ライナーズもワイルドナイツも・・・All things must have an end. -🏉-#つぶやき英単語 1962

(2023.4.15)

今週末、ジャパンラグビーリーグワンのDIVISION1は第15節。
ここまで14連敗であった花園近鉄ライナーズが対コベルコ神戸スティーラーズ戦で、今シーズン初の勝利を挙げました。
そして、逆に今シーズン14連勝していた埼玉ワイルドナイツが、静岡ブルーレヴズに土をつけられました。

All things must have an end.  「何事にも必ず終わりがある」ということですね。

Liners’ losing streak finally stopped.. 「ライナーズの連敗はようやく止まった。」
Wild Knights’ winning streak has also come to a halt.
「ワイルドナイツの連勝も止まってしまった。」

4/15 (土)、ワイルドナイツは熊谷ラグビー場での今季ホーム最終戦でしたが、
あいにく雨の降るコンディションで、初黒星となりました。

僕は、ワイルドナイツが負けるとしたらブルーレブスのような気がしてたんですよ。
だってブルーレブスとの前回の対戦も1点差の逆転勝ちで、ぎりぎりでしたから。

まあ、リーグが終わったら優勝チームを決めるトーナメントがあるので、
ワイルドナイツにはこの敗戦がいいレッスンになったかもしれません。

英文ニュースつまみ食い:🏉堀江翔太選手の150キャップ―🎉-#つぶやき英単語 1956

(2023.4.9)

ラグビーの話です。
埼玉パナソニックワイルドナイツのフッカー堀江翔太選手が、4月8日の対ブラックラムズ戦でトップリーグとラグビーリーグワンでの150キャップ(公式戦150試合出場)を達成しました。
(ラグビーで国代表として公式国際試合に出場した試合数のことをcapで表しますが、場合により国内リーグ等の公式出場試合数などもcap という言い方がされています。)

堀江選手の150キャップに関する英文をちょっと見てみました。

The Mainichiの見出しと記事の一部:
Rugby: Wild Knights beat Black Rams in milestone game for Shota Horie
ラグビー:ワイルドナイツが堀江翔太の節目となるゲームでブラックラムズに勝利

Shota Horie celebrated his 150th cap for Saitama Wild Knights by scoring a try on Saturday, …..
「土曜日に、堀江翔太選手がトライを挙げて埼玉ワイルドナイツでの自身の150試合目の公式戦出場(キャップ)を祝った。…..」

*milestoneは文字通りなら『(石の)マイル標、道しるべ』ですが、
『(歴史、人生などにおける)画期的な出来事、節目』などの意味にもなります。

Teller Report
Rugby Horie Shota 150 official league appearances, 8th player in history
「ラグビーの堀江翔太 リーグ公式戦150試合出場、歴代8人目」

★ 埼玉ワイルドナイツ公式Twitter
Yesterday was a big day for Wild Knights ⚔️⚡️
「昨日はワイルドナイツにとって大切な日でした」

Another win under our belts as well as veteran member Shota Horie who also played at #RWC2015 and #RWC2019 celebrating his 150th match with the team 🎉
「2015年と2019年のラグビーワールドカップにも出場したベテランの堀江翔太選手がチーム公式戦150試合出場を果たし、チームも勝利を手にしました。」

堀江さんには、
今年のラグビーワールドカップにも出て活躍してもらいたいです。 
その前に、リーグワン連覇も期待しています。

huddle は❓-🤬-#つぶやき英単語 1933

(2023.3.18)

ラグビーで試合前や試合中に円陣組んで、何か話しているのを見かけますが、
あれを 『ハドル』haddle と言うのですね。

Cambridge Dictionary では
huddle (noun)
a group formed by the members of a sports team in order to have a discussion, before they separate and continue to play:
「ハドル huddle (名詞)
 スポーツチームのメンバーが、分かれてプレーを続ける前に、話し合いをするために作る集団のこと」
と説明されています。
スポーツ関係で、huddle は『ハドルを組む』の意味の動詞としても使われます。

本来、huddle は名詞なら『群れ、群衆』や『混雑、乱雑』などの意味で、
動詞として『群がる、ごたごた集まる、群れさせる、寄せ集める』の意味も持ちます。

Brave blossoms’ huddle

使ってみましょう。
After that huddle, the Japanese team increased the tempo of their passing and went on the offensive.
「そのハドルの後、日本チームはパス回しのテンポを上げ攻勢に転じた。」

このハドル huddle は、
スポーツ以外でも『ちょっとした打ち合わせ(を行う)』の意味で、名詞や動詞として使われます。
会社などで、必要な時に形式ばらない短時間のミーティング「ハドル」を行って効率的に仕事をされている方もいらっしゃるかもしれません。
また、huddle は『密談』というようなニュアンスにもなります。

As soon as you get new information, huddle with your group members to share it.
「新しい情報を得たら、すぐにちょっと打合せして共有しましょう」

今度、僕もそういうシチュエーションが有れば、ハドルしてみたいと思います。

フルハウスって❓-🏉-#つぶやき英単語 1923

(2023.3.8)

週末のラグビーの試合で、埼玉パナソニックワイルドナイツの山沢拓也選手がフルハウスを達成しました。

Wikipedia の Glossary of rugby union terms 「ラグビーユニオン用語集」によると

Full house
Scoring a try, conversion, penalty and drop goal in the same match.
フルハウス
「同じ試合の中でトライ、コンバージョン、ペナルティゴールおよびドロップゴールで得点すること」だそうです。

つまり、一人の選手が一試合の中で、ラグビーの得点方法の全てのパターンで得点を挙げることなんですね。
(スゴイよ、山沢君)

山沢選手のトライ前のラン

ちなみに、普通の辞書で full houseを調べても、
このラグビー用語としての意味は出て来ないようで、
『(ポーカーの)フルハウス=スリーカード+ワンペア』や
『大入り満員』という意味が出てきます。

熊谷ラグビー場、この前の試合では9000人ぐらいの観客数でしたが、
これくらいだと空席も結構ある感じです。
いい試合を続けて、観客の入りでもfull house を目指して。

reunion in Kumagaya-🇿🇦-#つぶやき英単語 1921

(2023.3.6)

reunion というと『同窓会、クラス会』の意味でよく使われますが、
普通に『再会』の意味にもなります。

例えば、こんなふうに使えます。
We are fortunate to be able to see the reunion of the Springboks players in a rugby stadium in Japan.
「日本のラグビー場でスプリングボクスの選手たちの再会シーンを見ることができるのは幸運なことです。」

Three Springboks players, Damian de Allende, Malcolm Marx and Lood de Jager in Kumagaya rugby stadium

3/4の熊谷ラグビー場でのワイルドナイツ vs スピアーズの試合後、
南アフリカの代表選手3人(ダミアン ・デアレンデ選手、マルコム・マークス選手、ルード ・デヤハー選手)がにこやかに話をしていました。
さっきまで、あんなにぶつかってたのに。
ノーサイドだからね。

「猛禽類、トビ」の英語は❓-🦅-#つぶやき英単語 1920

(2023.3.5)

3/4の土曜日、ワイルドナイツvs スピアーズの試合を見に熊谷ラグビー場に行きました。この試合、上空から鳥も観戦していたようです。

トビ kite (?)

前にカラスはいたのですが、今回のは形から言って猛禽類で、たぶんトビじゃないかと思います。

英語で『猛禽類』は raptor で、『トビ』は kite と言います。
kite には『凧』の意味もありますが、この写真で見ると鳥の形をした凧のようにも見えます。

(ワイルドナイツの飯島GMは、野鳥観察がお好きとのことですから、
熊谷ラグビー場の周囲で見られる鳥なども把握しておられるかもしれませんね。
もし、ご覧になってたら、これトビなのか教えていただければありがたいです。)

山沢選手

この日の試合では、ワイルドナイツが30-15で勝利しました。
地元出身の山沢選手が大活躍で、トビ(?)もそれを見に来ていたのかもしれません。

英語で「鉄壁の守り」は❓-🛡―#つぶやき英単語 1914

(2023.2.27)

『鉄壁の守り』を英語ではどう言うでしょうか?

impregnable defense という言い方があります。
形容詞 impregnable が『堅固な、難攻不落の』の意味で、
『堅固な守り=鉄壁の守り』ということですね。

impregnable を、impenetrable「突き通せない」や unbreakable「破れない」に変えても近い意味になります。

また、『鉄壁に守り』の鉄にこだわって表現するなら
ironclad defense ということも可能です。
ironclad は『鉄で被覆した』ということですが、『装甲した』や『鉄壁の』の意味にもなります。
(『鉄壁のアリバイ』もironclad alibi と言うそうです。)

また、『鉄壁に守り』の 直訳のironwall defense とするのも、比喩的な表現として通じるはずです。

例文です。
The strength of SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS is their impregnable defense.
「埼玉パナソニックワイルドナイツの強みは鉄壁のディフェンスです」

In the recent game, the Kobe Steelers scored only 10 points due to the Wild Knights’ ironclad defense.
「最近の試合でも、ワイルドナイツの鉄壁の守りのために神戸スティーラーズは10点しか取れませんでした」

2/26のジャパンラグビーリーグワン第9節、ワイルドナイツ は48-10 でスティーラーズに快勝しました。


blast furnace は❓-🏭-#つぶやき英単語 1913

(2023.2.26)

blast furnace は、日本語では『高炉』と言います。

Oxford Dictionary での説明は
blast furnace
a large structure like an oven in which iron ore (= rock containing iron) is reacted with limestone and carbon at high temperatures to form iron
「高炉:鉄鉱石(=鉄を含む岩石)を石灰石や炭素と高温で反応させ、鉄を作るためのオーブンのような大きな構造物」
となっていました。

ちなみに blast は『突風』のような意味も有りますが、この場合は『(炉への)送風』という意味です。高炉では、加熱された空気を吹き入れ、コークスの燃焼や必要な化学反応を発生させる仕組みであるため、blast furnaceと呼ばれるのですね。

話は少し変わり、ラグビーチームのユニフォームの件:
The uniform of KOBELCO KOBE STEELERS features a design of a blast furnace at Kobe Steel’s Kakogawa Works.
コベルコ神戸スティーラーズ(KOBELCO KOBE STEELERS)のユニフォームには、神戸製鋼 加古川製鉄所の高炉のデザインが入っています。

このユニフォーム、製鉄会社のプライドを胸に戦っているようで、ちょっとカッコイイと思います。チームカラーも「高炉の赤」と言われているらしいです。

スティーラーズ vs ワイルドナイツ (2022年4月16日、熊谷ラグビー場)

本日(2023年 2/26)、スティーラーズとワイルドナイツの対戦がまた有ります。
僕は、ワイルドナイツを応援しているのですが、スティーラーズの調子も上がってきているので要注意ですね。
両チームが全力を尽くした良い試合を期待します。

Pull off the victory, Blue Revs!-🏉-#つぶやき英単語 1907

(2023.2.20)

pull off the victory
「勝利をつかむ」や「勝ちを引き寄せる」という意味です。

僕は、ラグビーチーム「ワイルドナイツ」のファンなのですが、他にも好きなチームがいくつか有ります。

静岡ブルーレヴズには、大戸裕矢選手、クワッガ・スミス(Kwagga Smith)選手、サム・グリーン(Sam Green)選手など好きな選手がいるので、応援したくなるチームの一つです。
2/19の彼らの試合は。勝てる試合をミスで落とした感じで残念でした。

まあワイルドナイツファンの僕が言うのも変かもしれませんが、
Pull off the victory, BlueRevs !
「勝利をつかめ、ブルーレヴズ」とエールを送りたいと思います。
(4/15のワイルドナイツ戦ではお手柔らかに。でも良い試合を期待しています。)

大戸選手は2/19の試合で100キャップだそうで、おめでとうございます。
試合で負傷されたようで、早い回復をお祈りします。
熊谷出身の大戸選手には、4月のワイルドナイツとの試合は、ある意味「凱旋試合」なので、ぜひ雄姿を見せてほしいと思います。

花園近鉄ライナーズのliner は❓-🚈-#つぶやき英単語 1906

(2023.2.19)

ラグビーチーム 花園近鉄ライナーズ、英語で書けば Liners ですね。

このliner という言葉には『定期船、定期便』の意味が有ります。
(その他にも『線を引く人(道具)、野球のライナー』などもなります。)

このラグビーチーム名 Liners は、近鉄特急「アーバンライナー」に由来しているのだそうです。
この特急は大阪難波から名古屋息ですと、平日ならきちんと1時間ごとに出るようなので定期便的な扱いなのかと思います。
鉄道の場合は、路線を line というので、そこを走る特別な電車にライナーとつけているのかもしれません。

2/18に花園近鉄ライナーズと埼玉パナソニックワイルドナイツのラグビーの試合が熊谷であり、ワイルドナイツ 41-6 ライナーズ の結果になりました。

ワイルドナイツにとっては、勝利の上、稲垣選手100キャップのセレモニーも有り、おめでたい感じの試合でした。

近鉄ライナーズは苦しいところかもしれませんが、今後の健闘を期待しています。