sewer は heteronym-🪡-#気になる英語調べ隊 2639

(2025.2.12)

sew という動詞は『縫う』なので、
これにer のついたsewer は『裁縫をする人、仕立屋』の意味になります。

ただ、sewer には『下水管、下水道、下水本管』の意味もあります。

これらは綴りは同じですが、発音が異なります。
『裁縫する人』のsewer は、発音記号 súːər で、スーアのような発音になります。
これに対し、『下水管』のsewer は、発音記号でsóuər でソウアのような発音です。

このsewerのように同じ形で発音や意味が異なる単語のことを、
『同形異音異義語』 heteronym と言うそうです。

in the know は?-🤔-#気になる英語調べ隊 2638

(2025.2.11)

in the know というイディオムは、
『(機密などを)よく知っている、(内部の)事情に通じている』
の意味になるそうです。

Merriam-Websterの説明では
in the know
: in possession of exclusive knowledge or information
 「独自の知識や情報を持っている」となっていました。

使ってみましょう。
First, I would like to hear from those in the know.
「まず、事情通の人たちから意見を聞きたい。」

He is in the know on the issues.
「彼はその件の内情に詳しい」

このイディオムは
オンライン英会話のレッスンで出てきて覚えました。

Health is Wealth -😷-#気になる英語調べ隊 2637

(2025.2.4)

Health is Wealth は「健康は富」ということ。
元気でないと働けないし。

インフルエンザになってしまいました。
健康の大切さを思い知っているところです。

大根役者ではない bad actor は?-🔥-#気になる英語調べ隊 2636

(2025.1.31)

bad が『悪い』で actor は『俳優』なので、 bad actor は『大根役者』と思いますよね。
正解です。確かに、辞書にこの訳語が出ています。

ただ、bad actor は別の意味でもよく使われています。
具体的には、『厄介者、面倒を起こす人、悪人、常習犯、たちの悪い動物、有害物質』などの意味も有るのです。

例えば、Xのポストにこんな文が出ていました。
INVESTOR ALERT: Beware of investment scams related to the California wildfires.
Bad actors often use disasters to lure victims into investment scams.
訳「投資家に警告:カリフォルニア山火事に関連した投資詐欺にご注意ください。
悪人たちはしばしば災害を利用して被害者を投資詐欺に誘い込みます。 」
この場合、bad actors は悪人たちとか悪徳業者の意味になります。

これは、災害を利用した投資サギに関する注意文なんですね。
多くの人が大変な時に、それをネタに詐欺を働くような人間は
完全なbad actor と言っていいでしょう。

udder からのぶらり探索-🐮-#気になる英語調べ隊 2635

(2025.1.30)

辞書サイトWeblio の検索ランキングで最近 udder という単語を見かけました。
なんだっけこれ?

辞書見たら、udder は『(ウシ・ヤギなどの袋状に垂れた)乳房』ですと。
知らん、こんなの。
( utter 『話す、口に出す』『まったくの』と間違えたわ)

これ、Collins の辞書で引くと
udder
the large baglike mammary gland of cows, sheep, etc, having two or more teats
「2 つ以上の乳頭を持つ牛や羊などの大きな袋状の乳腺」
だそうです。

話はずれますが、
上の説明に mammary 『乳房の』という形容詞が出てますけど、
ここでピンときました。

母親のことをママっていうのは、乳房があるからなのでは。

現に
関連する名詞の mamma
『哺乳器官、 乳房、ママ、おかあちゃん』の意味だそうです。
乳房=ママということでは?
(そもそも元はラテン語の mamma で『乳房』の意味ですと。)

『おかあさん、ママ』の意味のmommammaが語源らしいです。


ついでに、『哺乳類』を mammal っていうのも、乳房関係なんですね。
語源はやっぱりmammaだそうです。


sinkhole -📰-#気になる英語調べ隊 2634

(2025.1.29)

A huge sinkhole in Yashio City has swallowed a truck, trapping a 74-year-old driver.
Emergency crews have been battling unstable ground, using cranes and pumping oxygen.
訳「八潮市で巨大な陥没穴がトラックを飲み込み、74歳の運転手が閉じ込められた。
救急隊員はクレーンを使ったり酸素を送り込んだりして、不安定な地盤と闘っている。」

この場合の sinkhole は『陥没穴』です。

救助活動がうまくいくことを祈りたいと思います。
自動車に乗っていて目の前の道路に突然あんな大穴が開いたら、
避けようがないと思います。
古い下水管が原因かもしれないとのことで、別のところでも同じようなことが起きるかもしれません。あらためてチェックが必要でしょう。

「定性分析」と「定量分析」の英語は?-🧪-#気になる英語調べ隊 2633

(2025.1.28)

英語で『定性分析』は qualitative analysis と言います。
qualitative は『質的な、定性的な』

辞書 Merriam-Websterでの qualitative analysis の説明
chemical analysis designed to identify the components of a substance or mixture
訳「物質や混合物の成分を特定するための化学分析」
のようになっています。

これに対し『定量分析』は英語で quantitative analysis です。

Merriam-Websterの説明で、quantitative analysis は
chemical analysis designed to determine the amounts or proportions of the components of a substance
訳「物質の成分の量または比率を測定するための化学分析」です。

例文です。
What this EDS (Energy Dispersive X-ray Spectroscopy) can do is qualitative analysis, not quantitative analysis.
「このEDS(エネルギー分散型X線分光法)でできるのは定性分析であり、定量分析ではない。」

ノエル団長のお言葉:win-winの対義語はlose-lose?-⚔-#気になる英語調べ隊 2632

(2025.1.26)

ホロライブのノエル団長が配信で
「win-win の反対は lose-lose か?」と言っていましたが
それ正解みたいです。

win-winは『(交渉などで)両者に有利な』で、
これと反対の lose-loseは『両者に不利な、お互いに損をする』になります。
辞書にも出ています。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

ノエル団長のお言葉:Tesla-⚡-#気になる英語調べ隊 2631

(2025.1.26)

ホロライブのノエル団長が配信で言っていたように
電気自動車のテスラ Tesla の社名は、セルビア系アメリカ人の電気技術者 二コラ・テスラ Nikola Tesla にちなんだものだそうです。

Nikola Tesla は天才型の人物と言われ、交流電気方式は彼の発明が元になっています。
エジソンのライバル的な立ち位置で語られますが、最初はエジソンのもとで働いていて独立したそうです。(方向性の違いがあったんですね。)

The unit of magnetic flux density “tesla” is named after the electrical engineer Nicola Tesla.
磁束密度の単位である「テスラ」は、電気技術者 ニコラ・テスラにちなんで命名された。

テスラコイル Tesla coil の放電のイメージが強くて
二コラ・テスラって天才型と言うかマッドサイエンティストっぽい感じがします。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係

ノエル団長のお言葉から:ホーミングは?-🚀―#気になる英語調べ隊 2630

(2025.1.25)

ホロライブのノエル団長がドンキーコングのゲーム配信で、空中で追いかけてくるような動きの敵を「ホーミング」と言っていました。

ホーミングは英語で homing で、この場合は『自動追尾(の)』の意味だと思われます。主に、ミサイルについて使われる言葉ですね。

その他に、homing には『帰巣性(の)』の意味も有ります。
ハトなどが巣に戻る性質のことですね。
同様に、形容詞として『家に帰る』の意味にもなります。

home を動詞で使った場合には、
ミサイルなどが『(目標に)向かう』や、『巣に帰る、家に帰る』の意味になるそうです。

(関連投稿→白銀ノエルさん関係