cherry-picking は?―🍒―#気になる英語調べ隊 2345 (2024.11.11) cherry-picking はどんな意味でしょうか? 単純に『サクランボ狩り』でも正解ですが、これと異なる意味も有ります。 cherry-picking は比喩的に『選り好み、いいとこ取り』の意味にもなるそうですよ。多くの中から、自分にとって都合の良いものだけを選ぶことですね。 動詞は、cherry-pick 『いいとこ取りする』になります。 例えば、以下のように使えます。You shouldn’t cherry-pick data.「データを都合よく選ぶべきではない」 (バイアスのかかった情報だけ見ているのは危険ですね) 共有:TwitterFacebook
ノエル団長関係:ボンレスハムは?-🐹-#気になる英語調べ隊 2337 (2024.11.3) 英語関係の日々の個人的な気付きをつづる本ブログですが、本日は、ホロライブの白銀ノエルさんの配信で出てきた『ボンレスハム』についてです。 白銀聖騎士団のノエル団長に合わせて、ファンは「団員さん」と呼ばれています。ちなみに団員は、画面やイラスト上ではハムスター hamster の姿です。 で、今日のノエル団長の配信で話題になったのが、団員の中のガチ恋勢の名称でした。大空スバルさんのファン「スバ友」のガチ恋勢が「アヒージョ」と呼ばれているので、その白銀聖騎士団バージョンという感じですかね。 で、コメントでいくつかの案が出て、『ボンレスハム』というのが最有力候補になりました。これ英語では boneless ham で、「骨(bone)の無い(less) ハム(ham) 」ということです。 ノエル団長の魅力で「骨抜きにされている」ことと、団員が「ハムちゃん」であることが意味として入っていて、これでいいんじゃないかという感じになりました。ボンレスハムの別の書き方として「ボンレス公」とすると、聖騎士のイメージにも合うとの意見もありました。(それもいいかも。) ちなみに、 「食品のハム はそもそも骨が無いもの」と思っている方も多いと思いますが、海外では bone-in ham 『ボンインハム(骨付きハム)』が主流だそうです。たぶん日本人の好みから、骨を抜いた boneless ham の方が国内では普及しているのだと思われます。 「ボンレスハム」や「ボンレス公」は、名称として面白いので定着するのではないでしょうか。 (白銀ノエルさん関係いろいろ→ここ) 共有:TwitterFacebook
「サザンカ」の英語名は?-🤔-#気になる英語調べ隊 2331 (2024.10.28) サザンカ(山茶花)は、ツバキ科の植物で、晩秋に花をつける特徴を持ちます。 その英語名は sasanqua だそうです。日本の固有種らしく、和名がそのまま英語名になっているんですね。 最近撮った写真です。この時期に咲いているので、サザンカ sasanqua だと思います。 共有:TwitterFacebook
コイではない carp は?―🎣―#気になる英語調べ隊 2327 (2024.10.24) carp と言えば魚の『コイ』ですが、コイ以外の意味になる場合もあります。 実は、carp は口語的な表現では『あら探しをする、口やかましく咎める』の意味の動詞として使われるそうです。自動詞なので carp at や carp about の形をとるようです。 例えばHe is always carping at me.「彼はいつも私に文句をつける」のように言えます。 「コイ」と「口やかましく咎める」がなぜ同じcarp という単語なのかは、単純に言って語源が違うからだと思います。 口やかましい人の様子が、口をパクパク開けているコイに似ているからという理由でできた言葉ではないのは確かです。 共有:TwitterFacebook
昨日は hunter’s moon だったらしい―🌕―#気になる英語調べ隊 2321 (2024.10.18) 昨日10/17は満月でした。英語ではこの満月を hunter’s moon と言うそうです。 hunter’s moon 「狩猟の月 」は、中秋の満月 (harvest moon)の次の満月です。 この呼び名はもともとアメリカの先住民によるものです。彼らにとって、10月が冬の前に肉を蓄えるため狩猟を始める時期であったことから、この時期の満月を「狩猟の月 」hunter’s moon と呼ぶらしいです。 昨夜は曇ってましたが、何とか雲の切れ間に出た月を撮影しました。 共有:TwitterFacebook
今日見た「紫色の葉で濃いピンクの花」の植物の名前―🔍―#気になる英語調べ隊 2319 (2024.10.16) 今日、紫色の葉と濃いピンクの花の植物を見かけて写真撮りました。 調べてみると、これは『ムラサキゴテン』というツユクサ科の植物だそうです。 英語では purple secretia、purple heart や purple queen のように呼ばれるようです。 日本語でも英語でも、名前は特徴的な紫色からついているのですね。 開花期は7月~10月で、花は早朝に開花して正午には萎むのだそうです。 共有:TwitterFacebook
「秋雨前線」の英語は?―🗾―#気になる英語調べ隊 2314 (2024.10.10) 英語で『秋雨前線』は autumn rain front です。 これから一か月の天気は、こんな感じだそうです。We expect to see more precipitation over the next month, especially in western and eastern Japan, due to the autumn rain front and typhoons.「これから一か月、秋雨前線や台風の影響で西日本や東日本を中心に降水量は多くなると予想されます。」 秋晴れの空が見たい。 共有:TwitterFacebook
英語で「ヒガンバナ」は?―🤔―#気になる英語調べ隊 2302 (2024.9.28) 彼岸花(ヒガンバナ)は、秋の彼岸つまり秋分(autumnal equinox)の頃に咲く、特徴的な形の赤い花です。日本語での別名は曼殊沙華(マンジュシャゲ)と言います。 英語では『ヒガンバナ』を、red spider lily あるいは単に spider lily と呼びます。これは、花の形がクモの脚のように見えることに由来します。 その他にも cluster amaryllis とも呼ばれるようですし、学名なら Lycoris radiata となります。 なお、小津安二郎監督の1958年製作の「彼岸花」という映画の英語でのタイトルはEquinox Flower とされています。このEquinox は春分か秋分、つまり彼岸のことですね。 ヒガンバナ red spider lily (2024.9.28) もう秋分は過ぎていますが、今日やたらとヒガンバナを見かけました。今年は9月に入っても暑い日があったので、少し遅めに咲いたのかもしれません。 共有:TwitterFacebook
overrun の意味はオーバーランだけじゃない―🚘―#気になる英語調べ隊 2298 (2024.9.24) 定位置などを走り過ぎることを日本語でも『オーバーラン』と言いますが、当然、overrun という英単語にもこれに当たる意味は有ります。また、この単語は動詞として『(定位置などを)オーバーランする、走り越す』の意味でも使われます。(野球でベースを通り過ごしてしまうオーバーランで、タッチアウトになるのもたまに見ますね。)ただ、このオーバーランとは異なる意味の overrun も有ります。 例えばWeeds are overrunning the garden.「雑草が庭を覆いつくしている」のように、overrunは『(雑草‣害虫が)はびこる』の意味にもなるのです。 他に、overrun は『(国などを)侵略する』の意味にもなります。(庭も雑草に侵略されているみたいなものか) また、overrun には『(限度などを)超える』や名詞の『超過』の意味も有りますが、これはオーバーランと近いイメージかもしれません。 共有:TwitterFacebook
中秋の名月―🌕―#気になる英語調べ隊 2291 (2024.9.17) 今日(2024年9月17日)は旧暦8月15日に当たります。この旧暦の8月15日の夜に昇る月が「中秋の名月」と呼ばれます。 さっき写真撮ったので、この月が中秋の名月ということになりますが、ちょっとまん丸じゃない気がします。 中秋の名月 (2024.9.17) 実は、中秋の名月は満月ではない場合が多いそうです。(すり込まれたイメージは満月ですから、これ分かりにくいですよね。)今年の場合、満月になるのは今日でなく明日の9月18日だそうです。 ちなみに9月の満月は 英語ではHarvest moon と呼ばれます。いろいろな作物の収穫 harvest の季節になってくるので、この英語のネーミングは分かりやすいですね。 せっかくなので、明日も夜空を見上げてみようと思います。 共有:TwitterFacebook