「寒暖差アレルギー」の英語は?―🏥―#気になる英語調べ隊 2332

(2024.7.12)

急な温度変化で、鼻水・鼻づまり、くしゃみ、頭痛などの症状が出ることを
『寒暖差アレルギー』と言います。

Weblioで『寒暖差アレルギー』をひくと
non-allergic (vasomotor) rhinitis brought about by a sudden change in temperature
と出てました。これを和訳すると
「急な温度変化によりもたらされる非アレルギー性(血管運動性)鼻炎ちなみに」
となります。

 *non-allergic 『非アレルギー性の』、vasomotor 『血管運動性の』、
  rhinitis 『鼻炎』(発音はraináitəs)

この病気は、アレルギー性鼻炎に症状が似ているために『寒暖差アレルギー』と呼ばれますが、実はnon-allergic rhinitis『 非アレルギー性鼻炎』なんですね。
ややこしいかも。

暑くなったり、雨が降って気温が下がったりしますから体調には気をつけないとね。

cheap じゃないcheepの意味は❓―🐣―#気になる英語調べ隊 2331

(2024.7.11)

cheap は『安い、安価な、とるにたらない』などの意味の形容詞ですね。

これを cheep と書き間違えても、ちゃんと辞書に載っている英単語なんですけど
ご存知ですか?

cheepは『(ひな鳥などの)ピヨピヨ鳴く声、(ネズミなどの)チューチュー鳴く声』の意味を持ちます。
これには動詞も有って、
『(ひな鳥が)ピヨピヨと鳴く(ネズミなどが)チューチューと鳴く』や
『(~を)ぴーぴー声で言う』の意味で使えます。

発音は両方ともほとんど同じで、発音記号 tʃíːp です。
(英辞郎では cheap の米国風の発音はtʃipになってましたけど)

使ってみましょう。
A chick in a cheap cage was cheeping.
「安っぽいカゴの中でひよこがピヨピヨ鳴いていた」

cheap のa を e にすると、ピヨピヨかチューチューになるわけですね。

「数の暴力」の英語は?―💯―#気になる英語調べ隊 2330

(2024.7.10)

『数の暴力』は英語では tyranny of the majority と言うそうです。

tyranny は『専制政治、暴政、暴虐、圧政』で、
majority は『大多数、大部分、多数派』等の意味ですね。

In a democracy, decision-making by majority rule is fundamental, but it should not be like tyranny of majority. Respect for minority opinions is also important.
「民主主義では多数決による意思決定が基本であるが、数の暴力のようになってはいけない。少数意見の尊重も重要である。」

まあ、特に政治の世界は数で決まるのですが、
ちゃんと議論してより良い政策を形成していくプロセスが必要ですよね。

「新紙幣」の英語は?―💴―#気になる英語調べ隊 2329

(2024.7.9)

先週、新紙幣が発行されましたね。

英語のニュースでは『新紙幣』のことを、 new banknotes と言っているようです。

例えば、こんな感じで。
The BOJ began issuing new banknotes. The hometowns of the new faces on banknotes — Eiichi Shibusawa, Umeko Tsuda and Shibasaburo Kitasato — celebrated the issuance of the bills, showing local pride.
「日銀が新紙幣の発行を開始した。渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎ら新紙幣の顔の出身地では、地元の誇りを示すものとして新紙幣の発行を祝った。」

他には bank bill が使われているのも見ました。
banknotebankbillも『紙幣』ですが、
banknoteは主に英国、bank bill は主に米国で使用されるそうです。

Mercury reaches 40 degrees ―🥵―#気になる英語調べ隊 2328

(2024.7.8)

NHK WORLDの7/7ニュースでのニュースタイトルの中で mercury という単語が使われてました。
Mercury reaches 40 degrees Celsius in Shizuoka

mercury は、常温で液体の金属で元素記号Hgの『水銀』のことですが、
この場合は『(温度計の)水銀柱』の意味で使われています。
(若い人は、水銀が使われている温度計とか見たことないかも・・・。)

つまり、ニュースタイトルは
「静岡で気温が40℃に到達」ということですね。

それにしても、今からこんなに暑くて、夏本番になったらどうなるんでしょうか?

ちなみに、大文字で始まるMercury には『水星』の意味も有りますね。

「吉田選手が起死回生のホームラン」の英語―⚾―#気になる英語調べ隊 2327

(2024.7.7)

MLB レッドソックスの吉田正尚選手が、ヤンキースとの試合で9回の2死から同点2ランホームランを放ちました。打ち取られればゲームセットの状況で、まさに起死回生の一発でした。

この「起死回生のホームランを放つ」は、英語でどう言えばいいでしょうか?
気になりますね。

ちょうど、研究社の新和英中辞典に出ていました。
「起死回生のホームランを放つ」は
hit a homer to pull the game out of the fire
ですと。

pull ~ out of the fire が『~を起死回生させる』だそうです。

使ってみましょう。
Yoshida hit a 2-run homer to pull the game out of the fire.
「吉田選手が起死回生の2ランホームランを放ちました」

最終的にレッドソックスが勝ったので、吉田選手の一振りは値千金でしたね。

「直立する」の英語って❓―🧍‍♂️―#気になる英語調べ隊 2326

(2024.7.7)

辞書サイトのWeblioに「みんなの検索ランキング」というのが載っています。
何日か前、このランキングの上位に『直立する』というのが入っていたのですが
これは英語だと stand erect だそうです。

へえー・・・。

でも、なんでこの言葉をみんなが検索してランクインしたのでしょうか?
わからん。

白銀ノエルさん用語13 : 「洗脳」の英語―💫―#気になる英語調べ隊 2325

(2024.7.6)

ノエル団長が使った言葉の英語調べ:
『洗脳』は英語で何と言うでしょうか?

これは brain washing または brainwashing と言います。

『洗脳する』は brainwash になります。

脳を洗うって、なんか、気持ちよさそうなんですけど・・・。

「洗脳開始」は Start the brainwashing!かな。

(白銀ノエルさん関連→ここ

白銀ノエルさん用語12:シスターのかぶっているのは?―⛪―#気になる英語調べ隊 2324

(2024.7.6)

白銀ノエル団長の新衣装の各部分を英語で何と言うか問題。

『修道服』がhabit というのを書いた流れで
シスターが頭にかぶっているものを何と言うかも調べました。
これは wimple ウィンプルと呼ばれるらしいです。

Collins Dictionary によるwimple の説明
a piece of cloth draped around the head to frame the face, worn by women in the Middle Ages and still a part of the habit of some nuns
となっています。
「顔を囲うように頭からかぶる布のことで、中世の女性が着用し、現在でもシスターの修道服の一部となっている。」のようなことですね。

研究社の新英和中辞典で wimple
『(中世に女性が用いたが,現在では修道女が用いる)ベール』と出ているので、
場合によりベール vail と呼んだ方が分かりやすいかもしれません。

vail という単語は『ベール(装飾・宗教用の婦人のかぶり物)』や『おおって見えなくするもの』などの意味になります。

団長の新衣装には口元を隠すベールもあり、これは face veil のように言うようです。





習慣じゃないhabitは❓―⛪―#つぶやき英単語 2323

(2024.7.5)

habit というと『癖、習慣、習性』等の意味で知られていますが、
それじゃない意味もあることご存知ですか?

この頃知ったのですけど、
シスターが着る『修道服』のことも habit と言うそうです。
(修道士が着ててもhabitですが・・・。
 ついでに『乗馬服』もhabit と言うらしいです)

ホロライブの白銀ノエル団長の新衣装はシスター風なので、
habit っぽいとも言えますね。

(白銀ノエルさん用語11 : シスターの服)

(白銀ノエルさん関連→ここ