英語で「一卵性双生児」は❓-♊―#つぶやき英単語 1850

(2022.12.28)

『一卵性双生児』は英語では monozygotic twin です。

monozygoticが『一卵性の』の意味 です。
dizygoticだと『二卵性の』なので、dizygotic twinが『二卵性双生児』 になります。

一卵性双生児は遺伝子も「同一=identical」なので、identical twin とも呼ばれます。
これに対し、二卵性双生児には別の言い方として、fraternal twin という言い方が有るそうです。このfraternal は『兄弟の』という意味です。

使ってみましょう。
Fred and George are monozygotic twins, right?
I think they look too much alike to be dizygotic twins.
「フレッドとジョージは一卵性双生児だよね?
 二卵性双生児にしては似すぎてると思う。」

The Weasley twins Fred and George in the Harry Potter films were actually played by identical twins James and Oliver Phelps.
「映画ハリー・ポッターに出てくるウィーズリー家の双子フレッドとジョージは、
実際に一卵性双生児のJamesと Oliver Phelpsが演じました。」

僕は、ハリー・ポッターの映画は特に2本目までが好き。


「遺族」の英語は?-😢-#つぶやき英単語 1709

(2022.8.15)

『遺族』は英語では bereaved family と言うそうです。

今日は終戦の日です。
英字紙 The Mainichの記事に、77回目になる戦没者記念式典での戦争遺族の方のスピーチの内容が載っており、bereaved families という言葉が使われていました。

Kenichi Otsuki, the 83-year-old representative of relatives of the war dead, said in a speech that the world is still witnessing bereaved families in conflicts such as Russia’s invasion of Ukraine.
戦没者遺族代表の大月健一さん(83歳)はスピーチで、世界は今もロシアのウクライナ侵攻などの紛争で生じる遺族を目撃し続けていると指摘しました。

“We have to recognize again that war is not something in the distant past but something close to us,” said Otsuki, who lost his father in China, pledging to continue to pass down the tragedy of war and the preciousness of peace to future generations.
中国で父を亡くした大月さんは、「戦争は遠い過去のものではなく、身近なものであることを再認識しなければなりません」と語り、戦争の悲惨さ、平和の尊さを後世に伝え続けることを誓っていました。

遺族 bereaved familyの bereavedは『肉親に先立たれた、あとに残された』の意味の形容詞で、この元となる動詞の bereave は、事故などが人から『(肉親などを)奪う』の意味だそうです。

確かに戦争が人の命を奪っているのでしょうが、それを始めて続ける決断をしている人に責任があると思います。

「口答え」の英語は?―😬―#つぶやき英単語 1684

(2022.7.19)

『口答えする』は英語で何と言うでしょうか?

talk back で、reply impertinently or rudely 「生意気あるいは不作法に答える」、つまり『口答えする』の意味になるんですね。

こんな風に使えます。
He talked back to the coach about the training schedule.
「彼はトレーニングスケジュールについて、監督に口答えした」

answer back という言い方も有ります。
Don’t answer me back.
「口答えするな」

『口答え』という名詞としては、backtalkback answer などが使えるようです。
His backtalk angered his father.
「彼の口答えが父親を怒らせた」

talk back という表現が、オンライン英会話のレッスンで出てきました。

立場や意見の違いが有っても、失礼な言い方や態度は健全な議論の妨げになるので慎んだ方がいいと思います。お互いの考えを理解しようとする努力は必要ですね。

Cabbage Patch Kidsは?-🥗-#つぶやき英単語 1623

(2022.5.20)

Cabbage Patch Kids というのご存知ですか?
これ「キャベツ畑人形」といって、昔、日本でもブームになった人形です。
(ブームは1983年だそうです。)
キャベツ畑から子供が生まれる?という設定で、一つ一つ顔の違う人形らしいです。
買うんじゃなくて、養子縁組するんですって。
(今でもAnazon とかで探せるみたいなので、興味が有ればどうぞ)

でも、今日したいのは人形の話では無くて、単語の話です。
この人形の名前から考えて、cabbage patchが『キャベツ畑』ということですね。 

patch は『(耕作した)小地面,一区画』の意味があり、まあこれが『畑の区画』ということですね。
なので、cabbage patch は『畑のキャベツ区画』とかですけど、簡単に言えば『キャベツ畑』で間違えじゃありません。

patchの語源は「一片」の意味の古期フランス語だそうです。
その流れで、patch には『つぎはぎ(用のあて布)、眼帯、ばんそうこう』などの意味が有ります。パッチワークのpatch ですしね。

最近、近所の畑の一角にキャベツを見かけました。
Cabbage Patch Kids は居ませんでしたけどね。

platinum jubilee は?-💍-#つぶやき英単語 1609

(2022.5.7)

platinum jubilee という言葉がBBCのニュース記事のタイトルに出ていました。

Prince Harry and Andrew will not join other royals on Buckingham Palace balcony for Queen’s Platinum Jubilee celebrations

「ハリー王子とアンドリュー王子は、女王の在位70周年記念祝典(Platinum Jubilee)でバッキンガム宮殿のバルコニーに集う王族に加わらない模様」

Platinum Jubileeは『70周年の記念式典』だそうです。
platinum は『プラチナ、白金』、Jubilee は『(区切りの年の)記念祭, 祝祭』のことです。

つい最近、golden anniversary 『50周年記念日(記念祭)』について書いたのですが、
同じ意味で golden jubilee という言い方もされます。

他に、silver jubilee が25周年、diamond jubilee が60周年の記念式典だそうです。

ロイヤルファミリーも、何かあると報道されるので、なかなか大変ですね。
(平民で良かったかも)

shun は?-😒-#つぶやき英単語 1606

(2022.5.4)

オンライン英会話のレッスンで出てきた shun という単語を知らなかったので、質問しました。

説明してもらって avoid 『避ける』の類義語と分かったんですけれど、後で辞書でも確認しました。

Oxford の辞書サイトでの説明
shun (TRANSITIVE VERB)
Persistently avoid, ignore, or reject (someone or something) through antipathy or caution.  
となっており、訳せば
shun (他動詞)
反感や警戒心から、(誰かや何かを)しつこく避けたり、無視したり、拒絶したりすること。」 ということです。

shun の発音は ʃʌ́n (シャン)です。
たった4文字ですが、英検だと1級ぐらいで出てくる単語らしいです。

まあ、でも出会った時が覚え時なので、
avoid『避ける』、ignore『無視する』、reject 『拒絶する』と合わせて覚えてしまおうじゃないですか。ついでにpersistently『しつこく』も。

例文で締めます。
She does shun that light-mouthed girl these days.
「彼女は最近、その口が軽い女の子を敬遠している」
He shunned meeting his fans privately.
「彼はプライベートで彼のファンに会うことを避けていた」

golden anniversaryは?-🥇-#つぶやき英単語 1598

(2022.4.26)

golden anniversary はどんな意味でしょうか?
「金の、金色の」とは関係があるような無いような・・・。

golden anniversary が『50周年記念日(記念祭)』だそうです。
この場合の形容詞のgolden は『50年目の』の意味になんです。

これで、golden wedding (anniversary) といえば、
結婚して50年目のお祝い『金婚式』のことです。

ちなみに、silver は「銀の、銀色の」ですが、これにも『25 年目の』の意味があり、silver wedding (anniversary) なら『銀婚式』になります。

手をつなぐ老夫婦のイラスト

例文です。
My wife and I have completed our silver wedding anniversary, but our golden anniversary is a long way off.
「私と妻は銀婚式を終えましたが、金婚式はまだまだ先です」

お互い健康で、仲良く一緒に居られるなら、それが一番の幸せだと思います。


bereaved family は?-😿-#つぶやき英単語 1592

(2022.4.20)

NHK WORLD-JAPANの英語ニュースで
bereaved family 『遺族』という表現を使っていました。

そのニュースのウクライナのレポートで、戦死した人の遺族が出てたので・・・。

病気などで人は必ず死ぬので遺される人が出るのも仕方がないことですが、
でも戦争でたくさんの人が亡くなる状態は何とかできるんじゃないでしょうか。

一刻も早く戦争を止めてもらいたいと思います。

遺影で使われる額縁のフレーム素材

bereave が『奪う、失わせる』の意味の動詞で、
bereaved が『肉親に先立たれた、あとに残された』の形容詞です。
the bereaved でも『あとに残された人、遺族』の意味になります。

The grief of the bereaved families was palpable.
「遺族の悲しみが伝わってきた」

sidekick は?-🎞―つぶやき英単語 1562

(2022.3.21)

漫画やアニメの「僕のヒーローアカデミア」は、特異な能力を持つ人たちがプロのヒーローとして活動している社会が舞台になっています。
その中で、プロヒーローたちが「相棒」や「部下」として自らの事務所で雇うヒーローのことを「サイドキック」と呼んでいます。

このサイドキックの元となる英単語が sidekick で、『親友、仲間、相棒、助手』というような意味です。これ、ヒロアカでのサイドキックのイメージで理解しておいて間違えではなさそうですね。

このsidekickの語源ですが、Weblio(Wictionary )での説明によると
From side +‎ kick, which in the late 19th and early 20th century was a slang term for the front side pocket of a pair of trousers, was known as the pocket safest from theft. Thus, by analogy, a “side-kick” was a person’s closest companion.
「 side + kick から。これはズボンの前側ポケットを指す19世紀末から20世紀初頭の俗語であり、盗難から最も安全なポケットとして知られていた。だから、その類似性でside-kick はその人の最も親しい仲間ということになった。」

他でも読んだことがあるのですが、この言葉はスリが使っていた隠語だったそうですよ。
ヒロアカのヒーローの相棒・助手 の呼び名 サイドキック が、もともとスリ同士の隠語に由来した言葉だというのは、ちょっと面白いんじゃないでしょうか。

火気厳禁のマーク

最後に例文です。
Bakugo is one of the sidekicks of a professional hero, the Best-Jeanist.
「爆豪は、プロヒーローであるベストジーニストの助手(サイドキック)の一人です。」

英語で「反抗期だ」は?―👨‍👩‍👧―#つぶやき英単語 1550

(2022.3.10)

「娘が反抗期だ」みたいなことを英語でどう言うんでしょうか?

『~は反抗期だ』は、英語では~ be at a rebellious age と言うことができます。

rebellious が『反抗的な、反逆心のある、反乱に加わった』の意味の形容詞ですから
rebellious age で『反抗期』ですね。

反抗期の娘と父親のイラスト

この表現を使えば
「娘が反抗期だ。」は、My daughter is at a rebellious age. になります。

まあ、反抗期は成長のために必要らしいですから、
娘に冷たくされても、暖かく見守りましょうかね。