「縦読み」は ACROSTIC なの❓-🖋-#つぶやき英単語 1892

(2023.2.5)

SNSなどで通常の横書きの文の行頭を縦に読むと別の言葉やメッセージになるものを
「縦読み」と言いますね。

この縦読みは「折句」と呼ばれる言葉遊びの一種なんだそうです。
(かなり古くから行われており、昔の和歌でも折句になっているものが有るようです。
この場合は縦書きの行頭を横に読んでいく感じになりますね。)

この『折句』の英語訳は、acrostic という単語になります。

Wiktionary によるacrostic の説明は、こうなっていました。
A poem or other text in which certain letters, often the first in each line, spell out a name or message.
これを訳すと
「詩や他の文で、その特定の文字(しばしば各行頭の文字)が、名前やメッセージの綴りになっているもの」
ということですね。

なので、この意味で用いられる『縦読み』は acrostic という理解で、だいたいOKだと思います。

I tried to make an acrostic in English.
英語の縦読み=acrostic を作ってみました。

When we use them,
Our thoughts take on concrete meanings.
Regarding their use,
Do not be careless.
Show your respect for others with WORDS.

それを使うことで
私たちの思考は具体的な意味を持つようになります。
その使用に関して
不注意であってはなりません。
「言葉」で相手に敬意を払いましょう。

どうでしょう。
日本語訳も縦読みになってたらすごかったけど・・・。ちょっと無理でした。

英語で「猪突猛進」は❓-🐗-#つぶやき英単語 1871

(2023.1.15)

『猪突猛進』を和英辞典で調べると、headlong rush と言う表現が出てきます。

この場合、headlong は『向こう見ずな』の形容詞、rush は『突進』の意味の名詞です。

『~に猪突猛進する』は、rush headlong into ~ になるそうです。
これだとrush は動詞で、headlong は副詞ですね。

アニメ「鬼滅の刃」の中で、伊之助の「猪突猛進」というセリフがありますが、
これもHeadlong Rush! でいいみたいです。

ツイッターで出ている伊之助のキャラクター説明の中でも、
rush headlong into というパターンが使われていました。

”He is extremely aggressive, always seen wearing a wild boar mask, and uses his Beast Breathing to rush headlong into battle.”
「彼はすごく攻撃的で、いつもイノシシのマスクをかぶり、獣の呼吸を使って闘いに猪突猛進する」

鬼滅の刃のアニメ新シリーズは2023年4月からなんですね。楽しみです。

eponymous は❓-♬-#つぶやき英単語 1859

(2022.1.5)

eponymous という単語は、英辞郎によると
『(映画・演劇・小説などが)主人公の名前をタイトルにした』
『(本・音楽CDなどが)作者の名前をタイトルにした』
『(会社などが)創始者の名前を社名にした』
の意味の形容詞だそうです。

例えば、昨日(1月4日)に見たツイートで、eponymousがこんな風に使われていました。
On this day in 1967, The Doors break on through with their eponymous debut album.
「1967年のこの日、ドアーズはバンド名をタイトルにしたデビュー・アルバムを発表し、ブレイクした。」

バンド名を付けたアルバム(eponymous album)を出すのは、かなり多いケースのようです。
Black Sabbath というバンドなんか、デビューアルバムのタイトルがBlack sabbath で、その最初の曲がBlack sabbath です。
これは、eponymous が2倍になった感じですね。
(ちなみに Sabbath は『安息日』という意味らしいです。)

英語で「ウサギとカメ」は❓-🐰-#つぶやき英単語 1858

(2023.1.4)

イソップ寓話(Aesop’s Fables)の『ウサギとカメ』のお話で、
カメに競走で負けたウサギは rabbit ではないようです。

この『ウサギとカメ』という題名は、英語では The Tortoise and the Hare なのだそうです。
この中の hare は『ノウサギ』のことです。
(rabbit はウサギ全般も表すことも有りますが、hare『ノウサギ 』と区別する場合は『アナウサギ』と呼ぶそうです。)

ちなみに、この物語のカメも turtle ではなくて tortoise になっています。
カメの中でも turtle は主に海ガメのことで、tortoise は主に陸ガメのことを指します。

このウサギとカメの話は
「不断の努力が才能に打ち勝つ」「才能が有っても油断して努力を怠れば破れる」というように解釈できて、日本人好みかもしれませんね。

まあ、この話は古代ギリシャでも、現在の日本でも通用するテーマを含んでいるのだと思います。

rabbit hole は❓-🐇-#つぶやき英単語 1856

(2023.1.2)

rabbit hole には
‘ a surreal or bewildering situation ‘
『超現実的あるいは不可解な状況』という意味が有ります。
これは、 Lewis Carrollの
‘Alice’s Adventures in Wonderland’ 「不思議な国のアリス」で、アリスが落ち込むウサギの穴に由来する表現です。
(なお、rabbit hole には、文字通りの「ウサギの穴」の意味ももちろんあります。)

fall (go) down the rabbit hole で『超現実的な体験をする、不可解な状況に陥る』という意味になります。
また、これは「(目的・通常から逸れて)抜け出せない状況に陥る」ような場合にも用いられるようです。

We have not been able to solve this infection problem for three years.
This is like we have fallen down the rabbit hole.
「私たちは3年もこの感染症問題を解決できていない。
 これは、沼にはまったようなものだ」

ウサギの年なんで、ぴょんと飛躍的な進歩があるといいんですけどね。

英語で「一卵性双生児」は❓-♊―#つぶやき英単語 1850

(2022.12.28)

『一卵性双生児』は英語では monozygotic twin です。

monozygoticが『一卵性の』の意味 です。
dizygoticだと『二卵性の』なので、dizygotic twinが『二卵性双生児』 になります。

一卵性双生児は遺伝子も「同一=identical」なので、identical twin とも呼ばれます。
これに対し、二卵性双生児には別の言い方として、fraternal twin という言い方が有るそうです。このfraternal は『兄弟の』という意味です。

使ってみましょう。
Fred and George are monozygotic twins, right?
I think they look too much alike to be dizygotic twins.
「フレッドとジョージは一卵性双生児だよね?
 二卵性双生児にしては似すぎてると思う。」

The Weasley twins Fred and George in the Harry Potter films were actually played by identical twins James and Oliver Phelps.
「映画ハリー・ポッターに出てくるウィーズリー家の双子フレッドとジョージは、
実際に一卵性双生児のJamesと Oliver Phelpsが演じました。」

僕は、ハリー・ポッターの映画は特に2本目までが好き。


slam dunk の意味いろいろ-🏀-#つぶやき英単語 1846

(2022.12.24)

バスケットボールのダンクシュートというのは、高く跳んでゴールの真上からボールをたたき込むシュートですね。
slam dunk は『強力なダンクシュート』のことになります。
(ちなみにダンクシュートは、英語ではshoot という単語は使わずに、dunk shotまたは単にdunk と言うそうです。)

このslam dunk は、バスケ用語以外に
『簡単なこと、簡単に達成できること』や『必然的結果』などの意味になるのだそうです。

使ってみましょう。
The movie has attracted the interest of people of all ages.
So, the box-office success is a slam dunk.
「その映画は幅広い年齢層の人びとの関心を集めている。
 だから、興業的な成功は必然だ。」

映画 THE FIRST SLAM DUNK が好調なようですね。
Kinokuniya USAさんでもプッシュしているみたいです。

In celebration of the release of the movie THE FIRST SLAM DUNK comes the release of THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE, a book full of special illustrations and interviews with the author! A bonus manga chapter featuring the story of Ryouta is also included!
映画 THE FIRST SLAM DUNKの公開を記念して、スペシャルイラストと著者インタビューが満載の「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE」が発売!
さらに、リョータの物語を描いたおまけ漫画も収録!

Weblio で aorta とpodium と・・・―🎄-#つぶやき英単語 1845

(2022.12.23)

辞書サイトのWeblioの「みんなの検索ランキング」を見たら
2022年 12月23日 21:22現在で
1位が aorta で、2位がpodium となってました。
何これ?

aorta が『大動脈』
podium は『演壇、(オーケストラの)指揮台』
だそうです。

なんで、みんながこれ調べたのかが謎です。

それに比べて、3位はよく分かります。

「よいクリスマスを」が3位です。
これをWeblioで調べて、出てくる訳でご挨拶させていただきます。

Have a Merry Christmas!

SPY×FAMILY : Forger家の件-🎞️-#つぶやき英単語 1830

(2022.12.10)

アニメ SPY×FAMILY で、ロイド、アーニャ、ヨルの3人家族が Forger 家ですが、
この forger という単語は『偽造者、捏造者』の意味を持っています。
関係する動詞のforge にも『(ウソを)でっち上げる、(貨幣などを)偽造する』の意味があります。
Forger家の3人は本当の家族ではないので、ぴったり過ぎるネーミングなわけですね。

なお、forger は『鍛職工、鍛冶屋』の意味にもなり、動詞の forge も『鍛えて作る、鍛造する』の意味でも使われます。
こちらの金属加工についての意味の方が元の意味だと考えられます。

このアニメシリーズの第22話でPhony という名字の夫婦(?)が出てくるのですが、
このphony という言葉も『にせの、いんちきの、うその』という意味だそうです。

SPY×FAMILYの公式サイトで、
SNS用のアイコン画像が提供されていたので、貼っときました。

それでは forgerphony を使った例文です。
“You know the information about the forger, don’t you?”
「例の偽造屋の情報知ってるんだろ」
“Even if I knew, I would have no obligation to tell a phony cop like you.”
「もし知ってても、あんたみたいな偽警官に話す義理は無いね」

なんか安っぽいセリフになってしまいましたが、ご勘弁を。

英語俳句「虫食い穴」-🍂-#つぶやき英単語 1791

(2022.11.3)

『虫食い穴 』は worm hole や worm bore と言うそうです。
 (この場合のbore は『穴』の意味です)

久々に英語俳句に挑戦。

秋の葉の 虫食い穴に 空青し

In wormholes
See how blue the sky is !
autumn leaves

推敲します。

See, how blue it is,
the sky through the worm holes
in autumn leaves

こっちのほうがいいでしょうか?

もう11月ですね。