(2014.6.20)
なぞなぞです。
香りが爽やかなお役所は?
Which government office has the freshest aroma?
答えは
mint = 造幣局
mint には『ハッカ、ミント』の他に『造幣局』の意味も有るのですね。
(2014.6.20)
なぞなぞです。
香りが爽やかなお役所は?
Which government office has the freshest aroma?
答えは
mint = 造幣局
mint には『ハッカ、ミント』の他に『造幣局』の意味も有るのですね。
(2014.6.20)
sexist remarks は『性差別的発言』
時事ネタです。
東京都議会で、女性を蔑視するような発言が有ったと報道されていました。
ようするに本会議で大声でセクハラ発言をした議員がいたわけです。
英字のニュースにもなっていたので、
都議の方たちから sexist 『性差別的な』『性差別主義者』という言葉を
実感を持って教えていただいた形です。
(英辞郎で sexist remarks 『女性蔑視的発言』と出ており、この都議会の例ならそれでいいと思います。ただ一般に言えば、女性だけの問題ではないので『性差別的発言』の方が適当な訳ではないでしょうか。)
日本の首都の議会でこういうう状態と言うのが、恥ずかしい限りです。
*2014年6月18日の都議会本会議で、妊娠や出産に悩む女性への支援策について質問していた女性議員が「自分が早く結婚したらいいじゃないか」、「産めないのか」といった侮蔑的なやじを受けた。
At a plenary session of the Tokyo Metropolitan Assembly on June 18, 2014, a female councilor asking about support measures for women struggling with pregnancy and childbirth was subjected to derogatory taunts such as “Why don’t you get married earlier yourself?” and “Can’t you have a baby?”.
(2014.6.16)
「動詞 lead の過去・過去分詞は?」との問いに、led と答えた方、正解です。
実は、leaded と答えた方も正解なはずです。
確かに『導く』の意味の lead の過去分詞は、学校でも習うように led です。
不規則変化ですね。
ただ、lead には『鉛』って意味もあるんです。(発音はリードじゃなくてレッドですが)
で、この名詞のlead の関連で『鉛をはる、鉛を入れる』の意味の動詞のleadもあるんです。
なんか話が見えてきましたか?
この鉛をはるとかの意味の動詞は規則変化で、過去・過去分詞がleaded なわけですよ。
(発音はレデッドに近い感じです。)
この過去分詞が形容詞ともなるので、例えば
leaded gasoline なら『有鉛ガソリン』です。(こんなガソリン、今は滅多に使われてないと思いますが。)
ですから、普通の試験なら lead – led – led でいいのですけれど
ひっかけクイズなら leaded という単語も出てくるかもしれません。
(2014.6.14)
snake oil は直訳ならヘビの油ですけれど、
これで『インチキ薬』の意味になるそうです。
誇大広告の健康食品や器具なんかを指して使われることが有ります。
主に米国で使われる言葉らしく、もともと行商人が万能薬として売るインチキ薬から来ているらしいです。
日本で言えば、行商人が売るガマの油に似た感じのものでしょうか。
ガマの油売り、僕は子供のころに一度だけ実際に売っているのに出会ったことが有ります。口上が一つの芸のようになっているんですよね。
あれで効くような気がしてきて、かなりの人が買ってました。
(50年前の話ですけど)
アメリカのSnake Oil も言葉巧みな行商人が売っていたのかもしれません。
(2014.6.13)
civil engineering
直訳したら「市民の工学」みたいな並びですが、
これで『土木工学』です。
なぜ、civil なのかですが、military 軍事 に対する民間みたいな意味で使われているらしいです。最も古い民間向けの工学技術と言うのが土木なんですね。
また、「土木」は中国に由来する古い言葉で、これが civil engineering の訳語として定まったのは明治時代とのことです。
少し注意しなければいけない点は、日本では土木は建築とは別の分野と扱われていますが、civil engineering は建築も含む可能性が有ることです。
ついでに言うと、
土木学会の英語名は、JAPAN SOCIETY OF CIVIL ENGINEERS (略してJSCE)だそうです。
(2014.6.12)
遠近両用メガネは、英語では bifocal glasses とか bifocals というんです。
varifocal glasses という言い方も有ります。
bifocal は『二焦点の、遠近両用の』です。
『(目的などが)二面的な)』という意味でも使われます。
varifocal はというと『可変焦点の、遠近両用の』です。
Bifocals are useful for people with presbyopia.
「遠近両用メガネは、老眼の人には便利なものです。」
年齢で、こういうもの必要になるんですよ。
いつのまにか、そうなるんですよ・・・。
(2014.6.11)
朝顔 アサガオというと、小学校の観察日記を思い浮かべる人もいるかもしれません。
英語名は、morning glory「朝の栄光」とやたらかっこいいですね。
朝顔は、日本では遣唐使が種を薬として持ち帰ったのが最初と言われています。
江戸時代に園芸植物として発達し、変異で様々な形態・模様が生まれたのは、この時期だそうです。
このアサガオは、ヒルガオ科でサツマイモ属なんですと。(芋できるのかな?)
昼顔 ヒルガオは、bindweedというらしいです。「縛る雑草」ですね。
ヒルガオ科のツル性雑草をbindweedという感じかもしれません。
あのつる草の強さしつこさを知っていれば、この名前は納得なんではないでしょうか。
夕顔 ユウガオはというと、ちょっと文学的で儚げな印象のある名称かもしれません。
(源氏物語のおかげ?)
でも、英語だと、この植物は bottle gourd 。
「ボトルのようなウリ」ということですね。
ユウガオは、実がかんぴょうになるウリ科のツル植物で、ヒョウタンも同種のものなんですね。だから、まさに bottle gourd ボトルのウリなんです。
植物として、アサガオとヒルガオは同じヒルガオ科ですが、
ユウガオはウリ科なので、ちょっと仲間外れな感じでしょうか。
(2014.6.10)
four-o’clock という植物は?
・・・・・・
答えは『オシロイバナ』です。
このfour-o’clock の4時は、午後の4時のこと。
オシロイバナは夕方に花が開くので、この名前なんですね。
ちなみに、o’clock はof the clockの略ですよ。
(2014.6.6)
追記 2020.10.25 以前に書いたやつ、そのまま貼っときます。
当時、米国での何かの授賞式の記事に女優さんが着ている服の説明があって、この表現がされてたんだと思います。
確かにPeekaboo だったような・・・。
(2014.6.4)
昔の三菱の車の名前みたいですが、
road mirage は『逃げ水』のことなんです。
mirage は『蜃気楼、幻影』ですから、道の蜃気楼ってことですね。
少し難しくなりますが、road mirage 逃げ水は
inferior mirage = 下位蜃気楼といって景色が実際より下に見える現象なんです。
まるで路面に水があって景色が映っているように見えるので地鏡という名称もあるそうですよ。
暑い日に、路面で熱せられた空気の屈折率が変わって起こる現象らしいんですが、これより詳しいことが知りたければ理科の先生にでも聞いてみてください。