by the day は?―📅―#つぶやき英単語 1493

(2022.1.15)

by the day という表現がオンライン英会話のレッスンで出てきました。

by the day は『一日一日、日ごとに』の意味になります。
なので、day by day と同じような表現なんですね。(こっちはよく知ってたけど。)

例えば
The case numbers of COVID-19 infection are increasing by the day.
「COVID-19の感染者数が日に日に増えています」
のように使えます。 
by the day のところは、もちろん day by day でもいいですね。

(コロナの件、状況は今良くないですが、一日も早く収まってくれるのを願うばかりです。)

🗓

ついでに言うと、
by the day は、これとは異なった場面でも使われることがあります。
賃金などに対して『日決めで』という意味の表現にもなるんです。

これは例えば
Their wages were paid by the day.
「彼らの賃金は日給で支払われた」
のように使います。

work by the day なら『日給で働く』ということです。

こういう簡単な単語の組み合わせの表現でも、
ここぞという時になかなか口から出て来ないかもしれません。
いつでも出せるように「身に着ける」には、とりあえず試しにでも使ってみるのが大事なんじゃないでしょうか。

心に響く resonate ―♬-#つぶやき英単語 1488

(2022.1.10)

最近のオンライン英会話のレッスンでも出てきたんですけど
resonate という言葉、なんか好きです。

そもそもresonate の意味は、自動詞なら『鳴り響く、(~に)共鳴する』です。
他動詞の用法も有って、その場合は『鳴り響かせる、共鳴させる』になります。
『共振、共鳴する(させる)』の意味で、技術用語としても使われます。

なんでこの単語が好きかというと
resonate は、「心に響く」という場面でもよく使われて、一種の比喩的な表現としてもきれいな言葉だと思うのですよ。
日本語でも同じように心に響くと言うので、感覚的に理解しやすいところもポイント高いです。

人の心に響くと言うには、
resonate with か、 resonate in one’s heart という形を取ります。
例えば、こんな風になります。

His speech resonated with the people.
「彼のスピーチはの人々の心に響きました。」

What words will resonate in your heart?
「どんな言葉があなたの心に響きますか?」

このブログ、基本的に自分の勉強のためにコツコツ書いているのですが、
たまには誰かに響くことがあったら嬉しいです。ホント。

nepotism は?―👨‍👦-#つぶやき英単語 1485

(2022.1.7)

nepotism という単語は、
『(就職などの際の)縁者びいき、縁故採用』と言う意味です。

これは、甥 (nephew)を意味するラテン語を語源としており、
中世において法王が親族(多くは甥)を枢機卿に据えたことに由来しているそうです。

⛪

私企業であれば nepotismも全てが悪いというわけではないかもしれません。
小規模な店や工房などなら、関係ない人を雇うより家族や血縁者で働く方がいい場合もあるでしょう。
これが大きな会社となると、社会的な責任として公平な採用判断も求められます。実際に縁故採用が多いような会社があれば、そういう情報は伝わるものなので、有能な人材を集められず競争力を失うかもしれません。

一方、税金で成り立っているお役所では、そもそも公務員の採用は公平であるべきで、縁故採用は基本的に認めてはいけないと思います。

この意味で最も問題なのは、一種の公務員である議員の世襲が当たり前になっていることです。あれって一種の nepotism ですよね。
有権者は、世襲についてより厳しい目で見なければいけないんじゃないでしょうか。
そういう世襲議員ばかりになれば、公平な政治が行われなくなる恐れがあり、国や自治体としての活力を失うことにもなりかねないと思います。

✏

例文を書きます。
Nepotism in government and parliament do harm a fair and vibrant society.
「政府や議会での縁故主義は、公平で活力ある社会を損なう」

throw a wrench in the worksは?―😔―#つぶやき英単語 1484

(2022.1.6)

throw a wrench in the works は、
予定や日程などを狂わせるような意味の『水を差す』だそうです。
英辞郎によると、工場の機械に工具のレンチを投げ込めば、その機械は正常に作動しなくなることに由来するのだとか。(危ないからそんなことするのはやめましょうね)

で、この表現を使ってみたい心境です。

Some players in the rugby team got infected with COVID-19 before their opening game so that really threw a wrench in the works.
「そのラグビーチームでは開幕戦前にCOVID-19に感染した選手が出て、予定に水を差された。」

ニュースでご存知かもしれませんが、実話です。
埼玉パナソニックワイルドナイツの選手が何人も新型コロナのテストで陽性になってしまって、ラグビーの新リーグ Japan Rugby League Oneの開幕戦がキャンセルになってしまいました。

延期とかではなくワイルドナイツの不戦敗だそうです。
(僕がファンになってから公式戦で負け無しだったワイルドナイツがこんな形で負けるとは思いませんでした。)

ワイルドナイツの選手の方々が一番悔しいでしょうけれど、
僕もチケットも買っていて新国立競技場に行く気満々だったのに
それこそ完全に水を差されました。

コロナのばかー!

関連)不戦勝・不戦敗は?

「〜さえしないで」の英語は?―#つぶやき英単語 1483

(2022.1.5)

「彼は理由さえ告げないで、私から去っていった」
という文を英語にするとしたら?

「〜さえしないで」を英辞郎で調べると
without so much as doing という表現が出てきます。
(so much as は、without やnotに伴い『~さえも』の意味を表すそうです。)

これを使って上の文を英語にすると
He left me without so much as telling me the reason.
のようになります。

🔖

even も『~でさえも』の意味なので、
so much as をeven に変えることも可能です。

例えば
He walked away from me not even telling me why.
も上の文の英訳として成り立つと思います。
こっちの方が思い浮かびやすいかもしれません。

何でも思ったことをすっと英語にできるといいんですけど、なかなか簡単ではないですね。
そこに近づくには、自分の中で使える英語表現の引き出しを増やすしかないと思います。(頑張りましょか)

あと、会話なら、完璧じゃなくても自分の考えを伝えるための気持ちや努力が大事じゃないでしょうか。

We can’t accomplish anything without even trying, can we.
努力もしないで何かを成し遂げるのは無理なんじゃないですかね。


Shota Horie’s routine ? ―🏉―#つぶやき英単語 1477

(2021.12.29)

routine には
『決まり切った仕事、日常の仕事、慣例、手順、型にはまった(決まり切った)所作』
などの意味が有ります。
発音記号では rùːtíːn なので、ルーティーンに近い発音です。
語源はroute ルートの意味のフランス語だそうです。

日本語としても、ルーチンとかルーティンと表記されて使われています。
「試合前のルーティンはありますか?」のようにスポーツ選手のインタビューで使われており、試合前に必ずする行動や手順のようなことを聞いているわけですね。

ラグビーの話になります。
12/25に、埼玉ワイルドナイツのファンクラブ限定スペシャルマッチ(対 東芝ブレイブルーパス東京)を観戦しました。
28-12でワイルドナイツの勝利でしたが、新リーグ「 JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 」の開幕も近いんで、しまった感じの試合でした。

そのキックオフ前に、フッカーの堀江翔太選手が腕の体操のような面白い動きをしていました。右腕のひじから先が上を向くように垂直に立て、左腕は逆にひじから先が垂直に下して、次にこれを逆にし、何回か繰り返すんです。
これ routine なのでしょうか? 堀江体操?
(なんか、肩こりに効きそうなので、真似してやってみようかと思いました。)

Shota Horie’s routine before the game ?

以前、試合前の練習の時に僕が見た堀江選手は、
足元に来たボールをポンと高く真上に蹴り上げて、
落ちてきたボールを胸の前でとったかと思った瞬間に、
片手で後ろにいる選手にノールックパスして・・・にやりと笑ってました。
(何、この人!?)
もしかして、これもルーティンかもしれないので、試合前の堀江選手の動きにも注目です。

2022年1月7日のJAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 開幕戦( 対クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)、新国立競技場に私も参戦予定です。
Go Wild Knights !




クリスマスにmassの話―🎄―#つぶやき英単語 1475

(2021.12.24)

mass を英和辞典を引くと、名詞としては最初に
『(一定の形のない)大きなかたまり、集団、多数、多量、大部分、大衆』などの意味が最初に出てきます。

次に、カトリックの『ミサ』と出てきます。カトリック教会の重要な儀式ですね。
この意味の場合は頭が大文字の Mass の表記が多いようですが、小文字のmass が用いられる場合も有ります。

発音なんですが、多量のmass も ミサのMass も同じマス(発音記号は mǽs)です。
じゃ、何でMassのことをミサというのかと言うと、ラテン語のmissa から来てるからなんですね。
(多量のmassはの語源が異なるようです。)

⛪

オンライン英会話の授業で
I go to Mass with my family on Sundays.
「日曜日には家族とミサに行く」
というような会話で、マス=Mass =ミサが瞬時に理解できないことが有りました。
日本語のミサが頭にあるから、混線するんですですね、たぶん。

🎅


今日はクリスマスイブですけれど、
Christmas は 、Christ の mass ということですもんね。

教会のミサに行く方も行かない方も、寒くなりそうなんで、
暖かくしてお過ごしくださいね。

have no teeth は?―🦷―#つぶやき英単語 1468

(2021.12.12)

赤ちゃんとかお年寄りならば文字通り「歯がない」ということはあるでしょうが、
そうではなく比喩的な表現として have no teeth の意味は何でしょうか?

🤓

これは例えば、以下のように使われます。
These regulations have no teeth.
「これらの規制には実効性がない。」

このように、have no teeth は
「見掛け倒しだ、実効がない、名前ばかりだ、強制力がない」
という意味で使われる表現です。

たとえば、規則や法律で、
抜け道があるとか、運用がゆるい、罰則が軽いか無いとかなら
強制性・実効性が無い=歯が無いということになると思います。
(噛まれても痛くないという感じですね)

規則・法律は厳しければいいというわけではありませんが、やはり「歯が無い」のでは意味がないと思います。
道路交通法でも、罰金や免許停止を無くしたら、交通違反や事故が確実に増えると思いますし、危なくて道が歩けなくなるかもしれません。


airway management は?―👩‍⚕️―#つぶやき英単語 1467

(2021.12.11)

救命救急を扱ったドラマを見ていると気道確保という言葉が出てきます。

英語の airway management は、この『気道確保、気道管理』に相当する用語になります。

Airway management は osmosis.org のサイトでは以下のように説明されています。
Airway management is the assessment, planning, and series of medical procedures required to maintain or restore an individual’s ventilation, or breathing.
「気道確保(管理)とは、人の呼吸を維持または回復するために必要な評価、計画および一連の医療処置のことです。」

アメリカの高校の生徒が救急処置の指導を受けたという2018年のツイートの中にも、
airway management が言葉として出てきていました。
これは、ためになる特別授業だと思いますが、残念ながらパンデミックのせいで、
こういうことはしばらくできないかもしれません。

当然ながら、この場合のairway は『気道』で、Oxford の辞書での定義は、
The passage by which air reaches a person’s lungs.
「人の肺に空気が到達するための通路」となっています。

この他に、airway には『航空路、航空会社』の意味も有ります。
(だから、知らないで airway management って聞いたら、航空会社の経営の話と思ってしまうかも。)

at the end of the rainbow は?―🌈―#つぶやき英単語 1465

(2021.12.7)

虹の端が地面に接する所に黄金入りの壺があるんですって。
まあ、そういうお話・伝説ということですが。

英辞郎に出ていた例文です。
Too many people thought there was a pot of gold at the end of the rainbow.
「一獲千金を求める人が多過ぎた。」

at the end of the rainbow は『欲しいけれども手の届かない』で
pot of gold at the end of the rainbow は『夢のような大金(幸運)。見果てぬ夢』の意味になるそうです。

それもこれも、元はと言えば「虹の端にある黄金の入った壺」の伝説から来ていることなんですね。

🌈


他にも、Chasing rainbows という表現をオンライン英会話Bizmates の動画で見ました。この虹を追いかけるというのは、『非現実的な夢や目標を追いかける』ことで、
Stop chasing rainbows. なら「現実を見なさい。」になるそうです。  

先週、虹が出てたので写真撮ったんですけど、なんか送電線のあたりに虹の端っこが有りそうな・・・。
黄金の入った壺はあの辺に有るのかもしれません。