beside oneself は?―😾―#気になる英語調べ隊 2693

(2025.6.2)

beside は『そばに、横に』ですが、
それでは beside oneself はどんな意味になるでしょうか?

「自分のそばに」ということで幽体離脱みたいですが、そうではありません。

beside oneself は『我を忘れて、逆上して』という意味になるのだそうです。

例えば
He was beside himself with rage when he realized her betrayal.
「彼女の裏切りに気づいたとき、彼は怒りで我を忘れてた」
のように使えます。

うれしくて我を忘れるのはいいですが、
怒りや嫉妬で我を忘れると、結果はろくなことにならないと思います。
そういう時こそ、冷静に。


英語で「親孝行」は?―👪―#気になる英語調べ隊 2691 

(2025.5.25)

『親孝行』は 英語では何と言うでしょうか?

Weblio で『親孝行』を調べたら、
devotion to one’s parents や filial piety が出てきました。

devotion to one’s parents のdevotion は『献身、愛情』なので、親に対する献身というようなことでしょうか。

filial piety の filial は『子としての、子としてふさわしい』の意味で、piety には『孝行』なので、子としての孝行=親孝行ですね。

英辞郎には『親孝行する』 be filial to one’s parents と出ていました。

ホロライブの白金ノエルさんが、Youtubeの配信でお母さん孝行をした話をしておりました。

こういう話は聞くとほっこりしますね。

plug away は?―🔌―#気になる英語調べ隊 2685

(2025.5.10)

plug away は『こつこつ励む』という意味だそうです。

英辞郎によると、この表現は
「plug (木くぎ)をこつこつたたいて働く様子」に由来するとか。

でも何で away がつくんでしょうか?
away って『離れて』のような意味なんじゃ・・・?

実は、away は『絶えず、せっせと』のように行動が連続することを表す場合があるんですね。
例えば、work away でも『せっせと働き続ける』の意味になります。

plug away 使ってみましょう。

He pluged away at his homework.
「彼は宿題にこつこつ取り組んだ」

この表現は主に、難しかったり退屈なことにこつこつ取り組むような場合に用いられるようです。
こういう「こつこつ」が大事ですよね。

ノエル団長が言ってたアサインって?-📖-#気になる英語調べ隊 2667

(2025.3.23)

ホロライブの白銀ノエル団長が配信で
「企画に他の子がアサインされてたけど、回りまわって団長のところにくる」
というような話をしていました。

アサインって?

これは、たぶん assign だと思います。
assign には『(仕事・ものを)割り当てる、あてがう、与える』の意味があります。

例えば
「この仕事は誰に割り振りましょうか?」なら
To whom shall we assign this job?
のように言えます。

受ける仕事を選ぶのも、仕事を選ばず受けるのも
プロとしてその人の考え方次第でしょうね。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

英語で「神父、牧師」は?-⛪-#気になる英語調べ隊 2666

(2025.3.22)

キリスト教の神父さんと牧師さんって同じようなものと思いますが、
神父はカトリック教会の司祭に対する敬称で、
牧師はプロテスタント教会の管理や信者の指導をする職の人を言うそうです。

カトリックの『神父』は英語では father だそうです。
priest も『司祭、神父』の意味になります。

これに対して、プロテスタントの『牧師』は pastor と言うそうです。
他にministerという単語は、『大臣』だけでなく『牧師』の意味にもなります。

同じ神を信じる中で派閥のようなものができて、
言葉まで違ってくるのが不思議です。
宗教も人間がやることですから、人の性からは逃れられないということでしょうか。

my late grandmother は?-👵-#気になる英語調べ隊 2647

(2025.2.21)

my late grandmotherは 「今は亡き祖母」という意味になります。
(遅いおばあちゃんではないですよ。)

late は『遅い、遅れた、末期の、最近の』などの意味を持ちますが、
この場合のlate は『(最近)死んだ、今は亡き、故~』の意味です。

例えば
「私の亡き祖母は、たいへん親切な人だった」なら
My late grandmother was a very kind person.
のようになります。

この表現は、オンライン英会話 Bizmates のDiscovery Lesson に出てきました。

udder からのぶらり探索-🐮-#気になる英語調べ隊 2635

(2025.1.30)

辞書サイトWeblio の検索ランキングで最近 udder という単語を見かけました。
なんだっけこれ?

辞書見たら、udder は『(ウシ・ヤギなどの袋状に垂れた)乳房』ですと。
知らん、こんなの。
( utter 『話す、口に出す』『まったくの』と間違えたわ)

これ、Collins の辞書で引くと
udder
the large baglike mammary gland of cows, sheep, etc, having two or more teats
「2 つ以上の乳頭を持つ牛や羊などの大きな袋状の乳腺」
だそうです。

話はずれますが、
上の説明に mammary 『乳房の』という形容詞が出てますけど、
ここでピンときました。

母親のことをママっていうのは、乳房があるからなのでは。

現に
関連する名詞の mamma
『哺乳器官、 乳房、ママ、おかあちゃん』の意味だそうです。
乳房=ママということでは?
(そもそも元はラテン語の mamma で『乳房』の意味ですと。)

『おかあさん、ママ』の意味のmommammaが語源らしいです。


ついでに、『哺乳類』を mammal っていうのも、乳房関係なんですね。
語源はやっぱりmammaだそうです。


one of a kind は大谷選手のこと?―⚾―#気になる英語調べ隊 2622

(2025.1.17)

one of a kind は『ユニークな、他に例のない、唯一無二の』の意味です。

これ、大谷翔平選手みたいなことと思っておけば間違いなさそうです。

2024年9月20日、大谷選手が50-50を達成した時のMLBのポストで、
この表現が連発されています。

Shohei Ohtani
One-of-a-kind achievement
One-of-a kind moment
One-of-a-kind player

大谷翔平 唯一無二の偉業 唯一無二の瞬間 唯一無二の選手

確かに大谷選手は、one of a kind だと思います。

関連投稿⇒大谷選手関係

英語で「多重人格」は?―👥―#気になる英語調べ隊 2614

(2025.1.10)

一人の人間の中に複数の独立した人格が存在するような状態のことを『多重人格』と言いますが、英語ではこれを multiple personality と言います。

その中の『二重人格』は、
double personality, dual personality や split personality になります。

こういうのは、ミステリー小説とか映画ではよく出てきます。
ヒッチコックの古い映画でも有りました。

ただ、普通の人でも、場面によって態度や言うことが全く変わったりするような人のことは二重人格と言ったりしますね。
例えば、こんな言い方になるでしょうか。
He has a huge difference in his demeanor when he is at work and when he is drinking, almost as if he has a dual personality.
「彼は仕事中と酒を飲んでいる時の態度の差が大きく、まるで二重人格のようだ。」

なお、病気として捉えた場合、かつては『多重人格障害』Multiple Personality Disorder (MPD) と呼ばれていましたが、現在は『解離性同一性障害』 Dissociative Identity Disorder (DID)の呼称が用いられているそうです。

tear one’s hair out は?―🧔🏻‍♂️―#気になる英語調べ隊 2595

(2024.12.19)

tear one’s hair out はどういう意味でしょうか?

これで『(悲しみ・怒りなどで)髪の毛をかきむしる』の意味になるそうです。
場合により『取り乱す、ひどく興奮(心配)する、頭を抱える』などのようにも訳せます。

tear というと『涙』と思うかもしれませんが、
この場合の tear は動詞で『引き裂く』のような意味になります。
(この『引き裂く』の tear の発音は tέər(テア)で、
『涙』のtear の発音 tíər (ティア)とは異なります。)

例文です。
He was so concerned for his daughter’s safety that he was tearing his hair out.
「彼は娘の安否を心配するあまり、髪の毛をかきむしっていた」

取り乱した状況で髪の毛をかきむしったりするのは
日本でも英語を使う国の人でも同じなんじゃないですかね。