一字違いの parky と perky は❓―😵‍💫―#つぶやき英単語 2242

(2024.1.10)

オンライン辞書で perky という単語の意味を調べようとして
たまたま e を a と間違えて打ってしまい、parky という単語も有ることを知りました。

調べようとしていた perky
『元気のいい、活発な、自信にあふれた』などの意味の形容詞です。

parky も形容詞で
『(空気・天候が)ひんやりした、冷たい』の意味になります。

発音記号では
perky が pə́ːrki か pə́ːki で、
parky が pɑ́rki か pɑ́ːki だそうです。
(オンライン辞書で聞き比べても、僕の耳では差は微妙な感じです。
耳が悪いのかもしれませんが、紛らわしい感じではあります。)

使ってみましょう。
He looked perky in his jogging-wear in the parky morning air.
「朝のひんやりした空気の中、ジョギングウェアを着た彼は元気そうだった」

ちなみに、一字違いということでは porky という単語も有ります。
『豚(肉)のような、太った』という意味だそうです。
使い方を間違えるとまずそうな単語ですね。

ニューヨーカーは震度を知らない?―🤔―#つぶやき英単語 2235

(2024.1.3)

ニューヨーク・タイムズ紙は、日本の震度がリヒタースケールのマグニチュードとは異なることを理解していないのかもしれません。
The New York Times may not understand that the Japanese seismic intensity differs from the magnitude on the Richter scale.

彼らの記事には「この地震では日本の震度で7.6が記録された」とありますが、実際には最大震度は7で、リヒタースケールのマグニチュードが7.6でした。彼らは二つを混同しているようです。
Their article said ’The earthquake registered 7.6 on the Japanese seismic intensity scale…’, but in fact, the maximum seismic intensity was 7 and the Richter scale magnitude was 7.6. They seem to confuse the two.

あまり入りたくない coop は❓-🐣―#つぶやき英単語 2227

(2023.12.26)

co-op なら consumers’ cooperative =生活者協同組合、つまり生協でお馴染みですが、
それとは違うcoop という単語はどういう意味でしょうか?

coop は『鶏小屋、狭苦しい所』です。
そういうことなので、俗語で『刑務所』の意味にもあるそうです。
語源は「かご」の意味の中期英語です。

coop は『閉じ込める、おりにいれる』や『閉じこもる』の動詞にもなるそうです。

使ってみましょう。
I would rather be in a coop than in this room.
「この部屋にいるぐらいなら鶏小屋の方がましだ」

実は、この英文を自動翻訳したら
「こんな部屋にいるくらいなら、生協にいるほうがましだ。」
という訳文が最初に出てきました。
(他の訳語の候補を見たら鶏舎というのも入ってましたけど)

まあ鶏小屋よりは生協の方が居心地いいのは間違いないと思います。

(前にも同じようなこと書いてました→これ

一字違いの person と parson は❓―#つぶやき英単語 2221

(2023.12.20)

person は『(個人としての)人、人間、人物、人柄』などの意味で、
中学で習う基本的な単語ですね。

では、一字違いの parson という単語はどんな意味でしょうか?

parson は、『(英国国教会の)教区牧師、牧師、聖職者』だそうです。

使ってみましょう。
The person drinking wine there is the parson who lives in this village.
「そこでワインを飲んでいる人が、この村に住む牧師です」

person とparson は発音が違ってて、
personの発音記号はpə́ːrsənかpə́ːsənで、parsonではpɑ́rsənかpɑ́ːsən だそうです。
(でも、紛らわしいかな)

flair と flare、紛らわしい-🤔―#つぶやき英単語 2203

(2023.12.3)

flair と flare という二つの単語がご存知ですか?

語尾がirの flair は『鋭い嗅覚、直観的識別力、才能、好み、傾向、スマートさ、センスのよさ』等を意味する単語です。

一方、語尾がre の flare は、
名詞では『揺らぐ炎(光)、発煙筒、閃光(照明)弾、(感情などの)激発、(スカートなどの)フレア(すそ広がり)』等の意味です。
また、
自動詞で『(炎が)めらめら燃える、(争いなど)突発する、フレアになっている』等、
他動詞で『(風などが炎を)揺らめかせる、閃光で合図する、フレアにする』等の意味でも使われます。

この二つ全く違う意味ですけれど、英辞郎で見たら発音記号はどちらもflέərでした。
異形同音異義語 homophone というやつです。
紛らわしいですね。

実は僕は最近、オンライン英会話のレッスンで読んだ文の中で、 flairが「スマートさ」の意味で使われていたのを見て、flare 「揺らぐ炎」と意味を取り違えました。
当然、文の意味が通じなくて先生に聞きましたけど。
(太陽フレアのイメージがあったので、間違えたのかと思います。
 ちなみに、太陽フレアは solar flare です。)

次は間違えないようにしようと思います。
ir のflair が『鋭い嗅覚』『スマートさ』、
re のflare が『揺らぐ炎』やスカートの『フレア』ということで
フレアスカートはスマートじゃない方・・・。
なんか、紛らわしい。


ginger はショウガ。それでは、 gingerly は❓―#つぶやき英単語 2192

(2023.11.24)

ginger ale『ジンジャーエール』や ginger pork 『豚の生姜焼き』などの ginger は
『ショウガ、生姜』ですね。

それでは、ginger の語尾にlyのついた形の gingerly はどんな意味になるでしょうか?

この gingerly は副詞として『非常に用心深く、きわめて慎重に』の意味で、
『きわめて慎重な』の意味の形容詞にもなるそうです。
(ショウガとは関係無いんかい!)

使ってみましょう。
He gingerly opened the box.
「彼は慎重にその箱を開けた」

She is putting the pieces of the puzzle together in a gingerly manner.
「彼女はパズルのピースを慎重に組み合わせている」

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ginger と gingerly はいかにも関係語のような形で、全く関係が無いというのが不思議な感じがします。ちょっと紛らわしいですしね。

研究社の新英和中辞典によると、
gingerly の語源は古期フランス語 gent 「高貴な」の比較級に ‐ly が付加されたものと説明されています。
つまり、ショウガのginger と語源が異なるので、意味のつながりが無いんですね。

前に書いたbamboo とbamboozle もそんな感じでしたが、
こういう他人の空似的な単語のペアを見つけるのも、英単語調べの楽しみの一つかもしれません。

あの dust 、この dust ―🧹―#つぶやき英単語 2179

(2023.11.11)

dust は名詞では『粉末、ちり、ほこり、ごみ、粉塵』などの意味ですね。

これが動詞だと『(粉末を)ふりかける、まぶす』と『ほこりを払う』の意味が有ります。

この二つは、粉っぽいものを取り除くのと、振りかけるので、全く違うことをしている感じです。

例えば
I dusted the cake with sugar. あるいは I dusted sugar over the cake.
  「私はケーキに砂糖をふりかけた」
He is now dusting the table.
  「彼は今、テーブルの粉を払っている」
のように使えます。
(私が砂糖をふりかけたときにテーブルにこぼれて、彼がそれをきれいにしてくれているのかもしれません。この両方が同じ動詞dustで言えるんですね。)

dust については、オンライン英会話のレッスンで
contronym (またはcontranym)
=A word that has two opposing meanings「相反する二つの意味を持つ単語」の例として出てきました。

一字違いのballet, billetそしてbullet―💃―#つぶやき英単語 2178

(2023.11.10)

一字違いは大違いなんて言いますが、本当にそうですね。

ballet は『バレエ、舞踊劇』のことです。

billet にはいろんな意味があるのですが、
名詞では『兵士用宿舎(提供命令書)、勤め口、短い書簡、メモ、鋼片、ビレット』
動詞では『(兵士用の)宿を提供する、宿を提供させる、泊める、宿を取る』
等の意味になります。

bullet は、『銃弾、弾丸、小球、(釣糸の)おもり』などの意味になります。

当り前ですが、全然関係ない単語です。
まあ、形が似ているので、まとめて覚えておけばいいかなと。

ちなみに、bellet と bollet は僕の調べた範囲で辞書に出ていませんでした。
こういう英単語は無いという理解でいいのではないでしょうか、

bright と blight は全然違う!―💡―#つぶやき英単語 2177

(2023.11.9)

bright と blight はrと l の一字違いですけど、全然違うんです。(当たり前だけど)

r の bright は、『明るい、輝く、晴れやかな、あざやかな、朗らかな、快活な』などの意味でお馴染みの形容詞ですね。文字通り、明るいイメージの単語です。

一方、l のblight は、名詞では『(植物の)胴枯れ病、虫害、(都市環境の)荒廃、(士気・希望などを)くじくもの、障害、暗い影』などの意味だそうです。
他に、動詞では『枯らす(枯れる)、だめにする、くじく』の意味になります。
なんか、全体にネガティブなイメージのような・・・。

でね、このblight って単語はいけないと思うのですよ。
中にlight[『光、輝き、明るい所』というのが入ってるので、
明るい方のbright のスペリングを間違ってblight と書く人が居るかもしれません。
まあ、紛らわしいのは確かですね。

使ってみましょう。
We continued to search for a solution to the city’s blight, and finally we found a bright hope.
「私たちは街の荒廃の解決策を探し続け、ついに明るい希望を見出した。」

RとLの区別って、ネイティブの人なら簡単なんでしょうけど、
日本人にとっては難題だもの。
こういう紛らわしい単語はやめてほしいところですが、
まあそうもいかないので、いっそペアで覚えてしまえばいいと割り切りましょうかね。

男性下着の「ボクサーとトランクス」の英語は?-🩲-#つぶやき英単語 2152

(2023.10.14)

「海外の反応」をまとめたサイトの記事を見てて、初めて理解しました。
(元ネタはX)

男性下着の
『ボクサー(パンツ)』は英語で trunks 、『トランク』が boxers らしいです。

考えてみれば、ボクサーが試合ではいてるパンツの形はトランクスに近いから、
あれが boxers なのですね。

確かに向こうのネットショップの表記は本当にそうなってます。
誰が日本語の方を逆にして定着させたんでしょうか? 
(ややこしいじゃないか!)

ちなみに ブリーフは briefs で、これはそのままです。

使ってみましょう。
I bought a pair of trunks, two pairs of boxers from an online underwear store.
I didn’t buy briefs as I don’t wear them.
「オンラインの下着ショップで、トランクス ボクサーパンツ 1枚とボクサー トランクスを2枚買った。ブリーフは履かないので買わなかった。」
(書いてて、ボクサーとトランクス、間違えました・・・)

pants 関係の単語は、複数形になっているので、扱いに注意が必要ですね。