英語で「肛門科」は?―🏥―#気になる英語調べ隊 2348

(2024.11.14)

病院の『肛門科』は、英語では proctology department と言うそうです。

proctology は『直腸病学、肛門病学、肛門科』の意味で、
proctologist は『肛門科医』のことになります。
proct(o) が『直腸、肛門』を指す接頭辞です。
(ちなみに、英語で『直腸』は rectum、『肛門』は anus です。)

肛門科が扱う主な病気の一つが hemorrhoid 『痔』です。

なぜ、こんなことを書いているかというと
自分が今そういうこと気になる状態だから、です。

病院に行かなければいけないかもしれません。

when it comes to は?―💻―#気になる英語調べ隊 2347

(2024.11.13)

オンライン英会話 Bizmates のレッスンで、
ある先生がよく when it comes to という表現を使ってるのに気付きました。

これは『~のことになると、~に関して言えば』の意味なので、
けっこう汎用性のある表現だと思います。

例えば、
When it comes to food, there are many things he cannot eat.
「食べ物に関して言えば、彼には食べられない多くものがある。」
のように使えます。

今度、自分でも使ってみようと思います。

ラドン, radonと Rodan ―🎥―#気になる英語調べ隊 2346

(2024.11.12)

ラドンと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?

ラドンは、原子番号86 で元素記号Rn の元素ですね。
無味無臭、無色の気体であり、希ガスに分類されます。
英語では radon です。

辞書 Collins の説明では
Radon is a radioactive element in the form of a gas.
「ラドンはガスの形で存在する放射性元素」
となっています。

(化学元素に関して英語名・和名などを、この86番目のRadon ラドン までまとめました。→ここ) 

ラドンと言うとラドン温泉というのを思い出す人もいるでしょうか?
これは、ラドン発生装置から安全な濃度のラドンガスを浴槽内へ送る方法で作られた人工温泉で、いろいろ効能がうたわれています。
(ただし、安全なラドンの濃度はごく低濃度になるはずです。
放射性元素なので、ラドンは気体として吸い込むと、肺癌のリスクが上がるとも言われています。)

また、ラドンと聞いて怪獣を思い浮かべる方もいるかもしれません。

ラドンは、怪獣映画『空の大怪獣 ラドン』1956年作に初登場して以来、
ゴジラ、モスラと共に東宝三大怪獣と称され、他の作品にも多く出ています。

実は、この怪獣のラドン、英語ではRodan なんだそうです。ロダン?
(元素と同じ Radon と思っていたのですが、違うんですね)
なんで、この英語名になったかは分かりません。
知っている方がいたら、ぜひ教えてください。

cherry-picking は?―🍒―#気になる英語調べ隊 2345

(2024.11.11)

cherry-picking はどんな意味でしょうか?

単純に『サクランボ狩り』でも正解ですが、これと異なる意味も有ります。

cherry-picking は比喩的に『選り好み、いいとこ取り』の意味にもなるそうですよ。
多くの中から、自分にとって都合の良いものだけを選ぶことですね。

動詞は、cherry-pick 『いいとこ取りする』になります。

例えば、以下のように使えます。
You shouldn’t cherry-pick data.
「データを都合よく選ぶべきではない」

(バイアスのかかった情報だけ見ているのは危険ですね)

cold constitution は?―🥶―#気になる英語調べ隊 2344

(2024.11.10)

cold constitution という言葉を辞書で見つけたのですが、
どんな意味でしょうか?

cold は『寒い、冷たい』ですね。
constitution と言うと『組織、構造、憲法』などの意味がありますので、
cold constitution で「冷たい組織」とか思うかもしれませんが、
辞書に出ていたのは違います。

実は、constitution は『体質』を意味する場合があり、
cold constitution で『冷え性』の意味になるそうです。

例えば
「私は冷え性だ」なら
I have a cold constitution.
のように言うことができます。

ちなみに、
I am sensitive to (the) cold. でも同じような意味になります。
『冷え性』もsensitivity to (the) cold のようにも言えます。

また
I have bad (poor) circulation.
「私は血行が悪い」のような言い方でも、
実質的に「私は冷え性だ」という内容にもなります。

寒くなってきましたね。
足の先が冷たく感じる僕は冷え性なんでしょうか。
年のせいかもしれませんが。

 

camo は?―🪡―#気になる英語調べ隊 2343

(2024.11.9)

ソーイング・ビー(The Great British Sewing Bee)という、
アマチュアが裁縫を競うBBCの番組をよく見ています。

その中で camo という単語を使っているのが聞き取れました。
これは『迷彩柄の生地、迷彩服』の意味で、
camouflage 『カモフラージュ、偽装、迷彩』を短くした言葉ですね。

その単語が使われたのは、迷彩柄を取り入れた服が画面に映っていた時だったので、
camo = camouflage = 迷彩 が自然に理解できました。
こういう出会い方をした言葉は、
すっと頭に入ってきて、しっかり定着するような気がします。


「声がかれる」の英語は?―🎤―#気になる英語調べ隊 2342

(2024.11.8)

「声がかれる」は英語では become hoarse だそうです。

hoarse は『かすれた、かれた、しゃがれ声の』の意味の形容詞です。
発音記号では hɔ́rs で、馬のhorse と同じです。
(紛らわしいということで、前にも取り上げてました。→ここ

かれた声なら hoarse voice ですね。

例えば
「彼女は歌い過ぎで声がかれた。」なら
She became hoarse because she sang too much.
Her voice was hoarse because she sang too much.
のように言えます。

ホロライブの白銀ノエルさん、Xで別人並みの「かれた声」を披露していました。
おだいじに。
(白銀ノエルさん関係の英語いろいろ→ここ

president-elect は?-📰―#気になる英語調べ隊 2341

(2024.11.7)

president-elect は『(就任前の)次期大統領』のこと。

LIVE UPDATES: President-elect Trump already meeting with transition team, strategizing how to fill administration
「ライブ更新: トランプ次期大統領、すでに政権移行チームと会談し、政権運営の戦略を練る」

もうちょっと接戦になると思ったのですが、
共和党のトランプ氏があっさり勝った感じで、
もう就任準備モードですね。

大谷選手関係:「関節唇断裂」の英語-🏥-#気になる英語調べ隊 2340

(2024.11.6)

大谷翔平選手のワールドシリーズでの肩の負傷は実は関節唇断裂で、既に手術を受けたそうです。

この『関節唇断裂』は、英語では labrum tear です。
labrumは『唇、関節唇』の意味の単語です。
tear は『断裂』で、この場合の発音は tέər「テア」ですね。
(『涙』のtear は、tíər「ティア」ですけど。)

Xにもこの件のポストが出ていました。
Dodgers star Shohei Ohtani has surgery to repair labrum tear in shoulder after World Series injury
「ドジャースの大谷翔平選手がワールドシリーズで負傷した肩の関節唇断裂を修復する手術を受けた。」

大谷選手、手術が必要な状態で試合出ていたんですね。
手術はうまくいったようで一安心ですが、
オフシーズンはゆっくり休んでほしいと思います。

日本の政党の英語名-🗾-#気になる英語調べ隊 2339

(2024.11.5)

日本の主な政党の英語名 Political parties in Japan

自由民主党:Liberal Democratic Party(LDP)
立憲民主党:The Constitutional Democratic Party of Japan(CDP)
日本維新の会:Japan Innovation Party(JIP)
国民民主党:Democratic Party for the People(DPP)
公明党:Komeito(NKP)
れいわ新選組:Reiwa Shinsengumi Party
日本共産党:Japanese Communist Party(JCP)
など

衆院の選挙も終わりましたけど、
問題山積みで、これからどうなるんでしょうか?