「木を見て森を見ず」の英語は❓―🌳―#つぶやき英単語 2186

(2023.11.18)

「木を見て森を見ず」に当たる英語表現は、
can’t see the forest for trees だそうです。
(オンライン英会話 Bizmates のDiscover Lesson で出てきました)

THE FREE DICTIONARYの説明によると、can’t see the forest for treesは
Cannot see, understand, or focus on a situation in its entirety due to being preoccupied with minor details.
「些細なことに気を取られて、状況全体を見たり、理解したり、集中したりすることができない」ということです。

使ってみましょう。
He is so invested in this project that he cannot see the forest for the trees.
「彼はこのプロジェクトに入れ込み過ぎ、木を見て森を見ずになっている」

こういうことありますよね。
成功するには、同時に細部と全体を見る目が必要だと思います。
(It’s easier said than done. 言うは易く行うは難しですが。)

大谷選手おめでとう:「満票でのMVP」の英語は❓―🎉―#つぶやき英単語 2185

(2023.11.17)

『満票でのMVP』は、unanimous MVP ですね。
unanimouse が『満場一致の』の意味になります。

大谷選手、アメリカンリーグのMVP受賞おめでとう。
Shohei Ohtani celebrates becoming the first two-time unanimous MVP with his dog
「大谷翔平選手、史上初となる2度目の満票MVP受賞を愛犬と祝う」

大谷選手、犬飼っているんですかね。

Shohei Ohtani’s MVP announcement comes with adorable dog high-five
NEW YORK POST)
「大谷翔平のMVP発表は愛らしい犬のハイタッチとともに」

なんか、大谷選手より犬の方が目立ってたかもしれません。
犬種は Kooikerhondje (コーイケルホンディエ)らしいです。

(大谷選手関係の他の投稿→ここ

ニュースの言葉:dictator ―👤―#つぶやき英単語 2184

(2023.11.16)

dictator は『独裁者』ですね。
最近のニュースで、この言葉が使われていました。

Joe Biden reiterates Xi Jinping is a dictator at press conference after talks between two leaders
「ジョー・バイデン、両首脳会談後の記者会見で習近平は独裁者だと繰り返す」

reiterateは『何度も何度も繰り返す、反復して言う』の意味です。

dictator とは、たった今会談した相手に対して、かなりきつい言い方ですね。

でも意外な言葉というわけではないかな。

can’t じゃなくて cant は❓―🗣️―#つぶやき英単語 2183

(2023.11.15)

can’t なら 『できない、はずがない』の意味のcannot の短縮形ですね。

では、「 ‘ 」apostropheが無い cant という単語はどういう意味でしょうか?

cant は、名詞では
『うわべだけの言葉、もったいぶった言葉、一時的流行語、業界語、隠語』や
『角、斜面、傾斜、ひと押し、堤防、背板、割り材』など意味だそうです。
また、動詞では『もったいぶった言い方をする』や『傾く、傾かせる』などの意味になるそうです。

このcan’t と cant は 、発音記号ではkǽnt で同じ発音と言えます。
(イギリス英語だと can’t が kɑ́ːnt という発音になりますけど)

使ってみましょう。
I can’t stand the politician’s cant regarding tax policy.
「その政治家の税制に関するうわべだけの言葉が我慢できない」

政治家の方々には、うわべだけでない実のある言葉で議論してほしいと思うのですが・・・。(望みすぎ?)

英語で「非常線」は❓―👮―#つぶやき英単語 2182

(2023.11.14)

刑事ドラマなどで出てくる『非常線』という言葉は、英語では cordon と言います。

辞書サイトCollins の説明では
A cordon is a line or ring of police, soldiers, or vehicles preventing people from entering or leaving an area.
「cordon (非常線)とは、警官、兵士、車両などが列や 環状に配置され、人の出入りを防ぐこと」となっています。

cordon は『交通遮断線』などとも訳されます。

使ってみましょう。
The police officers have set up a cordon.
「警察官たちが非常線を張った」

cordon は『非常線を張る、交通遮断する』という意味の動詞としても使われます。
The street was cordoned off after the bombing incident.
「爆破事件の後、通りは交通遮断された」

「レーンボーブリッジ封鎖できません」は
It is impossible to cordon off the Rainbow Bridge.
のようにも訳せますね。


英語で「熱気球」は❓―🎈―#つぶやき英単語 2181

(2023.11.13)

『熱気球』は英語では hot air balloon のように言います。そのままな感じですね。
fire balloonとも言われるようです。

佐賀県で行われた熱気球のイベントがニュースになっていました。

空に浮かんでいる熱気球を見ると気持ちよさそうですが、
僕は高い所は苦手なので、地上から見て楽しむので十分です。

大谷選手、Silver Slugger賞🎉―ところで slugの意味は❓―⚾―#つぶやき英単語 2180

(2023.11.12)

Silver Slugger賞は、MLBのその年に各ポジションで最も打撃に優れていた選手がリーグごとに選ばれるものです。

今年のア・リーグでは、大谷翔平選手がDHとしてSilver Slugger 賞に決まりました。🎉

このSlugger は『強打者』のことで、もちろん slugという動詞から来ています。

このslug には動詞として『強く打つ』の意味があり、これが野球の打撃に関して使われるわけです。
ただ拳で打つボクシングや格闘でも使われるので、その場合は『殴りつける』のようにも訳されます。
slug で『強打』の意味の名詞にもなります。

slug は、これ以外に全く違う意味も持ちます。

まず、slug で辞書を引いてすぐ出てくるのが『ナメクジ』です。
これに続いて『怠け者、のろのろした動物』とか・・・。
(大谷選手と結びつかない感じの意味ですね)

また、『金属の小さな塊、鉛玉、弾丸、(自動販売機用の)代用硬貨』の意味も有ります。


大谷選手の話に戻すと、Silver Slugger は2021年にも受賞しているので、今年は2回目になります。

もうすぐMVPの発表も有りますが、大谷選手が2度目の受賞をするのだと思います。
大谷選手がFAでどこのチームに行くのかも気になるところで、
オフでも大谷選手のニュースからは目が離せない感じです。

あの dust 、この dust ―🧹―#つぶやき英単語 2179

(2023.11.11)

dust は名詞では『粉末、ちり、ほこり、ごみ、粉塵』などの意味ですね。

これが動詞だと『(粉末を)ふりかける、まぶす』と『ほこりを払う』の意味が有ります。

この二つは、粉っぽいものを取り除くのと、振りかけるので、全く違うことをしている感じです。

例えば
I dusted the cake with sugar. あるいは I dusted sugar over the cake.
  「私はケーキに砂糖をふりかけた」
He is now dusting the table.
  「彼は今、テーブルの粉を払っている」
のように使えます。
(私が砂糖をふりかけたときにテーブルにこぼれて、彼がそれをきれいにしてくれているのかもしれません。この両方が同じ動詞dustで言えるんですね。)

dust については、オンライン英会話のレッスンで
contronym (またはcontranym)
=A word that has two opposing meanings「相反する二つの意味を持つ単語」の例として出てきました。

一字違いのballet, billetそしてbullet―💃―#つぶやき英単語 2178

(2023.11.10)

一字違いは大違いなんて言いますが、本当にそうですね。

ballet は『バレエ、舞踊劇』のことです。

billet にはいろんな意味があるのですが、
名詞では『兵士用宿舎(提供命令書)、勤め口、短い書簡、メモ、鋼片、ビレット』
動詞では『(兵士用の)宿を提供する、宿を提供させる、泊める、宿を取る』
等の意味になります。

bullet は、『銃弾、弾丸、小球、(釣糸の)おもり』などの意味になります。

当り前ですが、全然関係ない単語です。
まあ、形が似ているので、まとめて覚えておけばいいかなと。

ちなみに、bellet と bollet は僕の調べた範囲で辞書に出ていませんでした。
こういう英単語は無いという理解でいいのではないでしょうか、

bright と blight は全然違う!―💡―#つぶやき英単語 2177

(2023.11.9)

bright と blight はrと l の一字違いですけど、全然違うんです。(当たり前だけど)

r の bright は、『明るい、輝く、晴れやかな、あざやかな、朗らかな、快活な』などの意味でお馴染みの形容詞ですね。文字通り、明るいイメージの単語です。

一方、l のblight は、名詞では『(植物の)胴枯れ病、虫害、(都市環境の)荒廃、(士気・希望などを)くじくもの、障害、暗い影』などの意味だそうです。
他に、動詞では『枯らす(枯れる)、だめにする、くじく』の意味になります。
なんか、全体にネガティブなイメージのような・・・。

でね、このblight って単語はいけないと思うのですよ。
中にlight[『光、輝き、明るい所』というのが入ってるので、
明るい方のbright のスペリングを間違ってblight と書く人が居るかもしれません。
まあ、紛らわしいのは確かですね。

使ってみましょう。
We continued to search for a solution to the city’s blight, and finally we found a bright hope.
「私たちは街の荒廃の解決策を探し続け、ついに明るい希望を見出した。」

RとLの区別って、ネイティブの人なら簡単なんでしょうけど、
日本人にとっては難題だもの。
こういう紛らわしい単語はやめてほしいところですが、
まあそうもいかないので、いっそペアで覚えてしまえばいいと割り切りましょうかね。