「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」を英語で言うと?―🦗―#気になる英語調べ隊 2443

(2024.7.20)

我らが白銀聖騎士団のノエル団長が、
ゲーム、エルデンリングでは「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」と自称し激しい闘いを繰り返しています。
この二つ名をもし英語で言うとするとどうなるでしょうか。気になります。

この名前にダンゴムシとあるのは、ゲームでノエル団長が使っている主防具がずんぐり丸くてダンゴムシに似た見た目だからです。
『ダンゴムシ』については、英語で roly-poly bug という言い方があり、
roly-poly が『ずんぐりした(人)』の意味になります。これでいいんじゃない?

また団長はジャンプしてぶったたく戦法をとっているので、バッタと自称しています。
この『バッタ』は英語では grasshopper とか locust になると思います。
hopper は『ぴょんぴょん跳ぶもの』の意味ですし、
locust は語源が『はねるもの』の意味のラテン語ということで、
どちらも団長の戦闘スタイルのイメージに合うと思います。

ということで、「メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王」は
the roly-poly grasshopper king with two maces
のように言えると思います。
(気になる英語調べ隊見解)

使ってみましょう。
He, the roly-poly grasshopper king with two maces, is showing his own style even in a fierce battle against the boss.
「彼、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王は、ボスとの激闘でも彼自身のスタイルを貫いている」
(実際は彼女なんだけれど)

7月20日 午前11時前から始まったノエル団長のエルデンリング配信は、午後9時現在、まだ続いています。 
(がんばれ団長!)

追記 午後9時4分 ラスボス戦勝利! すごい。

「ありがとう、メイス二刀流 ダンゴムシバッタ王!」
Thank you, the roly-poly grasshopper king with two maces!

(白銀ノエルさん関連→ここ

「ジントニック」は?―🍸―#気になる英語調べ隊 2442

(2024.7.19)

『ジントニック』で和英辞典を引くと gin and tonic と出ています。

gin 『ジン』は、ジュニパーベリー(セイヨウネズの球果)で香りづけをした蒸留酒だそうです。因みに、ネズはヒノキ科の針葉樹で、漢字では杜松と書きます。

この場合の tonic 『トニック』は 、 tonic waterトニックウォーター のことです。
トニックウォーター は、炭酸水に糖分や柑橘系果物の皮やハーブのエキスなどを加えた、少し苦みのある飲料です。もともとは、マラリアの特効薬である quinine キニーネを含有していた薬用のものだったのですが、独特の苦みが好まれて飲料に転用されたようです。なので、場合により quinine water キニーネ水とも呼ばれます。
ただし、現在市販されているトニックウォーターは、キニーネを含まないものが多く、含んでいたとしても薬用のものよりも少ない量に制限されています。

Collins Dictionary でのgin and tonic の説明
a drink made with gin and quinine water, served in a tall glass and usually garnished with a slice of lime or lemon
「ジンとキニーネ水で作った飲み物で、背の高いグラスに注がれ、通常はライムかレモンのスライスが添えられる」
となっていました。

本日、ホロライブ3期生、白銀ノエル団長のジントニック缶が再販だそうです。
缶がかっこいいです。

(白銀ノエルさん関連→ここ

ラグビーのクロコダイル・ロールは?―🐊―#気になる英語調べ隊 2440

(2024.7.17)

週末のラグビーの試合でも起こったのですが、このごろ『クロコダイル・ロール 』Crocodile roll でペナルティーになるケースが目立っている気がします。

Crocodile 『クロコダイル(アフリカ・ア異議るジア・アメリカ産の大型のワニ)』は、大型の獲物に嚙みついたままで自分の体を回転させ肉を食い千切ると言います。
ラグビーで、このワニのような動きで相手の選手をどけようとする Crocodile roll は非常に危険なプレーで、最近これを禁じるルールが厳格化されたようです。

ラグビーのルールの説明英文に以下のように出ています。
New definition:
Crocodile roll: A prohibited action where a player laterally rolls/twists or pulls a player, who is on their feet in the tackle area, to ground. The action often lands on the player’s lower limbs
新しい定義:
「クロコダイル・ロール: 禁止されている行為で、プレーヤーがタックルエリアで立っているプレーヤーを地面に向かって横にロール/ツイスト、または、プルをするという禁じられた行為。この行為ではしばしば、プレーヤーの下肢に落下する。」

このクロコダイル・ロールを禁止する理由は以下のように説明されています。
Rationale: Player safety. While low in number, these actions continue to cause long-term injuries in many players. The Shape of Game meeting showed clear support for removing the specific action in law.
「理論的根拠:選手の安全。
数は少ないものの、こうした行為は多くの選手に長期的な負傷を引き起こし続けている。シェイプ・オブ・ゲーム会議では、特定の行為を法律で撤廃することへの明確な支持が示された。」

なるほど。選手のケガを防ぐためなら、Crocodile rollを厳格に禁止するのは理解できますね。

この前の日本 vs ジョージア戦では、この反則でのレッドカードが日本チームの数的不利につながりました。今、厳しく適用されているようなので、次の試合では日本の選手の方たちも、無理に相手をはがそうとしてこの反則を取られないようにしてほしいです。
第一、お互いに重篤な負傷を防ぐことになるので、全てのラグビーチームで徹底してもらいたいものです。

Xに出ていた南アフリカ vs アイルランド戦でのケースは、本当に痛そうです。

Hard to watch this…
Crocodile roll needs to be stamped out of the game.
「これは見ていられない・・・
ラグビーからクロコダイル・ロールを排除する必要がある。」

「懺悔」の英語は?―😔―#気になる英語調べ隊 2437

(2024.7.14)

『懺悔(ざんげ)』を英語で何と言うでしょうか?

辞書を引いて出てくるのは、confession、shrift などです。

confession には『告白、白状、自白』などの他、キリスト教での『告解、懺悔』の意味が有ります。
動詞は confess で、『告白する、打ち明ける、(罪を神に)懺悔する』などの意味になります。

shrift は『(神父が)懺悔を聞くこと、(神父に対する)懺悔、(神父による)罪の許し』の意味だそうです。
動詞のshrive が『懺悔を聞く、罪の減免を与える』の意味です。

面白いのは動詞のconfess は『ざんげする』で、shrive が『ざんげを聞く』なので、同じざんげと言っても立場が違う感じになっていることですね。

白銀ノエル団長が懺悔室をテーマとした配信をやるようですが、
この『懺悔室』は 英語ではconfession booth や confessional になります。 

はたして、どんな懺悔が取り上げられるのでしょうか?
そして、僕の罪は許されるんでしょうか?

(白銀ノエルさん関連→ここ

「防音室」の英語は?―🙉―#気になる英語調べ隊 2436

(2024.7.14)

英語で『防音室』は 、soundproof chamber、 sound-proof room や
noise attenuating roomのように言うようです。

soundproof は『防音の』の意味です。
chamber は 『部屋』ですね。
Harry Potter and the Chamber of Secrets 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」でお馴染みかもしれません。

attenuate は『減ずる、弱める』の意味の動詞なので
noise attenuating が「雑音を減ずる=防音の」と言うことになります。

ホロライブの白銀ノエル団長の日曜朝の配信で、防音室の話をしていましたので気になって英語での言い方を調べました。

(例文です)
Noel Dancho uses a soundproof chamber for her ASMR streaming.
「ノエル団長はASMR配信に防音室を使っています」

そうだよね。外の音が聞こえてきたら台無しになる場合もあるしね。
部屋の中に設置する防音室らしいので chamber にしときました。

(白銀ノエルさん関連→ここ)

「鼻水」の英語は❓―👃―#気になる英語調べ隊 2435

(2024.7.13)

I have a runny nose. が「鼻水が出る」というのは知ってるのですが、
その『鼻水』という液体のことは英語で何と言うでしょうか?

『鼻水』は英語では
nasal mucus とか snot と言います。

nasal は『鼻の』、 mucus は『粘液』なので
nasal mucus で『鼻水』の意味になるんですね。
(そもそも、 mucus の語源は『鼻汁』の意味のラテン語だそうです)

snot は『鼻水、鼻汁』の意味ですが、
他に『生意気なやつ、いやなやつ』の意味にもなるそうです。

『鼻水をたらした』はsnotty や snotty-nosed で、
『鼻水を拭く』はwipe snot from one’s nose や wipe snot out of one’s nose のようになります。

使ってみましょう。
She wiped snot out of her nose several times.
「彼女は何度も鼻水を拭いていた」

これはsnot をあえて使わずに、
She wiped her nose repeatedly. 
「彼女は何度も鼻を拭いていた」でもいいかもしれません。

「寒暖差アレルギー」の英語は?―🏥―#気になる英語調べ隊 2434

(2024.7.12)

急な温度変化で、鼻水・鼻づまり、くしゃみ、頭痛などの症状が出ることを
『寒暖差アレルギー』と言います。

Weblioで『寒暖差アレルギー』をひくと
non-allergic (vasomotor) rhinitis brought about by a sudden change in temperature
と出てました。これを和訳すると
「急な温度変化によりもたらされる非アレルギー性(血管運動性)鼻炎ちなみに」
となります。

 *non-allergic 『非アレルギー性の』、vasomotor 『血管運動性の』、
  rhinitis 『鼻炎』(発音はraináitəs)

この病気は、アレルギー性鼻炎に症状が似ているために『寒暖差アレルギー』と呼ばれますが、実はnon-allergic rhinitis『 非アレルギー性鼻炎』なんですね。
ややこしいかも。

暑くなったり、雨が降って気温が下がったりしますから体調には気をつけないとね。

「数の暴力」の英語は?―💯―#気になる英語調べ隊 2432

(2024.7.10)

『数の暴力』は英語では tyranny of the majority と言うそうです。

tyranny は『専制政治、暴政、暴虐、圧政』で、
majority は『大多数、大部分、多数派』等の意味ですね。

In a democracy, decision-making by majority rule is fundamental, but it should not be like tyranny of majority. Respect for minority opinions is also important.
「民主主義では多数決による意思決定が基本であるが、数の暴力のようになってはいけない。少数意見の尊重も重要である。」

まあ、特に政治の世界は数で決まるのですが、
ちゃんと議論してより良い政策を形成していくプロセスが必要ですよね。

「新紙幣」の英語は?―💴―#気になる英語調べ隊 2431

(2024.7.9)

先週、新紙幣が発行されましたね。

英語のニュースでは『新紙幣』のことを、 new banknotes と言っているようです。

例えば、こんな感じで。
The BOJ began issuing new banknotes. The hometowns of the new faces on banknotes — Eiichi Shibusawa, Umeko Tsuda and Shibasaburo Kitasato — celebrated the issuance of the bills, showing local pride.
「日銀が新紙幣の発行を開始した。渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎ら新紙幣の顔の出身地では、地元の誇りを示すものとして新紙幣の発行を祝った。」

他には bank bill が使われているのも見ました。
banknotebankbillも『紙幣』ですが、
banknoteは主に英国、bank bill は主に米国で使用されるそうです。

「吉田選手が起死回生のホームラン」の英語―⚾―#気になる英語調べ隊 2429

(2024.7.7)

MLB レッドソックスの吉田正尚選手が、ヤンキースとの試合で9回の2死から同点2ランホームランを放ちました。打ち取られればゲームセットの状況で、まさに起死回生の一発でした。

この「起死回生のホームランを放つ」は、英語でどう言えばいいでしょうか?
気になりますね。

ちょうど、研究社の新和英中辞典に出ていました。
「起死回生のホームランを放つ」は
hit a homer to pull the game out of the fire
ですと。

pull ~ out of the fire が『~を起死回生させる』だそうです。

使ってみましょう。
Yoshida hit a 2-run homer to pull the game out of the fire.
「吉田選手が起死回生の2ランホームランを放ちました」

最終的にレッドソックスが勝ったので、吉田選手の一振りは値千金でしたね。