「外交特権」の英語は❓―🚓―#つぶやき英単語 2559

(2024.5.4)

『外交特権(外交官特権)』とは、「外交官が駐在国において有する不可侵権、治外法権などの特権」だそうです。これにより、外交官が犯罪を犯しても逮捕されなかったりします。

英語で『外交特権』は diplomatic immunity と言うそうです。

diplomatic は『外交の、外交官の』です。
この場合のimmunity には『免除、免責、特典』の意味になります。
(他に immunity は病気に対する『免疫』の意味でも使われます。)

シンガポールの外交官が銭湯で未成年男子を盗撮していたのに、
外交特権によりその場で逮捕されず、帰国したと・・・。

これ、報道されてけっこう騒ぎが大きくなったので、少し雲行きが変わってきたようです。

CNA(@ChannelNewsAsia)によると
Singapore diplomat suspended amid probe into allegations he filmed teen at public bath in Japan
シンガポールの外交官、銭湯での撮影疑惑で停職処分

The Singapore Ministry of Foreign Affairs said that it is prepared to waive diplomatic immunity to facilitate investigations “if the alleged facts bear out”.
シンガポール外務省は、「疑惑の事実が証明されれば」外交特権を放棄して捜査を促進する用意があると述べた。
  (waive は『放棄する』の意味です。)  

外交官がこういうことすると、その国の信頼に傷がつきますね。
きびしく処分した方がいいんじゃないでしょうか。

動詞 spell の「つづる」じゃない意味は❓―🖋―#つぶやき英単語 2558

(2024.5.3)

動詞の spell に『つづる(綴る)、正しく書く、つづりを言う』の意味が有るのはお馴染みだと思います。
spelling = スペリング という言葉が『つづること、つづり』の意味で普通に使われていますしね。

では、Ignorance spells trouble. はどんな意味になるでしょうか?
これは、「無知がトラブルを招く」ということだそうです。

このspell は『(という)結果になる、(結果を)招く、意味する』という意味で用いられています。
主に trouble (めんどう事)や disaster (災害)のような悪い事態につながる場合に使われるようです。

spell のこの用法は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで初めて知りました。
まだまだ知らないことはたくさんありますが、それだけ学ぶ余地があるとポジティブに受け取っておきたいと思います。


芍薬と牡丹の英語―🪷―#つぶやき英単語 2557

(2024.5.2)

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」は、女性の美しさを形容する言葉ですね。

この『芍薬(シャクヤク)』と『牡丹(ボタン)』ですが、
英語ではどちらもpeony あるいはChinese peonyと呼ばれます。

同じボタン科ボタン属の植物の植物ですが、芍薬は宿根草で、牡丹は低木という違いが有ります。
なので、区別する際には、牡丹の方を tree peony のように言うようです。

牡丹の葉は切れ込みが有り、芍薬の葉には切れ込みが入っていないそうです。
芍薬の方が葉にツヤが有るので、その点でも区別できるようです。

芍薬(シャクヤク) Chinese peony 
牡丹(ボタン) FChinese tree peony

今、芍薬も牡丹も、どちらも咲いています。
僕が撮った最近の写真で、上が芍薬、下が牡丹だと思います。

ちなみに冒頭の
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」を英語に直訳するなら、
standing like peony, sitting like a tree peony, and walking like a lily
のようになります。

金のカギ golden key でできることは❓―🔑―#つぶやき英単語 2556

(2024.5.1)

金のカギを持っていたら、どんなことができるでしょうか?

英語の諺にこんなのがあります。
A golden key opens every door.
「金で開かない扉は無い」
お金次第でどんな無理な要求でも通るということです。

今はゴールデンウィークで、観光地はどこのホテルも混んでると思いますが、
いくらでも払うというような人なら、すぐに宿ぐらいとれるでしょう。
何なら、ホテルごと買うというのも有りか。
(ぼくには縁のない話ですが・・・)

like-minded は❓―💕―#つぶやき英単語 2555

(2024.4.20)

like-minded は『同じ心の、同士の』という意味だそうです。
(like minded の表記の場合も同じです。)

このlike-mindedのlike は『好む』ではなく、『同様な、似ている』の意味ですね。

例えば、
The volunteer group was made up of like-minded people.
「そのボランティアグループは志を同じくする人達で成り立っていた。」

We are all like minded in that we all love movies.
「私たちは皆、映画好きという点では同じだ。」
のように使えます。

この表現は、オンライン英会話 Bizmates のレッスンで覚えました。
今度、使ってみたいと思います。


「ポイ捨て」の英語は❓―🗑️―#つぶやき英単語 2554

(2024.4.29)

英語で『ポイ捨て』は littering です。

litter は『(ごみを)散らかす、ポイ捨てする』の意味の動詞ということです。
(名詞として『ごみ、がらくた』の意味にもなります。)

No littering ! なら「ポイ捨て禁止!」ということですね。
No litter, please. 「ごみを捨てないでください」とかも掲示で使われるようです。

Littering in public places may result in a fine.
「公共の場所でのポイ捨ては罰金の対象となる場合がある」
マナーも法律も守りましょうね。

ポイ捨て小噺。
At a kid’s baseball team
Coach: “No littering anything on the field.”
Kids: “Why is that?”
Coach: “Because Shohei Otani might come to pick it up.”
少年野球チームにて
コーチ「グラウンドで何でもポイ捨ては禁止」
子供達「なんで?」
コーチ「大谷翔平が来て拾ってしまうかもしれないから・・」
(逆効果かもしれませんよ、コーチ)

大谷選手への愛と憎しみ:「表裏一体」の英語は❓―💔―#つぶやき英単語 2553

(2024.4.28)

大谷翔平選手が、トロントブルージェイズのファンからのブーイングを受けながら第7号ホームランを打ちましたね。
トロントのファンには悪いけど、面白い光景でした。

トロントのファンは、大谷選手がブルージェイに入るという偽情報で一喜一憂した経緯があるので、大谷選手のことは好きだけど嫌いというような感じなのでしょうか。

このような愛と憎しみが『表裏一体』という感覚を、英語ではどう表現すればいいでしょうか。

『表裏一体』に当たる英語表現として two sides of the same coin が挙げられます。
文字通りなら「同じコインの表と裏」という意味になりますね。
これを使うと
「愛と憎しみは表裏一体のものだ」を
Love and hate are two sides of the same coin.
のように表現できます。

大谷選手には、相手チームのファンから少し憎まれてもホームランを打ち続けて、
ブーイングを歓声に変えてほしいと思います。

大谷選手に関連する投稿

animate と inanimate ―📺―#つぶやき英単語 2552

(2024.4.27)

animate という単語には、動詞として
『生命を吹き込む、活気づける、励ます、アニメ化する』などの意味が有ります。
これは僕も前から知ってました。
(アニメ・マンガグッズを扱うお店の名前にもなってますね)

それで、inanimate という単語を初めて見た時にぼくは、
in- は否定の意味の接頭辞だから「活気を失わせる」的な意味と推測したのですが、
大外れでした。

inanimate は『 生命のない、無生物の、活気のない』の意味の形容詞です。

実は、animateは動詞の他に、
『有生の、生命のある、生気のある』の意味の形容詞としても使われるんです。
inanimate は、この形容詞のanimate の反対語になっているわけですね。

使ってみましょう。
It is obvious that computers are inanimate objects, but they appear to be capable of certain kinds of thinking.
「コンピュータは明らかに無生物であるが、ある種の思考が可能なように見える」

無生物といっても、AIとかになると人間より役に立ったりします。
これからの世の中、生物でいるのも楽ではないなと思います。

英語の「黄砂」とか「黄砂アレルギー」は❓―🟨―#つぶやき英単語 2551

(2024.4.26)

『黄砂』は、中国大陸奥地の砂漠の砂が風に舞い上げられ、上空の偏西風にのり、日本にまで飛んでくる現象です。
英語で『黄砂』は、yellow sandyellow dustyellow windなどと言うそうです。
(そのままな感じで覚えやすい)

Xでこんな投稿を見かけました。
Hate sneezing all day? Check out our latest blog post covering the growing issue of “yellow sand allergies” and how to combat them. If you’re tired of being bested by microscopic particles, read more here:
訳すと
一日中くしゃみが出るのは嫌ですか?「黄砂アレルギー」とその対策について取り上げた最新のブログ記事をご覧ください。微細な粒子にうんざりしている方は、こちらをご覧ください:

黄砂は、風で海を越えて飛んでくるので防ぎようがないですね。

『黄砂アレルギー 』yellow sand allergy といって、黄砂が原因で花粉症みたいな症状や皮膚の問題が起きることもあるそうです。
(気をつけないとね。)

shop floorってそうなの?―🧹―#つぶやき英単語 2550

(2024.4.25)

shop floor って「店の床」的な言葉に見えますが、
これで『作業現場、製造現場』の意味にもなるそうです。
また、そこで働く『工場労働者』を指す場合もあります。
(そのそもshop には『小売店』の他に、『工場、作業場』等の意味もありますからね。)

辞書 Collins の説明では、
The shop floor is used to refer to all the ordinary workers in a factory or the area where they work, especially in contrast to the people who are in charge.
「shop floor とは、工場で働くすべての一般労働者、あるいは彼らが働く場所を指す言葉であり、特に経営管理者とは対比的に使われる。」
となっていました。

使ってみましょう。
Improvement activities in the shop floor are one of the sources of our company’s competitiveness.
「生産現場での改善活動が、当社の競争力の源の一つです。」

I think a good company is one where the people on the shop floor are respected.
「作業現場の人が尊重される会社がいい会社なんじゃないでしょうか。」