「氷山の一角」の英語は?―🧊―#気になる英語調べ隊 2589

(2024.12.11)

『氷山の一角』とは、物事のごく一部分だけが外に現れている状態を表す言葉ですね。
氷山で水面から出ているのはごく一部ということから来たたとえです。

この『氷山の一角』は、英語では tip of the iceberg になります。

iceberg が『氷山』です。これは「氷の山」の意味の中期オランダ語が語源だそうです。
tipは『先端、(山の)頂点』などの意味です。

例文です。
The political finance scandal that has come to light is only the tip of the iceberg.
「明らかになった政治資金スキャンダルは氷山の一角に過ぎない」

政治については、この際に大掃除が必要な気がしますけどね。

cry for the moonは?―🌕―#気になる英語調べ隊 2588

(2024.12.10)

cry for the moon は『得られないものをほしがる、できない事を望む』の意味の表現です。

cry for が『(を求めて)叫ぶ、欲しがる 』の意味なので、
直訳ならcry for the moon は「月を欲しがる」ということになります。

このcry for the moonという表現は、
「名月を 取ってくれろと 泣く子哉」
という小林一茶の俳句を思い起こさせますね。

さすがに子供に月をとってくれと泣かれても無理な物は無理。
そんな時は、月の写真を撮ってお茶を濁すぐらいでどうでしょう。
「ほらとったよ」

contend と content ―🤔―#気になる英語調べ隊 2581

(2024.12.3)

contend と content は一字違いで、当然、全く違う意味です。

contend は『(~と)戦う、争う、競う、論争する』などの意味の動詞です。

content は動詞としては『(人に)満足を与える、(人を)満足させる』の意味です。
content oneself では『満足する、甘んずる』の意味になります。

content は『満足して』の形容詞や、『満足』の意味の名詞にもなります。
また、『中身、内容、目次、趣旨、含有量』の意味のcontent も有りますが、
満足の方と語源は違うようです。

contend と content 、争うのと満足させるの意味ですから、
一字違いで大違いですね。


ノエル団長に教わった「グランピング」って―🏕️―#気になる英語調べ隊 2580

(2024.12.2)

グランピングは英語では glamping です。

これは glamorous と camping を合わせてできた言葉だそうです。

ホロライブのノエル団長がコラボ配信の中で言ってました。

glamorous は『魅力的な、ワクワクさせる』のような意味なのですね。
なるほど。

(glamorous って言うと、サイズ的にそういう女の人のことが思い浮かびますが・・・・ )


(白銀ノエルさん関連投稿→ここ

「ミリしら」の英語は?-⚾―#気になる英語調べ隊 2577

(2024.11.30)

『ミリしら』というのは「1ミリも知らない」を略したもので、
「ある事柄について全く知らない」というような意味ですね。
まあ、スラングとしては分かりやすい方かな。

これ英語で言うなら、どうなるでしょうか?
なんか決まった言い方は無いみたい。

例えば、
「野球のことはミリしらだ」を
「野球のことは何も知らない」と考えれば
簡単に
 I know nothing about baseball.
でもいいのかも。

同じ意味でちょっといいかなと思うのは
 I know zip about baseball.
というやつ。
この場合の zip は nothing と同様の意味らしいですが、
ちょっとひねった感じがするのでね。

でも
「野球のことはミリしらだ=1ミリも知らない」
は直訳なら
I don’t know even a millimeter about baseball.
とかですけど、
これで通じるんじゃないですかね。
まあ、これでいいかな。

ホロライブの白銀ノエルさんたちが「ミリしら!パワプロ杯」というのを今やっています。

で、野球のゲームをやるみたいですけど、
ノエル団長は確かにかなり「野球ミリしら」な感じですねえ。

(白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ

「メンツを保つ」の英語は?―😬―#気になる英語調べ隊 2576

(2024.11.29)

メンツは漢字では面子となり、「世間に対する体裁」のことです。
面目や体面と同じような意味です。

『メンツを保つ』というのは、何かをやって世間的な評価を保つというようなことで、英語の save face という表現に当たります。
例えば
He made bitter excuses in an attempt to save face.
「彼はメンツを保とうとして苦しい言い訳をした」
のように使えます。

反対の意味の『メンツを失う』は lose face になります。
He lost face for killing the chance.
「彼はチャンスをつぶしたことでメンツを失った」
のように使えます。

面子の面にも、face と同じように『顔』の意味が有りますね。
この点で、面子を保つ(失う)と save(lose) face は
似たような感覚でできた表現だと思います。
日本語でも英語でも、人間の感じ方にそう違いは無いのかもしれません。

関連投稿→「顔をつぶされる」



D/E ratio は?―📈―#気になる英語調べ隊 2575

(2024.11.28)

D/E ratio は debt-to-equity ratio のことで、日本語では『負債資本倍率』と言います。

debt が『負債』で、equity はこの場合『株主資本』の意味になります。
ratio は『比、比率』ですね。

D/E ratio 『負債資本倍率』は、企業の借金である有利子負債が返済義務のない自己資本(株主資本)の何倍かを示すもので、企業財務の健全性を計る上で有用な指標です。

この数値が低いほど財務内容が健全と考えられます。
有利子負債の削減や利益拡大による内部留保の積み増しにより、D/R ratio は低くなります。

こういう略語とかを説明なく使うのは、あまりよろしくないかと思いますけど。
(勉強不足を棚に上げて言わせてもらえば)

SLは?―🚂―#気になる英語調べ隊 2573

(2024.11.26)

SL は steam locomotive の略語で、『蒸気機関車』のことですね。

当り前ですが、steamが『蒸気』、locomotive が『機関車』なので、
蒸気機関を動力として走る機関車のことになります。

locomotive には、蒸気機関車の他に
diesel locomotive 『ディーゼル機関車』や
electric locomotive 『電気機関車』
なども有ります。

蒸気機関車は昔の鉄道技術という感じですが、
観光目的で運行されるケースがまだ有りますし、
公園などに記念として置かれていたりします。

鴻巣市の公園に展示されているSL 「C11」

今日、SLが公園に置かれているのを見ました。
実際に蒸気機関車が使われていたころを知らない人でも
この形には懐かしさを感じたりするかもしれません。

Steam locomotives have a unique charm that makes people feel nostalgic.
「蒸気機関車には、人びとに懐かしさを感じさせるような独特の魅力があります」

(関連投稿「機関車トーマス」→ここ


鉛 lead がやっかいな件―🩶―#気になる英語調べ隊 2565

(2024.11.19)

鉛(なまり)はやっかりなのですよ。

まず、伝統的な和名があり、当然ながら英語名とは全然違います。
英語では鉛は lead です。

この英語名のlead と元素記号のPbは関係ありません。
Pbはラテン語のplumbumに由来するそうです。

その上、
英語名のlead は『導く』の意味の動詞のlead と同じ綴りなのに
発音が違います。
『鉛』のlead の発音記号は léd(レッド)で、
『導く』のleadは líːd (リード)です。

なので、元素記号、和名、英語名が似ても似つかないのに加え
英語名の発音が、同綴りのよく見る単語と発音が異なるわけで・・・。
いろいろ要注意なのですね。

ちなみに
日本語の「鉛(なまり)」は
「なまる」という言葉と関係していて「軟らかい金属」ということから来ているとか。

(元素関係の関連投稿→ここ
(leadの過去・過去分詞がleadedになる場合がある件→ここ

英語で「顔をつぶされる」は❓―🤬―#気になる英語調べ隊 2564

(2024.11.18)

『顔をつぶされる』は lose face でいいらしいです。
日本語が受け身っぽい言い方になっているのに、
英語はそうじゃないですが、その辺は柔軟に考えましょう。

lose face は『恥をかく、面目を失う』などとも訳せます。
(面目を失うがlose faceには一番近いかもしれません)

例えば、
If he fails, his boss will lose face.
「彼が失敗したら、彼の上司の顔がつぶれる」
のように使えます。

まあ、部下をカバーするのも上司の仕事ですからね。