tudeについて考える②-🐸🐸-#つぶやき英単語 39

(2014.7.8)

aptitude 『才能』という単語は、
attitude 『態度、心構え』と紛らわしくないですか?
一字違いだし。

辞書でattitudeを調べると、語源がaptitudeと同じで
「適性」の意味の中世ラテン語 aptitude から来ているそうです。

適性があるというのは、「才能」あるってことだし。
適性と言うのは、要は「態度、心構え」だよ、的なことなのでしょうか。

aptitude と attitude のように、同じ一つの単語に由来しながら、それぞれに異なる形、意味を持つ二つの語を、姉妹語とか二重語 doublet というそうです。

姉妹というぐらいなんで、紛らわしくてもしょうがないのかもしれません。

tudeについて考える①―🐸―#つぶやき英単語 38

(2014.7.7)

tudeが語尾につく英単語ありますね。

-tudeは、性質や状態を表す抽象名詞を造る接尾辞(suffix)です。
(こいつはラテン系の形容詞を名詞化する技を持ってる奴なんですよ。)

例えば

形容詞 apt には『覚えが早い、利発だ』の意味があります。
このapt に 接尾辞 の-tudeがくっついて名詞になったのが、
aptitude =『才能』です。

「じゃ、aptitudeのapt と tudeの間のiは何?」って思った方・・・細かいですね。

このiは音と音をつなぐ「のり」みたいなもんなんですけど。
i (愛)があるからくっついてるとか、言っとこうかな。

tudeの話、次回に続く予定。

Do you have the time? にまつわる疑念-⏱-#つぶやき英単語 35

(2014.7.4)

Do you have the time? は、要するに「今、何時でしょうか?」なんですね。
(時計持っていそうな人に時間を聞く感じです)

昔の話ですが、
カナダのホテルで金髪の女性に
Do you have the time?と尋ねられたことが有ります。

見知らぬ女性でした。
でも、僕が出席したイベントの参加者らしく、
エレベータホールに他の人はいなかったので僕に聞いてきたのでしょう。

その時、この表現を知っていたわけではないのですが、意味は分かりました。
スマホなんかない時代です。
時計を付けていない手首を見せてSorry. とだけ言いました。

その女性は、すこしがっかりした顔をして
Thanks anyway.
と言って歩き去りました。

このことが有って、僕は時刻を尋ねる表現
Do you have the time?をしっかりと覚えたのです。

でも、
the をつけない Do you have time?なら
「お時間有りますか」なんですよね。
(もしかして、あの時 誘われてた?)

overthrow とオーバースローは?―⚾―#つぶやき英単語 34

(2014.7.1)

野球関係の話ですけれど、
英語のoverthrow は『高めに暴投する』ということであり、
日本で言う上手投げ(オーバースロー)の意味ではないそうです。

では、このカタカナで使っているオーバースローのことを英語で何と言うのでしょうか?
上手投げ、オーバースローは、英語では overhand throwoverhand pitchになります。
日本でも上手投げ=オーバーハンドという言い方もしますね。

例文
The pitcher has recently changed his style from overhand throw to submarine.
「そのピッチャーは最近、上手投げから下手投げにフォームを変えた。」
(下手投げは日本でも使われている通り、submarine と呼ばれます。でも、アンダーハンドとは言わないようです。)


ちなみに、overthrow と言う言葉は
『(政府などを)転覆する』や『(価値観などを)ひっくり返す』という意味でも使われます。

例文
They were involved in a plot to overthrow the government.
「彼らは政府を転覆するための陰謀に巻き込まれた。」

four-eyes って何?―👓―#つぶやき英単語 33

(2014.6.30)

four-eyesという単語は、直訳なら「四つの目」ですが、
これで『眼鏡をかけたやつ』の意味です。
(言われてみれば、なるほど)

👓

これ漫画やアニメの英訳なんかでは、かなり使われてる単語かもしれません。

弱虫ペダルの小野田君なんか、
他校の選手から「あのメガネ」とか呼ばれてますから。

🚴


gag ・・・ちょっと怖い ―🙊―#つぶやき英単語 32

(2014.6.29)

gag には『さるぐつわ』の意味が有るんですね。

🙊

というか、名詞のgag を辞書で調べると
 1. さるぐつわ
 2. 言論の抑圧
 3. ギャグ、冗談
のような順番で出てたりします。
(さるぐつわ・言論抑圧という並びは、ちょっと怖い)

動詞のgag も有って
『さるぐつわをする、言論の抑圧をする』の意味になります。
(これも怖い)

この単語 gag は息が詰まった時の擬音語に由来するそうです。
ムグッ とか フガフフ みたいな?

🙊

ギャグの意味のgag は、
昔の舞台俳優が面白いことを言う前に、
お客が私語を止めてしゃべれなくなるよう工夫をしたことから来ているらしいです。

まあ、俳優にしてみれば、
劇場で大声でしゃべる客が居たら「さるぐつわ」したくもなるかもしれませんが、
芸で黙らせるというのが正しい解決かもしれません。

platypusからグッチさんを想う件―♬―#つぶやき英単語 30

(2014.6.25)

この前に書いたカモノハシ platypus についての余談なんですが、
昔、この動物のはく製を初めて見た科学者が、これは何かのhoax『いたずら』と誤解したらしいのです。カモのくちばしをビーバーのような動物に縫い付けて作った偽物だと思って、縫い糸が無いか一生懸命探したほどだとか。
この科学者はカモノハシの事を、いろんな動物のhodgepodge『ごた混ぜ』と言うのがふさわしいと書いているそうです。

🎶

で、話が跳ぶのですが、
このhodgepodgeという言葉で思い出したのが、昔やっていたハッチポッチステーションという番組です。
もしやと思い調べてみると、
ハッチポッチ hotchpotch は hodgepodge と別の形の同じ意味の言葉なんですね。

「♬何でもありの楽しい駅・・・」って歌ってたっけ。
番組名は、そういう意味だったんだね、グッチさん。

(この番組知らない若いお友達は、Youtube あたりで調べてみてね)


英語でカモノハシは?―🥚―#つぶやき英単語 29

(2014.6.24)

「カモノハシ』は platypus。
(英語名を知らなかったので辞書引きました。)

platypus の語源はギリシャ語、ラテン語だそうで、
platy は「平たい」、pus が「足」で、「扁平な足」の意味とか。
水かきっぽい平たい足からついた名前なんですね。

カモノハシは duckbill とも呼ばれます。
これは 、duckが「カモ」で、bill がこの場合は「(扁平な)くちばし」の意味なので、
カモのようなくちばしの動物=カモノハシということです。
(もしかしたら日本名はこれから来たのかも)

🥚

カモノハシは本当に変わった動物で
哺乳類なのに卵で生まれるし、毒も持っているんだそうです。
The platypus is a really strange animal.
It’s born as an egg even it is a mammal, and it is also poisonous.

butterfingers は?―👉―#つぶやき英単語 28

(2014.6.23)

辞書を見てて見つけた単語です。

butterfingers は『物をよく落とす人、不器用な人』ですと。
手がバターまみれのように物を落とすということでしょう。

I’m such a butterfingers.
「私は、よく手を滑らせて物を落とす」

複数形の形をしていますが、不器用さんが一人の場合には
単数扱いで a butterfingers なんですね。

香りが爽やかな役所は?―💰―#つぶやき英単語 25

(2014.6.20)

なぞなぞです。

香りが爽やかなお役所は?
Which government office has the freshest aroma?

答えは
mint = 造幣局

mint には『ハッカ、ミント』の他に『造幣局』の意味も有るのですね。