go nuts はどんな意味?―🥜―#つぶやき英単語 1670

(2022.7.6)

今日の気になる英語 : go nuts はどんな意味?

go nuts で『気がふれる』『熱狂する、怒り狂う』の意味です。
以下のように使えます。

 She would go nuts with despair.
 「彼女は絶望で気がふれてしまうだろう」
 His fans went nuts when he won the game.
「彼が試合に勝った時、彼のファンたちは熱狂した」
He went nuts when he found his bike stolen.
「彼は自転車が盗まれたのを発見して怒り狂った」

nut は『(堅い殻 の) 木の実』ですけれど、
『変わり者、狂人』や『熱心な愛好者、~狂』の意味も有るんですね。
gun nut だと『銃マニア』です。

これが、nuts になると形容詞として『気が狂った、~に夢中で』等の意味を表します。
そして、一般に go + 形容詞で『~になる』という表現になるので、
go nuts で「 狂ったようになる」の意味と解釈できます。

nut という言葉は、他にもねじ関係のナットも意味します。
俗語としては男性の体にあるタマもそう言うらしいんですよ。
いろいろあるわけですね。

「あっけにとられる」の英語 は?-😯-#つぶやき英単語 1667

(2022.7.3)

今日の気になる英語:『あっけにとられる』の意味の英語表現は?

『あっけ(呆気)にとられる』とは、「驚きあきれること」です。
呆気は、驚きなどでぼんやりした状態のことなんですね。

この『あっけにとられる』を和英辞典で引くと、
be taken aback byという表現が出てきます。

例えば、
I was taken aback by his harsh words of criticism.
「私は、彼の激しい批判の言葉に、あっけにとられた」
のように使えます。

この場合のaback は副詞で、主にこの表現でのみ使われるようです。
aback には、航海用語として『逆帆(になって)』との意味があり、
この逆帆というのは船の帆の裏側から風が当たる事らしいです。
ですから、be taken aback byは、何かに不意を突かれて驚いてあわてることを、
突然に帆の裏から風が吹きつけて不安定な動きをする船の様子になぞらえた表現と考えられます。

ラグビーの話ですけど、
大切なフランスとのテストマッチの直前になって、日本代表から何人もコロナ陽性による離脱者が出る状況については、あっけにとられるとともに非常に残念に思いました。
これは主にラグビーの神様に対する愚痴ですけど。
山沢選手が、フランスチームのディフェンスを切り裂くところが見たかったなあ。

大谷君の姿は chef’s kiss ?―👨🏻‍🍳-#つぶやき英単語 1664

(2022.6.30)

今日の気になる英語:chef’s kissはどんな意味でしょうか?

Los Angeles Angels のツイートで、こんなのかありました。
 These unis in this lighting?
 *chef’s kiss

この chef’s kissDICTIONARY.COMでの説明は以下の通りです。
Chef’s kiss is a gesture and expression meant to show something is perfect or excellent. The gesture is made by pinching the fingers and thumb of one hand together (often in an OK sign), kissing them, and then tossing them dramatically away from the lips. Its tone can be sincere or ironic.
「シェフのキスとは、何かが完璧であるか優れていることを示すことを意図したジェスチャーや表現です。このジェスチャーは、片手の指と親指を合わせて(多くの場合、OKサインのようにし)、キスをした後、唇から大きく投げるようにして行われます。その表現は、真面目なものであったり、皮肉なものであったりします。」
(イメージですけど、イタリアンシェフがボーノと言う時のジェスチャーはこんなじゃないですか。)

なので、Angelsのツイートは
 These unis in this lighting?  
 *chef’s kiss* 
 このユニフォームと光の当たり具合?
 (シェフのキス的なジェスチャー=「カンペキ!!」) 
ということなんですね。        

これは、マウンドで特別デザインのユニフォームを着た大谷選手に、いい感じに光が当たっている写真ですね。

光もユニフォームもいいんだろうけれど、元の被写体がいいから・・・。

アベックホームラン?-⚾-#つぶやき英単語 1663

(2022.6.29)

今日、Angels のトラウト選手と大谷選手が続けてホームランを打って、日本では一部のニュース記事で「アベックホームラン」という言われ方をしてました。
でも、アベックホームランは和製英語で、アベックという言葉自体、フランス語で英語ではありません。
今日のような連続打者によるホームランは、英語では back-to-back home runs というそうです。
Today, Trout and Otani of the Angels hit home runs in quick succession, and some news articles in Japan called them “avec home runs”.
However, “avec home run” is Japanese English; “avec” itself is French, not English.
In English, home runs by consecutive batters, as seen today, are called “back-to-back home runs“.

(トラウト選手と大谷選手のホームランが出ても勝てないのは問題ですけどね)

 一緒にいる恋人らしき男女のこと、昔はよくアベックと言っていましたが、今は日本語の会話であまり使いませんね。まあ英語ではないしね。
 この二人連れの意味では、カップル couple が日英共に使えるのでよろしいかと思います。

補足:avec はwith の意味のフランス語だそうです。

toe the line は?-👟-#つぶやき英単語 1662

(2022.6.28)

今日の気になる英語;toe the line はどんな意味?

toe と言えば、『足指、つま先』の意味の名詞でおなじみですが、
動詞として『つま先で触れる』の意味にもなります。

なので、toe the line で『(競走などで)スタートラインにつま先をつけて立つ』の意味になるんですね。

例文です。
The first runners of the ten teams toed the line.
「10チームの第一走者がスタートラインに立った。」

ただ、このtoe the line というイディオムには他の意味も有ります。
これで『規則に従う、統制に服する』の意味でも使われるのです。

使ってみましょう。
All members are expected to toe the party line.
「全メンバーが党の方針に従うことが期待されている。」

この表現は、オンライン英会話Bizmates の教材記事に出ていて覚えました。



poppycock って、そうなの?-😒-#つぶやき英単語 1659

(2022.6.25)

poppycock という言葉の意味、想像がつきますか?

poppy には『ケシ、ポピー』、cockには『おんどり』などの意味が有りますが、
poppycockはそれとはあまり関係ないんです。

実は、poppycockは『ばかげた話、たわごと』の意味だそうです。
なんで?

ちょっと上品ではない方向に話が行くのですが、
poppycock の語源は、オランダ方言のpappekakで、
「柔らかいうんち」のことなんですって。
(柔らかいうんちがばかげた話になる繋がりがいまいち分かりませんが、
うんちみたいにしょうもない話ということかも)

使ってみましょう。
「そんなバカな話を信じないでしょうね」
You wouldn’t believe that poppycock, would you?
(poppycockは、そんなに使用頻度の高い単語でもないので、
もう少し一般的な単語なら nonsense とかが同様に使えると思います。
You wouldn’t believe that nonsense, would you?)



ovate と ovation の関係は?-⚾-#つぶやき英単語 1658

(2022.6.24)

ovate と ovation という二つの単語の関係は?

例えば、
abbreviateは『略する』で、abbreviation は『省略、略語』です。
これは動詞にtionがついて関連した意味の名詞が出来ているわけで、
この両単語は人間で言えば親子か兄弟みたいな関係だと思います。

では、同じような形の ovate と ovation だとどうでしょうか。
実は、ovate と ovationは意味的に無関係なのです。
ovation は 『大かっさい、熱烈な歓迎』の意味です。
ところが、ovateは 『卵形の』の意味の形容詞で、ovation とはこれと言って関連が有りません。
人間に例えるなら、この二つの単語は「他人の空似」みたいなものです。
この形で無関係っていうのが、ちょっと紛らわしい感じですね。

Angels の大谷選手の最近の活躍すごいですね。
ホームラン2本打って8打点の翌日は、投げて8回無失点、13奪三振とか。
球場の観客も、みな立ち上がって拍手してました。
それを見て、
「 standing ovation のovation にはもとになる動詞か何かあるのか?」
と気になって調べたら、こんな結果でした。

put oneself into someone’s shoesは?-🥾-#つぶやき英単語 1657

(2022.6.23)

put oneself into someone’s shoes は、どういう意味でしょうか?

文字通りなら「誰かの靴に自分自身を入れる」のようなことですが、
もちろんそのままではなく、比喩的な表現になります。
これで『人の立場になってみる』という意味なんだそうです。。

例えば、
Put yourself into his shoes. 「彼の身になって考えてみろよ。」
のように使えます。

この表現は、shoes の代わりにplaceや positionにしても同様の意味になります。
intoではなくin が使われる場合もあるようです。

You should try to put yourself in his place.
「彼の立場に立って考えてみてください。」

僕は、この表現をオンライン英会話 bizmates のレッスンで覚えました。
put oneself into someone’s shoesを文字通りの意味にとって、他人の靴に何かしようとする人を想像すると、ストーカーみたいでちょっと気持ち悪いですね。

captain は動詞にもなる―🏉-#つぶやき英単語 1656

(2022.6.22)

また、ラグビー関係からなんですが、
ハドレー・パークス選手の記事を見て、captainという単語は動詞でも使うんだなと。
日々、発見です。

captain は他動詞として『(チームの)キャプテンをする、率いる』の意味が有るんですね。船長とか機長をする場合でも使えます。

Hadleigh Parkes will captain a very new side to face Spain with the likes of Ed Byrne, Tom Woods, and Seabelo Senatia all on the team sheet.
「ハドレー・パークスが、エド・バーン、トム・ウッズ、セアベロ・セナティアのような新しいメンバーを率いてスペインと対戦する。」

バーバリアンズ(Barbarians)とスペインとの試合の話で、パークス選手がのキャプテンということですね。バーバリアンズは、試合ごと・ツアーごとに選出・招待された世界の一流選手で編成される伝統あるラグビーユニオンクラブだそうです。

記事で使われているパークス選手の写真がワイルドナイツのユニフォーム姿で、いい感じです。ついでに、僕が撮ったパークス選手の写真も貼っときます。

「一息入れる」の英語は?-☕-#つぶやき英単語 1654

(2022.6.20)

今日、気になったこと:「一息入れる」を英語でどう言うでしょうか?

長時間作業で、頭が飽和してしまって能率が下がってしまうようなことないですか。
そんな時は、『一息入れる』方がいいかもしれませんね。

『一息入れる』=『休憩する』なので、take a break や take a rest も使えます。

でも「息」という言葉に近いところで、take a breather のような言い方もできます。
breather には『呼吸する人、 生き物』や『(息切れさせるような)激しい運動』の意味も有りますが、この場合は『しばらくの休息』の意味なんですね。

使ってみましょう。
You’ve been working long hours and seem to be losing focus, you should take a breather.
「長時間働いて集中力が落ちているようなら、一息入れた方がいい。」

まあ、休憩も上手にはさむのが、できる人の仕事のやり方じゃないでしょうか。