posh は❓―👄―#2469つぶやき英単語 2469

(2024.2.6)

発音系Youtuberのだいじろーさんの動画見たら、イギリス英語で育ちのよさそうな人の発音をposh と形容していました。

posh を辞書で引くと、『ぜいたくな、豪華な、ハイから気どりの、上流社会的な』等の意味が出ています。
だいじろーさんも、上流社会的な英語発音という意味で使ったのだと思います。
一つ勉強になりました。

これは別の動画ですが、この人の動画は好き。

干しぶどうと従兄の共通点―🍇―#つぶやき英単語

(2024.1.27)

クイズです。
干しブドウと従兄の共通点は何でしょうか?

英語にすると
『干しぶどう』は raisin で、『従兄』は cousin です。
両方とも語尾が sin なのに、sではなくzの発音になります。
レイズンとカズンのように、カタカナで書くとズですね。

他にも sin で終わる英単語はありますけど、例えば、
assassin 『暗殺者』はアサシン
basin『鉢、洗面器、水盤』はベイスンに近い発音で、
これらはsの発音です。

なので、
干しぶどうと従兄の共通点は、
「英語の綴りがraisin とcousin。sinと書いてズンと読む。」ということです。

まあ日本語でも、同じ漢字の「人」を「じん」とか「にん」と読み分けてたりしますから
英語の綴りと音もそういうものだと思っていた方がいいですね。

「舌足らずに話す」の英語は❓―🗣️―#つぶやき英単語 2456

(2024.1.24)

『舌足らずに話す』という意味の lisp と言う動詞が有ります。

また、lisp は『(子どもなどの)舌足らずな話し方』の意味の名詞にもなり、
これを使った speak with a lisp でも『舌足らずに話す』の意味になります。

例えば、
It was hard to hear him because he lisped badly.
「彼がとても舌足らずに話すので聞き取りにくかった」
He always speaks with a lisp.
「彼はいつも舌足らずに話す」
のように使えます。

舌足らずも個性かもしれません。
話す内容と伝えようとする気持ちが大事なのでは。
(僕の英語も個性と思ってもらいたいところです。)

foe は食べられない―🙊―#つぶやき英単語 2449

(2024.1.17)

foe は『敵』という意味の単語ですが、今日、ニュースでこれを見かけました。

North Korean leader Kim Jong Un has called for a change in the constitution so that South Korea is seen as its ‘primary foe and invariable principal enemy’
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、韓国を「第一の敵、不変の主敵」とみなすよう憲法改正を要求した。

敵という意味のfoe と enemy を並べて使っていますね。
明確な敵意という感じでしょうか。

話は変わりますが
foe という単語見てて、なんかフォーって食べ物あったなと・・・。

『フォー』ってベトナムの麵料理ですが、英語の辞書にの phoと出ています。
Pho is a type of soup from Vietnam that contains noodles, spices, and usually meat.
フォーは麺と香辛料と通常は肉を入れたベトナムのスープの一種です。
Collins Dictionary)

foe 『敵』と食べ物の pho 『フォー』とは意味だけでなく発音も違います。
foe が発音記号で fóuで、phoは fəː です。

なので、この二つは綴りも違うし、発音も違うし、意味も違うので
間違う要素は無いのですが、
唯一、日本人としてカタカナで発音を考えてしまうと
ちょっと紛らわしいかもしれないという・・・まあ僕の愚痴です。

decent と descent 、おまけに dissent -🙉-#つぶやき英単語 2110

(2023.9.2)

descent を decent と書き間違えた話を二日前に書きました。
スペルを間違えると意味変わっちゃいますね。

で、それなら他にも似たような
dissent という単語もあるじゃないか、と気が付きました。

dissent は
名詞では『意見の相違、異議、反対意見』で
動詞では『異議を唱える、異なる意見を述べる、反対する』の意味になります。
発音記号はdisént です。

ちなみに
decent は『きちんとした、まともな、かなりの』などの意味の形容詞で
発音記号はdíːsənt です。

descent は『下降、下り坂、堕落』などの意味の名詞で
発音記号はdisént です。

descent と dissent は綴りは異なりますが発音が同じで、
こういうのを『異形同音異義語』homophone と言います。
リスニングでは紛らわしいかもしれませんし、特に名詞として使われていると文脈で判断することになりますね。

まあ、紛らわしいと思った時こそ、きちんと覚えるチャンスなので
まとめて覚えてしまいましょう。

rapport は❓-🧑‍🤝‍🧑-#つぶやき英単語 1981

(2023.5.3)

rapport は『(一致・調和を特徴とした)関係』だそうです。
オンライン英会話のレッスンで覚えました。

THE FREE DICTIONARY の説明でも
Relationship, especially one of mutual trust or emotional affinity.
「特に相互信頼や感情的な親密さを伴う関係』
となっています。

この単語はフランス語からの借用語で、
発音は ræpɔ́r か ræpɔ́ː (ラポァ、ラポー)です。

rapport with ~「~との関係」や
rapport between ~は「~の間の関係」の形でも使われます。

be in rapport with は
「と心が通じ合っている、と互いに理解し合っている」の意味です。

例えば
The teacher had a rapport with his students.
The teacher was in rapport with his students.
「その教師は生徒たちと信頼関係を築いていた」
のように使えます。


なお、この単語は、ららぽーととは関係ありません。
ららぽーとはLaLaport らしいです。



schwa は曖昧な母音でいいのだ!-👻-#つぶやき英単語 1726

(2022.9.2)

何でも白か黒かきっぱりさせたい人はいると思いますが、
世の中、灰色とか「曖昧(あいまい)なもの」があって成り立っているのですよね。

schwa も、そんなものの代表ではないでしょうか。

schwa のCambridge Dictionary での説明
the weak vowel sound in some syllables that is not emphasized, such as the first syllable of “about” and the second syllable of “given”, or the ə symbol that represents this sound
「aboutの第1音節やgivenの第2音節などのような一部の音節にある強調されない弱母音、またはこの音を表す発音記号ə」
となっていました。

schwa は英和辞典には『シュワ―』とそのまま出ている他、『曖昧母音』とも訳されます。
アクセントの無い音節で弱く発音され、アイウエオのどれにも聞こえるような母音なので
曖昧な母音ということです。
発音記号の「 ə 」で表される母音が schwaということになります。

この schwa 曖昧母音というのを知って、
僕は少し気楽に英語を発音できるような気がします。
勝手な解釈かもしれませんが、アクセントの無い音節のschwaの所は、
弱く曖昧に発音しておくのが正解ということですよね。
曖昧でいいのだ!

だから例えば about は、
ウトかェウトか分からないぐらい「曖昧」でいいのではないかという気がしないでもないです。
(曖昧に言ってみた)

warrior と worrier -🗡️-#つぶやき英単語 1717

(2022.8.23)

オンライン英会話のレッスンで、
warrior 『戦士』とworrier『心配性の人』が両方出てくる文章を読む羽目になり、
発音が同じでないというのは分かりますが、なんだか混乱して・・・。

ここで確認しておくと
戦士のwarrior は発音記号だとwɔ́rjərで、ウォリアーのような発音です。
これに対し、心配性の人のworrier はwə́ːriərで、ワーリアに近い発音ですね。
(wa がウォで、woがワになるのは、ありがちです。)

せっかくなので、二つの単語が入った例文を書いてみました。
ついでに、wをマシマシで。

We were worried the warrior was a worrier.
「私たちは、その戦士が心配性なのを心配していました」

声に出して読んでみてね。

clicheはどんな意味?-🤨-#つぶやき英単語 1590

(2022.4.18)

cliche という単語は、名詞なら『決まり文句、陳腐な表現』の意味です。

「型にはまった」の意味のフランス語に由来するので、より正式にはcliché と表記すべきかもしれません。
発音も、kliːʃéi (クリーシェイ)というフランス語らしい感じになります。

cliche は形容詞としても『(表現などが)使い古された、陳腐な』の意味で使われ、 cliched でも同じような意味です。

赤ちゃんギャングのイラスト

例文です。
The scoundrel uttered the cliched throwaway line, “You’ll regret it”.
悪党は、「後悔するぞ」という陳腐な捨て台詞を口にした。

My feelings for her cannot be expressed in such a cliche.
私の彼女に対する気持ちは、そんな使い古された言葉で表せません。

(いくら陳腐でも、言葉にしといた方がいいとは思うけどね。)

th だけど th じゃない?―😑―#つぶやき英単語 1545

(2022.3.5)

thだけどthじゃない件。
英語の中で、th って舌を噛む感じで発音するとだけ思ってます?
基本そうなんですけれど、
つづりはth なのに発音はいわゆるthの音(発音記号θ,ð)じゃない単語があるんですね。

💻

最近、オンライン英会話のレッスンで
Thai ってth の発音じゃないよね、ということでひとしきり話しました。

Thai は『タイ人、タイ語』の意味の単語です。
発音は記号では tái で、カタカナなら「タイ」ですね。(当たり前ですけど)

他にも
人名 Thomas  発音は tάməs、トマス
川の名 Thames  発音は témz、テムズ
などはいわゆるthの音ではないわけです。

これらは、外国に由来したり、固有名詞で会ったりするので、英語の発音のルールの例外になるとも考えられます。

ただ、
asthma 『ぜんそく』 発音は æzmə 、アズマ
とかはzですから、典型的なthの音じゃないんですね。
ここからは、僕の解釈ですけれど、
as までを発音するとæzなので、このz という強い音が直前にあると
th の音が入る余地がないということかもしれません。
また、zのðの音を続けて発音するのは舌の動きとして無理かも。

なので今のところ、以下のような場合にthの綴りでもθやð以外の発音になると僕は考えています。
1)そもそも英語のthの音以外で発音する理由がある外国語来の語や固有名詞の場合
2)前後の発音に影響されて、thの発音がカバーされたり困難な場合

大多数の場合は、th の綴りなら、θやðの大人わけですから、
例外の単語に出会ったときに、頭に入れるようにしていけばいいかとは思いますけどね。