駅伝の「たすき」の英語は❓-🎽-#つぶやき英単語 1857

(2023.1.3)

英辞郎によると、駅伝などで走者から走者に渡す『たすき』は英語でsashと言うそうです。
sash で調べると、サッシュ(腰に付ける幅広の帯だが、軍人などが位を表すためにつける場合は肩から斜めにかける。)と出ています。
駅伝のたすきは「軍人がつけるサッシュ」に似ているので、英語で言うならsashということになるのですね。

スポーツ用品メーカーのASICSのウェブサイトで、駅伝のことを英語で説明していて
その中でも sash という単語が使われています。
Simply put, Ekiden is a type of long-distance relay race. Each team has its own sash, also known as a tasuki, which is worn by the runner and then handed off to the teammate running the next leg of the race.
駅伝とは、簡単に言うと長距離のリレー競技の一種です。
チームごとに「たすき」と呼ばれるサッシュがあり、それをランナーが身につけて、次の区間を走るチームメイトに引き継ぎます。

駅伝がもう少し国際的に認知されれば、Tasukiも普通の英英辞典に載ってくるかもしれません。既にEkidenはWiktionaryに載っています

1月3日は箱根駅伝の復路の日ですね。
見ていると、どの選手にも頑張ってほしいという気持ちになります。

trailblazerは❓-👣-#つぶやき英単語 1854

(2022.12.31)

trailblazer は『先駆者、草分け』の意味で使われます。
そもそもは、『(未開地などで)通った道に目印をつける人』のことだそうです。

米国の女性ニュースキャスターとして草分け=trailblazerであったバーバラ・ウォルターズさんが亡くなったとのことで、Twitterにも速報やお悔やみのコメントが出ていました。

BREAKING: Barbara Walters, who shattered the glass ceiling and became a dominant force in an industry once dominated by men, has died. She was 93.
「速報:ガラスの天井を打ち砕き、かつて男性が支配していた業界で圧倒的な力を発揮したバーバラ・ウォルターズが死去した。93歳だった。」
*glass ceiling :実力があっても女性やマイノリティが一定以上のポジションにつけないようにしている見えない組織内の障壁のこと。

“Once dominated by men” was not that long ago. So thanks Barbara Walters, TRAILBLAZER.
「”かつて男が支配していた “というのは、それほど昔の話ではありません。
草分けとなったバーバラ・ウォルターズさんに感謝します。』

結局のところ、今が有るのは、がんばった先輩たちのおかげですよね。

次に世代に何を残していけるのだろうかと、1年の最後の日に
少しだけ真面目な気持ちになりました。

enlistment は❓-🇷🇺-#つぶやき英単語 1852

(2022.12.30)

enlistment は『募兵、 入隊、兵役服務期間』などの意味です。

元の動詞のenlist は、
自動詞として『軍隊に入る、(活動などに)積極的に参加する』
他動詞として『徴兵する、軍隊にとる、協力を得る(求める)』
の意味を持ちます。
(この単語知らなくても、en-list という字面から「リストに入る・入れる」的な意味と推測できると思います。)

「ポドルスキに住む退職した夫婦が軍の徴兵事務所に放火を試みた」
とのニュースが有り、military enlistment office 『軍の徴兵事務所』という表現が使われていました。

ロシア内のことなので詳細は分かりませんが、
年配の方がここまでのことをするのは、戦争で肉親を失ったとか、切実な理由がありそうです。

とりあえず、戦争止めないと。

ボクシングの4団体って何だっけ?-🥊―#つぶやき英単語 1836

(2022.12.15)

井上尚弥選手が、ボクシングのバンタム級で4団体統一王者になったんですね。
すごい。

🎉

で、ボクシングの4団体って知ってます?

WBA : World Boxing Association 世界ボクシング協会

WBC:World Boxing Council 世界ボクシング評議会

IBF:International Boxing Federation  国際ボクシング連盟

WBO:World Boxing Organization  世界ボクシング機構

これがその4団体だそうです。

そもそも、何でいくつも団体必要なんですかね。

英語で「ナスカの地上絵」は❓-🖍-#つぶやき英単語 1834

(2022.12.13)

『ナスカの地上絵』のこと、英語では Nazca Lines と言うのだそうです。

merriam-websterのNazca Linesの説明
site in southwestern Peru containing geometric shapes and animal figures of pre-Inca origin measuring up to hundreds of feet in length and best viewed from the air
「ペルー南西部の遺跡で、プレ・インカ時代の幾何学的な形や動物が描かれており、その大きさは数百フィートにも及ぶため空からよく見える」

山形大学のチームがドローンなどを使ってNazca Lines を新たに168か所も見つけたそうですね。やりますね。

なんか落書きみたいなタッチの絵も有って、親近感を感じます。
このおかっぱの人とか、他にもネコとか・・・。
でも、どうやって描いたのか、
そもそも空からしか見えないものを何で描いたのか
不思議です。
(神様に見せようとしたのかな?)

cook the books は❓-👨🏻‍🍳-#つぶやき英単語 1829

(2022.12.9)

cook the books はどんな意味でしょうか?

さすがに「本を料理する」ではありません。(食べたくないし)

cook the books は『帳簿をごまかす、粉飾する』という意味なんだそうです。

この場合のbooks が『帳簿』の意味ですね。
動詞のcook には『料理する』以外に、
口語で『(勘定・事実などを)ごまかす、に手を加える』の意味も有るのだそうです。

このイディオムは、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。

使ってみましょう。
It was only after a whistleblower that we found out that that company had been cooking the books.
「その会社が帳簿をごまかしていたのが分かったのは、内部告発者がいたからだった。」

こういうのは正直が一番ですから。

森保監督はClass ―⚽-#つぶやき英単語 1826 

(2022.12.6)

サッカーワールドカップ、日本はクロアチアに負けてしまいました。
目標の8強には届きませんでしたが、いい試合でした。
試合後に森保監督がスタジアムの日本サポーターにお辞儀をしている写真が、
redditで話題になっていました。

Class
“And it’s a deep bow — the most deferential.”
「品格がある」
「そして、最大の敬意がこもった深々としたお辞儀」
  *class には『優秀な、上品な、いきな』の意味が有ります。
   deferential は『敬意を表する、うやうやしい』です。

🇯🇵

ツイッターでも同じシーンの写真が載っていました。
The Japan manager bowed to their fans after his side got knocked out of the World Cup
「ワールドカップで敗退した日本代表の監督が、ファンに向かって一礼をした。」

respect 「敬意を」  

負けはしましたけれど、日本人として誇りを感じられるチームでした。
監督も選手の方々もありがとう。お疲れさまでした。

razor-thin margin は❓スペイン戦の話題から-🪒-#つぶやき英単語 1824

razor-thin margin  『紙一重の差』

razor は『カミソリ』、thinは『薄い』なので、
razor-thin は『〔かみそりの刃のように〕非常に薄い』や『(得点や得票の差が)わずかの』の意味になります。
margin は『差、余地』です。

なので、razor-thin margin は『わずかな差、紙一重の差』の意味になります。

この表現もWorld Cup のニュースで使われていました。

CBS のニュースタイトル
Germany out of World Cup by razor-thin margin thanks to Japan’s second goal in upset win over Spain
「ドイツ、紙一重の差でワールドカップ敗退。
 日本がスペインに逆転勝ちした試合の二つ目のゴールによって」

*ドイツの敗退がぎりぎりだったというのは、日本がスペインに勝った際の決勝ゴールのことが絡んでいます。三苫選手の折り返しが紙一重の差でインプレーと認められ、そこから生まれた田中選手の決勝ゴールでスペインに勝ちました。その結果、ドイツがグループ内で2位となれず敗退となりました。
その決勝ゴールのギリギリさから、by razor-thin margin という表現になったと思われます。

あのシーンでボールの一部がゴールラインにかかっているためばインプレ―なのですが、ボールがラインにかかっていたのはわずかに1.88㎜だったそうです。

razor-thin marginを使って書いてみましょう。
The Japan team made it to the knockout stage by razor-thick margin, more specifically, by 1.88mm.
「日本チームは、ぎりぎりの差、より具体的には1.88㎜ の差でノックアウトステージに。進出した。

みごとです。

関連投稿→サッカー

日本の勝利に関する英語表現を拾う。-⚽-#つぶやき英単語 1822

(2022.12.2)

サッカーワールドカップ2022:日本のスペイン戦での勝利について、英語の記事タイトルでどう表現しているか見てみましょう。
Soccer World Cup 2022 : Let’s take a look at how English article titles describe Japan’s victory over Spain.

NHK WORLD News
Japan has defeated Spain in the men’s soccer World Cup, advancing to the knockout stage for the second straight tournament.
「男子サッカーワールドカップで日本がスペインを破り、2大会連続のノックアウトステージ進出を決めました。」

advance to ~『~に進む』
knockout stage『ノックアウトステージ、ノックアウト方式トーナメント』

SPORT BIBLE
New images released shows controversial Japan goal vs Spain was RIGHT to stand.
「日本代表のスペイン戦で物議をかもしたゴールが正しかったことを示す新たな映像が公開されました。」
controversial 『物議をかもす』

New York Times  
How Japan Upset Spain and Knocked Out Germany in the Process
Japan’s victory over Spain produced a stunning outcome:
the elimination of Germany, a former champion.
Spain will also advance to the next round.
「日本がスペインを逆転し、ドイツを敗退させた理由
日本がスペインに勝利したことで、前大会優勝国のドイツがここで敗退するという衝撃的な結果になりました。スペインも次ラウンドに進出することになります。」
stunning outcome『衝撃的な結果』

NHK WORLD News
In the men’s World Cup soccer, Japan’s coach Moriyasu Hajime praised his players’ tenaciousness and self-confidence.
サッカー男子ワールドカップで、日本代表の森保一監督は、選手たちの粘り強さと自信に満ちたプレーを高く評価した。
tenaciousness 『持続する不退転さ』

等々、いくらでもあるのですが、この辺で。
試合が4時からでしたが、僕は朝3時頃から起きてるから、眠たいです。

「誹謗中傷」の英語は❓-🤬-#つぶやき英単語 1819

(2022.11.30)

『誹謗中傷』は 英語では slanderdefamationlibel 等と言います。
Weblio(Wiktionary )での各単語の英文の説明はこんな感じです。

slander
A false or unsupported, malicious statement (spoken, not written), especially one which is injurious to a person’s reputation; the making of such a statement.
「(文書でなく口頭の)虚偽か根拠がない、悪意ある発言で、特に人の評判を傷つけるようなもの。そのような発言をすること。」

defamation
The act of injuring another person’s reputation by any slanderous communication, written or oral; the wrong of maliciously injuring the good name of another.
「文書や口頭での中傷によって、他人の名誉を傷つける行為。悪意で他人の名誉を棄損する行為」

libel
A written or pictorial false statement which unjustly seeks to damage someone’s reputation.
「誰かの評判を不当に傷つけるような文書や画像による虚偽の報告の事」

slander は『中傷、悪口、口頭での誹謗中傷』
defamationは『中傷、名誉棄損』
libel は『文書・画像による侮辱、中傷』
というように、少しづつニュアンスが違うようです。
いずれにしても度合いによっては犯罪になりうるものだと思います。

誹謗中傷というのは、虚偽や根拠のないことで誰かの名誉を傷つけるということです。
例えば、サッカーワールドカップでコスタリカに負けた後、日本代表の控室がひどく汚された状態だったという写真が出回ったようです。
これは以前の別のチームの控室の写真とすぐに分かってよかったのですが、誹謗中傷 libelに当たると思います。
いたずらなのかも知れませんが、悪意があるのは確かですね。

例文です。
I feel that there is too much libel and unfairly strong accusations and criticism on social networking sites.
「SNSには、誹謗中傷や、不当に強い非難・批判が多すぎるような気がします。」
In some cases, the victim should sue for defamation.
「場合により、被害者は名誉棄損で訴えを起こすべきでしょう」