『柵で囲う、レールを敷く』の意味があり、これは上の名詞の意味と直接つながっています。

ここからが今日の本題なのですが
動詞の rail には全く違う使い方も有って、『ののしる、ぐちる』の意味になります。

例えば
When she found her husband’s treachery, she railed at him.
「彼女は夫の裏切りを知って、彼をののしった」
のように使えます。
このrain は自動詞なので、前置詞 at か against を伴います。

『ののしる』の方のrain の語源は、鉄道レールのrail とは異なるようです。
詳しくはココを見てください → https://www.etymonline.com/word/rail

rail が動詞でこういう意味になるのは、英語学習アプリの問題で間違えて覚えました。
知ってると思っている単語の『じゃない方の意味」がやっかいですね。


reciprocal tariff は?―🇺🇸―#気になる英語調べ隊 2674

(2025.4.11)

このごろ、辞書サイト Weblioで
一日の 検索数の上位にtariff とか reciprocal という単語が入っています。
(4/10の検索数ランキングで tariff が1位で、reciprocal が3位でした。)

tariff は『関税』で、reciprocal は『相互の』の意味です。
なので、reciprocal tariff は『相互関税』ということです。

やはり時事ネタは、多くの人が検索するんですね。

いきなり関税を上げるとか
トランプ大統領のやることで、世界中が混乱してる感じです。

大谷選手は Inevitable ! ―⚾―#気になる英語調べ隊 2673

(2025.4.3)

inevitable は『避けられない、必然的な、当然の』などの意味です。

Dodgersの大谷翔平選手。
自身のボブルヘッド人形が配布されるボブルヘッドナイトで
9回裏同点の場面で打席が回ってきたら、
当然、こうなります。Inevitable ですわ。

Shohei Ohtani. Inevitable  
「大谷翔平選手、これは必然」
Fourth career walk-off hit, second career walk-off homer
「4回目のサヨナラヒット、2回目のサヨナラホームラン」

向こうの実況アナウンサーも Inevitable と言ってました翔平選手、
みんなこうなると思ったということですね。

ちなみに辞書サイトWebrio の4/3の検索ランキングでinevitable は20位に入ってました。
大谷選手関係の英単語となれば、多くの人が検索するのは Inevitable です。

アレの複数形―🙈―#気になる英語調べ隊 754

(2017.4.6)

下ネタ注意 (きらいなら見ないで!)

初めて知った!
penes って
penis の複数形なんですね。

そんなのが出てくる文章わざわざ読んだりしないし、
アレ複数持っているわけでもないし・・・。

英語で「厚顔無恥な」は?―🤪―#気になる英語調べ隊 260

(2015.4.19)

厚顔無恥は、厚かましく恥を知らないこと。

『厚顔無恥な』に近いニュアンスの英語表現として、thick-skinned があります。
「(面の)皮が厚い」ということですね。
brazen faced という言い方も有ります。
これは直訳なら「真ちゅう製の顔の」で、同じような『鉄面皮の、厚かましい』の意味になります。

impudent 『厚かましい、恥知らずの』
shameless『恥知らずな』
なども意味としては近くなりますが
面の皮が厚い感じなら thick-skinned が一番じゃないでしょうか。

dogwood は?―🐕―#気になる英語調べ隊 255

(2015.4.23)

dogwood は『ハナミズキ』

今、花咲いててきれいですね、ハナミズキ。

秋の紅葉もいいので、街路樹なんかでは二度楽しめる感じです。

ハナミズキの樹皮から犬のノミ取りの薬を作っていたので
dogwood と言うとの説が有ります。

notwithstanding は?―🤔―#気になる英語調べ隊 2680

(2025.4.27)

withstand は『抵抗する、逆らう』の意味の動詞ですが、
この前にnot、後ろにing をつけた
notwithstanding は『にもかかわらず』の意味になるんだそうです。
(繋がりがよく分からないんだが・・・)

例えば、notwithstanding は
Notwithstanding the criticism of many, the policies he proposed brought about an economic recovery.
「多くの批判にもかかわらず、彼の提案した政策は景気回復をもたらした」
のように使えます。
(despite や in spite of と同様の意味になりますが、少し堅い感じの表現のようです。)

上の例では名詞の前にある前置詞と言うことになりますが、
Notwithstanding, this event cannot be postponed.
「それでも、このイベントを延期することはできない」
のように副詞としても使われます。

まあ、notwithstanding は15文字もあるので、
とりあえず、ちょっと長い単語として覚えておきましょうか。

come down with は?―🤧―#気になる英語調べ隊 2677

(2025.4.16)

come down with には『(病気に)かかる』の意味があるそうです。

例えば
He appeared to come down with rubella.
「彼は風疹にかかったようだった。」
のように使えます。

 *rubella は 『風疹』です。

また、come down with は『(金を)出す、寄付する』の意味にもなります。

これは、
She came down with some money for the school.
「彼女はその学校に金を寄付した。」
のように使えるようです。

こういう表現は、使っている単語は簡単でも
知っていないと意味を理解するのは難しいですね。
やっかいですが、これも英語の面白い所だと思います。