ノエル団長の新衣装:肩の防具の英語 ―⚔―#気になる英語調べ隊 2343

(2024.7.22)

Hololive 白銀ノエル団長の新衣装で肩につけている防具『肩当て』は、
英語ではspaulder というものだと思われます。

もう一つ pauldron 『肩甲』という防具も有って迷ったのですが、pauldron は脇の下まで覆って、鎧の他の部分と連結して機能するもののようです。
spaulder は 主に肩の外側を守るためのもので、pauldron より覆う範囲が小さいとのことです

なので、この絵から見てspaulder かなと。

Noel-Dancho’s black spaulders are asymmetrical and elaborate, with a feather-shaped ornament on the left shoulder.
ノエル団長の黒い 肩当て は、左右非対称の凝ったデザインで、左肩に羽形状の飾りがついています。

かっこいいです。

白銀ノエルさん用語12:シスターのかぶっているのは?―⛪―#気になる英語調べ隊 2324

(2024.7.6)

白銀ノエル団長の新衣装の各部分を英語で何と言うか問題。

『修道服』がhabit というのを書いた流れで
シスターが頭にかぶっているものを何と言うかも調べました。
これは wimple ウィンプルと呼ばれるらしいです。

Collins Dictionary によるwimple の説明
a piece of cloth draped around the head to frame the face, worn by women in the Middle Ages and still a part of the habit of some nuns
となっています。
「顔を囲うように頭からかぶる布のことで、中世の女性が着用し、現在でもシスターの修道服の一部となっている。」のようなことですね。

研究社の新英和中辞典で wimple
『(中世に女性が用いたが,現在では修道女が用いる)ベール』と出ているので、
場合によりベール vail と呼んだ方が分かりやすいかもしれません。

vail という単語は『ベール(装飾・宗教用の婦人のかぶり物)』や『おおって見えなくするもの』などの意味になります。

団長の新衣装には口元を隠すベールもあり、これは face veil のように言うようです。





ノエル団長が「のれん」と言ったアレ-🙈―#つぶやき英単語 2319

(2024.7.1)

昨日、ホロライブの白銀ノエルさんの新衣装の発表が有りまして、
その時にノエル団長が衣装の前の方に垂れている部分を「のれん」と言っていました。

最初ぼくは、日本語なら『前だれ』と呼びそうだと思って和英辞典で引いたら apronと出てきました。
(エプロンは違うだろう!)

で、なんやかや調査を続けた結果、
この「のれん」は、英語ではpelvic curtain と呼ばれるものと判明しました。
のれんじゃなくてカーテンなのか・・・。

pelvic は『骨盤の』なので、pelvic curtain は「骨盤のカーテン」的なことです。
ついでに言うと『骨盤』は英語で pelvis と言います。

まあ、気になることは調べないとね。
今回も勉強になりました。

(白銀ノエルさん用語8:ノエル団長が「のれん」と言ったアレ)

pantyhose って何❓―🙈―#つぶやき英単語 2522

(2024.3.28)

pantyhose は『パンティーストッキング』のことだそうです。
これは主に米国で使われ、英国ではtights と言うようです。

hose と言ったら、イメージは水まいたりする『ホース』じゃないですか。
なんで hose がついててパンスト?

実は、hoseを辞書で見ると『ストッキング、ソックス』の意味も有るのです。
hoseの語源は「おおうもの」の意味の古代英語だそうですから、むしろストッキングは本来の意味の近い感じですね。

パンティーストッキングは和製英語と辞書に書いてありますので、
pantyhoseと覚えておいた方がいいですね。
ぼくにはあまり使う機会はないかもしれませんが。

男性下着の「ボクサーとトランクス」の英語は?-🩲-#つぶやき英単語 2152

(2023.10.14)

「海外の反応」をまとめたサイトの記事を見てて、初めて理解しました。
(元ネタはX)

男性下着の
『ボクサー(パンツ)』は英語で trunks 、『トランク』が boxers らしいです。

考えてみれば、ボクサーが試合ではいてるパンツの形はトランクスに近いから、
あれが boxers なのですね。

確かに向こうのネットショップの表記は本当にそうなってます。
誰が日本語の方を逆にして定着させたんでしょうか? 
(ややこしいじゃないか!)

ちなみに ブリーフは briefs で、これはそのままです。

使ってみましょう。
I bought a pair of trunks, two pairs of boxers from an online underwear store.
I didn’t buy briefs as I don’t wear them.
「オンラインの下着ショップで、トランクス ボクサーパンツ 1枚とボクサー トランクスを2枚買った。ブリーフは履かないので買わなかった。」
(書いてて、ボクサーとトランクス、間違えました・・・)

pants 関係の単語は、複数形になっているので、扱いに注意が必要ですね。

「ボタンを掛ける」の英語は❓-🧥-#つぶやき英単語 1889

(2023.2.2)

英語で『ボタンを掛ける(留める)』と言うには、いくつかのパターンが有るようです。

ボタン button を名詞・目的語で使うなら
fasten a button や do up a button で『ボタンを掛ける』の意味になります。

例文 Fasten the cuff buttons. 
「袖口のボタンを留めなさい」
   He did up buttons on his coat.
「彼はコートのボタンを留めた」

button は『(服に)ボタンを掛ける』という意味の動詞としても使えます。

例文 She buttoned her blouse.
   「彼女はブラウスのボタンを留めた」

また、button up でも『ボタンを掛ける』の意味になります。
(button upは『(口などを)閉ざす』の意味でも使われます。)

例文 I can’t button up my shirts.
 「シャツのボタンが留められない」

ちなみに、『ボタンを掛け違える』は
start from the wrong button などと言うようです。


 

rompers は❓-👶-#つぶやき英単語 1880

(2023.1.24)

rompers には「トップスとボトムスがいっしょになった服」の意味が有ります。
そういうデザインの「乳幼児用の遊び着」は、日本でも『ロンパース』と呼ばれていますね。

この元になった単語 romp には
『(子供などが)はね回る、遊び戯れる』の意味が有ります。

romper では、『はね回る人』の意味になります。
この複数形のrompers が、
動き回る子供たち用の服のことも指すというわけですね。

使ってみましょう。
Rompers are clothes for babies and infants who romp.
「ロンパースは乳幼児が遊びまわるための服です。」

子供ってなんであんなに動き回れるのか、不思議です。

動詞のdonは?―👕―#つぶやき英単語 1498

(2022.1.19)

don て、名詞ならマフィアのドンのdonとかの意味も有るんですが、
動詞のdon はどんな意味かご存知ですか?

動詞のdonは『(服・帽子などを)着用する、身に着ける』の意味なんですね。
この現在分詞はdonning、過去や過去分詞はdonnedの形になります。
donはput on と同じような意味ですけど、英辞郎では文語的というマークがついています。

don や put on は『身に着ける』という行動を表すので、
『身に着けている』という状態を表現するwear とは区別しておく必要があります。

🧥

使ってみましょう。
He stood up and donned his jacket.
「彼は立ち上がってジャケットを身に着けた」

因みに、英辞郎によると don の反意語は doff 『脱ぐ』です。

使ってみましょう。その2
He politely doffed his hat and greeted her.
「彼は丁寧に帽子を脱いで彼女にあいさつした」

このdondo on から来ていて、doffdo off から来ているんですと。
昔はdo on do off だったのが、それぞれ縮まった形になって現在に至るということです。
なるほど。


フリーサイズは英語で何?―👕―#つぶやき英単語 1439

(2021.10.16)

衣服や帽子などでフリーサイズというのがありますが、このフリーサイズ Free Size というのは和製英語らしいです。
(日本や一部アジアの商品説明ではfree size の記述が多いようです。オンラインショッピングの世界的広がりを見ると、いずれ認知されるのかもしれませんが、現時点の辞書ではfree size は和製英語認定になっています。)

そこで、『フリーサイズ』を和英辞典でひくと、
one-size-fits-all やone size fits all という訳語が出てきます。

自作例文です。
These one-size-fits-all gloves are made of highly stretchable material.
「このフリーサイズの手袋は伸縮性の高い素材でできています。」

フリーサイズ=one-size-fits-all の商品は、
例えば、伸縮性が高かったり調節できたりでサイズ対応範囲は広いのでしょうが、
本当にどんなサイズの人にも合うということでもないようです。
また、使えたとしても、フィット感が悪い場合も当然有ります。

🧤

one-size-fits-all は比喩的な使い方では、
『(方法・解決策などが)それ一つでどんな場合にも通用する、汎用的(画一的)な』や
『(薬などが)万能の』の意味にもなります。
この意味の one-size-fits-all は 少しネガティブな文脈で使われる場合があるようです。
日本語でも「画一的な対策」と言ったら、何か細かな配慮を欠いていて、うまくいきそうにない感じがしますよね。

There is no one-size-fits-all solution to promote the various local economies.
「様々な地域経済の振興に万能の解決策はありません。」

本当は、one-size-fits-allで全てが解決できれば、そんないいことはないのですが、
世の中それほど単純じゃないということでしょう。



bespeakとbespoke は?―👗―#つぶやき英単語 1364

(2021.5.16)

bespeak という他動詞は、
『(~を)予約する、あつらえる、注文する』や
『(~を)示す、(~の)証拠となる』の意味だそうです。
(そもそも「前もって言う」というイメージみたいです。)

🗣

この動詞の過去・過去分詞形は bespoke です。
過去分詞が形容詞になるのは普通なので、bespokeも形容詞として辞書に載っています。

形容詞のbespoke は、
『(品物が)特注の,あつらえの、オーダーメイドの、カスタムメイドの』の意味です。
He only wears bespoke suits.
「彼はあつらえのスーツしか着ません」

また、bespoke が 衣服店などを形容すると『注文品を売る(作る)』の意味になります。
Is there any bespoke tailors around here?
「この辺に注文服専門のテーラーはありますか?」

👔

『注文品の、あつらえの』の意味のbespoke は、
この前に書いたmade to measure や made to order、custom-madeと類義語になりますね。

あと、bespoke はカタカナでも、ビスポークシューズのように使われてるみたいですね。
僕にはあまり縁がないんですが。