píːk はいろいろ―🗻―#つぶやき英単語 1368

(2021.5.25)

カタカナで書いてピーク、発音記号で píːk の単語って、
実はいろいろあるんですね。

peak 『山頂、絶頂』
peek『そっとのぞく, ちらっと見る』
peke 『チン、ペキニーズ』
pique『(自尊心を傷つけられたときの)立腹,不機嫌』
みんな発音は píːk です。

🌄

全部盛り英作文;
Peek at the peke at the peak of his pique.
「あの不機嫌の絶頂にいるチンをのぞいてごらん」
(すみません、繋げてみただけです)

こういうhomonym (同音異義語)とか homophone (異形同音異義語)は
時に紛らわしいですけで、そこが言葉の面白いところですよね。

rein もあるんやで。―🐎―#つぶやき英単語 1340

(2021.3.21)

前にrain『雨』とreign 『君臨、統治』が同じ発音ということを書いたんですが、
こういう同音異義語 homonym って基本的に「紛らわしくて面白い」と思うのです。

でね、オンライン英会話Bizmatesのレッスンで、
興味深い英単語の例としてこのrain とreign を挙げたら、
南アフリカ在住のダンディーな先生が「まだまだだな」みたいな感じで
「rein という単語も同じ発音なんやで」
と教えてくれたのですよ。(英語でですけどね)

確かに、おっしゃる通り、
reinは辞書で見てもrain 、reign と同じ発音 (発音記号 réɪn) でした。
これは『(馬につける)手綱』の意味なんですと。
語源は「抑えるもの」の意味のラテン語だそうです。

🏇🏾

ついでに言うと、
rein には『(幼児などにつける)安全ひも』や『統御、抑制』などの意味もあり、
『手綱で操る、制御する』の動詞としても使われるとのこと。

やっぱり、英語の事を聞ける相手がいるというのは、いいです。
勉強になりますね。

horse と hoarse は?―🐎―#つぶやき英単語 1337

(2021.3.14)

horse は『馬』ですけど、間にaが入ったhoarseという英単語もあるんです。

hoarse は『(声が)かすれた、かれた』『(人が)しゃがれ声の』という形容詞です。

🐴

両方を入れ込んだ自作例文です。🙈
The hoarse horse owner becomes more hoarse after each horse race.
「そのしゃがれ声の馬主は馬のレースの度にさらに声を枯らす」

この二つをどう区別して読むの? と疑問の方がいるかもしれませんが、
御心配には及びません。
horse とhoarse に発音の違いはありません。
いわゆる同音異義語 homonym(異形同音異義語 homophone )ということです。
両方とも、発音記号ではhˈɔːs で、カタカナのホースに近い音ですね。

🏇


ちなみに、水を撒くホースの hose ですが、
これは馬のhorseと発音が異なります。
発音記号は hóʊz でホウズのような音なんですね。
カタカナ英語には要注意です。


uninterested とdisinterested ―🙈―#つぶやき英単語 1333

(2021.3.8)

un- とdis- はどちらも『不…』とかの意味を表す接頭辞ですけど、
同じinterested につくと、かなり違う意味になるんです。
uninterested は『無関心な』ですが、disinterested には『私心のない、公平な』の意味が有るんですね。

🙈

interested『興味をもった、関心があって』なので、
これにun-を付けた uninterestedが『無関心な』の意味になるのは分かりやすい気がします。

でもinterested には『利害関係のある』『私心のある』のような意味も有るんです。
だから、これにdis- がつくと利害関係を離れた感じになって、『私心のない、公平な』の意味になるんですね。
(実はdisinterested にも『無関心な』の意味も有るらしいのですが、その意味ではuninterested の方が使われるのが普通とのこと。)

🙈

ともかく、
uninterested attitude = 無関心な態度
disinterested decision =公平な決定  のように区別して覚えときましょうか。


mobilize は?-🚁―#つぶやき英単語 1329

(2021.3.1)

mobile が『可動性の』などの意味なので、mobilize は動きやすくするみたいな意味かと思うかもしれませんが、辞書で調べたところ、ちょっと違うんですね。

mobilize という単語は『(戦争・非常事態に)動員する』や『戦時体制にする、結集する』の意味の動詞です。

例えば
「山火事の消火活動に自衛隊が動員された。」なら
 The Self-Defense Forces were mobilized to fight a wildfire.
のように、mobilize を使って表せます。

🚁

空気が乾燥して、山火事があちこちで起きてるようなので
お気を付けください。
自衛隊の方々を動員しても、そんなに簡単に火は消えないので、
火事を起こさないのが一番です。
火の用心で自衛しないとね。

bambooは竹。じゃ bamboozle は?-👤-#つぶやき英単語 1321

(2021.2.11)

bambooは『竹』ですよね。
じゃ、これにzleがついた形の bamboozle って単語あるの、知ってます?

bamboozle は、『言葉巧みに欺く、だます、だまして奪う』という意味の動詞なんです。

「竹から、どうつながるの」と思ったあなた。字面にだまされてますよ。
これは、竹のbamboo とは関係ないらしいので。

Weblioに出てる語源の説明では、bamboozle は、
17世紀の口語的な言葉 bam (だますことの意味)から派生したと書いてあるんで、
竹のbamboo とは直接の関係は無いんですね。
(でも、bambooという言葉の語呂に寄せちゃったんじゃないのかな。こんだけ似てるんだから。)

使い方はこんな感じです。

He was trying to bamboozle me. 「彼は私をだまそうとしていた。」

She bamboozled me out of 1 million yen. 「彼女は私から100万円だましとった。」

世の中、悪い人もいるから、気を付けないとね。

天国はまだ遠いのか−🙈–#つぶやき英単語 1305

(2021.1.10)

オンライン英会話で、ある英文について話をする議論するレッスンでの事。
その文に haven という単語が書いてあったのに、僕の目と頭はheavenと完全に勘違いしてしまってたんです。
まだまだだな。

heaven は『天国、非常に幸福な場所(状態)』ですよね。
発音はヴンに近く、発音記号で書くと hév(ə)nです。
(辞書サイトWeblio記載の学習レベルでは、レベル2、英検準2級以上、TOEIC350点以上の単語だそうです。)

これに対して、havenは『避難所、安息所、港』などの意味で、発音記号はhéɪv(ə)n。
こっちの方が、ヘイヴンに近いんですね。
(これはWeblioの学習レベル8、英検準1級以上、TOEIC860点以上の単語です。)


間違えた言い訳なんですが、
①天国って思っても何となく話の筋はそんなに変わらない文脈だったから。
②一文字eがあるかないかだけの違いなんで、そもそも紛らわしいのですよ。
 (こちとらバリバリの老眼なんですー。)

建設的な対応:これを教訓として、次回からhavenとheavenを間違えないように!
「天国はいい港のようなものである」
だから e がついてるのがheaven 天国で、eが無いhavenが港、避難所なのだ。(注1)
避難所よりは天国の方がいいから、eがついてるのだ。
駄じゃれで、違いを覚えました。💮


カタカナ表記に関する苦情:
税金が安くて、税金逃れに使われる国=tax heaven を新聞とかにタックスヘイブンと書いてあるんですけど、タックスヘブンの方が音近いんじゃないの? 
tax heaven 税金天国でもtax haven 税金避難所でも、まあ意味が通っちゃったりするから、かえってタチが悪い感じ。

最後に(注1)
 安易に天国を避難所のように考えるのはやめましょう。(こわいです。)
天国は、その人なりの航海を全うして行きつく港なのですから。

spacious と spacy ―🐥―#つぶやき英単語 1294

(2020.12.24)

オンライン英会話で、
「私たちのオフィスは広々としている」と言おうとして、
口から出たのが、
Our office is very spacy. でした。

で、すぐに
Our office is very spacious. の方が正しいと教わりました。

それそれ、言いたかったのはそれ。

spacy って単語も無いわけではないんですね。
辞書引いてパッと出てくるのが
『(麻薬などで)まひした、ぼおっとした』の意味です。
(space だから宙を飛んじゃってるイメージなのかな)

でも、そんなオフィスは嫌だ!

いろいろ辞書引いてみたら
spacy でも『空間が広い』の意味も有るには有るみたいです。
This car is very spacy.  (Wiktionary に出ていた例文)

でも、メインの意味は麻薬でぼおっとしたの方かもしれないし、
spacious に比べてspacy は口語的(colloquial )なので、
ビジネスシーン想定の会話では、そりゃ訂正されますわ。

因みに音楽関係では、
spacy は『(曲が)変わった感じ、ぶっ飛んでる』のように使われるみたいです。
場合によっては誉め言葉ですね。


いやあ、間違えてみるもんですね。
それで、いろいろ分かることが有ります。
(強がりですけど)

entreeと entry は?-😕―#つぶやき英単語 1286

(2020.12.15)

英単語学習のアプリで entree というのが出題されていました。
発音聞いて初めて分かったんだけど、アントレ―ってこれ語源はフランス語ですか?

(僕の脳は、entree の綴りを見て、勝手にentry と変換してたみたいで、音もエントリーかと思ってました。紛らわしい。)

entree をweblioで調べると
なんかグルメっぽい用語でもあるんですね。
そういう人はカタカナで使ってるみたいなんですけど、
アントレ―:
a 魚料理と焼いた肉料理の間に出す肉料理
b(主に米国で用いられる)主要料理

bが米国風なら、aは英国風なのかしら。
まあ、あんまり縁がないので、どっちでもいいや。


entreeが学習アプリの問題で出ていたのは『入場、入場権』の意味でだったんです。

でも、entry だって『入場』の意味ありますよね。
動詞の enter 『入る』も含めて、これ語源同じなんですよ、たぶん。
(確かに、語源は古いフランス語で、最終的には同じラテン語らしいです。ちょっと細かい話で説明できないけど。)

でも、entree だけ、なんでフランス語っぽい発音なんでしょうかね。英語になった時期の問題かもしれませんけど。
従兄が外人顔だったりする感じかな。

名詞のrefuseはカスだ―🙅‍♀️―#つぶやき英単語 1279

(2020.12.3)

refuse という単語、『拒否する』と言う動詞と思ってました。
(reject, decline や turn down とかが類義語ですね。)

でも refuse には、名詞で『かす、ごみ、廃棄物』の意味もあるんですね。
(この意味では、waste, garbage, trashなんかが類義語になります。)

二つの意味のrefuse を入れて例分作ると、こんな感じでしょうか。

The company refused to clean up the oily refuse in the vacant lot.
「その会社は空き地内の油のような廃棄物を片付けることを拒否した。」

最近、オンライン英会話の先生と、
いろんな意味がある言葉が紛らわしいけど面白いという話したんです。

それで問題出されて、
refuseがカスっていうのは答えられませんでした。

なんか、いろいろ知らないことが多くて、まだまだだなと思うんですけど
考えようによってはまだまだ楽しめるということです。

僕なんか還暦過ぎの爺なんですが、まだまだ成長の余地が有るということです。