armed to the teeth は?―😁―#つぶやき英単語 1551

(2022.3.11)

今日の表現:armed to the teeth 完全武装して

このIdiom は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで教わったものです。

英英辞典のサイト(Merriam-Webster.com)で定義を見ると
armed to the teeth 
  carrying many weapons  「多くの武器を携えた」
と出ていました。

そのレッスンでの説明にあったのですが、この表現はできるだけ多くの武器を装備し、歯の間でも持ち歩こうとする武器の使い手から来ているんだそうです。

えー、そんなやついるかと思ったんですけど、
漫画だと両手と口の3刀流の剣士も見たことある気がするので、
本当にそういう人もいたのかもしれませんね。

画像

例文です。
The comic book character is armed to the teeth and really has a sword in his mouth.
その漫画のキャラクターは完全武装していて、本当に口でも刀をくわえている」

Molotov cocktail は何?―🍸―#つぶやき英単語 1539

(2022.2.28)

お酒のカクテルがお好きな方もいらっしゃるでしょうが、
Molotov cocktail はちょっと手が出しにくいと思います。
これで『火炎瓶』という意味ですから。

🍸


この言葉の語源はというと、第2次大戦中にフィンランドに侵攻した時に、
フィンランド兵がソ連の戦車をを攻撃するのに火炎瓶を用いて、これを当時のソ連外相 Vyacheslav Mikhailovich Molotovの名にちなんでMolotov cocktailと呼んだからという説があります。

🇫🇮

それから70年後の現在、
このMolotov cocktail という言葉がニュースで使われています。

例えば、Los Angels Times (FEB. 26, 2022)の記事タイトルはこんな感じです。
Kyiv civilians take up arms — and mix Molotov cocktails — to fight Russian attack on Ukraine
「キエフの市民が武器を取り、火炎瓶を混ぜ、ロシアのウクライナ攻撃に対抗」

🇺🇦

歴史は繰り返すということなんでしょうか。
今回のロシアのウクライナ侵攻で、首都キエフの市民が火炎瓶 Molotov cocktail を作っているのはニュース映像にもなっていました。

何とか普通の人たちが犠牲にならないように、
この問題が早く解決されることを祈ります。

 

 

SWIFTって何?-💶-#つぶやき英単語 1538

(2022.2.27)

ロシアのウクライナ侵攻に対する制裁のニュースでSWIFTという言葉が出てきています。
スズキ自動車の車種名にも有ったような気がしますが、もちろんそれとは違うやつです。

これは略語で、頭字語(initialism)というやつですよね。
こういう略語を見かけたら元が何なのか探らないと、「気になる英語調べ隊」とは言えません。

今日の言葉:
SWIFT=Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication
「国際銀行間通信協会」の略称です。

SWIFTは、国をまたぐ貿易などの決済や送金用のシステムで、ロシアの銀行がこれから締め出されると、ロシア経済は打撃を受けることになります。
この制裁措置で、天然ガスや穀物などの貿易が滞る可能性があり、他の国にも影響が及びます。

🏧

この措置に関し、イギリス首相がツイートしています。
”We have taken decisive action tonight with our international partners to shut Russia out of the global financial system, including the important first step of ejecting Russian banks from SWIFT.
We will keep working together to ensure Putin pays the price for his aggression.”
「今夜、我々は国際的なパートナーとともに、ロシアの銀行をSWIFTから排除するという重要な第一歩を含めて、ロシアを世界の金融システムから締め出すための断固とした行動をとった。
我々は、プーチンが侵略の代償を払うことを確実にするために協力を続けるだろう。」

この制裁措置や世界中の反戦の世論で、ロシアが早急に方針を転換することを願います。

dog tag は?―🐶―#つぶやき英単語 1474

(2021.12.22)

dog tag は『犬の鑑札』のことで、首輪につける金属製の迷子札のようなものです。

でも、犬じゃなくてもdog tag をつける場合があるのですよ。

実は、兵士が身に着ける『認識票』のことも dog tag と言うのです。
例えば、戦争中なら戦死者の身元識別に使われるものですね。
この認識票の意味の dog tag は主に米国で用いられる口語的表現で、
正式に言えば identification tag となるようです。
でも、ニュース記事などでも dog tag と普通に使われているんですね。

以下は、第二次大戦中に有名人がつけていた認識票 がオークションで売られたとのツイートですけれど、ここでもdog tag となっています。

Dog Tag worn by Ted Williams in World War II. Sold for $10,500 in February by
@HeritageAuction
「第二次世界大戦でテッド・ウィリアムスがつけていた認識票、
2月にHeritageAuction で10500ドルで売られた。」

ちなみに、テッド・ウィリアムスは、Theodore Samuel Williams はメジャーリーグで3冠王を2回も獲得した伝説的な野球選手で、1941年に彼が規定打席で4割を打って以来、メジャーで規定4割打者は出ていないそうです。そんなスーパースターですが、彼は2度も従軍しています。
テッド・ウィリアムスが最前線に行ったかどうかは分かりませんが、第二次大戦では日本の野球関係者が何人も亡くなっています。このdog tagは、野球どころではなく、命のやり取りをする戦いがあった時代の証拠品のようにも思われます。

今、日本人メジャーリーガーの活躍を見られて、このような dog tag を身に着ける必要のない立場でいられるのはありがたいことだと思います。

mortar は?―🏰―#つぶやき英単語 1405

(2021.8.19)

化学や薬学の実験で使う『乳鉢』は、英語では mortar と言います。
同様に『すり鉢、小臼』も mortar と呼ばれます。
(ついでに言うと、
この mortar と組み合わせて使われる『乳棒、すりこ木、杵]は pestleです。)

🏛

mortar は建物の壁に塗ったりする『モルタル、漆喰』の意味でも使われます。
これらの原料の石灰などを砕いたり練ったりするのに臼のような道具 mortar を用いたことから、こう呼ばれると考えられています。

また、mortar には『迫撃砲、臼砲』の意味も有ります。
臼砲という古いタイプの砲は、言葉の通り臼 mortar にそっくりの形であったため、この名前が出来たとらしいです。現在の迫撃砲となると、もっと筒のような形に進歩していますが、名前だけは臼砲の時から引き継いでいるわけです。

まあ、同じ単語でもいろいろな意味になるということです。
私としては、武器の意味のmortarをニュース記事で見かけるようなことが
無くなるといいなと思います。
(この頃のAfghanistan 情勢などを見ると、まだまだ安定した世界とは平和な世界とは程遠い感じがします。)

NCIS で覚えた fragging -💣-#つぶやき英単語 1243

(2020.9.24)

ドラマNCIS シーズン16の中に、このfraggingという言葉が出てくる回が有りました。

動詞 frag の 辞書 merriam-webster による定義は
to deliberately injure or kill (one’s military leader) by means of a fragmentation grenade
「(軍の上官を)破砕性手りゅう弾で故意に殺傷すること」だそうです。
fragging もそういう行為のことです。

因みに、fragment は『破片』で、fragmentation は『破砕(すること)』です。
fragは、fragment やfragmentationを短くしてできた言葉なんですね。

💣

嘘みたいな話ですが、ベトナム戦争など厳しい状況の戦場で、危険で無謀な指示をするリーダーを部下が殺傷する事件がかなりあったらしいです。
まあ、fragging という言葉が出来てるくらいですからね。

1085) uncontestedは?

つぶやき英単語1085 (2019.10.15)

uncontested は❓

『争う者のない』ですと。(英辞郎)

👥

uncontested divorce なら

「協議離婚」です。

まあ、夫婦でずっと仲良くできればそれが一番ですけと。ドロ沼の争いになるよりは、お互い穏やかに処理できればね。

🏉

ところで、ラグビーワールドカップ、10/4の南アvs イタリア戦で、イタリアのプロップの同ポジションの選手が立て続けに負傷でプレーできなくなって、この試合の残りはスクラムをお互いに押さないアンコンテストスクラムになったんですね。

これ、英語ならuncontested scrumです。

🏉

ケガだし、ラグビーユニオンのルールで決まってるので仕方ないですけど、

「争う者のないスクラム」はどうしても迫力に欠けますね。

珍しいものを見た感はありましたけど。

ルールに興味のある方は ⇒World Rugby Laws

838)日露戦争は?

つぶやき英単語838     (2018.2.4)

『日露戦争』は英語で❓

Russo-Japanese War です。

🇷🇺

Russo- ・・ は、「ロシアと・・との」の意味になる連結形の語とのこと。

🇯🇵

1904〜1905年ですから100年以上前なんですね。

trade a fire は?-🔥- #つぶやき英単語 799

(2017.8.5)

trade a fire は❓

🔥

trade ってビジネスやMLB関係でよく使う言葉ですが、trade a fire は『交戦する』です。

🔥

ダルビッシュ選手のtrade のこと話題にできるのも平和だからですよね。

646)素手で熊を撃退

つぶやき英単語646     (2016.9.3)

Man fights off bear with bare hands!

「男が素手で熊を撃退す!」

空手やってるおじさんが

熊に襲われて素手で撃退したって

いう記事に出てました。

🐻

fight off が『撃退する』です。

bear 『熊』と bare 『覆われていない、裸の』

は発音が同じです。

シャレてるんだな。

🐻

Did the bear also fight with bare hands?

その熊も素手で戦ったんだろうか?