tongue in cheek は❓―👅―#つぶやき英単語 2546

(2024.4.21)

tongue in cheek は、文字通りなら「頬の中の舌」ということですが、
実は『皮肉な、冗談の』や『皮肉って、冗談で』のような意味のイディオムだそうです。
tongue-in-cheek の表記もされます・

このイディオムは、昔は「内側から舌を当てて頬を膨らませる表情」が侮蔑を表すものだったことに由来してるそうです。現在は実際の表情とは関係なく、話している内容が真面目ではなく、皮肉や冗談であることを示す表現になっています。

せっかくなので、tongue in cheek を使ってみましょう。
He often says something tongue in cheek at our group meetings.
「彼はグループミーティングでよく皮肉めいたことを言う」

まあ、皮肉や冗談もユーモアと感じられる範囲ならOKだと思いますけど。

statue にrを足したstature は❓―🧍―#つぶやき英単語 2545

(2024.4.20)

statue は『像、彫像、塑像』のことですが、これに r が入った stature は
『身長、背丈、(進歩・発達の)度合い、(到達した)地位、偉大さ』などの意味になるそうです。

statue と stature、 パッと見似てますよね。

実は、この二つに共通している sta という語根 が、 stand 「立つ」を意味するそうです。
なので、二つの単語とも「立つ」に関係していて
statue は立っている物=像 で、
stature は立った状態の大きさ=背丈 ということですね。

この二つの単語の発音は、
statue が 発音記号で stǽtʃuː (スタチュー)で、stature が stǽtʃər(スタチャ)です。

follow suit は❓―👔―#つぶやき英単語 2543

(2024.4.18)

follow suit って『人のまねをする、先例に従う』という意味なんだそうです。
(スーツの種類とかでは無いんですね)

follow は『従う』で、suit はこの場合『(トランプの)組み札』の意味らしいです。
Weblio辞書には、follow suit はトランプで最初に出された札と同じ組の札を出すことに由来する表現と説明が有りました。
最初にハートが出たら、それに従ってハートの札を出すということですね。

例えば
The captain bowed to the man and we followed suit.
「キャプテンがその人にお辞儀をしたので、私たちもそれに従った。」
のように使えます。

まあ、そこでのマナーとか分かっていない場合には、
follow suits でいいかもね。

この表現は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで読んだ英文に出ていました。
簡単な単語の組み合わせのイディオムでも、知らないのいろいろ有るので、
勉強します。

いろんな 意味のflex ―超flex って❓―💪―#つぶやき英単語 2542

(2024.4.17)

アニメ「マッシュル」の主題歌 Bling-Bang-Bang-Born の歌詞に「超flex」という言葉が出てきますが、これはどういう意味でしょうか?

そもそも、flex という単語は、
他動詞では『 (手足、関節などを)曲げる、(筋肉を)動かす、ほぐす』で
自動詞では『(筋肉が)収縮する、ぴくぴく動く』という意味になります。
例えば
He powerfully flexed his arms.
「彼は力強く腕を曲げた」のように使えます。

また、flex は『融通の利く、適応性のある』の意味で形容詞としても使われます。
これは、flex time 『フレックスタイム(従業員が始業と終業の時間を自由に選べるシステム)』でお馴染みかもしれません。
この形容詞のflex は、 flexible『曲げやすい、柔軟性のある、融通の利く』の短縮形です。

他にも、flexはスラングとして『自慢でする、見せびらかす』の意味が有るそうです。
Cambridge Dictionaryでは、この意味のflex を
to show that you are very proud or happy about something you have done or something you own, usually in a way that annoys people:
「自分がやった事や持っている物について非常に誇りをもっていて満足していることを、しばしば人をうんざりさせるようなやり方で示すこと。」
のように説明しています。

Weblio辞書でも、以下のような説明が有ります。
「ヒップホップの歌詞などでは、よくスラングとして「flex」が用いられる。
その際の意味は、見せびらかす、自慢する、である。」
(これは想像ですが、「自分の筋肉をぴくぴくさせて見せびらかすこと」から
この自慢するの意味のスラングはできたのかもしれません。)

なので Bling-Bang-Bang-Born の歌詞の「超flex」という言葉が出てきますが、
これは自分の事について「超ご自慢」と言っているのだと思われます。
あのマッシュルの内容だと、本当に筋肉ぴくぴく動かして自慢しているのかもしれませんが。

大谷翔平選手とは heteronym の大谷君は丸刈り!―👥―#つぶやき英単語 2539

(2024.4.14)

大谷という名字の知り合いがいるのですが、その読み方は「おおや」です。
大谷翔平選手は「おおたに」なので、同じ字なのに音が違いますね。
最初に大谷選手を知った時、ぼくは何回か「おおやせんしゅ」と言い間違えていました。
たぶん、この知り合いのせいです。

大谷選手はユニコーンと言われるぐらい特別な人ですから当然ですが、
大谷選手と僕の知り合いの大谷君、名前以外はかなり違います。
髪型からして彼は丸刈りで、大谷選手のファサっとした髪とは似ても似つかない感じです。

同じ綴りで発音と意味が違う単語、同綴り異音異義語を heteronym と言います。
たとえば、
英単語のwind は
『風』の意味では発音記号で wínd(ウィンド)ですが、
『曲がりくねる』『巻き上げる』等の意味では wáind (ワインド)の発音になります。

また、動詞の read は
現在形の 発音はríːd(リード)で、過去形・過去分詞形の発音はred(レド)となりますから、これもheteronymと言えます。

なので、読み方の違う大谷選手と丸刈りの大谷君は、この heteronym みたいなものかと・・・。

ただし、丸刈りの大谷君の名誉のために言っておきますけれど、
彼は博士号も持っている人なので「優秀さ」という点で大谷翔平選手と共通性が有ると思います。

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「山のような○○」の英語は❓―🏔―#つぶやき英単語 2538

(2024.4.13)

非常に量が多いことを『山のような』とか『山ほどの』と形容しますが、
これを英語で何と言ったらいいでしょうか?

英語にも a mountain of という言い方が有ります。
基本的に人が考えることなんで、。日本語も英語も同じ感じですね。
(この表現、オンライン英会話 Bizmates の教材の英文で見かけました。)

例えば
a mountain of homework 山ほどの宿題
a mountain of problems  多くの問題(山積みの問題)
a mountain of cash  多額の現金(山のような現金)
のように用いられます。

では、使ってみましょう。
The man reportedly had a mountain of gambling debt.
「その男は、ギャンブルで山のような借金を抱えていたとのことだ。」
誰の事とは言いませんけど。

The details that have emerged today regarding the extent of Ippei Mizuhara’s gambling debt are jawdropping, but they all point to Ohtani’s complete innocence.
「今日明らかになった水原一平のギャンブルによる借金の詳細には開いた口が塞がらないが、これが大谷が完全に潔白であることが示している」

brainchild って何❓―🧠―#つぶやき英単語 2536

(2024.4.11)

brainchild という単語、そのままなら脳+子供ですけど、ナニコレ?

実は、brainchildは『新構想、新案、発明品』の意味なんだそうです。

なるほど、アイデアというのは脳の子供みたいなものですからね。

使ってみましょう。
This calculation method is a brainchild of Prof. Tanaka.
「この計算方法は田中教授のアイデアによるものだ」

この単語、今日のオンライン英会話のレッスンの文章に出てました。
面白い単語ですね。

upshot は❓―🏹―#つぶやき英単語 2533

(2024.4.8)

upshot って「上に向かって打つ」みたいなスポーツ用語のように見えますが、
これで『結果、結末、結論』の意味だそうです。

in the upshot という表現では、『とどのつまり、結局』の意味になるそうです。

upshot 使ってみましょう。
What was the upshot of the discussion?
「話し合いの結果は?」

In the upshot, both sides must compromise.
「結局のところ、双方の妥協が必要だ。」

このupshotがスポーツ用語みたいだと言いましたが、
これはあながち的外れでもありません。
upshot の語源は、
「最後の一矢」を意味するアーチェリー用語らしいので。

動詞のchampion は❓―🏆―#つぶやき英単語 2529

(2024.4.4)

champion と言えば、
『優勝者、チャンピオン』という意味が思い浮かびますが、
動詞で使う場合にはどんな意味になるでしょうか?

champion は動詞として『(人・主義などを)擁護する、支持する』の意味で使われます。
名詞でも『擁護者、推進派』の意味が有るそうです。

このchampion の語源は、「競技者,戦士」の意味の中世ラテン語だそうです。
『優勝者』という意味が競技者という所から来ているのでしょうし、
戦士が何かを守るために戦うのが『擁護する』ということかもしれません。

使ってみましょう。
He championed humanitarianism even in wartime.
「彼は戦時下でも人道主義を支持した」

同じ単語はが名詞になったり動詞になったりするのは
英語の面白いところですね。

blamestormingって何❓―🗣️―#つぶやき英単語 2523

(2024.3.29)

最近、blamestorming という単語を見かけました。
これは何?

これが、brainstorming(ブレインストーミング )なら、
自由な発想から集団でアイデアを出し合う創造的な話し合いのことですね。
社員研修とかでやった気がします。

当然ながら、blamestormingは全く違う意味で、
『(失敗や間違いの)責任を擦り付ける話し合い、失敗の原因や責任の所在を話し合うこと』だそうです。(なにこれ、こわい)

この二つ似てて紛らわしいなと思ったら、それもそのはずで
ブレームストーミングはブレインストーミングをもじってできた言葉らしいです。

同じ話し合いでも、ずいぶん違うものですね。
失敗の原因をはっきりさせることは必要でしょうけど、
どうせならポジティブな方向で議論したいところです。